問い合わせフォームの作り方・注意点をわかりやすく解説【ツール6選】

マーケティング

問い合わせフォームは、インターネット上でユーザーから質問や購入希望などを受け付ける役割を果たします。ユーザーの意見を聞いたり製品購入につなげたりするために必須の仕組みですが、「そもそもフォームを作成できる予算や知識がない」「問い合わせフォームは作っているがデザインが古くユーザビリティも今ひとつ」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、問い合わせフォームに関して上記のような悩みをお持ちの方に、フォームの作成方法やポイント、無料でフォームを作成できるツールを紹介します。

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問い合わせフォームの作成方法

問い合わせフォームを作成する方法は、大きく3つに分けられます。

コーディングで作成する

プログラミングの知識がある場合は、HTML・CSS・PHPなどのコードを用いて問い合わせフォームを作成できます。

コーディングでフォームを作成すれば、問い合わせフォームのデザインをより細かく編集したり、フォームに動的な機能を自由に追加したりできます。たとえば、文字やボタンの大きさ・色・配置などを自由に変えられるのです。

ただし、専門知識がある担当者が必要ですし、専門の会社に依頼しなくてはいけないので、コストや更新の手間が必要になります。

WordPressでプラグインを使う

WordPressなどのCMSでは、プラグインを使って問い合わせフォームを作成・設置することができます。

WebサイトがWordPressで作られている場合、フォーム機能の一式がプラグインとして用意されているので、簡単にフォームを設置できるのです。この方法であれば、フォーム作成にプログラミングなどの専門知識は必要ありません。

問い合わせフォームを作成できる代表的なプラグインとしては、「Contact Form 7」や「MW WP Form」などがあります。

ただし、WordPress内で複数のプラグインを利用している場合、追加しているプラグインの種類によっては、フォーム作成の作業中にエラーが発生する恐れがあります。プラグインによっては動作がおかしくなるので、プラグイン同士の相性に注意が必要です。

【簡単&無料】WordPressにお問い合わせフォームを設置!厳選プラグイン7選+ツール3選

フォーム作成用のツールを使う

WordPressでは専門知識が必要ないといっても、サーバーへのインストールなどの作業は必要になります。そんな作業もしたくないという人には、「フォーム作成ツール」がおすすめです。

フォーム作成ツールでは、プログラミングなどの専門知識なしに、初心者でも簡単にフォームを作成・設置できます。

こういったツールであれば、様々な機能を持った問い合わせフォームを簡単に作ることができ、資料請求・会員登録・アンケートなどのフォームも手軽に作れます。

集計や管理などに便利である点も、フォーム作成ツールのよさといえます。手作業で集計や管理を行うと入力ミスや情報漏洩のリスクがありますが、ツールを使えばこれらのリスクを回避できます。

問い合わせフォーム作成ツールには無料版と有料版がありますが、無料でもハイクオリティなツールが数多くあります。「formrun(フォームラン)」や「formzu(フォームズ)」などが有名です。

Webフォームツールのおすすめツール7選!メリットや選び方を解説

問い合わせフォームに必要な機能

「無料で簡単に作成できるのなら、早速ツールを導入してみよう」とお考えの方もいることでしょう。
問い合わせフォームを作成する前に、フォーム作成ツールに欠かせない機能を紹介します。
ツールによって強みとなるポイントが異なるので、どのような観点でツールを選択するのかを整理しておくと良いでしょう。

顧客管理機能

顧客の氏名や連絡先といった基本情報をはじめ、趣向・購買履歴・問い合わせ履歴など、顧客に関する幅広い情報を管理するための機能が「顧客管理機能」です。

管理されている情報をもとにさまざまな分析を行い、マーケティング戦略に役立てられます。フォーム作成ツールの中にも、顧客からの問い合わせまで管理できるツールがあります。問い合わせ内容が管理・把握できることで、顧客の声をマーケティング施策やサービス改善に活かすことができるため、フォーム作成ツールを選定する際の参考にしましょう。

スパム対策

問い合わせフォームを設置するときには、スパム対策は必須です。問い合わせフォームを運用していると、大量な迷惑メール、スパムメールが届く可能性があります。

迷惑メールの中には、本文中のURLから悪意あるサイトへ誘導するものや、メールを開くだけでウイルス感染するものなど、危険なメールも数多く含まれています。

また、1日数万通もの迷惑メールが送られてくるようなケースでは、通常の問い合わせメールが埋もれて見つけにくくなり、問い合わせ対応が遅くなってしまう可能性もあります。

このようなリスクを回避するために、スパム対策機能が必要なのです。フォームを利用する場合には、スパム対策機能が備わっているかを確認しましょう。

お問い合わせフォームのスパム対策で行うべきことは?

