アンケートの雛形をコピーし、わずか2日間でフォームを公開!アンケートフォームの作成におけるformrun活用方法(株式会社文化放送 様)
近年、従来の「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」のマスメディア媒体にインターネットが加わり、私たちは常に満ち溢れる情報に囲まれ、便利な生活を送れるようになりました。
その一方、情報の送受信が簡単になったことにより、情報の信頼性を判断することが難しくなっています。
このような社会の中で株式会社文化放送は音声媒体であるラジオが培ってきた「言葉の強さと誠実さ」「信頼と絆のチカラ」を大切にし、リスナーの方に安心して楽しんでいただけるコンテンツとエンターテイメントを提供し続けています。
今回は、各ラジオ番組のアンケート作成にformrunをご利用いただいている、メディア開発局ビジネス開発部の三ツ谷様にお話を伺いました。
事業内容 |
ラジオ番組の制作と販売 |
主な用途 |
調査・アンケート |
推しの機能 |
iframe埋め込み機能 |
目から鱗の機能 |
CSVエクスポート機能 |
利用プラン |
PROFESSIONALプラン |
現在はformrunをどのような用途でご利用していらっしゃるのですか。
三ツ谷様:ラジオ番組でアンケートを取るためなどにformrunを利用しています。
ラジオ番組でアンケートを取る際の流れとして、ラジオ番組の制作・企画を担当する制作部や編成部、番組提供社様と向き合うセクションである営業部や営業推進部、自社WEBサイトの管理・運営などのインターネット関連業務を担当するビジネス開発部に分かれて仕事をしています。
アンケート企画を行う場合は、まず制作部と営業部がアンケートの企画から内容の考案までを行い、その後ビジネス開発部に要件を渡します。
私はビジネス開発部に属しているので、制作部や営業部からの要望を受け、その後にformrunでアンケートフォームを作成します。
アンケートの回収が終わったら、制作部や営業部の各担当がCSVエクスポート機能を利用し、出力したデータを元に次の番組の方針を考えています。
アンケートフォームを作成する上で、どのような課題感があったのでしょうか?
三ツ谷様:今の部署に配属される前は別のサービスを利用しており、
- フォームの作成のしやすさ
- 費用感
で課題を感じていました。
別のサービスはHTMLタグを入力することでフォームを自由にカスタマイズできるサービスで、月額費用として数十万円かかるサービスでした。
どのようにformrunの導入に踏み切ったのですか?
三ツ谷様:技術部からビジネス開発部に異動するタイミングで、株式会社文化放送の関連会社である株式会社文化放送iCraftに相談したところ、formrunの紹介を受けました。
株式会社文化放送iCraftからformrunの話を聞いて魅力に感じたポイントは、
- コストの安さ
- iframe埋め込み機能
- フォームを直感的に作成できること
です。
無料でフォームを作成できるFREEプランも用意されており、有料のSTARTERプランを導入するとしても月額4,980円(税抜)と低コストであるため、とりあえずformrunを導入してみることにしました(※1)。
また、「iframe埋め込み機能」もformrunを導入する決め手になりました。安価であるにも関わらず、アンケートフォームを番組サイトに簡単に埋め込むことができるため、番組サイトにフォームを埋め込むか、埋め込まないかの2つの選択肢を制作部や編成部に提案できることに魅力を感じました。
さらに、formrunは直感的な操作でフォームを作成できるようになっているので、以前と比べて、フォーム作成に費やす時間を大幅に削減できるようになると思い、formrunを導入しました。
実際にformrunを活用されてみていかがでしたか。
三ツ谷様:フォームの作成を依頼されてから、2日以内にフォームを公開することができました。
短時間でアンケートを作成・公開できた理由としては、
- クリエイターフォームでは、ボタンをクリックするだけで設問項目を追加できる
- フォームのコピー機能がある
の2つが大きな理由であると思います。
formrunではボタンをクリックするだけで、フォームの設問項目を追加できます。そのため、ITの知識に強くなくても、誰でも簡単に短時間でフォームを作成できます。
また、フォームのコピー機能も重宝させていただいています。
株式会社文化放送では、フォームの雛形を用意しています。どの放送番組でも、アンケートフォームでリスナーさんに入力していただく個人情報は同じであるため、ボタンクリックで同じ項目を挿入するよりも、フォームをコピーした方が早くフォームを作成できるからです。
アンケートの雛形をコピーした後は、変更したい設問項目のみ編集するレギュレーションで運用しています。
上記2つのおかげで、約1時間でフォームを作成することができています。
ラジオ番組制作部から番組を放送する前日にフォームの作成を依頼されることもあるので、1時間でフォームを作成することができるのは本当にありがたいです。
フォーム一覧画面では、フォームをコピーすることが可能です。
アンケートの雛形を作成しておき、コピーして変えたいところのみ編集するとは、良いアイデアですね!FREEプランからSTARTERプラン、STARTERプランからPROFESSIONALプランに変更した理由を教えてください。
三ツ谷様:無料のFREEプランからSTARTERプランに変更した理由は、CSVエクスポート機能を使いたかったためです。
アンケートの回答データを元に、今後の番組の方向性を決めています。
年に数回、10,000件以上のアンケート回答が届くことがあり、以前は1,000件ずつに分けて複数回エクスポートしていました。
月額12,800円(税抜)のPROFESSIONALプランを利用している場合は、2019年10月にリリースされたGoogle スプレッドシートへの自動出力機能を利用でき、データを手動で出力しなくても、フォームに回答が届くたびにデータを自動で出力できるため、これから活用したいと思っています(※2)。
2019年10月にリリースされたGoogleスプレッドシートへの自動出力機能。
STARTERプランからPROFESSIONALプランに変更した理由は、formrunにログイン可能なメンバー数を増やすためでした。
STARTERプランを利用しているときは、複数のラジオ番組のフォームの作成と複数フォームのCSVエクスポートを3名以内で行なえるようにメンバーの追加・削除を高頻度に行なっていました(※3)。
しかし、ラジオ番組のフォームを同時期に3つ以上作成しているときは、メンバーの追加・削除が間に合わない、かつ管理が煩雑であったことから、4名以上でformrunにログインできるようPROFESSIONALプランに変更しました。
最後にどんな方にformrunをお薦めしたいですか?
三ツ谷様:ITの知識を持っていないけれど、フォームを早く公開する必要がある方にformrunの活用をお薦めします。
ボタンをクリックするだけでフォームを作成することができれば、フォームの公開予定日の直前に「明日までにフォーム作って!」と急に作成依頼が来ても困りません。
日本には、まだエンジニアの方がいない企業、ITに詳しい担当がいない企業がたくさんあると思います。
そのような企業でこそ、formrunを活用できるのではないでしょうか。
株式会社文化放送に新卒入社後、技術部に配属。
約10年間、主に放送技術、音声技術に関するラジオの現場、機器保守・運用に携わる。
その後ビジネス開発部に異動して、現在はインターネット関連業務を担当し、文化放送のWEBサイトの管理・運営のほか、新規コンテンツプラットフォームへの取り組みなどに携わっている。
(※1)インタビュー当時、STARTERプランは月額4,980円(税抜)でした。現在は月額12,980円(税抜)となっております。
(※2)インタビュー当時、PROFESSIONALプランは月額12,800円(税抜)でした。現在は月額25,800円(税抜)となっております。
(※3)インタビュー当時、STARTERプランのチームメンバーは3人まででした。現在は5名までとなっています。