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Excel(エクセル)でアンケート結果をクロス集計するやり方は?グラフ化方法も解説

アンケート結果の分析で、このような悩みを抱えていませんか。

「アンケート結果をExcelでクロス集計したいけど、やり方がわからない」

「クロス集計の方法を調べてみたけど、難しくて挫折してしまった」

クロス集計は、回答者の属性と回答内容を掛け合わせて分析する手法で、データから深い洞察を得るために重要です。

本記事では、Excelを使ってアンケート結果をクロス集計する具体的な手順をわかりやすく5つのステップで解説します。

さらに、集計結果をグラフ化する方法や、分析結果の活用法まで網羅的に紹介します。

アンケートの集計を効率化するなら、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。

「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。

  • プログラミング不要

  • アンケート回答の集計も自動でできる

  • 顧客管理・対応を効率化できる

  • さまざまな外部ツールと連携可能

  • 入力補助やエラー防止で回答完了率を上げる((EFO)機能

  • 豊富なメール機能

▼アンケート結果集計の効率化なら、ぜひ「formrun(フォームラン)」をお試しください。

目次[非表示]

  1. Excelでアンケート結果をクロス集計するやり方【5STEP】
    1. 1.集計対象のデータを選択する
    2. 2.ピボットテーブルを挿入する
    3. 3.行・列・値フィールドを設定する
    4. 4.集計方法を変更する
    5. 5.結果を確認する
  2. Excelで作成したクロス集計表をグラフ化する2つの方法
    1. ピボットテーブルで表を作成した場合
    2. 関数を活用して表を作成した場合
  3. アンケート結果をExcelでクロス集計する3つの活用方法
    1. 属性別の傾向分析
    2. 回答傾向の比較分析
    3. 顧客ニーズの把握と改善施策立案のため分析
  4. クロス集計はExcelよりもフォーム作成ツールがおすすめな2つの理由
    1. 専門知識がなくてもクロス集計表を作成できるため
    2. アンケートの設置・集計・分析をスムーズに行えるため
  5. アンケート結果のクロス集計に関するよくある質問
    1. クロス集計と単純集計は何が異なりますか?
    2. クロス集計での単一回答(SA)と複数回答(MA)はどう異なりますか?
  6. アンケート結果のクロス集計ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ
    1. アンケートフォーム作成が簡単にできる
    2. アンケート回答の集計も自動でできる
    3. 万全のセキュリティ
  7. Excelでアンケート結果のクロス集計が難しい場合は「formrun」の活用がおすすめ

Excelでアンケート結果をクロス集計するやり方【5STEP】

Excelでアンケート結果をクロス集計するやり方【5STEP】

Excelの「ピボットテーブル」機能を使えば、関数を知らなくても簡単な操作でクロス集計ができます。
ここでは、ピボットテーブルを使ったクロス集計の手順を5つのステップに分けて解説します。