SSL設定

問い合わせフォームでは、SSL設定ができるかをチェックしましょう。インターネット上でデータのやり取りを行う際、データを暗号化して送受信する仕組みがSSL(Secure Sockets Layer)です。

SSL設定を行うことで、送受信中のデータを悪意ある第三者に盗聴・改ざんされたり、「なりすまし」によりデータを悪用されたりするリスクを軽減できます。ユーザーの個人情報をやり取りするケースが多いお問い合わせフォームでは、情報を保護するためのSSL設定は必須です。

対策を怠ってトラブルに発展すると、会社の信用を落とし顧客を失うことにもなりかねません。フォーム作成ツールを選ぶ際は、SSL設定ができるかどうかをチェックしましょう。

無料で問い合わせフォームを作成できるツール6選

問い合わせフォーム作成が無料でできるツールには色々なものがあります。ここでは無料で始められ、誰でも簡単に問い合わせフォームが作成できるツールを紹介します。ツールによって操作方法や作成できる画面のデザインも異なってくるので、実際に問い合わせフォームを作成して比べてみるのも良いでしょう。

formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)

https://form.run/ja

formrunは、専門的な知識なしにビジュアル豊かなフォームを作成できるツールです。豊富なテンプレートから用途に応じたものを選び、テキストを入力するだけで簡単にフォームを編集・設置できます。

設置したフォームから問い合わせがきたら、問い合わせ管理も行うことができます。問い合わせの進捗はカンバン方式で管理でき、案件ごとに担当者も設定できます。

reCAPTCHA機能やSSL/TLSによるデータ暗号化、サーバーは24時間体制で管理するなどセキュリティ体制も充実しています。大切な顧客データを安心して扱うことができます。

formzu(フォームズ)

Tayori(タヨリ)

https://www.formzu.com/

formzuは、メールアドレスを登録するだけでフォーム作成を始められるツールです。問い合わせフォームの他、商品注文や資料請求などのフォームも作成可能です。作成画面にはガイドもついているので、こうしたツールに不慣れな方でも簡単に作業できます。

formzuの大きな特長は、無料プランでは作成できるフォーム数に制限がないことです。「コストをかけずに問い合わせフォームをたくさん作りたい」という方におすすめのツールです。

また、Googleアナリティクスによるアクセス解析、公開期間設定など、無料プランであっても使える機能が充実しているのも魅力です。SSL通信にも対応しているので、安心の環境で利用できます。

SECURE FORM(セキュアフォーム)

SECURE FORM(セキュアフォーム)

https://www.secure-cloud.jp/sf/

パーツをドラッグ&ドロップで設置するだけで簡単にフォームを作成できるツールです。問い合わせフォーム作成の専門知識がなくても、直感的に操作できるのが魅力です。

無料プランでは、最大3つまでフォームを作成できます。画面の背景デザインは130以上もの種類が用意されており、フォームの目的にあったものを設定できます。国内外の政府機関や大手企業などに導入されているグローバルサイン社のものSSLを採用しています。大切なデータのやり取りも安心して行うことができます。

Formmailer(フォームメーラー)

Formmailer(フォームメーラー)

https://www.form-mailer.jp/

問い合わせ・申し込み・応募など様々な種類のフォームを作成できるツールです。
ドラッグ&ドロップの簡単操作でフォームをすぐに作成できます。CGIやHTMLといった専門知識も不要。誰でも手軽にフォーム作成・設置が可能です。

無料プランと有料プランが利用できますが、有料プランでは問い合わせフォームだけでなくLP(ランディングページ)が作成できたり、スパム防止機能が搭載されたりとより充実したサービスが利用できるようになります。

すべてのプランがSSL暗号化通信に対応しているので、個人情報の取り扱いも安心して行うことができます。

Tayori(タヨリ)

Tayori(タヨリ)

https://tayori.com/

Tayoriは、シンプルなお問い合わせフォームを作成したい方におすすめのツールです。デザイン性にこだわるよりも、無駄のない洗練されたフォームを作りたい方向けです。

操作画面でフォームの項目とカラーデザインを設定するだけで、簡単に問い合わせフォームを設置できます。問い合わせフォームの他に、カタログの申し込み、イベント参加予約、アンケートなどのフォームも作成できます。

