手間なく効果的に顧客管理をしたいと考えていませんか?
CRMツールを導入することで、顧客情報の細やかな管理やダッシュボードを活用したデータ分析ができます。
本記事は、既存の仕組みでは顧客管理や分析を困難に感じていても、どのCRMツールを選ぶべきか迷っている方に向けた内容です。
CRMツール導入を検討している人に向けて多様なツールを一覧で紹介し比較します。
ツールを選ぶ際のポイントも紹介するので参考にしてください。
目次
定番のCRMツール20選!一覧比較表
今回の記事で紹介する、20種類の代表的なCRMツールを下記の一覧表にまとめています。
ツールごとに、「ツールの性能を活かしやすい部門」「主な利用シーン」「費用」「サポート体制」など、さまざまな特徴があります。
CRMツール | こんな部門におすすめ | 主な利用シーン | 費用 | サポート体制 |
---|---|---|---|---|
formrun | マーケティング | とりあえず試してみたい | プロフェッショナルプラン:月額25,800円/ユーザー スタータープラン:月額12,980円/ユーザー ビギナープラン:月額5,980円/ユーザー フリープラン:無料 |
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satori | マーケティング | 多くの顧客や営業が関わる会社 | 月額148,000円/月 |
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Synergy! | マーケティング | 多くの顧客や営業が関わる会社 | 月額15,000円~ メール配信機能:+10,000円~/月 アンケート機能:+15,000円~/月 Webパーツ機能:+10,000円~/月 |
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うちでのこづち | マーケティング | ECサイトにおすすめ | ベーシックプラン:月額29,800円~ |
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カスタマーリングス | マーケティング | とりあえず試してみたい | 要見積もり |
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SHOP FORCE | マーケティング | ECサイトにおすすめ | 要見積もり |
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Sales Cloud | 営業 | 多くの顧客や営業が関わる会社 | Unlimitedプラン:月額36,000円/1ユーザー Enterpriseプラン:月額18,000円/1ユーザー Professionalプラン:月額9,000円/1ユーザー Essentialsプラン:月額3,000円/1ユーザー |
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Zoho CRM | 営業 | とりあえず試してみたい | アルティメットプラン:月額5,400円/1ユーザー エンタープライズプラン:月額4,200円/1ユーザー プロフェッショナルプラン:月額2,400円/1ユーザー スタンダードプラン:月額1,440円/1ユーザー |
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eセールスマネージャー | 営業 | 多くの顧客や営業が関わる会社 | スタンダードプラン:月額11,000円/1ユーザー ナレッジシェアプラン:月額6,000円/1ユーザー スケジュールシェアプラン:月額3,000円/1ユーザー |
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Knowledge Suite | 営業 | 多くの顧客や営業が関わる会社 | SFAプロフェッショナル:月額80,000円(容量50GB) SFAスタンダード:月額50,000円(容量5GB) グループウエア:月額6,000円(容量3GB) |
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HubSpot CRM | 営業 | 多くの顧客や営業が関わる会社 | Enterprise:月額384,000円 Professional:月額96,000円 Starter:月額5,400円 |
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ちきゅう | 営業 | とりあえず試してみたい | スタンダードプラン:月額29,800円/10ID |
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Oracle Sales Cloud | 営業 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | エンタープライズプラン:月額9,800円/1ID プロプラン:月額4,980円/1ID スタンダードプラン:月額2,980円/1ID ライトプラン:月額1,480円/1ID |
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Senses | 営業 | 多くの顧客や営業が関わる会社 | Enterprise:月額300,000円~/20ユーザー Growth:月額100,000円~/10ユーザー Starter:月額25,000円~/5ユーザー Gold:月額40,000円~(サポートプラン) |
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Camcard Business | 営業 | 名刺管理ができればいい | プロフェッショナルプラン:月額2,500円/1ID スタンダードプラン:月額1,700円/1ID |
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kintone | 多数の部署間連携 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | スタンダードコース:月額1,500円/1ユーザー ライトコース:月額780円/1ユーザー |
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sansan | 多数の部署間連携 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | Liteプラン:要見積もり Standardプラン:要見積もり DXプラン:要見積もり |
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Dynamics 365 | 多数の部署間連携 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | Microsoft Relationship Sales:月額17,575円/1ユーザー Sales Premium:月額14,680円/1ユーザー Sales Enterprise:月額10,330円/1ユーザー Sales Professional:月額7,070円/1ユーザー |
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Re:lation | 多数の部署間連携 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | プレミアムプラン:月額76,800円/1ユーザー スタンダードプラン:月額29,800円/1ユーザー ライトプラン:月額12,800円 フリー:0円 |
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AppSuite | 多数の部署間連携 | 多くの部署との関わりが必要な部門 | デスクネッツネオ:月額440円/1ユーザー AppSuite:+月額330円/1ユーザー ChatLuck:+月額330円/1ユーザー 交通費・経費精算:+月額110円/1プラン ウェブ会議:月額10,000円/1会議室 |
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【マーケティングにおすすめ】CRMツール6選
マーケティングに役立つ機能としておすすめなのは、顧客データの管理・マーケティング活動の一元化やレポート分析などです。
顧客の基本情報や契約履歴・利用状況などを集約して、データとしてマーケティング施策に活用できます。
メール配信やタスクの自動化をはじめとした効率的なマーケティングを実施できると、迅速な顧客対応ができ、満足度の向上が可能です。
ここでは、マーケティングにおすすめの6つのツールを紹介します。
1.フォーム作成もできる多機能型ツール:formrun(フォームラン)

