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アンケート調査票の作り方と設問設計の完全ガイド【初心者から応用まで】

アンケート調査票の作成は、「調査の成否を決める設計図づくり」です。

初めてアンケートを設計する人も、より精度の高いデータを得たい人も、「質問の作り方が分からない」「回答率を上げたい」など、悩みを抱えやすい工程です。

本記事では、 アンケート調査票の基礎知識から設問設計・プレテスト・集計分析までを、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。

これからアンケートを設計するすべての方が「自信を持って調査を進められる」ようになることを目指します。

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質問項目を入力するだけで、誰でも短時間で使いやすいフォームを公開できます。

受け取った回答は自動で一覧化され、スプレッドシートのように確認・整理が可能です。

また、formrunはISMS・Pマークを取得しており、個人情報の安全管理も万全。
作成したフォームは、PCやスマホどちらでも見やすいデザインが自動調整されるため、回答率の向上にもつながります。

初めてアンケートを作成する方でも、安心して利用できるシンプルな設計が魅力です。

目次[非表示]

  1. アンケート調査票とは?まずは基礎を理解しよう
  2. アンケート調査票の役割と目的
  3. アンケート調査票作成の5ステップ
  4. 調査の目的設定と重要ポイント
    1. 目的設定がすべての出発点
  5. 設問設計の基本ルール
    1. 1. 目的に即した質問を作る
    2. 2. 言葉は簡潔・中立に
    3. 3. 回答形式を設問に合わせる
    4. 4. 設問順序は自然な流れに
    5. 5. 回答時間を短く設計する
  6. プレテスト(事前確認)の重要性
    1. 確認ポイント
  7. 回答率を上げる工夫
    1. 回答率を高めるポイント
  8. 回答データの集計・分析
    1. 基本的な流れ
  9. 50万ユーザー以上が選ぶアンケートフォーム作成ツールならformrun
    1. フォーム作成が30秒で簡単にできて、セキュリティも万全
    2. アンケート回答の集計も自動でできる
    3. EFO(入力支援機能)で回答者の離脱を防げる
  10. より正確で信頼できるアンケート調査を
  11. よくある質問(FAQ)

アンケート調査票とは?まずは基礎を理解しよう

アンケート調査票とは、 調査対象者から必要な情報を正確かつ効率的に収集するための質問用紙またはオンラインフォームです。

ビジネス・マーケティング・研究・行政など、あらゆる分野で活用されており、設計の良し悪しが調査結果の信頼性を左右します。

高品質な調査票に共通するポイントは次の3つです。

  • 調査目的が明確であること
  • 回答者の負担を軽減した構成であること
  • 分析・活用までを見据えた設計であること

アンケートは「質問を並べる作業」ではなく、「目的をデータに変換するプロセス設計」です。

アンケート調査票の役割と目的

アンケート調査票の役割は、 調査目的を正確に反映し、必要な情報を漏れなく収集することにあります。

目的が不明確なまま設問を作ると、回答の質が下がり、分析に活かせない結果になります。

調査票を設計する際は、次の3点を意識しましょう。

  • 目的の具体化:何を明らかにしたいかを明確にする
  • 回答形式の統一:集計しやすく、比較可能な設問を設ける
  • 回答者への配慮:理解しやすく、負担を減らす案内文を加える