  1. 集計対象のデータを選択する

  2. ピボットテーブルを挿入する

  3. 行・列・値フィールドを設定する

  4. 集計方法を変更する

  5. 結果を確認する

画像付きで解説するので、ぜひ一緒に操作してみてください。

1.集計対象のデータを選択する

はじめに、クロス集計の元となるアンケートの回答データ、いわゆる「ローデータ」をExcelで開き、集計したいデータの範囲を選択します。

表の中のセルを一つクリックした状態で、「Ctrl」キーと「A」キーを同時に押すと、データ範囲全体を一度で選択できるためおすすめです。

このとき、回答者IDや質問項目名など、集計に必要な項目がすべて含まれているかを確認しましょう。

最初に正しく設定しておくことで、手戻りを防げます。

2.ピボットテーブルを挿入する

データ範囲を選択した状態で、Excelのメニューバーから「挿入」タブをクリックし、「ピボットテーブル」を選択します。

「ピボットテーブルの作成」のダイアログボックスが表示されたら、ピボットテーブルをどこに作成するかを選びます。

「新規ワークシート」を選択すると、新しいシートに集計表が作成されるため、元データを汚さずに分析ができておすすめです。

「OK」をクリックすると、ピボットテーブルの作成エリアが表示されます。

3.行・列・値フィールドを設定する

3.行・列・値フィールドを設定する

ピボットテーブルを作成すると、画面右側に「ピボットテーブルのフィールド」の作業ウィンドウが表示されます。

ここには、元データの質問項目がリストアップされています。

項目をドラッグ&ドロップで下の4つのエリア(行・列・値・フィルター)に配置していきましょう。

例えば、「年代」を行に、「満足度」を列に配置し、値には回答数をカウントするために「回答者ID」などを設定します。

これで、年代別の満足度がわかるクロス集計表の骨格が完成します。

4.集計方法を変更する

値エリアにフィールドを配置すると、初期設定では「合計」が集計されることがあります。

アンケート集計では回答者の「人数」を数えることが多いため、集計方法を「個数」に変更する必要があります。

値エリアのフィールド名をクリックし、「値フィールドの設定」を選択してください。

そして、「集計方法」タブから「個数」を選び、「OK」をクリックします。

さらに、結果をパーセンテージで表示したい場合は、「計算の種類」タブで「行集計に対する比率」などを選択すると、割合での比較がしやすくなります。

5.結果を確認する

フィールドの設定が完了すると、ワークシート上にクロス集計表が作成されます。

このままでも分析は可能ですが、より見やすくするために体裁を整えましょう。

例えば、項目名のラベルを変更したり、データの並び順を変えたりします。

表の見た目を整えることで、データの傾向が格段に把握しやすくなります。

完成した集計表を元に、どの層がどのような回答をしているのか、グループ間にどのような差異があるのかを読み解き、分析を進めていきましょう。

Excelで作成したクロス集計表をグラフ化する2つの方法

Excelで作成したクロス集計表をグラフ化する2つの方法

クロス集計表をグラフにすることで、数値だけではわかりにくいデータの傾向を、視覚的に伝えられます。
ここでは、Excelでクロス集計表をグラフ化する代表的な2つの方法を紹介します。