【特徴】
・収集したデータを可視化して分析
・外部ツールと連携可能
・40種類以上のテンプレートを使える
formrunは弊社、「株式会社ベーシック」が提供する多機能性のWebフォーム制作ツールです。
フォーム作成機能をメインとしつつ、ユーザー情報の管理や分析ができるマーケティング機能が搭載されています。
問い合わせの数や対応状況のデータから各ユーザーアプローチができます。メルマガ配信など、問い合わせの向上を目指すマーケティング施策の実施も可能です。
Slackやチャットワークをはじめとしたツールとの連携できるため、データ移行の手間などが生じません。
【料金】
プロフェッショナルプラン:月額25,800円/ユーザー
スタータープラン:月額12,980円/ユーザー
ビギナープラン:月額5,980円/ユーザー
フリープラン:無料
※無料トライアルあり
2.見込み顧客へのアプローチが可能:SATORI(サトリ)

【特徴】
・見込み顧客への働きかけで商談を獲得する
・充実のサポート体制
SATORIは、SATORI株式会社が提供するMA(マーケティングオートメーション)ツールです。リードの獲得から分析・管理・育成までを自動化できます。
CRMツールとしての機能にも優れ、見込み顧客(自社へ問い合わせをしていない匿名のユーザー)にもアプローチが可能です。
オンラインサポートに加えて、セミナー動画やユーザー会の開催や担当者による運用サポートがあるため、CRMツールに慣れていない方も安心して導入・運用できます。
【料金】
初期費用:300,000円
月額:148,000円〜
3.CRMの基本機能を集約:Synergy!(シナジー)

【特徴】
・フォーム制作数の制限なし
・柔軟なメール配信が可能
シナジーマーケティング株式会社が提供している Synergy! 。
顧客情報のデータベース集約や、Wフォームやアンケート回収による情報収集など、CRMの基本的な機能を網羅しています。
フォームの作成数は無制限なため、場面に合わせたフォームで送信が可能です。
収集した情報はデータベースで一元管理でき、施策に対する改善点を発見するためのフォーム解析レポートを作れます。
見込み顧客に対するダイレクトメール配信やSNSとの連携機能も持ち合わせるため、プロダクトの継続顧客を抱える企業におすすめの製品です。
【料金】
初期費用 :118,000円
月額:15,000円〜
※上記に加えて、必要な機能をカスタマイズ
4.EC通販企業の導入NO1!:うちでのこづち

【特徴】
・使いやすいUI・UXが魅力
・カゴ落ちメールなどのユーザーサポート付き
うちでのこづち は、株式会社E-Grantが手がけるEC通販向けCRMツールです。
カゴ落ちの確認のメールやキャンペーン内容のSMSなど、ユーザーへ情報を発信し続けるマーケティングサポートが充実しています。
通販サイトやECモールのカートシステム・POSデータとの自動連携が可能で、顧客データの蓄積と分析に役立ちます。
ECサイトの顧客はどのような購買行動をしているか、細かく分析したい担当者におすすめです。直感的に操作できる画面デザインが魅力的なツールです。
【料金】
初期費用:お問い合わせ
月額:29,800円〜
5.継続利用率99.1%の安心感:カスタマーリングス

