
アンケートの回答方法の種類一覧!アンケートの設問作成時の5つの注意点を解説
「アンケートの回答方法にはどんな種類があるのだろう」
「設問を作成するときに気をつけるべきポイントも知りたい」
このような疑問を抱えていませんか。
アンケート調査を成功させるためには、適切な回答方法を選び、設問を工夫することが欠かせません。
本記事では、アンケートの回答方法の種類や設問作成時の注意点を具体的に解説します。さらに、効率的に調査を進める方法として、自動集計や管理ができるアンケート作成ツールも紹介します。
また、アンケートフォームを作成する際は、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」は、以下の特徴があります。
プログラミング不要
多様な回答方式をワンクリックで実装可能
アンケートの集計を自動化できる
担当者ごとに管理状況を可視化できる
万全のセキュリティで安心して実装できる
▼ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。
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アンケートの6種類の回答方法

アンケート調査を行う際、回答方法の選択は重要です。調査結果の質に大きな影響を与えるため、どの方法を選ぶべきか慎重に考える必要があります。
アンケートの代表的な回答方法の種類は以下の通りです。
単一回答
複数回答
段階評定法
マトリクス形式
自由記述
二項選択式
各項目の詳細を見ていきましょう。
単一回答
単一回答は、複数の選択肢の中から最も適切なものを一つだけ選ばせる形式です。この形式の大きな特徴は、集計や分析が簡単な点です。結果をグラフ化する際にも便利で、迅速なデータ分析が可能です。
しかし、選択肢を誤ると、調査の実態を正確に把握することができないおそれがあります。
▼単一回答の詳細を知りたい場合は、こちらをご覧ください。
>> アンケートSA(単一回答)を徹底解説|意味・特徴・MAとの違いと活用法
複数回答
複数回答は、選択肢の中から複数の項目を選ばせる形式です。複数回答のメリットは、回答者の多面的な意見やニーズを把握できる点です。
しかし、選択肢が多すぎると、回答者に負担をかけてしまい、回答率が低下する可能性があります。複数回答は選択肢の数の適切な調整が求められます。
▼複数回答の詳細を知りたい場合は、こちらをご覧ください。
>> アンケートMA(複数回答)とは?SA(単一回答)との違いや3つのメリット・デメリットを解説
段階評定法
段階評定法は、「とても満足〜まったく満足していない」など、段階的に評価を行う形式です。段階評定法の使用で、回答者の意識の強さや程度を可視化でき、分析に幅を持たせられます。
ただし、尺度の段階数や言葉の使い方によっては、結果の解釈にばらつきが生じる可能性があるため、設問の表現に十分な配慮が必要です。
▼回答者の負担が少なく、分析もしやすいバランス型の尺度として広く使われている5段階評価のExcel分析方法について以下で詳しく解説しています。
>>【初心者向け完全ガイド】アンケート5段階評価をエクセルで集計・分析する方法
マトリクス形式
マトリクス形式は、複数の設問を同じ評価軸で一覧的に回答させる形式です。設問をまとめて回答できるため、効率的で比較分析がしやすい利点があります。
しかし、複数回答と同様、質問数が多すぎると回答者に負担がかかり、アンケート途中での離脱のリスクが高まります。設問数を適切に設定し、回答者にとっての負担を抑える工夫が重要です。
▼マトリクス形式の詳細を知りたい場合は、こちらをご覧ください。
>> マトリクス図(マトリクス表)の作り方は?作成のメリット・デメリット、4つの活用事例を解説
自由記述
自由記述は、選択肢を設けず、自由に文章で回答させる形式です。回答者の率直な意見や深い洞察を得ることができ、質の高いデータを収集できます。
一方、集計や分析に時間がかかり、定量的な比較には不向きなため、収集したデータの分析方法を工夫する必要があります。
▼アンケートの自由記述を効果的に分析するための方法や注意点のいついて知りたい方はコチラの記事がおすすめです。
>>アンケートの自由記述の分析方法は?具体的な手順と3つの活用法を解説
二項選択式
二項選択式では「はい」「いいえ」など、二択で回答させる形式です。二項選択式の利点は、回答者の負担が少なく、短時間で多くの回答を集められる点です。
しかし、単純な回答方法であるため、回答者の思考や意見を具体的に反映することができない欠点があります。
アンケートの回答方法ごとのメリット・デメリット

アンケート調査を行う際には、さまざまな回答方法があり、それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、調査目的に応じた選択が求められます。以下では、定量的な回答方法と定性的な回答方法に分けて、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
定量的な回答方法のメリット・デメリット
定性的な回答方法のメリット・デメリット
定量的な回答方法のメリット・デメリット
定量的な回答方法は、自由記述以外の形式で、数値でデータを取得する方法です。定量的な回答方法のメリット、デメリットを以下にまとめました。
メリット | 数値データを使用するため、集計や分析が容易 結果を表やグラフで直感的に理解できる 多くの回答者から効率的にデータを収集できる 大規模な調査にも対応しやすい |
デメリット | 深い理由や背景の理解は難しい |
数値として得られたデータを集計・分析するため、結果をグラフや表で明確に示せる点が定量的な回答方法の特徴です。選択式や段階評価などが定量的な回答方法に該当します。
定性的な回答方法のメリット・デメリット
定性的な回答方法は、自由記述の質問に該当します。定性的な回答方法のメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット | 回答者の自由な意見や感情を引き出すことができる |
デメリット | 定性的なアンケート結果の分析には時間と労力がかかる |
定性的な回答方法では選択肢を設けず、回答者に自由に意見を書いてもらいます。自由記述によって、回答者の感情や考えを深く掘り下げられることから、新しいアイデアや予想外の課題を発見できる可能性があります。
▼定量調査と定性調査の違いの詳細を知りたい場合は、こちらをご覧ください。
>> アンケートで活用する定量調査と定性調査の違いは?手法や使い分ける2つのポイントを解説
アンケートの回答方法を含む設問作成時の5つの注意点

