Googleフォーム活用事例6選紹介!メリット、注意点も解説

フォーム作成ツール

「Googleフォームではどのようなフォームが作成できるの?」

「他の企業はGoogleフォームをどのように活用しているんだろう…」

Googleフォームを検討しているけれども、うまく使いこなせるか不安に感じていませんか?

Googleフォームを有効活用するには、Googleフォームの特徴、注意点を理解しておくことが重要です。

今回の記事では、以下の内容について解説します。

  • Googleフォームとは?
  • Googleフォーム活用事例
  • Googleフォームの注意点

Googleフォームの基礎も知りたい方はこちらの記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

Googleフォームとは?

Googleフォームとは、Googleが提供している無料のフォーム作成ツールです。

Googleフォームの特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • 無料で作成できる
  • 共同で作成できる
  • 簡単な操作で作成できる

Googleフォームは、とてもシンプルな構造となっているのが特徴です。

お問い合わせフォームやアンケートフォームなど、さまざまな目的のフォームを作成できます。さらに、スプレッドシートと連携することで、データ管理も可能です。

テンプレートがすでに準備されており、一から作成する必要がないため、初心者でも使いやすいメリットがあります。

回答は自動で集計するため、集計作業の時間短縮ができ、回答者の意向の素早い分析が可能です。

URLを共有すると、複数人で編集できます。チーム内でフォーム作成や管理を進めていきたい場合には最適です。

▼フォーム作成ならformrunもおすすめ!テンプレートと必要な項目を選択するだけで簡単に見栄えのいいフォームが完成します。

Googleフォームの活用事例6選

Googleフォームは、アンケートからデータ管理まで幅広い活用事例が存在します。

以下より6つの活用事例を紹介します。自社でGoogleフォームを活用する際の参考にしてください。

Googleフォーム活用事例①欠席のデジタル連絡

Googleフォームを学校の欠席連絡のツールとして活用できます。

これまでは上図のように、保護者から職員室へ連絡が行って担任へと伝わる流れで、手間と工数がかかっていました。

Googleフォームを導入した場合、保護者が欠席の連絡を入力すると、即座に教員内で情報を共有できます。

Googleフォームを活用すれば、欠席の連絡をデジタル化し、電話対応による業務中断に悩まされません。

引用:全国の学校における働き方改革事例集 令和3年3月文部科学省

ただし、運用する際は生徒が勝手に欠席フォームを送信しないよう対策が必要です。

生徒にプリント配布せずに、保護者への一斉送信メールを活用してフォームのURLを周知したり、誰でもフォームに入力できないようパスワードを設定したりしましょう。

Googleフォーム活用事例②リモートワークの自動採点

引用:全国の学校における働き方改革事例集 令和3年3月文部科学省

Googleフォームは、テストフォームとしても活用できます。

これまで教員は授業の準備だけではなく、テストの採点などの過重労働がたびたび問題に上がっていました。※1

Googleフォームでテストを作成し、生徒に共有して回答してもらうことで、テストを印刷する手間が省け、さらに、自動採点までも可能です。

回答は自動で集計されるため、クラス内で回答率が低い答えなどを把握できます。個別の回答も確認できるため、授業対策や個別のフィードバックに活かせます。

Googleフォームは画像やYouTubeの動画などを添付できるので、リモート授業にも最適です。

※1参照:教員の過剰労働の現状と今後の課題 日本労働研究誌

Googleフォーム活用事例③イベントアンケート

Googleフォームは、イベントや講座のアンケートフォームとしても利用できます。

ラジオボタンやチェックボックスで、回答者に入力の手間をかけずにアンケートに答えてもらえます。

1〜5などの段階評価で回答ができる均等目盛の回答形式を使用すれば、イベントや講座の満足度を数値として把握可能です。

URLを添付するだけではなく、QRコード化してポスターに添付すれば、さらに気軽にアンケートに回答しやすくなります。

コロナウイルスの影響により、オンラインイベントへの関心が高まりました。イベントや講座の満足度を図る指標としてイベントフォームは重要です。※2

