問い合わせフォームは、インターネット上でユーザーから質問や購入希望などを受け付ける役割を果たします。ユーザーの意見を聞いたり製品購入につなげたりするために必須の仕組みですが、「そもそもフォームを作成できる予算や知識がない」「問い合わせフォームは作っているがデザインが古くユーザビリティも今ひとつ」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、問い合わせフォームに関して上記のような悩みをお持ちの方に、フォームの作成方法やポイント、無料でフォームを作成できるツールを紹介します。
▼無料で使えるお問い合わせフォーム作成ツールなら「formrun」
無料で高品質なお問い合わせフォームをつくりたい方には、弊社の「formrun」がおすすめです。まずは、無料でお問い合わせフォームをつくって試してみてください。
目次
無料から利用できる問い合わせフォーム作成ツール11選
問い合わせフォームが無料で作成できるツールには色々なものがあります。ここでは無料で始められ、誰でも簡単に問い合わせフォームが作成できるツールを紹介します。
ツールによって操作方法や作成できる画面のデザインも異なってくるので、実際に問い合わせフォームを作成して比べてみるのも良いでしょう。以下の表で、無料で利用できるツールの重要な機能を比較しています。
ツール名 | ステータス管理機能 | CSVのDL | セキュリティ | 連携ツール |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
◎ | ◎ | ◯ | △ | |
○ | × | ◯ | ✕ | |
○ | ◎ | ◯ | △ | |
◎ | ◎ | ◯ | ◯ | |
◎ | ◎ | ◯ | ◯ | |
× | ◎ | ◯ | ◯ | |
◎ | × | ◯ | ✕ | |
× | ○ | ◯ | △ | |
◎ | × | ◯ | △ | |
◎ | × | ◯ | ◯ |
1. formrun(フォームラン)
.png)
formrunは、専門的な知識なしにビジュアル豊かなフォームを作成できるツールです。豊富なテンプレートから用途に応じたものを選び、テキストを入力するだけで簡単にフォームを編集・設置できます。設置したフォームから問い合わせがきたら、問い合わせ管理も行うことができます。問い合わせの進捗はカンバン方式で管理でき、案件ごとに担当者も設定できます。
reCAPTCHA機能やSSL/TLSによるデータ暗号化、サーバーは24時間体制で管理するなどセキュリティ体制も充実しています。大切な顧客データを安心して扱うことができます。
月額料金無料のプランを用意しているので、試してみたい場合にもおすすめです。
2. formzu(フォームズ)

formzuは、メールアドレスを登録するだけでフォーム作成を始められるツールです。問い合わせフォームの他、商品注文や資料請求などのフォームも作成可能です。作成画面にはガイドもついているので、こうしたツールに不慣れな方でも簡単に作業できます。
formzuの大きな特長は、月額料金が無料プランでは作成できるフォーム数に制限がないことです。「コストをかけずに問い合わせフォームをたくさん作りたい」という方におすすめのツールです。
また、Googleアナリティクスによるアクセス解析、公開期間設定など、月額料金が無料のプランであっても使える機能が充実しているのも魅力です。SSL通信にも対応しているので、安心の環境で利用できます。
3. SECURE FORM(セキュアフォーム)

パーツをドラッグ&ドロップで設置するだけで簡単にフォームを作成できるツールです。問い合わせフォーム作成の専門知識がなくても、直感的に操作できるのが魅力です。
月額料金が無料のプランでは、最大3つまでフォームを作成できます。画面の背景デザインは130以上もの種類が用意されており、フォームの目的にあったものを設定できます。国内外の政府機関や大手企業などに導入されているグローバルサイン社のSSLを採用しています。大切なデータのやり取りも安心して行うことができます。