アンケートでは、適切な設問設計を行うことで、信頼性の高いデータの獲得につながります。ここでは、設問作成時に注意すべき5つのポイントを解説します。
1つの設問で複数の質問をしない
回答を誘導する設問設計にしない
専門用語や分かりにくい表現を使わない
回答の選択肢の数や順序に偏りを持たせない
自由記述の設問を増やしすぎない
各項目の詳細を見ていきましょう。
1つの設問で複数の質問をしない
「満足度と利用頻度を教えてください」のように、1つの設問に複数の質問を含めると、回答者が混乱する可能性があります。
設問は一問一答の形式で設計し、明確に答えられる設計が基本です。
また、一問一答の形で質問を設計することで、アンケート結果の集計時に誤解や解釈のばらつきを防ぎ、正確なデータの取得にもつながります。
回答を誘導する設問設計にしない
特定の回答を誘導する表現を設問に含めないことは、信頼性の高い調査結果を得るうえで重要です。
中立的で公平な表現を心がけることで、偏った回答を防ぎ、調査結果の信頼性を高められます。「この商品はとても満足できますよね?」などの質問は避け、あくまで回答者に自由な意見を求める設問を作成してください。
専門用語や分かりにくい表現を使わない
アンケートの設問に専門用語や難解な表現を使用すると、回答者の理解度に差が出てしまい、回答率の低下や結果の偏りにつながりやすいです。
できるだけ平易な言葉を使い、すべての回答者が理解できる設計を心がけましょう。また、曖昧な表現は避け、質問内容が明確かを確認してください。
回答の選択肢の数や順序に偏りを持たせない
設問での選択肢は、網羅的でバランスよく設定してください。選択肢に偏りがある場合、母集団の傾向をアンケートで正確に反映できない可能性があります。設問の順序によって回答時に先入観が生まれないよう、選択肢の並び方にも工夫が必要です。
また、「その他」の選択肢を設けることで、回答の幅を広げることや、回答者のストレス軽減につながります。
自由記述の設問を増やしすぎない
自由記述の設問は、回答者に負担をかけるため、設問数を最小限に抑えましょう。自由記述の設問を多く設定すると、回答者が時間をかけて答えなければならず、負担が大きくなりやすいです。
自由記述は、回答者の深いニーズや要望を把握できるメリットがあるため、効果的な活用が求められます。自由記述の設問で必要な情報を収集するために、重要なポイントに絞った設問設計を心がけましょう。
アンケートの回答方法の設定やカスタマイズにはフォーム作成ツールが便利

アンケート調査を実施する際、回答方法の設定やカスタマイズが重要です。フォーム作成ツールを活用すれば、専門知識がなくても簡単にアンケートの回答方法の設定を行えます。
特に、フォーム作成ツール「formrun」を利用すれば、フォーム作成から結果の集計、グラフ化まで、専門的な知識なしで簡単に実行できます。デザインや回答形式の変更を自由に行えるため、自社サイトとの違和感を与えず、スムーズな回答を促せます。
アンケートの設計から結果の分析まで、手軽に行いたい方は「formrun」の導入がおすすめです。
アンケートフォームを作成するなら「formrun」がおすすめ
アンケートフォームを作成するなら「formrun」がおすすめです。「formrun」を利用するメリットは下記の3点です。
アンケートフォーム作成が簡単にできる
アンケート回答の集計も自動でできる
EFO(入力フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
アンケートフォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
「formrun」なら、本記事で紹介した以下の回答形式のすべてをノーコードで設定可能です。
単一回答
複数回答
マトリクス
自由記述 など
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ要件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。
アンケート回答の集計も自動でできる
formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。
自動でデータをグラフ化、自動で回答データを一覧化できるので、簡単な集計・確認作業はformrunで完結します。
また、Googleスプレッドシートと連携したデータ集計やExcelファイルへのエクスポートも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。
これまでアンケート回答状況の報告に集計の手間がかかっていた方は、ぜひformrunでアンケートフォームを作成し、集計作業まで効率化してみてください。

EFO(入力フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
送信する際にエラーが起きたり、ブラウザを間違えて閉じてしまったりなど、回答時のストレスが原因でフォームから離脱するユーザーは7割を超えると言われています。
それらの離脱を防ぐため、回答者が便利にフォームを利用できる取り組みとして、残項目数表示、ページ分割機能、入力途中保存、リアルタイムでのエラー表示機能などがあります。
そのためユーザーは、「自分の入力内容に間違いがないか」「あと何分で完了するか」などを常に把握できるため、回答負担が大幅に減ります。
EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。
ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。
適切な回答方法の選択でより効果的なアンケートを実施しよう

アンケートの回答方法は、調査の目的に合わせて使い分けることが重要です。回答方法には主に6種類があり、それぞれに特性や適した場面があります。適切に組み合わせることで、より正確で信頼性の高いデータを収集できます。
設問設計を工夫する際は、自由記述と選択式をバランスよく組み合わせることが効果的です。回答者の負担を減らしながら、必要な情報を収集できるため、回答率やデータ精度の向上につながります。
また、プログラミングの知識が不要で、回答方法の設定や集計も自動化できるフォーム作成ツールを利用すると、アンケートフォームの作成や運用の内製化が可能です。
特に、アンケートフォームを作成する際は、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」は、以下の特徴があります。
プログラミング不要
多様な回答方式をワンクリックで実装が可能
アンケートの集計を自動化できる
担当者ごとに管理状況を可視化できる
万全のセキュリティで安心して実装できる
▼ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。