また、無料プランであっても問い合わせ内容が管理することができます。もともとカスタマーサポートを目的に開発されたツールなので、ユーザーの意見をしっかり収集・管理できる機能が備わっている点も特長です。

Form Answer(フォームアンサー)

Form answer(フォームアンサー)

https://www.form-answer.com/

問い合わせフォームや申し込みフォームなどを作成できるツールです。20近くのテンプレートが用意されており、背景デザインも豊富。項目を新しく追加できたり、画像や動画、地図が差し込めたりするなどカスタマイズ性の高さが特長です。

無料・有料プランに関わらず問い合わせ内容の管理ができるため、集めたユーザーの声を有効活用するのに便利です。ユーザーとのやり取りはチャット機能を用いて行うことができます。

SSL暗号化通信やユーザー権限の設定、画像認証によるスパム防止など、セキュリティ対策も充実しています。安心安全の利用環境を保ちながら運用できます。

問い合わせフォームで注意すべきポイント

問い合わせフォームを作成する際は、ユーザーの使いやすさや負担なく入力してもらうことを意識しなければなりません。

アクセス数が増え、問い合わせフォームへの導線を最適化できても、離脱が多いと成果が得られません。

せっかく誘導できたユーザーを離脱させないためにも、問い合わせフォームを作成するときは、以下に挙げるポイントに注意しましょう。

項目数を減らす

問い合わせフォームの項目数はなるべく減らしましょう。

フォーム内で入力する項目が多いほど、ユーザーが入力を面倒に感じやすくなり、離脱率が高くなります。不必要なものがないか確認し、目的に合ったものだけ残すことが大事です。フォーム内の無駄な項目を減らすことで、フォームで収集したデータの管理もしやすくなります。

気軽に問い合わせをしてもらいたいなら、5項目程度に抑えるのがおすすめです。制約の見込みが高い場合は、10程度の項目をフォームに用意してデータを管理することも考えられます。

動作を減らす

フォーム内では、1つの項目内で入力動作が多くならないように意識する必要もあります。

氏名は苗字と名前を分ける必要があるのか、メールアドレスでは@前後で分けなければならないのか、電話番号や郵便番号はハイフンで区切る必要があるのかを考えましょう。

氏名・メールアドレス・電話番号・郵便番号は、入力窓を1つにすることで、カーソルを移動させる手間を省けます。

全角半角対応

フォームでは、入力する英数字を全角か半角のどちらかに指定してしまうと、変換作業を面倒に感じたり、変換の仕方が分からなかったりするため、離脱数の増加につながる可能性があります。

ユーザーにストレスを与えやすい例が、英数字や記号の全角指定です。たとえば、住所の番地を「1-2-3」と入力したいような場合、全角に変換する作業は分かりにくいため、あきらめてしまう人も多いでしょう。

ユーザーの使いやすさを優先し、全角半角の指定はしないようにするのがおすすめです。管理側の都合で全角と半角を統一したいなら、データを一旦収集した上で、管理側のシステム上で全角と半角をそろえるようにしましょう。

必須・任意表示

入力する項目を必須と任意に分けたい場合は、それぞれに必須か任意のいずれかを表示することが重要です。少なくとも、必須だけは表示しておく必要があります。

必須・任意の表示がどちらも全くない状態では、全てが必須ととらえられかねず、項目の多さにより離脱してしまうこともあるでしょう。

また、システム内部で必須と任意に分けているにもかかわらず、どちらの表示もなされていなければ、必須項目の未入力でエラーが出ても、ユーザーにはエラーの意味が分かりません。

必須項目は「*」のみの表示にするのではなく、分かりやすいように「必須」「任意」と明確な言葉で表示しましょう。必須と任意を色分けするとより分かりやすくなります。

エラー表示

問い合わせフォームでは、入力に何らかの不備があった場合、エラー表示を出すことが可能です。

エラー表示では、どの部分にどのような入力の不備があるのかを明確に示す必要があります。どこの何を修正すればよいのか分からなければ、ユーザーの離脱を招く原因となるでしょう。

エラーの場所に色を付けるだけの表示では、ユーザーに寄り添ったエラー表示とはいえません。「ふりがなが入力されていません」「メールアドレスが一致していません」のように、エラーの場所に加えて理由まで表示するのが理想です。

内容確認画面に遷移した後ではなく、入力画面にリアルタイムでエラーを表示させられるようにできれば、ユーザーの操作数が減るため、より親切な問い合わせフォームになります。

