【無料で使える】フォーム作成ツール16選を比較!選ぶポイントも詳しく解説

フォーム作成ツール

フォーム作成ツールを選ぶ際に、サービスや機能が多く、悩んでいる方も多いはずです。

自社にとって最適なツールを導入するためには、フォーム作成ツールでできることや、自社にあったツールの選び方などを理解して、比較することが重要です。そこで今回は、さまざまな企業で使用されているおすすめのフォーム作成ツール16製品について、分かりやすくご紹介していきます。

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フォーム作成ツールとは?

「フォーム作成ツール」とは、Web上でのお問い合わせやアンケート、イベントの申し込みなどに使用されるWebフォームを作成するツールのことです。

プログラミングの知識がなくとも簡単にフォームを作成・設置することができるため、業務の効率化を図ることが可能です。

ツールによっては、テンプレートが豊富に存在しておりフォーム作成が簡単にできます。また、フォーム作成以外にもフォームの回答データの集計や分析も行うことができ、業務効率化を図ることができます。

フォーム作成ツールの機能とポイントについて

自社に最適なフォーム作成ツールを選ぶ際には、ツールに備えられている機能や比較するポイントを把握することが必要になります。

それぞれの詳細をみていきましょう。

機能

多くのフォーム作成ツールでは、目的に沿ったテンプレートから簡単にフォームを作成することができ、Webサイトへの埋めこみをすることが可能です。ツールによっては、以下のような、通知機能や外部ツールとの連携・顧客管理の機能などを利用することができます。

通知機能フォームからのお問い合わせ情報をメールで通知・共有することができる
回答管理機能フォームからのお問い合わせを複数人で効率的に管理することができる
外部ツールとの連携Slack・Chatwork・ googleスプレッドシート・Salesforceなどと連携することができる
顧客管理機能フォームからのお問い合わせを「未対応」「対応済み」などステータスで管理することができる
メール配信機能フォームのお問い合わせに対して、自動返信メールやナーチャリングメールを送信することができる

比較ポイント

フォーム作成ツールを選ぶ際は、以下のポイントをチェックするようにしましょう。

  • 使い勝手の良さ
  • テンプレートのデザインの豊富さ
  • 外部連携の豊富さ
  • 顧客管理機能の有無

使い勝手の良さ

フォーム作成ツールを選ぶ際に、まずは使い勝手の良さを確認しましょう。フォームを短い時間で簡単に作成でき、カスタマイズにも手間がかからなければ、フォーム管理にかける時間や労力を抑えられます。

さらに、Webサイトへの設置が手軽にできるかも確認する必要があります。ページ内にフォームを埋め込んだり、フォーム専用ページへのリンクを貼ったりするなどの設置方法を、初心者でも実践しやすく設定されているものを選ぶのがおすすめです。

また、作成側にとっての操作性をみるだけでなく、フォームに入力するユーザー側にとっても使いやすいかもチェックするのが重要です。フォーム入力に手間がかかるようだと、ユーザーが離脱しかねません。

テンプレートのデザインの豊富さ

企業によってWebサイトのイメージは異なるため、フォームもイメージに合ったデザインのものを設置する必要があります。テンプレートのデザインが豊富なフォーム作成ツールであれば、デザインに時間をかけることなく、自社のイメージに合うフォームを簡単に作成可能です。

また、フォームのデザインはユーザーの入力完了率にも影響します。PCだけでなくスマホにも対応しており、入力欄やボタンを操作しやすい大きさに設定するなど、直感的に入力できるデザインであれば、ユーザーの途中離脱を防げるでしょう。

外部連携の豊富さ

メールフォーム作成ツールを選ぶ際は、チャットツールやマーケティングサポートツール、解析ツールなどの外部ツールと連携できるかも確認しましょう。

チャットツールと連携できれば、フォームから問い合わせがあったら通知されるように設定することで、ユーザーへの迅速な対応ができるようになります。ツールによっては、チャットツールから直接ユーザーにメッセージを送れるものもあります。

また、マーケティングサポートツールや解析ツールなどと連携できれば、ユーザーの行動履歴を分析して、そのデータをマーケティング戦略に活用することも可能です。

外部ツールとの連携にこだわってフォーム作成ツールを選ぶと、ただメッセージをやり取りするだけでなく、情報の共有や施策の効果測定、アクセス解析なども行えるようになり、業務の効率化や最適化が図れます。