【特徴】
・収集したデータを連携・加工してくれる
・豊富な分析方法でリピーターを育てる
カスタマーリングスは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングの提供するマーケティングプラットフォームです。
顧客体験の向上を目標として、定量・定性それぞれのデータを統合と分析ができます。データは夜間処理されるため、円滑なデータ抽出・分析が可能です。
自社の抱えるユーザー像や、参入している市場の多様化を感じ、対応を考えている企業におすすめのツールです。
【料金】
要お問い合わせ
6.オンラインと実店舗のデータを連携:SHOP FORCE(ショップフォース)

【特徴】
・専任のサポート担当者が伴走
・実店舗とオンライン店舗それぞれでデータ分析が可能
SHOP FORCEは、ショップフォース株式会社が提供する、店舗販売の顧客情報管理ツールです。
実店舗とオンライン店舗の販売データや来店ユーザーの行動情報をまとめて管理できます。
情報管理だけでなく、MA機能や顧客分析機能も搭載されているため、顧客に寄り添い効率的なアプローチを探れます。
実店舗とECの配分見直しを検討している企業や、複数の小売りメディアを手がける会社などにおすすめのツールです。
【料金】
要お問い合わせ
【営業におすすめ】CRMツール9選
営業で活躍する機能は、リード管理・営業手順の可視化や顧客の行動履歴のデータ化などです。
見込み顧客に関する情報収集や進捗状況を把握することで、アプローチを図る見込み顧客の優先度をつけられたり、最適なタイミングで働きかけができたりします。
ここでは、営業におすすめのツールを9つ紹介します。
自社の営業担当者が顧客とより深い関係を築きやすいツールか、を意識してご覧ください。
1.世界15万以上の企業が導入:Sales Cloud(セールスクラウド)

【特徴】
・顧客の行動履歴を商談に活かせる
・企業規模問わず利用可能
Salesforceが提供する顧客管理ツール Sales Cloud。
見込み顧客が広告をクリックしたときから商談成立まで、一連の行動を追跡できます。
顧客とのやり取りの内容や取引先に関する社内のディスカッションも登録できるため、顧客にとって最適なアプローチの実施が可能です。
案件の進捗状況をチーム内で共有しやすいため、顧客数や人員数が多い大企業やグローバル企業におすすめのCRMです。
【料金】
月額:3,000 円〜
※無料トライアルあり
2.スマホで情報の閲覧が可能:Zoho CRM(ゾーホー シーアールエム)

【特徴】
・外出先や商談前に顧客情報を把握できる
・ドラック&ドロップの簡単操作が可能
Zoho CRMはZoho corporationが提供しています。世界の25万以上もの企業が導入しているCRMです。
顧客管理は、「見込み客の管理」「連絡先、取引先の管理」「商談管理」「顧客管理の効率化」の4機能を搭載。
モバイルアプリに対応しているため、外出先で商談の情報や顧客とのやり取りを確認できます。
ダッシュボードデザインやデータの設定は、ドラッグ&ドロップで直感的に実施可能です。
【料金】
月額:1,680円〜(1ユーザー)
3.営業のプロが開発:eセールスマネージャー(イーセールスマネージャー)

【特徴】
・ツール定着率95%
・入力作業を最小限に抑える高機能性
日本のソフトブレーン株式会社が提供する、eセールスマネージャー。
ツール導入後の定着率は95%にも上り、大手から中小まで、5,500社が導入しています。
特徴は、一度情報を入力すれば自動的にユーザーの行動履歴や名刺管理などを反映できる点です。
入力や報告業務を最小限に抑えることで、コストの削減を図れます。
サポート体制は手厚く、導入設定から環境構築や操作説明・アフターケアまで相談ができます。
【料金】
月額11,000円〜
4.名刺をデジタル管理で営業効率化:Knowledge Suite(ナレッジスイート)

【特徴】
・スマホやタブレットに対応
・毎月のデータ容量で決まる料金形態
Knowledge Suiteは、日本のナレッジスイート株式会社が提供しています。
CRMの機能に加えて、グループウエアやSFAなどが付いた、多機能型ツールです。
名刺のオンライン交換や、紙の名刺のデータをツールに保存・活用する機能があるため、容易に情報の統一ができます。
スマートフォンやタブレットで、社外でも顧客情報を確認できる点もメリットの一つです。
料金は、使った容量の分だけ課金されるため、繁忙期と閑散期の差が大きな企業向けのツールです。
【料金】
月額:10,000円〜
5.無料版から導入できる:HubSpot CRM(ハブスポット シーアールエム)