スマホ対応

総務省の「令和2年版情報通信白書」によると、2019年時点での個人におけるスマートフォンの保有率は67.6%となっています。

これからの時代に問い合わせフォームを作成する際には、スマホユーザーの利便性を意識することが重要です。

スマホはPCに比べ画面が小さい上、文字入力の操作方法も異なります。問い合わせフォームがスマホで表示された際、サイズが自動調整されたり入力方法が最適化されたりする機能が備わっていれば、より使いやすいフォームを提供できます。

確認画面

WordPressのプラグインなどでは、問い合わせフォームの送信完了前に表示させる確認画面がないものがあります。

しかし、送信前の確認画面をなくすと、誤ったデータが送信されやすくなります。特に、EC系など情報に高い正確性を求めるサイトの場合は、フォーム送信前の確認画面でデータが正確なものかどうかチェックしてもらうことが重要であるため、フォームの確認画面は必須です。

確認画面があるという前提でフォームに入力しているユーザーが多いことも意識しましょう。確認なしでデータが送信されてしまうと、不安を抱かせてしまいかねません。

送信前の確認画面はないよりある方が、親切な設計になるといえるでしょう。入力画面では「確認画面に進む」の文言にするなど、安心してフォームの送信ボタンを押してもらえるようなデザインにしましょう。

送信後のアクション表示

フォームの送信ボタンを押した後に表示させるページでは、送信が完了したことを明確に表示し、ユーザーに安心感を与える必要があります。

サイト側からの連絡を待てばよいのか、さらに何らかの手続きを行う必要があるのかなど、ユーザーに求められていることがはっきりしていれば、送信後の不安を解消できるでしょう。

ユーザーにとって有益な情報がある場合や、ユーザーにさらなるオファーを出したい場合は、送信完了画面に表示させるのも一つの方法です。

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まとめ:問い合わせフォームは無料で簡単に作れる!

問い合わせフォームは、プログラミング、WordPressのプラグイン、作成用ツールのいずれかで作成可能です。無料のツールを使えば、コストを抑えながら簡単に問い合わせフォームを導入できます。

問い合わせフォームをサイトに組み込む際は、できるだけ離脱率を下げるために、ユーザー視点での設計を意識することが重要です。入力しやすい仕様にしたり、安心感を与える表示を心掛けたりすることで、気持ちよく入力を進めてもらえるでしょう。

どのツールを導入すればよいのか分からないという方には、formrunがおすすめです。専門的なスキルを持たない人でも、豊富に用意されたデザインを使用して凝った問い合わせフォームを作成できます。

万全なセキュリティ対策が施されているため、個人情報を安心して取り扱えることもメリットです。まだ問い合わせフォーム作成ツールを使ったことがないという方は、formrunの無料プランを試してみましょう。

問い合わせフォームに関するよくある質問

ここでは問い合わせフォームについて、よくある質問を取り上げて解説していきます。

問い合わせフォームとは?

問い合わせフォームとは、Webサイトに埋め込まれたフォームに直接メッセージを入力し、問い合わせを送信できる機能のことです。

インターネット上でユーザーから質問や購入希望などを受け付ける役割を果たし、ユーザーの意見を業務向上に役立てたり、多数の問い合わせを楽に管理できるようになります。

問い合わせフォーム作成ツールを選ぶポイントは?

まずはフォームのテンプレートをチェックし、デザインが作成したいイメージと合っているかを確認しましょう。また、フォームに関する機能以外にも、「回答を管理できる機能があるか」「スパム対策ができるか」「SSL設定(通信の暗号化)ができるか」という点を確認するのがおすすめです。

特にスパム対策やSSL設定は、セキュリティ対策をする上で必須となるため、導入の際には必ず確認するようにしましょう。

問い合わせフォーム作成の際の注意点は?

ユーザーにとって入力しにくいフォームでは離脱が発生してしまうため、入力する側の視点を考慮してフォームを作ることが重要です。

「項目数をむやみに増やさない」「必須項目を明確にする」「入力エラーの理由を分かりやすく表示」「スマホからも入力できるようにする」といったポイントは必ず気をつけるべきでしょう。また、ユーザーの送信後のアクションを明確に示すことも大切です。

問い合わせフォーム設置にかかる費用は?

問い合わせフォームの導入費用はツールによって異なり、無料のものから有料のものまでさまざまです。また、有料のものは月額1,000円から25,000円ほどの費用感となります。機能を比較し、費用に見合っているか確認してから導入を進めましょう。