フォーム作成ツールは無料で十分?有料との違いや成果を出すポイントを紹介

フォーム作成ツール

Web上でユーザーからの問い合わせを得たり、商品やサービスの受注を獲得したりするためには、自社サイトへのフォーム設置は欠かせません。とはいえ、企業としてはフォーム作成に関するコストをできるだけ抑えたいところでしょう。

手軽なフォーム作成や設置が可能で、なおかつ無料のツールについて調べているマーケティング担当者は多いはずです。

本記事では、フォーム設置の重要性やフォーム作成ツールの無料・有料の違い、フォームを選ぶ際のポイント、無料で使えるおすすめのフォーム作成ツールについて解説します。

Webサイトにフォームを設置する重要性

Webサイトにフォームを設置することは、Webマーケティングにおいて非常に重要です。

ユーザーがサービスや商品に興味を持って問い合わせしようとした際、電話やFAXのように時間の制限があったり、手間がかかったりする方法だけだと、問い合わせを面倒に感じて止めてしまうかもしれません。

その点、24時間受付可能で、通常のメールよりも手軽にメッセージを送れるフォームであれば、ユーザーの問い合わせに感じるハードルを下げられます。問い合わせの手軽さは、企業側がサービスや商品の受注機会の損失を防ぐことにつながるのです。

また、フォームを設置すれば企業のメールアドレスを掲載する必要がなくなり、迷惑メールを減らせるというメリットもあります。フォームによっては、自動返信機能でユーザーへの初期対応を行ったり、問い合わせに関するデータをリスト化して顧客管理したりすることも可能です。

フォームを作成・設置する方法

フォームを作成してWebサイトに設置する方法には、主に以下の3つがあります。

  • プログラミングで自作する
  • WordPressでフォームのプラグインを利用する
  • フォーム作成ツールを利用する

それぞれの詳細をみていきましょう。

プログラミングで自作する

フォームを作成する手段としてまず挙げられるのは、HTMLやPHPなどのプログラミング言語を使う方法です。プログラミング言語でコードを書いてフォームを作成すれば、デザインや機能などを細かなところまで自由に調整できます。そのため、完全にオリジナルのフォームを作りたい場合におすすめです。

しかし、コードを書くにはプログラミングに関する専門的知識が必要であるため、知識を持つ限られた人にしか実践できない方法でもあります。インターネット上にフォーム作成のコードが公開されているケースもありますが、内容を変更する場合にはやはりプログラミングの知識が必要です。

社内にプログラミングに明るい人がいない場合は外注しなければならず、そのための人件費がかかってしまいます。

WordPressでフォームのプラグインを利用する

企業のWebサイトをWordPressで作成している場合は、プラグインを使ってフォームを設置することができます。プラグインの初期設定で多少コードの知識が必要になることもありますが、プログラミングで作るほどではありません。プログラミングの知識があるのなら、フォームをさらに使い勝手の良いものに改善することも可能です。

フォームを作成できるプラグインはたくさんあるため、自社に合うものを見つけやすいでしょう。どのプラグインにすべきか迷った場合は、「Contact Form7」や「MW WP Form」のように、有名で使い方に関する情報を集めやすいものがおすすめです。

ただ、この方法ではWordPressの知識が必要になります。例えば、WordPressやプラグインのバージョンアップでフォームにトラブルが起こった場合、自分たちで対処しなければなりません。

フォーム作成ツールを利用する

「プログラミングの知識をもつ人がいない」「プログラマーを外注するほど予算に余裕はない」といった場合は、フォーム作成ツールを利用するのがおすすめです。

フォームの項目やデザインなどを直感的な操作で設定できるものが多く、プログラミングの知識がゼロでも、短い時間で簡単にフォームを作成できます。一方で、提供されるサービスを利用する形になるため、自由にフォームをカスタマイズするのは困難です。

フォーム作成ツールには、無料のものと有料のものがあります。有料のほうが高性能と思われがちですが、無料でも優れたツールはいくつもあるため、デザインや機能、費用などさまざまな観点から比較検討して選ぶようにしましょう。