4. Formmailer(フォームメーラー)

問い合わせ・申し込み・応募など様々な種類のフォームを作成できるツールです。
ドラッグ&ドロップの簡単操作でフォームをすぐに作成できます。CGIやHTMLといった専門知識も不要。誰でも手軽にフォーム作成・設置が可能です。
月額料金がかからない無料プランと有料プランが利用できますが、有料プランでは問い合わせフォームだけでなくLP(ランディングページ)が作成できたり、スパム防止機能が搭載されたりとより充実したサービスが利用できるようになります。
すべてのプランがSSL暗号化通信に対応しているので、個人情報の取り扱いも安心して行うことができます。
5. Tayori(タヨリ)

Tayoriは、シンプルなお問い合わせフォームを作成したい方におすすめのツールです。デザイン性にこだわるよりも、無駄のない洗練されたフォームを作りたい方向けです。
操作画面でフォームの項目とカラーデザインを設定するだけで、簡単に問い合わせフォームを設置できます。問い合わせフォームの他に、カタログの申し込み、イベント参加予約、アンケートなどのフォームも作成できます。
また、月額料金が無料のプランであっても問い合わせ内容を管理できます。もともとカスタマーサポートを目的に開発されたツールなので、ユーザーの意見をしっかり収集・管理できる機能が備わっている点も特長です。
6. Form Answer(フォームアンサー)

問い合わせフォームや申し込みフォームなどを作成できるツールです。20近くのテンプレートが用意されており、背景デザインも豊富。項目を新しく追加できたり、画像や動画、地図が差し込めたりするなどカスタマイズ性の高さが特長です。
無料・有料プランに関わらず問い合わせ内容の管理ができるため、集めたユーザーの声を有効活用するのに便利です。ユーザーとのやり取りはチャット機能を用いて行うことができます。
SSL暗号化通信やユーザー権限の設定、画像認証によるスパム防止など、セキュリティ対策も充実しています。安心安全の利用環境を保ちながら運用できます。
7. オレンジフォーム

オレンジフォームは、シンプルな問い合わせフォームが簡単に作成できるフォーム作成ツールです。デザインにこだわりがなく、シンプルな問い合わせフォームを導入したい方に最適です。
オレンジフォームは同社のオレンジメールと連携ができるため、ステップメールやメルマガの配信にも対応しています。セキュリティ面では、SSLなどの基本機能を備えています。
また、ChatworkやGoogleスプレッドシート、Googleアドワーズなどと連携ができるため、フォームから得られたデータを共有し、マーケティングに利用できます。外部ツールを複数連携させたい場合は料金が月額1,200円の有料プランが必要ですが、コストもリーズナブルで導入しやすいツールといえます。
8. FormOK

「FormOK」は、アメリカの企業が提供する問い合わせフォーム作成ツールです。
問い合わせフォームの項目は、ドラッグ&ドロップの簡単操作で作成可能です。同社は大量のファイルを添付できる「ギガファイルアップローダー」という機能を開発しており、FormOKの問い合わせフォームにもファイル添付機能をつけることができます。
問い合わせフォームを作成した後は、フォームへアクセスできる専用のQRコードが自動で作成されるので、問い合わせフォームへのアクセスを容易にします。
月額料金が無料のフリープランでは、フォーム項目数とフォーム作成数が無制限です。
9. SuguForm(スグフォーム)

SuguFormは問い合わせフォームはもちろん、アンケート・注文・応募・採用などの幅広い利用シーンに対応できるフォーム作成ツールです。
月額料金が無料のプランでも、ユーザーの入力内容に誤りがあった場合に自動で教えてくれるバリデーション機能や住所入力の自動補完機能など、回答率を向上する機能を利用できます。
フォーム項目の作成数や項目の設置数、フォーム送信数も無制限ですが、顧客の問い合わせデータの保存期間や添付ファイルのサイズには制限があるので注意しましょう。
10. SELECTTYPE(セレクトタイプ)
.png)
