LPOとは?Web担当者を任されたあなたにLPOの目的と事例をご紹介!

マーケティング

Webサイトには集客するための様々な施策がありますが、たくさんありすぎて全てを一度に理解するのは大変だと感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はWebサイトで集客する施策の1つであるLPOについて事例を踏まえながら解説していきます。

LPOの目的やその流れについても詳しく解説していますので、Webサイトの施策をこれから学んでいきたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

LPとは

LPOの説明に入る前に、まずはLPについて解説していきます。

LPとは「Landing Page」の頭文字の略で、日本語でもランディングページとそのまま使われています。

ランディングページには

1.ユーザーがWebサイト内で初めて閲覧したページ

2.申し込みや売り上げの増加を狙って作成された専用のページ

といった2通りの使われ方があり、主にLPOでのLPとは後者の意味で使われます。

LPOとは

LPOとは「Landing  Page Optimization」の略で、日本語ではランディングページ最適化を意味します。

ここでの最適化とは、ランディングページでの商品の購入や申し込みといった収益につながるような行動を行う割合(コンバージョンレート:CVR)を高める事を指しています。

そのための工夫として、印象に残りやすい画像を設定したり、季節感のある訴求を行ったりするといった訪問者が途中で離脱しないような工夫を施したり、目的やニーズに沿ったコンテンツを目立つように表示したりすることがLPOです。

 LPOを行う理由

LPOを行う最大の理由はWebサイトで費用対効果の高い集客を実現することです。

Webサイトの訪問者にページを最後まで読み進めてもらうことで、直帰率(ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくWebサイトを離脱した割合)の減少とCVRの向上を実現して、費用対効果の最大化を目指します。

Webサイトでどんなに多くの集客を行なっても、ユーザーがすぐにページを離れてしまえば収益につながるような行動は期待出来ません。

一般的にユーザーは3~5秒の間に自分が必要とする情報があるかを判断すると言われています。

そのため、直感的に情報が伝わるようデザインに工夫を施したり、分かりやすく魅力のあるページを作成することによって、その短い時間の中での離脱を防ぐことを目指します。

直帰率の減少とCVRの向上を実現することで、Webサイトの費用対効果を大幅に向上させることが可能になるのです。

LPOの流れ

では、ここからはLPOの一般的な流れについて解説していきます。

LPOには

・問題点の特定

・仮説の設定

・解決策の検討と効果の検証

といったサイクルがあります。

このLPOのサイクルを回していくことで、Webサイトの改善を繰り返していきます。

 問題点の特定

まずは、LPの問題点を洗い出して特定することから始まります。

アクセス解析ツールを用いて、分析を行うことで以下の指標のうち、どこに問題があるのかを把握しましょう。

・直帰率

・CVR

・クリック率

ここで誤った問題点や改善効果の低い問題点に対しての施策に絞ってしまうと、LPOの費用対効果も上がりにくくなってしまうので、どの指標が問題の原因なのかを念入りに分析した上で問題点を決定するように気を付けましょう。

 仮説の設定

問題点が特定できたら、その問題点の原因は何なのか仮説を立ててみましょう。

1つの問題点に対して、考えられるだけ原因になりそうな項目を挙げることが重要です。

なぜなら、ここで多くの仮説を考えることであとの効果検証での施策が増え、問題解決に至る可能性も高まるからです。

配色や文字の大きさ、情報量の多寡といった様々な角度から問題点の原因になり得る項目を仮説立てて考えてみると良いでしょう。

 解決策の検討と効果の検証

仮説を立てたら、次はその仮説から問題の解決策を考えていきます。

解決策がすぐに浮かぶ場合もあれば、なかなか見つからない場合も考えられますがここでの解決策の精度がLPOの結果に直結してくるので、ある程度の時間をかけて入念に施策の選定を行っていく必要があります。

解決策の選定と施策の実行後に効果の検証を行います。

効果の検証には、主にA/Bテストという手法が使われます。A/BテストとはWEBサイトや広告の画像などAパターンとBパターンの2通りを用意して、この2つのうちどちらがより好ましい結果を出せたのかを検証する手法です。

改善が必要だと判断した箇所でA/Bテストを行っていき、AパターンとBパターンのうち好ましい結果を出せた方を残していくことで徐々に改善を行っていきます。

この作業を繰り返し、CVRの向上や直帰率の減少を目指していくことで最適なLPの作成を行なうことが出来ます。

以上がLPOの一連の流れです。

LPOの事例

では、具体的なLPOの成功事例をご紹介していきます。

 笑顔の写真を使う

参照元:6 Of My All-Time Favorite Conversion Rate Optimization Case Studies|The Daily Egg 

単純な画像の変更で大きなコンバージョンの変化を引き起こしたのがこちらの事例です。

広告の分野では人の写真、特に笑顔の写真を入れるとコンバージョンが向上すると言われています。

従来はテキストを中心としたページのデザインが行われていましたが、笑顔の女性に画像を変更することで102.5%ものコンバージョンが向上したと紹介されています。

この事例では、有料購読につながるCVRを問題点と捉え、情報量の過多がコンバージョン低下の原因であると仮説を立てました。そして、背景画像をインパクトのある笑顔の写真に変更することでLPOによるコンバージョン向上を達成しました。

また、この事例ではA/Bテストとして短いページと長いページとで比較を行いましたが、後者にはネガティブな印象が多かったようです。

 季節感のある訴求をする

(参照元: https://ferret-plus.com/90)

LPではユーザーが訪れた時に最初に目に入るファーストビューの部分が非常に重要です。

ファーストビューの部分にユーザーを引き付けるような画像を使用することで、離脱率を大幅に減らすことが可能となります。

この事例では、直帰率を問題としてターゲットユーザーにファーストビューが響いていないという仮説を立てたことから、複数パターンでテストを行うことで改善前よりもCVRが140%向上したそうです。

トップ画像を春が感じられるものに変更し、キャッチコピーも春を連想させる言葉を並べることでサービスの内容とファーストビューをうまく関連付け、CVR向上に成功しました。

LPを改善するうえで、サイトの印象がいかに重要であるかを示した好事例といえるでしょう。

まとめ:LPOを理解して、サイトの改善に役立てよう!

LPOはWebサイトの集客を行う施策の1つであり、コンバージョン改善に大きく影響を与えます。

その流れとして、①問題点の特定、②仮説の設定、③解決策の実行と効果検証を行っていく必要があります。

Webサイトのコンバージョンを向上させたいと考えている方は、ぜひLPOを行ってみてはいかがでしょうか。