顧客管理機能の有無

フォーム作成ツールのなかには、顧客管理機能が付いているものがあります。具体的には、フォームからの問い合わせを「未対応」「対応中」「対応済み」などのステータスで管理するものです。

ひと目でわかる顧客管理機能があれば、ユーザーとのやり取りでのミスを減らせます。ユーザーに関する情報をメモできる機能など、情報共有がしやすいツールであれば、より適切な顧客管理ができるでしょう。

また、フォームで顧客管理できれば、わざわざエクセルなどの他ツールにデータを移す必要がなくなり、管理の工程を省くことができます。

無料で使えるフォーム作成ツールのおすすめ16選

formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)は、日本で有料ユーザー数がNo.1のフォーム作成ツールです。フォームの設置から問い合わせの対応状況の管理、メール対応まで、問い合わせ対応業務の一元管理を実現することが可能です。「問い合わせ対応」をはじめとして「資料請求」「予約フォーム」「アンケート」「注文フォーム」など、目的別に100種類以上の豊富なテンプレートのデザインがあり、ドラッグ&ドロップやテキストの入力だけで、ビジュアル豊かなフォームをノーコードで簡単に作成できます。その手軽さから、30万以上のユーザーに利用されています。

また、フォームからの問い合わせ内容をステータスを分けて「カンバン方式」で管理できるため、問い合わせ状況を把握しやすくなっているのが特徴です。さらに、Webサイトへはiframeで埋め込めるので、フォームのURLをコピー&ペーストするだけで設置できます。

SlackやChatwork、メールなどへの通知機能があるのでユーザーへのすばやい対応が可能で、情報セキュリティマネジメントについての国際規格「ISO 27001 (ISMS)」を取得しているのでセキュリティ面でも安心です。外部連携ツールも豊富で、スプレッドシートやSalesforce・kintoneなどのツールと簡単に連携することが可能です

Googleフォーム

Googleフォーム

Googleフォームは、Googleアカウントをもっていれば、誰でも手軽にフォームを作成できるツールです。すべての機能を無料で使えることが特徴で、コストをかけずにフォームを作りたい方向けといえます。

フォーム作成数や設置項目数が無制限であるため、問い合わせ対応以外にも、アンケートや応募フォームなど幅広い使い方も可能です。

また、フォームにユーザー名かメールアドレスを追加するだけで、1つのフォームを複数人で同時に編集することができます。そのため、誰かが作成したフォームを別の人が確認することも簡単です。さらに、データはクラウド上で保存されているため、複数の端末でデータを共有することができます。

一方で、Googleフォームのデザインはあまりにもシンプルで、カスタマイズもできないため、ひと目でGoogleフォームで作成したことがわかります。また、自動入力や自動返信、顧客管理などの機能はないため、そうした機能も求めている場合は不向きなツールです。

Formzu(フォームズ)

Tayori(タヨリ)

Formzu(フォームズ)は、「問い合わせフォームなら30秒で作成 必要なのはメールアドレスだけ」と公式HPにあるように、手軽でスピーディーなフォーム作成が特徴のフォーム作成ツールです。

PC・スマホ・携帯電話に対応したフォームの作成や自動返信機能、統計機能などを無料で使うことができ、ページ内への埋め込みもできます。「Formzu WP」という専用のプラグインを使うことで、WordPressにフォームを設置することも可能です。

また、無料プランでもPayPalによるクレジットカード決済を利用でき、英語をはじめとする日本語以外の言語への切り替えもできます。

ただし、無料プランの制限が多く、デザインの設定が難しいため、慣れないとフォーム作成に時間がかかるかもしれません。顧客管理機能もないため、管理が必要な場合には適さないといえます。

Tayori(タヨリ)

Tayori(タヨリ)

Tayoriは、「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「チャット」の4つの機能を持つフォーム作成ツールです。利用シーン別のテンプレートが用意されており、それをカスタマイズするだけで簡単にフォームを作成できます。

フォーム作成においては、ロゴ・カラー・アイコン・背景色などの変更が可能で、直感的な操作が可能です。「Tayori Form Plugin」というプラグインを使えば、WordPressのWebサイトにフォームを設置することもできます。

