マーケターのストレスなくEFO施策が手軽に、高速に!BtoBマーケティングにも活用できるformrun活用法とは(株式会社Shirofune 様)
株式会社Shirofuneは、Google・Yahoo!・Facebook・Instagramの広告運用を自動化する「Shirofune」を提供しています。「Shirofune」とは、従来の広告運用より月間の作業時間を最大92%削減しつつ、同時に、広告媒体での運用時よりCV数3倍など、高い広告成果を達成できる広告運用自動化ツールです。
同社では、BtoBマーケティングの戦略立案から実務までを一気通貫して支援している株式会社才流の力も借りながら「Shirofune」のマーケティングに取り組んでいます。
今回はShirofuneの資料請求フォームなどでformrunをご利用いただいている株式会社Shirofuneの代表取締役である菊池満長様と、formrunの運用も担当する株式会社才流の金森悠介様にお話を伺いました。
事業内容 |
広告運用自動化ツールShirofuneの提供 |
主な用途 |
資料請求・ダウンロード |
推しの機能 |
ファイルダウンロード |
目から鱗の機能 |
広告タグ |
利用プラン |
PROFESSIONALプラン |
formrunの導入のきっかけを教えてください。
菊池様:formrunを導入する前としては、以下の状態でした。
- お問い合わせフォームは存在するが、ほとんど機能していない
- プロダクト開発以外のところでわざわざコードを書いて、資料請求フォームを作成する必要がある
そこで、マーケティングのコンサルティングサービスを提供している株式会社才流代表取締役の栗原さんに相談したところ、その場でformrunを紹介されたことが導入のきっかけでした。
株式会社Shirofune 菊池様
formrun導入の決め手は何だったのでしょうか。
菊池様:大きな理由として、マーケティング目線でフォームを作成する状況であったことが挙げられます。
formrunでは、資料請求フォーム作成時のサンクスページに、ファイルダウンロードボタンやGoogleアナリティクスのタグを設定できます。
金森様:また、運用担当者としては、FAQが充実していることも一つの要素として重要ですね。実は、前任者から引き継ぎをしたときに、formrunの利用レクチャーを受けていないんですよね。
それでも、直感的に操作できるUIと困った時のFAQで、導入時はもちろん引き継ぎ時のコストもほぼありませんでした。
左:株式会社才流 金森様、右:株式会社Shirofune 菊池様
マーケティング目線のformrunご活用状況はいかがでしょうか?
金森様:実際にEFO施策として、行なったことが主に2つあります。
- 回答項目の整理
- 公開フォームに画像を載せる
1.回答項目の整理
1つ目の「回答項目の整理」としては、資料請求フォームに回答する方の興味や検討度合いにより、回答項目を精査しました。
例えばサービス紹介資料の場合、Shirofuneに対する検討度が高いため、項目を多くして商談獲得につなげやすいようにしています。また、お役立ち資料の場合、サービス検討度合いとしてはまだ低いお客様が多いため、項目数を少なくしてCVRを高めるようにしています。
複数あるフォームを、検討度の高いホットリード用のフォーム、検討度の低いコールドリード用のフォームを2つに分け、項目も整理した結果、フォーム入力完了率が2倍になりました。
2.公開フォームに画像を載せる
2つ目の公開フォームに画像を載せることについては、資料の中身をページ上で確認できるようにしました。フォームを記入する前に、訪問者に興味を持たせる資料画像の中身をチラ見せすることにより、フォームの入力完了率アップを期待できます。(下図参照)
こちらのような修正をformrunのクリエイターフォームだと簡単にできるので、本当にありがたいです。
※実際の資料請求フォーム
参照:https://form.run/@shirofune-document
formrunのお気に入りの機能はありますか?
金森様:
上記2つの機能です。
1.ファイルダウンロード
ファイルダウンロードボタンをサンクスページに設置すると、資料を確認してもらえる確率が上がると推測しています。
サンクスページに資料ダウンロードボタンを設置せず、自動返信メールに添付資料として送付するだけでは、資料に目を通すことを忘れてしまう可能性があります。場合によってはずっと資料に目を通されないこともあります。
フォーム送信後、すぐに閲覧するサンクスページに資料を設置する場合、即時でダウンロードができるため、資料の読了率を向上させることができると期待しています。
※実際の資料請求フォームのサンクスページ
2.詳細検索
ボード画面の詳細検索では、資料請求フォームに応募したフォーム回答者の集計を簡単にできます。
Shirofuneの資料請求フォームでは、「貴社の立場を教えてください」という項目があり、「広告主」「広告代理店」「その他」などを選択してもらうようにしています。
そちらの集計を行うときに、詳細検索を利用して「広告主」と打つだけで、該当の資料請求フォームではXXX件中◯◯件が「広告主」であることがわかります。
株式会社才流 金森様
PROFESSIONALプランにアップグレードしたのはなぜでしょうか?
菊池様:広告タグの埋め込みに尽きますね。
1年ほど前にこちらの機能が開発されたタイミングで、PROFESSIONALプランにアップグレードしました。広告タグをformrunで埋め込み、広告のパフォーマンスの管理は全てShirofuneで運用しています。
資料ダウンロード系の施策は広告効果を検証をしないと意味がないため、こちらの機能だけでもPROFESSIONALプランにアップグレードするだけの価値があると思います。
※広告運用自動化ツール「Shirofune」の管理画面
最後にformrunをお勧めする企業を教えてください!
金森様:スタートアップやベンチャーなど、エンジニアリソースが足りていない企業や、マーケターの方にお勧めしたいですね。
特にスタートアップでは、施策を高速に回すことが重要です。formrunであれば自分ですぐにフォームの編集や修正ができるため、エンジニアに設問項目の変更やデータの管理方法をその都度、要件定義する必要がなく、スムーズに施策を進めることができます。フォーム改修にストレスを感じる企業の方々には、ぜひformrunを利用してみてほしいですね。
大手ネット広告代理店に新卒で2006年に入社し、一貫してリスティング広告運用に従事。特に局長・子会社の代表時代にリスティング広告の運用オペレーション組織・システムの構築に深く関わる。
2014年に株式会社Shirofuneを設立。広告運用の職人技を独自のアルゴリズムで再現し、アカウントの構築から自動入札・レポート作成・運用改善までを一貫して行える広告運用自動化ツールを提供。2016年7月に国内導入数No.1を獲得。
学生時代、BtoBコンテンツの受託制作をしていたことを機に株式会社才流に新卒入社。SaaSスタートアップや大手企業のマーケティング戦略立案、施策実行を中心に、自社の営業・マーケティングも担当。個人でもBtoB事業者向けのWebメディアを運営。