この3つを押さえることで、回答データの信頼性と活用度が格段に高まります。

アンケート調査票作成の5ステップ

1番に迷いやすいのは「どこから手をつけるか」。
以下の5ステップを順番に進めることで、スムーズに完成度の高い調査票を作成できます。

  1. 調査目的を明確にする
    何を知りたいのか、どう活用したいのかを明確化します。

  2. 設問形式を選ぶ
    単一選択・複数選択・5段階評価・自由記述など、目的に応じて形式を選択。

  3. 設問文を作る
    中立的で具体的な表現を用い、誘導的な質問は避ける。

  4. 回答者の負担を減らす
    設問数は10〜25問、回答時間は5〜10分以内を目安に。

  5. プレテストを行う
    実際に回答してもらい、理解度や操作性を確認する。

調査の目的設定と重要ポイント

目的設定がすべての出発点

アンケート調査票の設計で最も重要なのが 調査目的の明確化です。

目的が曖昧だと、設問構成がブレ、結果の解釈も不明確になります。

たとえば「新商品の顧客満足度を知りたい」なら、

  • 使いやすさ

  • 価格

  • 購入経路

などに焦点を当てた設問を用意すべきです。

目的設定が明確だと、

  • 対象者の選定が正確になる

  • 不要な設問を省ける

  • 分析が容易になる

    というメリットがあります。

設問設計の基本ルール

アンケートの設問は、調査品質を決定づける要素です。初心者が失敗しやすいのは「聞きたいことが多すぎて、焦点がぼやける」こと。

ここでは、良質な設問を作るための基本ルールを紹介します。

1. 目的に即した質問を作る

設問は必ず「調査目的」に直結しているかを確認しましょう。
目的が明確であれば、設問の方向性も自ずと定まります。

具体例

  • 満足度調査:「この商品を他人に勧めたいと思いますか?」
  • 改善目的:「利用中に不便を感じた点を教えてください」
  • 属性把握:「あなたの年齢層を教えてください」

2. 言葉は簡潔・中立に

専門用語や否定表現は避け、誰でも理解できる言葉を使います。 一文一義(ひとつの設問につき一つの質問)が原則です。

初めてアンケートを作成する方はこちらの記事がおすすめです。
>>【初心者必見】わかりやすいアンケートの作り方と改善ポイント

3. 回答形式を設問に合わせる

設問内容によって回答形式を選びましょう。

4. 設問順序は自然な流れに

アンケートの冒頭は答えやすい簡単な質問を配置し、徐々に本題に入る構成が理想です。
最後に年齢や性別などの属性質問を置くと、離脱を防ぎやすくなります。

5. 回答時間を短く設計する

設問数は15〜25問以内、回答時間5〜10分を目安に。
長すぎるアンケートは離脱率を上げるため、目的に合う質問だけに絞りましょう。

プレテスト(事前確認)の重要性

プレテストとは、本番前に少人数で実施する「リハーサル」です。
回答者の理解度やUIの操作性を検証し、改善点を明確にします。

確認ポイント

  • 質問文の意味が正確に伝わるか
  • 回答時間が適切か
  • 離脱が発生する箇所がないか

プレテストの結果を反映させることで、誤解やミスのない信頼性の高い調査票になります。

回答率を上げる工夫

アンケートの成功は 回答率の高さで決まります。 高い回答率を得るには、回答者の立場に立った工夫が欠かせません。

回答率を高めるポイント

  • 目的と活用方法を明確に伝える
  • 感謝の言葉を添える
  • 回答時間を短く設定する
  • スマホでも回答しやすいデザインにする

リマインドメールや回答期限の明示も効果的です。

回答率を底上げしたい方は、協力依頼メールの文例と7つの改善ポイントをチェックしてください。
>>アンケートのご協力依頼メールの文例を紹介|書き方や回答率を高める7つのコツも解説

回答データの集計・分析

集計・分析は、アンケートの成果を活かすための最終工程です。

基本的な流れ

  1. 単純集計で全体の傾向を把握
  2. クロス集計で属性ごとの差を分析
  3. 自由記述の分類で意見や感情を整理

これにより、数字だけでなく「意見の背景」も可視化できます。

単なる意見収集に終わらせず、意識や価値観を可視化するアンケートを作りたい方は必見です。
>>意識調査・アンケートで“本音”を引き出す方法|違い・設計・活用をわかりやすく解説

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アンケートを作るところから結果の整理、チームでの共有まで、すべてをスムーズに進めたい方へ。

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また、 ISMSやPマークを取得済みで、個人情報を安全に扱えるのも大きな安心ポイント。 ビジネス利用でも信頼性が高く、社内外の調査どちらにも安心して使えます。

Googleフォームから乗り換えるユーザーも多く、機能・安全性の両面で評価されています。


ISMSとPマークについて以下の記事で解説しています。
>>PマークとISMSの違いが3分で理解できる!適用範囲・審査・費用・更新の比較と選び方とは? 