【特徴】
・有料版への切り替えでMA・SFA機能を追加可能
・世界で3万社以上が利用
HubSpot CRMは、HubSpot社が提供しているツールです。
レポート機能や取引のトラッキングなど、CRMの基本機能を無料で使えます。
顧客情報を一元管理・社内共有することで、円滑な営業アプローチを実施できます。
有料版へ切り替えると、MAやSFAツールの機能追加が可能です。
まずは無料で、CRMツールを使ってみたい方に活用してほしい製品です。
【料金】
月額:5,999円〜
6.たった1か月で運用開始:ちきゅう

【特徴】
・ヒアリングから導入開始までがスムーズ
・操作性の高い管理画面
株式会社ジーニーの営業管理ツール ちきゅう。
1ユーザー月額2,980円(プランは29,800円から)で導入できる手軽さが魅力です。
シンプルで誰でも使いこなせることを意識した管理画面は、直感的な操作が可能。顧客情報や営業進捗の管理、データの図案化、タスク管理など、営業支援ツールの基礎的な機能が揃っています。
丁寧なヒアリングが魅力で、運用開始までの期間は平均1か月です。すぐにツールを導入したい方に最適な製品です。
【料金】
月額:29,800円〜(10ユーザー)
※無料トライアルあり
7.売上予測から効率的な営業を実施:Oracle Sales Cloud(オラクル セールスクラウド)

【特徴】
・営業業務を細分化して担当者へ配分
・売上達成に必要なアプローチを選択可能
Oracle Sales Cloudは、Oracle社のクラウド型顧客管理ツールです。
営業管轄エリアの配分最適化ができるテリトリー分析と、売上予測機能を備えています。
費用対効果が高く営業に役立つ予測データを提供することで、営業担当者は、売上目標を達成するために取るべき行動を円滑に選択できます。
多数の営業スタッフが各地域へ赴く販売スキームを持った企業におすすめのツールです。
【料金】
要お問い合せ
8.AIが営業に役立つ事例を提案:Senses(センシーズ)

【特徴】
・BtoB・BtoCの営業に役立つ事例提案
・Googleサービスと連動可能
Sensesは、株式会社マツリカのクラウド型営業支援ツールです。
ツールに搭載されたAIが、進行中の営業案件を分析して、類似事例から着地予測を算出します。
BtoC・BtoB営業や既存顧客への提案など、様々な営業シーンで活用が可能です。
GmailやGoogleカレンダーとの連動ができ、発生した予定はツールに自動登録されます。
データの一元管理や担当者の業務管理・情報入力業務の効率化を目指す現場に有効なツールです。
【料金】
Starterプラン月額27,500円~ (5人まで利用可能)
※無料トライアルあり
9.たった5秒で名刺を読み込み:Camcard Business(キャムカード ビジネス)

【特徴】
・わずか数分で名刺をデータベースに読み込み
・タスクや商談内容と名刺を紐付け
ワウテック株式会社の提供する、クラウド型の名刺管理CRMツール Camcard Business 。
高水準の画像補正や文字認識機能で、名刺画像を5秒でデータに変換します。
データベースへの読み込みは数分で完了するため、手入力の顧客データ登録は不要です。
商談内容やタスクを名刺との紐付で、営業活動の効率化を図れます。
自社プロダクトのセールスに精力的で、社外折衝を行う社員が多い企業・部署におすすめです。
【料金】
月額:1,700円〜
※10日間の無料トライアルあり
【複数部署での導入におすすめ】CRMツール5選
複数部署で導入する際役立つのは、情報統合に優れ、ワークフローやレポート分析を自動で実施できるツールです。
社内の各部署が情報を共有し合い、各業務に活かすことで、一貫性を持った円滑な業務進行ができます。
情報を集約できるため、情報の伝え忘れや部署間の認識のズレを失くせる点もメリットです。
ここでは、複数部署での導入におすすめのツールを5つ紹介します。
1.必要な機能をアプリで導入:kintone(キントーン)