SELECTTYPEは、様々なカテゴリーのテンプレートから好きなフォームを選び簡単にフォームを作成できるツールです。美容、教育、医療、健康、イベント・セミナーなど、利用者の業界に合う幅広いテンプレートが用意されています。
細かいデザイン設定ができる自由度が高いツールであり、希望に沿った問い合わせフォームが作成できます。
月額料金が無料のプランではフォームを3つまで作成でき、保管できるお客様情報は100人までと制限があります。有料プランでは料金が月額1,500円から用意されているので、フォーム数や問い合わせ数が多い場合には、有料版を利用するのがよいでしょう。
11. Googleフォーム

Googleフォームは、利用料金が無料のフォーム作成ツールです。フォーム作成数や設置項目数が無制限なため、制限なく自由にフォームを作成できます。
また機能面でも優れており、集計データのグラフ表示やGoogleスプレッドシートとの連携でユーザーからの回答がリアルタイムで自動集計されます。
ただし、Googleフォームのデザインに種類は少なく、ひと目でGoogleフォームとわかってしまいます。企業が利用すると不安に感じる人がいるかもしれません。
問い合わせフォーム作成ツールの選び方
上のツール紹介の比較表にも記載しましたが、問い合わせフォームを作成する時に利用するフォーム作成ツールにおいて、欠かせない機能を紹介します。ツールによって強みとなる機能が異なるので、どのような観点でツールを選択するのかを整理しておくと良いでしょう。
顧客管理機能
顧客の氏名や連絡先といった基本情報をはじめ、趣向・購買履歴・問い合わせ内容など、顧客に関する幅広い情報を管理するための機能が「顧客管理機能」です。管理されている情報をもとにさまざまな分析を行うことで、マーケティング戦略に役立てられます。
フォーム作成ツールの中にも、顧客からの問い合わせ内容から顧客情報、対応ステータスまで管理できるツールがあります。 問い合わせのステータスを管理する機能があれば、対応漏れや二重対応などのミスを防止できます。また、問い合わせ内容が管理・把握できることで、顧客の声をマーケティング施策やサービス改善に活かすことができるため、フォーム作成ツールを選定する際の参考にしましょう。
データ出力
データ出力とは、問い合わせで得た顧客情報をCSVファイルなどで外部へ出力する機能のことです。データ出力ができれば、問い合わせ内容の分析やデータの加工がしやすくなり、データをマーケティングに活かすことができます。
問い合わせ情報から顧客の属性や行動傾向、課題点やニーズなどを分析できるため、より効率的にマーケティング活動を進められます。 フォームツールによっては有料でのみデータ出力ができるものがあるので、選ぶときにしっかりとチェックしましょう。
セキュリティ
問い合わせフォーム作成ツールにおいて、セキュリティ対策が行われているかを確認しましょう。セキュリティ対策が万全でないと、データベースへの不正アクセスなどで個人情報が流出し、ユーザーに多大な迷惑をかけてしまうだけでなく、自社の信頼をも失う可能性があります。
フォームのセキュリティ対策としては、サーバー監視や通信データの暗号化、プライバシーマークやISOなどの認証の取得、データにアクセスできる権限の設定などがあります。このようなセキュリティ対策が行われているかを確認しましょう。
外部ツールとの連携
問い合わせフォーム作成ツールが、チャットツールや営業支援のSFAツール、マーケティングの自動化を目的とするMAツールなどのような外部ツールと連携できるかを確認しておきましょう。
ChatworkやSlackなどのチャットツールと連携ができれば、顧客からの問い合わせへの返信や情報の共有が迅速かつ簡単にできます。MAツールと連携することでメルマガやDMの最適化ができますし、SFAツールとの連携では営業活動の効率化が図れます。
問い合わせフォーム作成ツールを選ぶ際は、外部ツールとの連携に対応しているか確認して導入を検討するのがよいでしょう。
問い合わせフォームの作成方法
問い合わせフォームを作成する方法は、大きく3つに分けられます。
HTMLやPHPなどコーディングで作成する