フォーム作成ツールの無料・有料の違い

フォーム作成ツールには無料のものと有料のものがあり、無料で使えるツールでも、有料プランが用意されていることがほとんどです。ツールの無料・有料の間には、どのような違いがあるのでしょうか。

有料プランに切り替えると、無料プランより使える機能の幅が広がります。例えば、作成できるフォーム数や個別に送れるメール数などが増えたり、外部ツールと連携できるようになったりします。

基本的に有料プランは無料プランの延長線上にあるため、まずは無料プランで一定期間試し、問題なければ有料プランに切り替えるのがおすすめです。

フォーム作成ツールを選ぶ際のポイント

フォーム作成ツールを選ぶ際は、以下のポイントをチェックするようにしましょう。

  • 使い勝手の良さ
  • テンプレートのデザインの豊富さ
  • 外部ツールとの連携のしやすさ
  • 顧客管理機能の有無

使い勝手の良さ

フォーム作成ツールを選ぶ際、まずは使い勝手の良さを確認しましょう。フォームを短い時間で簡単に作成でき、カスタマイズにも手間がかからなければ、フォーム管理にかける時間や労力を抑えられます。

さらに、Webサイトへの設置が手軽にできるかも確認する必要があります。ページ内にフォームを埋め込んだり、フォーム専用ページへのリンクを貼ったりするなどの設置方法を、初心者でも実践しやすく設定されているものを選ぶのがおすすめです。

また、作成側にとっての操作性をみるだけでなく、フォームに入力するユーザー側にとっても使いやすいかもチェックするのが重要です。フォーム入力に手間がかかるようだと、ユーザーが離脱しかねません。

テンプレートのデザインの豊富さ

企業によってWebサイトのイメージは異なるため、フォームもイメージに合ったデザインのものを設置する必要があります。テンプレートのデザインが豊富なフォーム作成ツールであれば、デザインに時間をかけることなく、自社のイメージに合うフォームを簡単に作成可能です。

また、フォームのデザインはユーザーの入力完了率にも影響します。PCだけでなくスマホにも対応しており、入力欄やボタンを操作しやすい大きさに設定するなど、直感的に入力できるデザインであれば、ユーザーの途中離脱を防げるでしょう。

外部ツールとの連携のしやすさ

メールフォーム作成ツールを選ぶ際は、チャットツールやマーケティングサポートツール、解析ツールなどの外部ツールと連携できるかも確認しましょう。

チャットツールと連携できれば、フォームから問い合わせがあったら通知されるように設定することで、ユーザーへの迅速な対応ができるようになります。ツールによっては、チャットツールから直接ユーザーにメッセージを送れるものもあります。

また、マーケティングサポートツールや解析ツールなどと連携できれば、ユーザーの行動履歴を分析して、そのデータをマーケティング戦略に活用することも可能です。

外部ツールとの連携にこだわってフォーム作成ツールを選ぶと、ただメッセージをやり取りするだけでなく、情報の共有や施策の効果測定、アクセス解析なども行えるようになり、業務の効率化や最適化が図れます。

顧客管理機能の有無

フォーム作成ツールのなかには、顧客管理機能が付いているものがあります。具体的には、フォームからの問い合わせを「未対応」「対応中」「対応済み」などのステータスで管理するものです。

ひと目でわかる顧客管理機能があれば、ユーザーとのやり取りでのミスを減らせます。ユーザーに関する情報をメモできる機能など、情報共有がしやすいツールであれば、より適切な顧客管理ができるでしょう。

また、フォームで顧客管理できれば、わざわざエクセルなどの他ツールにデータを移す必要がなくなり、管理の工程を省くことができます。

無料で使えるフォーム作成ツールのおすすめ5選

ここでは、無料で使えるフォーム作成ツールとして、以下の5つをおすすめします。

  • formrun(フォームラン)
  • Googleフォーム
  • Formz(フォームズ)
  • Tayori(タヨリ)
  • Form Mailer(フォームメーラー)

それぞれの詳細をみていきましょう。

formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)は、できるだけ短い時間で簡単にフォームを作成したい方におすすめのフォーム作成ツールです。