また、メモの共有やステータス管理、タスクの割り振り機能もあるため、顧客管理をする際も便利です。GoogleAnalyticsを設置できるため、問い合わせ状況に関する分析もできます。

一方で、無料プランではメンバーが1名のみであったり、連携できる外部ツールが少なかったりという点があります。そうした点が気にならなければ、フリープランから試してみてもよいでしょう。

Form Mailer(フォームメーラー)

Formmailer(フォームメーラー)

Form Mailer(フォームメーラー)は、直感的にドラッグ&ドロップするだけでフォーム作成ができるツールです。最短30分でフォーム作成からページ公開までを完了できるため、ほかの業務に時間を割くことができるようになります。

無料プランでもSSL暗号化通信やパスワード制限に対応しており、プライバシーマークを取得しており、セキュリティ対策が取られています。また、有料プランではランディングページの作成もできるので、Webマーケティングのためにキャンペーンページやイベント用のページを作る際には便利です。

無料プランでは利用できる機能が少ないため、機能を試すにはある程度のコストがかかる点には注意が必要です。

WEBCAS formulator

フォームを誰でも作成できるツールで、PCはもちろん、スマホ・タブレットなど様々なデバイスに対応しています。料金も月額定額制で、回答数無制限に利用することが可能です。

「問い合わせ」「アンケート」「イベントやセミナー受付」など、様々なテンプレートが用意してあり、収集したエントリー情報はデータベースに蓄積され、セキュリティで管理されます。またリアルタイムにクロス集計や日別集計等が行える分析機能を搭載しており、目的に応じて柔軟なアンケートの作成・運用が可能です。

フォームブリッジ

FormBridge(フォームブリッジ)

エントリー情報がkintoneに自動に保存されるフォーム作成ツールです。作成したフォームに回答がある度にkintoneに保存されるため、業務効率が大幅にUPします。

また、問い合わせ対応や採用受付〜合否通知メールまでの自動化や請求書発行の工数短縮など、様々な業務の効率化を実施することができます。

さらに、kintoneの画面では実現できない条件分岐フォームや複数ページにまたがるステップフォーム作成などの高度な機能も充実しています。

Joftform(ジョットフォーム)

お問い合わせや注文予約などの幅広い業種に対応したフォームを作成することがフォーム作成ツールになります。テンプレートからの作成だけではなく、既存のフォームをインポートして作成することも可能です。また、外部連携機能も充実しており、AsanaやSlackと連携することが可能です。

ただ、無料プランの場合は作成したフォームに広告が表示されてしまうため、ビジネスシーンでの利用の場合は有料プランの契約が必要になります。

SurveyMonkey(サーベイモンキー)

SurveyMonkey(サーベイモンキー)

SurveyMonkey(サーベイモンキー)は、アンケート回答に向いているフォーム作成ツールです。アメリカのSurveyMonkey社が開発したシステムになります。

1600以上の質問サンプルからフォームに質問を追加することができるため、アンケートフォームを早く作成することが可能です。また、アンケート結果を自動集計してくれるため、回答管理の工数も削減されるでしょう。

ただ、無料ではデザインに制限があるため、自由に編集したい場合に有料プランを契約する必要があります。

Qubo(キューボ)

ドラッグ&ドロップ操作で、感覚的に様々な用途のメールフォームが作れるツールです。

20種類の項目タイプがあり、ファイルアップロードや多言語フォームに対応しています。また、回答通知メールや自動返信メールの設定、回答の管理やCSVダウンロードなどの管理業務に役立つ機能も備えられています。

住所自動入力機能、入力ステップの明示、エラー箇所・内容の明確化など、充実した入力補助機能も特徴的です。

単月での利用もできるので、キャンペーン期間のみの導入など柔軟な使い方が可能です。

SELECTTYPE(セレクトタイプ)

SELECTTYPE(セレクトタイプ)

予約フォームやアンケートフォーム・受付フォームなど、さまざまな利用シーンにあったフォームを作成できるツールです。特にアンケートフォームでは、イベント後のアンケートや顧客満足度調査など多くの調査に使えるテンプレートが用意されています。