Googleフォームを活用し、手軽にイベントフォームを作成できるのはメリットです。

※2【特集】「新しい生活様式」における消費行動~「消費判断のよりどころ」の変化~消費者庁

Googleフォーム活用事例④イベント参加申請

Googleフォームは、イベント開催時などの参加申請フォームとしても利用可能です。

以下のように条件に応じてフォームの詳細を設定できます。

  • 1ユーザーにより、回答回数を制限
  • 受け付け開始・終了時間を設定
  • 参加人数の定員を設定

回答回数を制限しておけば、何度も同じ人がイベントに申し込むのを防止できます。

定員数のあるイベント参加申請フォームを作成できるなど、イベントの種類に応じて幅広く対応可能です。

Googleフォーム活用事例⑤求人応募フォーム

Googleフォームは、アルバイトや採用の応募フォームとしても有効活用できます。

インターネット上にフォームのリンクを掲載するだけでなく、QRコード化して求人チラシなどに添付が可能です。

Googleフォームでは、ファイル添付ができるフォームを作成できます。履歴書やポートフォリオなどを応募と同時に確認できるため、業務の効率化につながります。

Googleフォーム活用事例⑥データ管理

引用:Google Workspace

Googleフォームを利用すると、回答されたデータを管理・分析できます。

集めたデータを個別、グラフで視覚的に確認できるので、目的に応じて活用可能です。

リンクを共有しチーム内で確認できるだけでなく、スプレッドシートに出力すると細かく分析できます。

Googleフォームで注意すべき3点

Googleフォームを利用する際には、以下3点に注意しましょう。

  • 問い合わせ機能が限られている
  • 保存容量が少ない
  • デザインが乏しい

具体的に解説します。

問い合わせ機能が限られている

他フォームと比較して問い合わせ機能、やり取り管理の機能が限られています。

問い合わせがきた際、Googleフォームからの参加者への返信や、誰が対応したかなどの管理はできません。

回答者とのやり取りが多いフォームや、通常のカスタマーサービスを目的としたフォームにはGoogleフォームは向いていません。

問い合わせ管理までしっかり行いたいのであれば、別のツールの導入を検討する必要があります。

▼formrunならカンバン方式で問い合わせ状況を管理!問い合わせ内容への返信も管理画面から可能!

保存容量が少ない

Googleフォームの保存容量は15GBまでです。この容量はGoogleアカウントで利用するすべてのツールで共有です。動画や画像の添付が必要なフォーム作成を検討しているのであれば、保存容量がすぐに埋まってしまいます。

企業チーム等で運用をしていく場合、有料プランへの加入がおすすめです。

デザインが乏しい

Googleフォームは、デザイン機能が豊富ではありません。自由に変更できる点は、以下の部分に限られています。

  • 背景色
  • フォント
  • ヘッダー

画像などを変更しても、Googleフォームと分かってしまう可能性が高いので、独自性を出したい方は、デザイン性の高いフォーム作成ツールの導入を検討しましょう。

フォーム作成なら「formrun」

チームで管理や数多くのフォームを扱う方は、問い合わせフォーム「formrun」がおすすめです。

例えば、formrunは以下のような方に向いています。

  • 簡単に問い合わせフォームを作成したい
  • チームで案件を管理したい
  • 豊富なデザインで取り扱いたい

40種類以上の目的別テンプレートから最適なものを選択し、質問項目をドロップするだけで簡単に作成可能です。

引用:formlab

問い合わせ状況を視覚的に確認でき、チーム内で進捗状況を共有しながら対応漏れを防ぎます。

株式会社Langooや株式会社ノンピなど、多くの企業で採用されており業務負担を軽減しています。

Googleフォームの活用事例を参考に、自社フォームを作成しよう

Googleフォームは以下のようなシーンで活用できます。

  • 欠席のデジタル連絡
  • リモートワークの自動採点
  • イベントアンケート
  • イベント参加申請
  • 求人応募フォーム
  • データ管理

Googleフォームはシンプルで汎用性が高いフォームです。ただし、容量や使い勝手などデメリットが存在します。

今回紹介した活用事例を参考に、自社のフォーム作成に最適か確認しながら業務効率化を目指しましょう。