formrunのアンケートテンプレートはこちらからご確認いただけます。
>>テンプレート

アンケート回答の集計も自動でできる

formrunでは、アンケート結果をリアルタイムで自動集計し、回答データをグラフや一覧としてすぐに確認できます。

自分で表を作る必要がなく、 見やすい形で整理されたデータをそのまま社内報告に活用可能です。

さらに、Googleスプレッドシート連携やExcel出力にも対応しているため、より詳細な分析やクロス集計にも柔軟に対応。毎回の集計作業にかかる時間を大幅に短縮し、「設問設計 → 回答収集 → 分析 → 改善」の流れをスムーズに進められます。

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EFO(入力支援機能)で回答者の離脱を防げる

フォーム入力中のストレスは、回答率を左右する大きな要因です。 formrunでは、入力途中保存・リアルタイムエラー表示・残り項目数の表示など、 回答者が迷わず最後まで入力できる工夫がそろっています。

「どこを直せばいいかわからない」「途中で入力内容が消えた」といった不安を解消し、 フォーム離脱を大幅に防止。結果として、アンケートの回収率も向上します。

また、正しい形式で入力が行われるため、誤入力やデータ修正の手間も減少。 管理者にとっても、後処理や修正作業がほとんど不要になり、運用効率が高まります。

EFO機能は一般的に導入に約30,000円かかることが多いのに対し、formrunなら初期費用ゼロで、月額3,000円〜利用可能。

回答者にも運用者にもやさしいフォーム体験を実現します。

より正確で信頼できるアンケート調査を

アンケート調査票を作成するうえで最も大切なのは、 目的を明確にし、設問の意図を一貫させることです。
調査のゴールを正しく設定し、回答者が迷わず答えられる質問設計を行うことで、得られるデータの質が大きく変わります。

また、プレテストや回答率の工夫を取り入れることで、 より信頼性の高い結果を導けるようになります。

集計・分析の工程まで見据えて設計すれば、調査は単なるデータ収集ではなく、 次の意思決定を支える有効な情報源となるでしょう。

今回紹介したポイントを意識して、目的に合った高品質な調査票を作ってみてください。

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手作業による集計の手間を減らし、数値の傾向をすぐに把握できるため、次の施策検討にも役立ちます。

さらに、権限設定や履歴共有機能が備わっており、複数人でのアンケート運用も安心。
回答進捗や対応履歴をリアルタイムで共有できるため、チーム全体で情報を見える化できます。

分析の精度と業務効率の両方を高めたい方にとって、頼れるサポートツールです。

よくある質問(FAQ)

Q1. アンケート調査票の理想的な設問数は?

一般的には15〜25問程度、回答時間が5〜10分に収まるボリュームが理想です。
長すぎると離脱率が上がるため、目的に沿った質問に絞りましょう。

Q2. 無料のアンケート作成ツールでも十分ですか?

無料ツールは手軽ですが、機能制限やデータ保護面で注意が必要です。
特にビジネス利用では、安全性や権限管理を確認しておくことが大切です。

Q3. プレテストは何人くらいで行うべきですか?

5〜10名を目安に、属性の異なる人を含めて実施すると効果的です。
理解しにくい設問や離脱の多い箇所を事前に修正できます。

Q4. 回答率を上げるコツはありますか?

アンケートの目的を明示し、回答結果の活用方法を伝えることが鍵です。
時間の短縮と感謝のメッセージが、協力意欲を高めるポイントになります。

Q5. 匿名と記名、どちらの形式が良いですか?

率直な意見を得たい場合は匿名、個別フォローが必要な場合は記名形式が適しています。
調査目的を考慮し、回答者に安心感を与える形式を選びましょう。

Q6. 設問で避けるべき表現は?

誘導的な言い回しや否定を含む複雑な質問は避けましょう。
中立的で簡潔な設問文を使うことで、正確なデータが得られます。

Q7. 回答データはどのように分析すれば良いですか?

単純集計で全体を把握し、クロス集計で属性ごとの傾向を探ります。
自由記述はキーワード分類で整理し、課題や改善点を抽出します。

Q8. 初心者が設計で失敗しやすい点は?

目的が不明確なまま質問を作ることが最大の落とし穴です。
調査のゴールを具体的に設定し、すべての設問が目的に沿っているか確認しましょう。

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