【特徴】
・CRMツールをアプリとして開発可能
・90種類以上のサービスと連携できる
kintoneは、日本のサイボウズ株式会社が提供するクラウドサービスです。自社業務に合わせたアプリの開発ができます。
カスタマイズ性が高く、ほしい機能を比較的自由に作成できるため、多くの部門が連携する企業におすすめのサービスです。
メールの一元管理ができる「メールワイズ」を連携させることで、CRMツールとして利用が可能です。メール履歴を顧客管理アプリに登録して、メール配信などを実施できます。
【料金】
月額1,500円(1ユーザー)〜
2.名刺と顧客の情報を統合:sansan(サンサン)

【特徴】
・名刺交換が多い企業におすすめ
・顧客とどの社員がつながっているかを把握
sansanは、Sansan株式会社が運営しています。
名刺管理ツールをベースとして、蓄積した名刺情報を活かしたSFA・CRMツールとして運用可能です。
名刺・メール履歴・商談などのやりとりに加えて、業種や従業員規模、売上高などの企業情報を網羅的に把握して、マーケティングに活用できます。
メルマガ配信やセミナー開催など、顧客に合わせた最適なアプローチを図れます。
社内の名刺情報を統合し、誰と誰がつながっているかを共有することで組織的な営業力と生産性の向上が期待できるツールです。
【料金】
要お問い合わせ
3.外資系企業から高い人気を誇る:Dynamics 365(ダイナミックス 365)

【特徴】
・Wordや Excelを使う企業におすすめ
・メールとカレンダーの連動可能
Microsoftが販売しているDynamics 365。同社が提供している、WordやExcel・Outlookなどの製品と連携が可能です。
Excelに入力した情報は、手間なくDynamics 365に取り込めます。スムーズなデータ共有が業務効率化を推進します。
商談スケジュールやメールのやり取りは、自動でCRMに保存が可能。CRMからExcelへ情報を落とし込み分析を実施することもできます。
SFAなど営業活動に必要な機能も搭載しているため、生産性向上が目指せるツールです。
【料金】
要お問合せ
4.カスマター部門での活用におすすめ:Re:lation(リレーション)

【特徴】
・LINEやSNSからの問い合わせを一元管理
・カスタマー部門で役立つ機能が充実
Re:lationは、株式会社インゲージの顧客情報管理クラウドツールです。
メールやLINE・SNSなど、顧客からのさまざまな問い合わせ経路を一元管理できるため、カスタマーサクセス業務の円滑化を目指せます。
誰が、いつ、何の案件を、どこまで進めたかまで管理できるため、急な担当者変更などにも迅速に対応可能です。
【料金】
無料プランあり
※有料プランの10日間無料トライアルあり
5.プログラミング知識ゼロでアプリ作成できる:AppSuite(アップスイート)

【特徴】
・幅広い業務をアプリで効率化
・顧客データや業務データを社内で共有可能
AppSuiteは、株式会社ネオジャパンの業務アプリ作成ツールです。
社内の問い合わせ対応・勤怠管理などのバックオフィス業務や、商談記録・見積書作成といった営業業務まで、幅広い社内フローを簡易化するアプリを作れます。
アプリ内に蓄積したデータは、グラフによる可視化が可能です。営業部署、チームリーダー、経営層など、幅広い視点でデータを活用できます。
【料金】
クラウド版
月額:400円(1ユーザー)
※上記に加えて追加でカスタマイズあり
パッケージ版
39,800円(5ユーザー)〜
※上記に加えて追加でカスタマイズあり
CRMとは?機能をわかりやすく紹介

CRMは、顧客情報をまとめて管理することを意味する用語です。
まとめた情報を活用して企業の生産性を高めるためのCRMツールも略して、CRMと呼ぶことがあります。
CRM(ツール)に搭載されている主な機能は、以下の4つです。
CRMの機能①顧客情報の管理
CRMツールは、顧客情報の管理を主な機能としています。
自社サービスのユーザー情報を収集・集約することで、データ管理部門の業務を簡略化できる点が特徴です。
成約後の顧客の状況を管理して、継続契約を目指したり、顧客の満足度を高めるために役立ちます。
集約したデータを、リアルタイムで分析する機能を搭載しているツールが多く、見込み顧客へのアプローチや再営業を効率的に支援できます。
CRMの機能②お問合せ内容の管理
コールセンターやお問合せフォームで生じたユーザーとのやり取りを管理できます。
過去の履歴にさかのぼり担当者や対応経緯などを詳しく確認できるため、トラブルが生じた際は迅速な措置が可能です。
情報の共有が社内全体でしやすいか、管理画面を操作しやすいかなどを基準にツール選択をしましょう。
CRMの機能③営業サポート
商談内容の記録・進捗状況やメール配信業務など、営業に欠かせないアプローチのサポートに役立ちます。
最適な顧客情報管理と社内共有をすることで、顧客との信頼性を深められます。
顧客と自社のつながりを長期的なものにするために欠かせない機能の一つです。
CRMの機能④マーケティング分析
収集したデータを可視化することで、マーケティング分析ができます。
顧客の購買履歴や所属・営業とのやり取りなどの情報を生かして、ニーズに沿ったアプローチの実施が可能です。
複数の部署で顧客情報や経営目標の共有し合うことで、組織内のコミュニケーションの活性化を図れます。
CRMツールとMA・SFAツールの違いとは?