「問い合わせ対応」をはじめとして「資料請求」「予約フォーム」「アンケート」など、目的別に40種類以上の豊富なテンプレートのデザインがあり、クリックするだけでフォームを作成できます。その手軽さから、20万以上のユーザーに利用されています。

また、フォームからの問い合わせ内容を「カンバン方式」で管理できるため、問い合わせのステータスを把握しやすくなっているのが特徴です。さらに、Webサイトへはiframeで埋め込めるので、フォームのURLをコピー&ペーストするだけで設置できます。

SlackやChatwork、メールなどへの通知機能があるのでユーザーへのすばやい対応が可能で、情報セキュリティマネジメントについての国際規格「ISO 27001 (ISMS)」を取得しているのでセキュリティ面でも安心です。

【利用料金】
FREEプラン:0円
BEGINNERプラン:3,880円(税抜)/月
STARTERプラン:12,980円(税抜)/月
PROFESSIONALプラン:25,800円(税抜)/月

https://form.run/home

Googleフォーム

Googleフォームは、Googleアカウントをもっていれば、誰でも手軽にフォームを作成できるツールです。すべての機能を無料で使えることが特徴で、コストをかけずにフォームを作りたい方向けといえます。

フォーム作成数や設置項目数が無制限であるため、問い合わせ対応以外にも、アンケートや応募フォームなど幅広い使い方も可能です。

また、フォームにユーザー名かメールアドレスを追加するだけで、1つのフォームを複数人で同時に編集することができます。そのため、誰かが作成したフォームを別の人が確認することも簡単です。さらに、データはクラウド上で保存されているため、複数の端末でデータを共有することができます。

一方で、Googleフォームのデザインはあまりにもシンプルで、カスタマイズもできないため、ひと目でGoogleフォームで作成したことがわかります。また、自動入力や自動返信、顧客管理などの機能はないため、そうした機能も求めている場合は不向きなツールです。

【利用料金】
0円

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

Formzu(フォームズ)

Formzu(フォームズ)は、「問い合わせフォームなら30秒で作成 必要なのはメールアドレスだけ」と公式HPにあるように、手軽でスピーディーなフォーム作成が特徴のフォーム作成ツールです。

PC・スマホ・携帯電話に対応したフォームの作成や自動返信機能、統計機能などを無料で使うことができ、ページ内への埋め込みもできます。「Formzu WP」という専用のプラグインを使うことで、WordPressにフォームを設置することも可能です。

また、無料プランでもPayPalによるクレジットカード決済を利用でき、英語をはじめとする日本語以外の言語への切り替えもできます。

ただし、無料プランの制限が多く、デザインの設定が難しいため、慣れないとフォーム作成に時間がかかるかもしれません。顧客管理機能もないため、管理が必要な場合には適さないといえます。

【利用料金】
フリー:0円
パーソナル:17.3円/日
ビジネス:32.9円/日
プロフェッショナル:84.9円/日

https://www.formzu.com/

Tayori(タヨリ)

Tayoriは、「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「チャット」の4つの機能を持つフォーム作成ツールです。利用シーン別のテンプレートが用意されており、それをカスタマイズするだけで簡単にフォームを作成できます。

フォーム作成においては、ロゴ・カラー・アイコン・背景色などの変更が可能で、直感的な操作が可能です。「Tayori Form Plugin」というプラグインを使えば、WordPressのWebサイトにフォームを設置することもできます。

また、メモの共有やステータス管理、タスクの割り振り機能もあるため、顧客管理をする際も便利です。GoogleAnalyticsを設置できるため、問い合わせ状況に関する分析もできます。

一方で、無料プランではメンバーが1名のみであったり、連携できる外部ツールが少なかったりという点があります。そうした点が気にならなければ、フリープランから試してみてもよいでしょう。

【利用料金】
フリープラン:0円/月
スタータープラン:3,400円(税抜)/月
プロフェッショナルプラン:7,400円(税抜)/月

https://tayori.com/

Form Mailer(フォームメーラー)

Form Mailer(フォームメーラー)は、直感的にドラッグ&ドロップするだけでフォーム作成ができるツールです。最短30分でフォーム作成からページ公開までを完了できるため、ほかの業務に時間を割くことができるようになります。