プログラミングの知識がある場合は、HTML・CSS・PHPなどのコードを用いて問い合わせフォームを作成できます。
コーディングでフォームを作成すれば、問い合わせフォームのデザインをより細かく編集したり、フォームに動的な機能を自由に追加したりできます。たとえば、文字やボタンの大きさ・色・配置などを自由に変えられるのです。
ただし、専門知識がある担当者が必要ですし、担当者がいない場合には専門の会社に依頼しなくてはいけないので、コストや更新の手間が必要になります。
WordPressでプラグインを使う
CMSとしてWordPressを利用している場合、フォーム機能の一式が用意されたプラグインを使って問い合わせフォームを作成・設置できます。
この方法であれば、フォーム作成にプログラミングなどの専門知識は必要ありません。問い合わせフォームを作成できる代表的なプラグインとしては、「Contact Form 7」や「MW WP Form」などがあります。
WordPressへの問い合わせフォームの設置方法は以下で解説しています。
ただし、デザインや機能をカスタマイズしたい場合には、コーディングの知識が必要です。問い合わせフォームに必要な項目をプラグインで設定できるか、導入前に確認しておきましょう。
WordPress内で複数のプラグインを利用している場合、追加しているプラグインの種類によっては、フォーム作成の作業中にエラーが発生する恐れがあります。プラグインによっては動作がおかしくなるので、プラグイン同士の相性に注意が必要です。
また、WordPressのプラグインにはセキュリティが脆弱なものがありますし、プラグインの更新が止まっているものがあります。このようなプラグインを使用すると、第三者に問い合わせフォームの脆弱性をつかれ、問い合わせフォームから情報が流出する被害が起こる可能性があります。
フォーム作成用のツールを使う
デザインや機能のカスタマイズが自社で行えない場合には、「フォーム作成ツール」がおすすめです。フォーム作成ツールは、プログラミングなどの専門知識なしに、初心者でも簡単にフォームを作成・設置できるツールです。
あらゆる項目を設定でき、条件分岐機能やリアルタイムバリデーションなどの便利な機能を持ったフォームを作成できます。集計や管理などに便利である点も、フォーム作成ツールのよさといえます。手作業で集計や管理を行うと入力ミスや情報漏洩のリスクがありますが、ツールを使えばこれらのリスクを回避できます。
問い合わせフォーム作成ツールには無料版と有料版がありますが、無料でもハイクオリティなツールが数多くあります。
問い合わせフォームを作成する際に注意すべきポイント
問い合わせフォームを作成する際は、ユーザーの使いやすさや負担なく入力してもらうことを意識しなければなりません。
アクセス数が増え、問い合わせフォームへの導線を最適化できても、離脱が多いと成果が得られません。
せっかく誘導できたユーザーを離脱させないためにも、問い合わせフォームを作成するときは、以下に挙げるポイントに注意しましょう。
1. 項目数を減らす
問い合わせフォームの項目数はなるべく減らしましょう。
フォーム内で入力する項目が多いほど、ユーザーが入力を面倒に感じやすくなり、離脱率が高くなります。不必要なものがないか確認し、目的に合ったものだけ残すことが大事です。フォーム内の無駄な項目を減らすことで、フォームで収集したデータの管理もしやすくなります。
気軽に問い合わせをしてもらいたいなら、5項目程度に抑えるのがおすすめです。制約の見込みが高い場合は、10程度の項目をフォームに用意してデータを管理することも考えられます。
CVRを高めるフォームの項目については以下で解説しています。
2. 動作を減らす
フォーム内では、1つの項目内で入力動作が多くならないように意識する必要もあります。
氏名は苗字と名前を分ける必要があるのか、メールアドレスでは@前後で分けなければならないのか、電話番号や郵便番号はハイフンで区切る必要があるのかを考えましょう。
氏名・メールアドレス・電話番号・郵便番号は、入力窓を1つにすることで、カーソルを移動させる手間を省けます。
