顧客の情報収集から対応までをformrun1つで完結!Googleスプレッドシート連携とSlack連携を活用し業務を効率化!(株式会社アドレス 様)
株式会社アドレスは、「いつもの場所がいくつもある、という生き方。」を理念に掲げ、空き家を多拠点居住の住まいとしてリノベーションすることで、都市と地方の人口がシェアされる動きを生み出し、地域活性化を目指しています。
同社は、月額4万円から生活や仕事に必要なものを全て揃えた、「定額 全国住み放題」サービスを提供しています。個人契約だけなく、福利厚生やリモートワーク拠点利用など法人向けサービスも展開しています。
今回は、サービス申し込みフォームや会員以外の方向けのエントーフォームなど様々な用途でformrunをご利用いただいている株式会社アドレスの内田様にお話を伺いました。
事業内容 |
住まい・不動産 |
主な用途 |
営業管理/顧客管理 |
推しの機能 |
クリエイターフォーム |
目から鱗の機能 |
ボード画面 |
利用プラン |
PROFESSIONALプラン |
最初に、formrunをどのような用途で活用されているのですか?
内田様:主に以下2つの用途でformrunを活用しています。
- 外部向けエントリー用途
- 会員向け申請用途
外部向けエントリー用途では、ADDressの会員ではない方を対象に「家守(管理人)募集エントリーフォーム」を作成しています。
ADDressが日本各地で運営している家には、「家守(やもり)」と呼ばれる管理人がそれぞれ担当として付いています。ADDressでは、住居を提供するだけでなく、家守を中心に会員様と地域の方々との交流機会や、ユニークなローカル体験を提供しています。
参照:https://note.com/address/n/nad1650b67f87
※
家守(管理人)募集エントリーフォーム
会員向け申請用途では、「ADDress入居申請フォーム」など、ADDressが提供している家を利用する際の申請フォームをformrunで作成しています。
「ADDress入居申請フォーム」は、お客様がADDress会員への登録時にご回答いただくフォームになります。
※ADDress入居申請フォーム
また現在は、上記の用途以外でも「サービスに関するお問い合わせフォーム」や「ADDress 中途解約フォーム」など様々な用途でformrunを活用しています。
なぜ、formrunを導入されたのですか?背景をお聞かせください。
内田様:formrunを導入した理由は、
- 誰でも簡単にデザインが統一されたフォームを作成できる
- データ管理がしやすい
ためです。
フォームテンプレート選択により簡単にフォームを作成できるクリエイターフォーム機能を活用して、デザイン性の高いフォームを作成しています。
ADDressのサービス提供が始まった当初は、他社のフォーム作成ツールを利用しておりました。
しかし、広く世の中に溢れているありきたりなフォームだとデザイン性がなく、とても簡素なフォームなため、お客様に与える信頼感が下がってしまったり、フォーム回答の離脱率が上がってしまったりすると思います。
formrurn以外にも活用できるフォーム作成ツールはありましたが、formrunで作成するフォームは自由にカスタマイズすることができ、デザインも綺麗なため、お客様にも自信を持って案内することができました。
また、フォーム作成数を増やすために有料プランにアップデートし、約90フォームをformrunで作成しており、「ADDressといえばformrun」というイメージが社内外に浸透してきています。
PROFESSIONALプランにアップグレードされた理由をお聞かせください。
内田様:PROFESSIONALプランへのアップグレードの理由は、
が可能なためです。
ADDressはスタートアップであるため、社内システムの構築が手付かずで、仕組み化できていない部分があります。
そのため、現在は顧客管理の一部をGoogleスプレッドシート上で行っております。
formrunとGoogleスプレッドシートの自動連携を設定することで、フォームに届いたお客様のデータを自動出力し、マスターファイルにデータを保存して管理しています。
また、Googleスプレッドシートとの自動連携は、社外の方との情報共有を行う際にも活用しています。
ADDressでは、連携しているパートナー企業様のキャンペーンフォームを運用しており、フォームメンバーに外部の方のアカウントを招待し、Googleスプレッドシートのログイン権限を付与することで情報の共有を行っております。
※実際に運用されているキャンペーンフォーム
また、顧客管理のためにSaleforce連携を検討しているフォームがあるため、PROFESSIONALプランへのアップグレードを行いました。
formrunを導入後、業務の効率化につながった機能はありますか?
内田様:以下の2つの機能が業務の効率化に繋がりました。
formrunでは、フォームへの回答があった場合、該当フォームのボード画面にお客様が入力されたデータがカードとして作成されるので、お客様のステータス管理がしやすく助かっています。
ADDressでは、会員登録をお申込みのすべての方に「面談」を実施しています。先程も述べた通り、ADDressでは、地域の方々との交流などもあり、人間関係を大事にしているため、申し込みと同時に利用ができるわけなく、必ずオンラインでの面談を挟んでいます。
ボード画面では、お客様のカードにステータスを設定することができるため、「書類を送信したのか」や「面談を行ったのか」などお客様の対応状況を一目で把握することができます。
ボード画面でのステータス設定 ※デモ画像です
「面談」の日程を調整する際は、ボード画面のカードから個別にメールを送信しています。
お客様とのやり取りをそれぞれのカード上で確認できるので、情報整理がしやすく、フォーム作成からステータス管理、お客様とのコミュニケーションまで、すべてformrunで完結できています。
また、フォーム送信後の自動返信メールに変数機能を設定しておくと、フォームの受付データも表示させることができます。
変数設定を利用することにより、どのような内容でフォーム回答が送信されたのかをお客様にご確認いただくことで、お客様とのその後のコミュニケーションで認識の齟齬をなくすことができています。
また、Slack連携機能を活用し、Slackチャンネルに通知を飛ばすことで、社内だけでなくマルチチャンネルゲストとしてSlackに招待されている社外の方にもフォームから受け付けるデータを共有しています。
通知メールの場合、メールを見逃してしまうことがよくあり、対応漏れが発生してしまう可能性がありますが、Slackに通知させることで迅速に対応できるので業務の効率化につながりました。
ADDressでは、「中途解約フォーム」もformrunで作成しており、Slackとの連携を行うことでお客様からクレームをいただいた際に即時で確認することができます。
そのため、優先度の高いお問い合わせを瞬時に判断できるようになり、スピード感を持ってお客様に対応することができています。
最後に、formrunをどのような方にお勧めしたいですか??
内田様:スタートアップの企業におすすめです。特に、スタートアップでお客様を管理する社内システムがまだ整備されていない場合に当てはまる方、Googleスプレッドシートで顧客管理を行っている方は、少なくないと思われます。
formrunの場合、顧客情報を獲得するフォームの作成から顧客への対応までの業務オペレーションを簡単に組むことができるのでぜひ検討してみても良いと思います。
新卒で広告会社に入社。経営企画局・経理財務局にて勤務。その後、地方創生をテーマとして全国の自治体のコンサルティング業務に従事。
2019年より株式会社アドレスに参画し、サービスローンチ時より拠点開発とコミュニティ構築などを担当し、現在はサービスの体制設計を主に担当。