CRMツールと似ているツールに、「MAツール(マーケティングオートメーション)」と「SFAツール(セールスフォースオートメーション)」があります。
CRMツールは、顧客と自社の結びつきを強めるための活動支援を重視しています。
顧客の行動履歴(問い合わせ内容・契約内容など)を収集・管理することで、カスタマーサービスの向上が可能です。
MAツールは、マーケティング業務をスムーズに実施するための支援機能に特化しています。
メール配信やSNSマーケティングなど、さまざまなマーケティング業務を自動化して、高い費用対効果で見込み顧客の獲得を目指します。
SFAツールは、営業業務の支援を重視したものです。
顧客の契約情報の管理・見積もり作成・データを活用した販売予測の分析などの機能を使い、営業部門の生産性を高められます。
すべてのツールで、業務の自動化や効率化を計りつつ、顧客の満足度を高めることを目的としています。
自社はどのような目的でツールを導入したいのかを明確に洗い出すことで、最適なツールの判別が可能です。
使いやすいCRMツールの選び方3つのコツ
CRMツールを選ぶとき重視すべきポイントは、以下の3つです。
- ツールで何ができるか(利用シーンや機能)
- ツールの導入・運用コストはいくらか
- ツールのサポート体制はどうなっているか
それぞれのポイントを紹介します。
1.ツールで何ができるか(利用シーンや機能)
ツールを選ぶ際は、CRMツールを導入して何を解決したいかを明確にしましょう。
提供している企業によってツールの機能や特徴は異なります。自社の課題解決に役立つものを選定することが重要です。
既存顧客の契約期間を持続させたい場合は、顧客管理機能に強いもの、ECサイトの強化を図りたい場合は、注文情報をデータ統合に優れたCRMを選択しましょう。
自社やチームが「何を解決したいか」を明確にすることで、最適なツール選びができます。
2.ツールの導入・運用コストはいくらか
CRMツールの導入や運用にかかるコストは、ツール選択の判断基準の一つです。
導入を開始するまでより、運用を始めた後の方が長期間に及びます。
思った以上に費用がかさむことで、現場での活用に行き詰ったり、思ったような効果が出ない状況に陥らないようにしましょう。
想定される利用シーンに合わせて、「機能を絞って安価な製品を利用する」「費用はかさむが多機能なものを選択する」などのコストパフォーマンスを重視してください。
3.ツールのサポート体制はどうなっているか
サポート体制の充実具合もツール選定の重要なポイントです。
サポートの種類は、メールや電話での問い合わせ対応・FAQサイトの提供・ツール利用のためのセミナーなどさまざまです。
イレギュラー時のバックアップを想定して、問い合わせ対応の受付や内容が手厚いツールを選んでください。
上記の3点を意識することで、自社にとって使いやすいCRMツールを選定できます。
多機能だから・安いからではなく、自社に必要な機能が付いている・費用対効果が高いなどの視点を持ちましょう。
使いやすいCRMツールなら「formrun」が最適!
CRMツールは、顧客管理や営業活動の生産性向上に役立ちます。
選定の際重要なのは、自社に合った機能と費用で運用できるかです。
今回紹介した選定ポイントを押さえつつ、最適なツールの導入・運用をしてください。
ツールの本格運用前にCRMツールをお試しで利用したい場合は、「formrun」がおすすめです。
直感的な操作でWebフォームの作成ができ、顧客データ管理や可視化ができます。
無料プランから利用を始められるため、費用をかけずCRMツールを体感したい方は、ぜひお問い合わせください。