3. 全角半角対応
フォームでは、入力する英数字を全角か半角のどちらかに指定してしまうと、変換作業を面倒に感じたり、変換の仕方が分からなかったりするため、離脱数の増加につながる可能性があります。
ユーザーにストレスを与えやすい例が、英数字や記号の全角指定です。たとえば、住所の番地を「1-2-3」と入力したいような場合、全角に変換する作業は分かりにくいため、あきらめてしまう人も多いでしょう。
ユーザーの使いやすさを優先し、全角半角の指定はしないようにするのがおすすめです。管理側の都合で全角と半角を統一したいなら、データを一旦収集した上で、管理側のシステム上で全角と半角を自動でそろえるようにしましょう。
4. 必須・任意表示
入力する項目を必須と任意に分けたい場合は、それぞれに必須か任意のいずれかを表示することが重要です。少なくとも、必須だけは表示しておく必要があります。
必須・任意の表示がどちらも全くない状態では、全てが必須ととらえられかねず、項目の多さにより離脱してしまうこともあるでしょう。
また、システム内部で必須と任意に分けているにもかかわらず、どちらの表示もなされていなければ、必須項目の未入力でエラーが出ても、ユーザーにはエラーの意味が分かりません。
必須項目は「*」のみの表示にするのではなく、分かりやすいように「必須」「任意」と明確な言葉で表示しましょう。必須と任意を色分けするとより分かりやすくなります。
5. エラー表示
問い合わせフォームでは、入力に何らかの不備があった場合、自動でエラー表示を出すことが可能です。
エラー表示では、どの部分にどのような入力の不備があるのかを明確に示す必要があります。どこの何を修正すればよいのか分からなければ、ユーザーの離脱を招く原因となるでしょう。
エラーの場所に色を付けるだけの表示では、ユーザーに寄り添ったエラー表示とはいえません。「ふりがなが入力されていません」「メールアドレスが一致していません」のように、エラーの場所に加えて理由まで自動表示するのが理想です。
内容確認画面に遷移した後ではなく、入力画面にリアルタイムでエラーを表示させられるようにできれば、ユーザーの操作数が減るため、より親切な問い合わせフォームになります。
6. スマホ対応
総務省の「令和2年版情報通信白書」によると、2019年時点での個人におけるスマートフォンの保有率は67.6%となっています。
これからの時代に問い合わせフォームを作成する際には、スマホユーザーの利便性を意識することが重要です。
スマホはPCに比べ画面が小さい上、文字入力の操作方法も異なります。問い合わせフォームがスマホで表示された際、サイズが自動調整されたり入力方法が最適化されたりする機能が備わっていれば、より使いやすいフォームを提供できます。
7. 確認画面
WordPressのプラグインなどでは、問い合わせフォームの送信完了前に表示させる確認画面がないものがあります。
しかし、送信前の確認画面をなくすと、誤ったデータが送信されやすくなります。特に、EC系など情報に高い正確性を求めるサイトの場合は、フォーム送信前の確認画面でデータが正確なものかどうかチェックしてもらうことが重要であるため、フォームの確認画面は必須です。
確認画面があるという前提でフォームに入力しているユーザーが多いことも意識しましょう。確認なしでデータが送信されてしまうと、不安を抱かせてしまいかねません。
送信前の確認画面はないよりある方が、親切な設計になるといえるでしょう。入力画面では「確認画面に進む」の文言にするなど、安心してフォームの送信ボタンを押してもらえるようなデザインにしましょう。
8. 送信後のアクション表示
フォームの送信ボタンを押した後に表示させるページでは、送信が完了したことを明確に表示し、ユーザーに安心感を与える必要があります。
サイト側からの連絡を待てばよいのか、さらに何らかの手続きを行う必要があるのかなど、ユーザーに求められていることがはっきりしていれば、送信後の不安を解消できるでしょう。
ユーザーにとって有益な情報がある場合や、ユーザーにさらなるオファーを出したい場合は、送信完了画面に表示させるのも一つの方法です。
9. デザイン