また、会員限定のアンケートが作成できることも大きな特徴で、会社や学校などの特定のユーザーにアンケート調査を実施したい際に利用できる便利な機能です。

料金体系によってフォーム作成数や設問数の上限に違いはありますが、どのプランでもSELECTTYPEの全機能を使用することが可能です。

コラボフォーム

社内でExcelやPDFを用いて作成した申請書をフォーム化して外部に公開できるサービスです。フォームに入力された内容は、同シリーズのシステムである「コラボフロー」と連携することによって、簡単に社内確認・承認ができます。ペーパーレス化だけではなく、確認や承認作業等の関連作業の業務効率化ができます。

新規取引などの申し込みや、アルバイトや業務委託など、ワークフローの利用権限を持たない方ユーザーの申請を受け付けたい場合にも利用することができます。問い合わせ内容に対する回答の作成から確認、返信まで、シームレスな体験になります。

オレンジフォーム

オレンジフォーム

デザイン性ににこだわりがなく、シンプルで簡易的な問い合わせフォームを導入したい方におすすめのツールです。オレンジフォームは同社のオレンジメールと連携可能なため、メールやメルマガ配信にも対応することができます。セキュリティ面では、SSLなどの基本機能を備えており安全です。

また、ChatworkやGoogleスプレッドシートと連携ができるため、ユーザーからの回答データをマーケティングに利用することができます。ただ、外部ツールを複数連携させたい場合は月額1,200円の有料プランが必要になります。

Typeform(タイプフォーム)

Typeform(タイプフォーム)

1画面に1問の質問が表示されるステップ形式のフォームで、ストレスなく回答を進めていけるスペインのTypeform社のフォーム作成ツールになります。

1問のみの表示になるため、ユーザーが直感的に回答できるようフォントサイズや回答画面のデザインにも工夫がされており、高い回答完了率が期待できます。

ただ、公式サイトやフォーム作成画面が日本語には対応しておらず、スペイン語と英語のため、注意が必要です。フォームは設定で日本語表示をすることができますが、他のツールと比較して、アンケート作成に時間がかかる可能性が高いです。また、利用可能な通貨は米ドル、ユーロ、ポンドのみで、日本円に対応していないことにも注意してください。

スグフォーム

SuguForm

問い合わせだけではなく、アンケート・注文・応募・採用などの多くの利用シーンで使用できるフォーム作成ツールです。

無料プランでも、ユーザーの入力内容に誤りがあった場合に自動で教えてくれるバリデーション機能や住所入力の自動補完機能など、回答率を向上する機能を利用できます。

フォーム項目の作成数や項目の設置数、フォーム送信数も無制限です。ただし、顧客の問い合わせデータの保存期間や添付ファイルのサイズには制限があるので注意しましょう。

セキュアフォーム

SECURE FORM TOP

アンケートをはじめ、注文、採用応募などのフォームも作成できるツールで、専門知識がなくても誰でも簡単にフォーム作成が可能です。デフォルトでラジオボタンやプルダウン、チェックボックスなど、回答形式が存在するため、シンプルなアンケートフォームが作成可能です。

ただ、無料プランだと、アンケートフォームの作成3つまで、項目数も最大8つという制限がかかりますが、有料プランを契約することでフォームの作成数や項目数を増やすことができます。より上位プランの契約をすると、エントリーデータの分析をすることも可能になります。

まとめ

今回は、多くの企業で利用されているフォーム作成ツールについて機能やポイントを紹介しました。自社に最適なツールを利用する際は、「フォームのデザインにこだわりたいか?」や「社内で利用しているツールと連携したいか?」、「フォーム作成だけではなく、顧客管理まで実施したいか?」など、目的や利用シーンに合わせて検討することが大切です。

上記の目的に沿って比較する際は、以下の3つのポイントに沿ってチェックすることで、最適なツールを見つけることができるでしょう。

  • 使い勝手の良さ
  • テンプレートの豊富さ
  • 外部連携の豊富さ
  • 顧客管理機能の有無

また、多くのフォーム作成ツールでは無料で利用することが可能になるので、とりあえず登録して試してみるという方法がおすすめです。

どのツールから試していいか分からない方には、formrunがおすすめです。100種類以上のテンプレートから、デザイン性の高いフォームを簡単に作成することができます。また、SlackやGoogleスプレッドシート・SalesforceやPayPalなどのツールと連携することができ、カンバン方式で顧客管理することもできます。フォーム作成ツールを初めて利用するという方は、formrunを無料で利用してみてください。