  • ピボットテーブルで表を作成した場合

  • 関数を活用して表を作成した場合

それぞれの状況に合わせて、方法を使い分けましょう。

ピボットテーブルで表を作成した場合

ピボットテーブルからグラフを作成する場合、「ピボットグラフ」機能を使うのがおすすめです。

まず、作成したピボットテーブル内のセルを選択します。

次に、Excelのメニューから「ピボットテーブル分析」タブを選び、「ピボットグラフ」をクリックしましょう。

グラフの種類を選択するダイアログボックスが表示されるので、棒グラフや円グラフなど、データを示すのに適した形式を選び、「OK」を押すだけでグラフが完成します。

この方法の利点は、ピボットテーブルの集計内容を変更すると、グラフも自動で更新される点です。

関数を活用して表を作成した場合

COUNTIF関数などを使って自力で集計表を作成した場合は、通常のグラフ作成機能を使います。

はじめに、グラフにしたい集計表の範囲を選択します。

次に、メニューの「挿入」タブから、作成したいグラフの種類(例:縦棒、折れ線)を選びましょう。

グラフがシートに挿入されたら、タイトルをつけたり、軸のラベルを編集したりして、伝わりやすいように見た目を整えていきます。

作成したグラフは、レポートやプレゼンテーション資料に貼り付けて活用できます。

アンケート結果をExcelでクロス集計する3つの活用方法

アンケート結果をExcelでクロス集計する3つの活用方法

クロス集計は、ビジネス上の意思決定に役立ててこそ意味があります。

ここでは、クロス集計の代表的な活用方法を3つ紹介します。

  • 属性別の傾向分析

  • 回答傾向の比較分析

  • 顧客ニーズの把握と改善施策立案のため分析

うまく活用して、迅速な意思決定につなげましょう。

属性別の傾向分析

クロス集計の基本的な活用法は、回答者の属性別に傾向を分析することです。

例えば、性別や年代などの属性と、商品への満足度を掛け合わせて分析します。

これにより、「20代女性の満足度が特に高い」など、ターゲット層ごとの具体的な傾向が明らかになります。

傾向が明らかになれば、その後の対策や修正などが行いやすくなるため、うまく分析したいところです。

こうした分析結果は、各ターゲット層に合わせたマーケティング戦略を立てる上で、重要な根拠の一つです。

回答傾向の比較分析

クロス集計を使えば、設問同士を掛け合わせて、回答の傾向を比較分析できます。

例えば、「商品Aの購入者」と「商品Bの購入者」で、購入理由にどのような違いや傾向があるかを比較します。

あるいは、「サービスの認知経路」と「契約の継続意向」を掛け合わせることで、どの経路から来た顧客がロイヤリティが高いのかを分析可能です。

このように、特定の条件に関する回答の変化をとらえることで、施策の改善につなげられるのがメリットです。

顧客ニーズの把握と改善施策立案のため分析

クロス集計は、顧客が本当に求めていること、つまり顧客ニーズを深く理解するための強力なツールです。

例えば、商品の満足度に関する質問と、自由回答で改善点を尋ねる質問を掛け合わせることで、「満足度が低い層が、具体的にどの機能に不満を感じているか」を特定できます。

不満点や評価が高いポイントが明確になるため、改善計画を立てる際の優先順位付けに役立ちます。

分析から得られた顧客の声は、商品開発の方針を決める際の、客観的な根拠として活用が可能です。

クロス集計はExcelよりもフォーム作成ツールがおすすめな2つの理由

クロス集計はExcelよりもフォーム作成ツールがおすすめな2つの理由

Excelでのクロス集計は便利ですが、アンケートの実施から分析までの一連のプロセスを考えると、必ずしも万能ではありません。

ここでは、Excelよりもフォーム作成ツールの利用がおすすめな理由を2つ解説します。

  • 専門知識がなくてもクロス集計表を作成できるため

  • アンケートの設置・集計・分析をスムーズに行えるため

メリットを把握し、自社のニーズにあわせて使い分けましょう。

専門知識がなくてもクロス集計表を作成できるため

Excelのピボットテーブルは便利な機能ですが、使いこなすにはある程度の知識が必要です。

特に、複数回答可の設問や複雑な条件での集計となると、データの前処理や関数の知識が必要になり、初心者にはハードルが高い場合があります。

一方、多くのフォーム作成ツールには、専門知識がなくても画面の指示に従って操作するだけで、クロス集計やグラフ作成ができる機能が搭載されています。

誰でも簡単に高度な分析が可能なため、時間や人員に割くコストの削減が可能です。

アンケートの設置・集計・分析をスムーズに行えるため

Excelはあくまで表計算ソフトであるため、アンケートの作成や配布は別の方法で行う必要があります。

そして、集まった回答を手作業でExcelに入力し、データを整形してからでないと集計作業に入れません

フォーム作成ツールを使えば、アンケートフォームの作成から配布、回答の自動集計、そしてクロス集計を含む分析まで、すべてのプロセスを一つのツール上で完結できます。

手作業によるデータ入力の手間やミスがなくなり、業務全体を大幅に改善します。

アンケート結果のクロス集計に関するよくある質問

アンケート結果のクロス集計に関するよくある質問

ここでは、アンケートのクロス集計に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

クロス集計と単純集計は何が異なりますか?

単純集計とは、各質問の選択肢ごとに、何人が回答したかを単純に数える集計方法です。

「はいと答えた人が50人、いいえと答えた人が50人」のように、全体の傾向を把握するのに使います。

一方、クロス集計は、単純集計の結果を、回答者の属性や他の質問への回答と掛け合わせて分析する手法です。

「男性では『はい』が80%、女性では『はい』が20%」のように、グループ間の違いや傾向を明らかにします。

これにより、より深い洞察を得られ、具体的な施策立案に役立ちます。

手法の種類や活用可能なグラフに関してより深く知りたい方は、こちらも参考にしてください。
>> アンケートをエクセル(Excel)で集計する2つの方法|手法の種類や活用可能なグラフも紹介

クロス集計での単一回答(SA)と複数回答(MA)はどう異なりますか?

単一回答(SA)は、回答者が選択肢の中から一つだけを選ぶ形式の質問です。

年代や性別など、回答が一つに定まる質問で使われます。

SA形式のデータは、Excelのピボットテーブルで簡単にクロス集計ができます。

複数回答(MA)は、回答者が複数の選択肢を選べる形式の質問です。

「好きな果物をすべて選んでください」などの質問で使われます。

MA形式のデータは、集計前にデータを整形する必要があり、Excelだけでのクロス集計は複雑になりがちです。

複数回答に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
>> アンケートMA(複数回答)とは?SA(単一回答)との違いや3つのメリット・デメリットを解説

アンケート結果のクロス集計ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ

アンケート結果のクロス集計ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ

アンケート結果のクロス集計ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。「formrun」を利用するメリットは下記の3点です。

  • アンケートフォーム作成が簡単にできる

  • アンケート回答の集計も自動でできる

  • 万全のセキュリティ

アンケートフォーム作成が簡単にできる

非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でアンケートフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。

同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。

メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。

▼アンケートフォームのテンプレートはこちらをご覧ください。
>> アンケートテンプレートを確認する

アンケート回答の集計も自動でできる

formrun(フォームラン)では、回答がリアルタイムで集計されているため、いつでも回答結果が確認できます。

自動でデータをグラフ化、自動で回答データを一覧化できるので、簡単な集計・確認作業はformrunで完結します。

また、Googleスプレッドシートと連携したデータ集計やExcelファイルへのエクスポートも可能なので、より複雑な集計作業も可能です。

これまでアンケート回答状況の報告に集計の手間がかかっていた方は、ぜひformrunでアンケートフォームを作成し、集計作業まで効率化してみてください。

万全のセキュリティ

セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。

「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。

アンケートフォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。

ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。

また、アンケートフォームのセキュリティ対策を高めることはスパム対策にもつながり、有効回答数の増加にも効果的です。

安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。

アンケートの有効回答について、詳しくはこちらをご覧ください。
>> アンケート調査の有効回答とは?重要な5つの理由や計算方法・向上させるポイントを解説

Excelでアンケート結果のクロス集計が難しい場合は「formrun」の活用がおすすめ

Excelでアンケート結果のクロス集計が難しい場合は「formrun」の活用がおすすめ

クロス集計は、属性別や条件別の傾向を分析できる強力な手法です。

しかし、複数回答(MA)形式の設問や複雑な条件での集計は、Excelだけではデータの前処理に手間がかかり、難しい場合があります。

アンケートの集計を効率化するなら、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。

「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。

  • プログラミング不要

  • アンケート回答の集計も自動でできる

  • 顧客管理・対応を効率化できる

  • さまざまな外部ツールと連携可能

  • 入力補助やエラー防止で回答完了率を上げる((EFO)機能

  • 豊富なメール機能

▼アンケート結果集計の効率化なら、ぜひ「formrun(フォームラン)」をお試しください。

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