無料プランでもSSL暗号化通信やパスワード制限に対応しており、プライバシーマークを取得しており、セキュリティ対策が取られています。また、有料プランではランディングページの作成もできるので、Webマーケティングのためにキャンペーンページやイベント用のページを作る際には便利です。

無料プランでは利用できる機能が少ないため、機能を試すにはある程度のコストがかかる点には注意が必要です。

【利用料金】
Free:0円
Pro:1,375円(税込)/月
Business:6,875円(税込)〜/3ヶ月

https://www.form-mailer.jp/

ユーザーからの問い合わせを増やすための3つの施策

ユーザーからの問い合わせを増やす施策として、ここでは以下の3つについて解説します。

  • フォームを定期的に見直して最適化する
  • フォームまでの導線を整える
  • セキュリティに関する記載をする

フォームを定期的に見直して最適化する

フォームは、一度作成して設置したらそれで終わりではありません。定期的に見直して、より使いやすくなるように改善を重ねていく必要があります。この行動を「フォーム最適化(EFO)」といいます。

フォーム最適化を図る際には、以下のようなポイントに着目してチェックします。

  • 必須項目の有無がひと目でわかる
  • 入力ミスなどのエラーメッセージがすぐ表示される
  • ボタンが適切な場所に設置されている
  • 入力例を表示する
  • 住所を郵便番号から自動表示されるようにする

いずれも、ユーザーの手間を省き、最後まで入力してもらうための施策です。こうした内容を定期的にチェックし、より入力しやすいフォームになるよう最適化をくり返すことは、ユーザーからの問い合わせを増やすことにつながります。

フォームまでの導線を整える

前項で解説した「フォーム最適化」と並んで、フォームまでの導線が整っているかも重要です。サービスや商品について問い合わせたいと思っても、Webサイト内でフォームの場所がわかりにくいと、ユーザーは問い合わせを諦めて離脱してしまう可能性があります。

ユーザー目線でWebサイト内を回遊し、どこにフォームへの入口があればよいかをチェックしましょう。ヘッダーやフッター、サイドメニューなどにフォームへのリンクを貼るのはもちろんのこと、特に閲覧されているページからもフォームに飛べるように設計すると、より問い合わせに結びつきやすくなるはずです。

「フォーム最適化」と同様に、フォームまでの導線もすぐに想定通りの成果が出るわけではありません。そのため、実践と検証をくり返すことが重要です。

セキュリティに関する記載をする

Webサイト内やフォームに、どのようなセキュリティ対策をしているか記載することで、情報管理についてのユーザーの不安を解消できるようになります。

フォームに入力する内容は個人情報が多いため、セキュリティに不安を感じたユーザーは問い合わせをしてきません。そのため、SSL暗号化通信に対応したり、プライバシーポリシーを記載したり、 ISMS認証を取得したりなど、具体的なセキュリティ対策を公開することが重要なのです。

フォーム作成ツールのなかには、ツール独自のセキュリティ対策を導入しているものもあります。その情報もフォーム部分に記載しておくと、よりユーザーを安心させられるでしょう。

まとめ:フォームを無料で作成して顧客との距離を縮めよう

Webサイトのフォームは、ユーザーからの問い合わせを24時間受け付けてくれる重要な窓口です。フォームを設置することで、企業はサービスや商品の受注機会の損失を防ぐことができます。

フォームの主な作り方は、「プログラミングでの自作」「WordPressのプラグイン」「フォーム作成ツール」の3つです。なかでも、フォーム作成ツールを利用すれば、専門的知識がなくても簡単にフォームを作れます。

数あるフォーム作成ツールのなかで自社に合ったものを選ぶには、費用だけでなく、使い勝手やテンプレートのデザインなども比較する必要があります。どのツールにすべきか迷ったときには、クリックだけで簡単にフォームを作成でき、顧客管理機能まで付いている「formrun」がおすすめです。

「formrun」は20万以上のユーザーが利用しているツールで、テンプレートのデザインも豊富なので、きっとあなたの会社にぴったりのフォームを作れます。フォームを無料かつ手軽に作成したいのであれば、ぜひ「formrun」の導入を検討してみてください。

https://form.run/

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