フォームは設置するWebサイトとデザインの雰囲気を合わせる必要があります。メールフォームのデザイン性に違和感があると、離脱の原因になるためです。
入力フォームは、カラー設定を自社のイメージからかけ離れ過ぎない色を使いデザインしましょう。また入力フィールド・ラジオボタンの配置が横並びだったり、入力欄やボタンが小さかったりすると、ユーザーが入力しにくくなり回答率が下がる可能性があります。
場合によっては写真や図解を使い、ユーザーが質問に応えやすいフォーム作成を意識することが重要です。
10. セキュリティの記載
フォームには、プライバシーポリシーや個人情報保護方針などのセキュリティ対応の記載を行いましょう。セキュリティ対応の記載をすることで、ユーザーは安心してフォームに入力できます。
多くのユーザーはフォームに個人情報を入力する際に、情報が漏洩しないかを心配しています。セキュリティに不安があると、入力をやめてしまうかもしれません。
プライバシーポリシーや個人情報保護方針、SSL対応などのセキュリティ内容の記載は必ず行いましょう。
まとめ:成果の出る問い合わせフォームを作ろう
問い合わせフォームは、プログラミング、WordPressのプラグイン、作成用ツールのいずれかで作成可能です。知識がなくても無料のフォーム作成ツールを使えば、コストを抑えながら簡単に問い合わせフォームを導入できます。
問い合わせフォームをサイトに組み込む際は、できるだけ離脱率を下げるために、ユーザー視点での設計を意識することが重要です。入力しやすい仕様にしたり、安心感を与える表示を心掛けたりすることで、気持ちよく入力を進めてもらえるでしょう。
どのツールを導入すればよいのか分からないという方には、formrunがおすすめです。専門的なスキルを持たない人でも、豊富に用意されたデザインを使用して凝った問い合わせフォームを作成できます。
.png)
さらに、作成した問い合わせフォームは、数クリックでWebサイトへ埋め込むことが可能。問い合わせフォームの作成だけでなく、問い合わせ対応の進捗管理や顧客管理まで行えるので、問い合わせの成果を最大化できます。
万全なセキュリティ対策が施されているため、個人情報を安心して取り扱えることもメリットです。まだ問い合わせフォーム作成ツールを使ったことがないという方は、formrunの無料プランを試してみましょう。
問い合わせフォームに関するよくある質問
ここでは問い合わせフォームについて、よくある質問を取り上げて解説していきます。
問い合わせフォームとは?
問い合わせフォームとは、Webサイトに埋め込まれたフォームに直接メッセージを入力し、問い合わせを送信できる機能のことです。
インターネット上でユーザーから質問や購入希望などを受け付ける役割を果たし、ユーザーの意見を業務向上に役立てたり、多数の問い合わせを楽に管理できるようになります。
問い合わせフォーム作成ツールを選ぶポイントは?
まずはフォームのテンプレートをチェックし、デザインが作成したいイメージと合っているかを確認しましょう。また、フォームに関する機能以外にも、「回答を管理できる機能があるか」「スパム対策ができるか」「SSL設定(通信の暗号化)ができるか」という点を確認するのがおすすめです。
特にスパム対策やSSL設定は、セキュリティ対策をする上で必須となるため、導入の際には必ず確認するようにしましょう。
問い合わせフォーム作成の際の注意点は?
ユーザーにとって入力しにくいフォームでは離脱が発生してしまうため、入力する側の視点を考慮してフォームを作ることが重要です。
「項目数をむやみに増やさない」「必須項目を明確にする」「入力エラーの理由を分かりやすく表示」「スマホからも入力できるようにする」といったポイントは必ず気をつけるべきでしょう。また、ユーザーの送信後のアクションを明確に示すことも大切です。
問い合わせフォーム設置にかかる費用は?
問い合わせフォームの導入費用はツールによって異なり、無料のものから有料のものまでさまざまです。また、有料のものは月額1,000円から25,000円ほどの費用感となります。機能を比較し、費用に見合っているか確認してから導入を進めましょう。