
スプレッドシートで売上管理表を作成する方法|メリットや必要項目、注意点を解説
「スプレッドシートで売上管理表を効率よく作成する方法が知りたい」
「売上管理表を作るメリットや、どんな項目が必要なのかを把握したい」
上記のように考えている方は多いことでしょう。
売上管理はビジネスの根幹であり、日々のデータを正確に記録し分析することが重要です。そして、スプレッドシートは、コストをかけずに売上管理を始めるための有力なツールです。
本記事では、スプレッドシートで売上管理表を作成する方法やメリット、必要な項目や注意点を解説します。また、スプレッドシートで作成した売上管理表と連携するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。
formrunの特徴は、主に以下の通りです。
Salesforce、HubSpot、kintone、その他基幹システムに連携可能
CLOUDSIGN連携で申し込みと同時に契約書を自動送付
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コード型フォームでより高度なカスタマイズも可能
売上管理表の共有に豊富なメール機能がある
ISMS・Pマーク取得済みの万全のセキュリティ
▼これからスプレッドシートで売上管理表を作成する場合は、formrunと連携して利便性を向上させましょう。
目次[非表示]
- ・スプレッドシートで売上管理表を作成する方法【5STEP】
- ・スプレッドシートで売上管理表を作成する4つのメリット
- ・売上管理表に必要な項目5選
- ・スプレッドシートで売上管理表を作成する際に注意すべき4つのポイント
- ・スプレッドシートで売上管理表を作成する際によくある6つの失敗
- ・関数や集計セルを誤って上書きしてしまう
- ・入力ルールがバラバラで集計できない
- ・セル結合を多用してレイアウトを優先してしまう
- ・シートやファイルが増えすぎてどれが最新版か分からなくなる
- ・権限設定が曖昧で誰でも編集できてしまう
- ・担当者任せで属人化し引き継ぎが難しくなる
- ・スプレッドシートと連携するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
- ・スプレッドシートを活用して売上管理を効果的に行おう
スプレッドシートで売上管理表を作成する方法【5STEP】

スプレッドシートで売上管理表を作成する方法は、主に以下の通りです。
新しいスプレッドシートを立ち上げる
基本的なレイアウトを設定する
データの入力規則を設定する
集計エリアを作成する
グラフとダッシュボードを作成する
上記の手順を踏むことで、入力しやすく、後から分析もしやすい売上管理表を作成できます。
ここでは、それぞれの手順を解説します。
1.新しいスプレッドシートを立ち上げる

売上管理表をスプレッドシートで作成する際は、最初に新しいスプレッドシートを立ち上げます。
そして、Googleドライブを起動し、画面左上の「+新規」をクリックし、表示されるメニューから「Google スプレッドシート」を選択しましょう。
無題のスプレッドシートが作成されたら、売上管理表を作成していきます。この時、ファイル名は「無題のスプレッドシート」となっているため、分かりやすい名前に変更するのがおすすめです。
2.基本的なレイアウトを設定する

新しいシートを準備したら続いて、日付・顧客名・商品名・単価・数量・合計金額 など入力項目を設定していきます。また、この時、見出し行に太字・背景色などを設定することで可読性を高められるため、おすすめです。
・合計金額は「単価 × 数量(例:=E2*F2)」で自動計算されるように関数を設定しましょう。
例えば、単価がE列、数量がF列の場合、G2セルに「=E2F2」と入力し、このセルをコピーしてG列の他のセルに貼り付けることで、各行の合計金額の自動計算が可能です。また、入力欄と計算欄を色分けし、どこに入力すべきか明確にしておきましょう。
3.データの入力規則を設定する

4. 集計エリアを作成する
5. グラフとダッシュボードを作成する

スプレッドシートで売上管理表を作成する4つのメリット

- 案件ごとに正確な進行状況を把握できる
- データの整理と分析が簡単にできる
- リアルタイムで情報が更新される
- 集計作業を自動化できる
案件ごとに正確な進行状況を把握できる
データの整理と分析が簡単にできる
リアルタイムで情報が更新される
集計作業を自動化できる
売上管理表に必要な項目5選

- 売上実績
- 売上目標
- 原価
- 販管費
- 赤字ライン
売上実績
- 取引が発生した「日付」
- 売上を計上する「取引先名」
- 「商品名」「売上額」
売上目標
原価

販管費
赤字ライン
スプレッドシートで売上管理表を作成する際に注意すべき4つのポイント

- 情報漏洩のリスク対策を徹底する
- 運用ルールが不十分だと管理が煩雑になる
- データは定期的に振り返る必要がある
- 複雑な分析を行うのには向いていない
情報漏洩のリスク対策を徹底する
運用ルールが不十分だと管理が煩雑になる
データは定期的に振り返る必要がある
複雑な分析を行うのには向いていない
スプレッドシートで売上管理表を作成する際によくある6つの失敗

- 関数や集計セルを誤って上書きしてしまう
- 入力ルールがバラバラで集計できない
- セル結合を多用してレイアウトを優先してしまう
- シートやファイルが増えすぎてどれが最新版か分からなくなる
- 権限設定があいまいで誰でも編集できてしまう
- 担当者任せで属人化し引き継ぎが難しくなる
関数や集計セルを誤って上書きしてしまう
売上管理表では、合計や集計に多くの関数を使いますが、その際に以下のトラブルが起きがちです。
- 関数が入力されているセルに上書きしてしまう
- 行や列の削除で参照範囲がおかしくなる
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- 関数を入力するセルは背景色を変える・ロックする
- 「入力エリア」と「計算エリア」をシートごと、または明確な区切りで分ける
行・列削除の前に、必ず範囲選択と数式の参照先を確認する
入力ルールがバラバラで集計できない
日付や取引先名、商品名などの入力ルールが統一されていないと、以下の状況になり、正しい集計ができません
- 同じ取引先なのに別名義で登録されてしまう
- 「2023/10/01」と「10/1」が混在してフィルタや集計が崩れる
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- 日付・金額・選択式の項目には必ず「データの入力規則」を設定する
- 取引先名・商品名はプルダウン(リスト)選択にして、表記ゆれを防ぐ
- シートの先頭や別シートに「入力ルール」を明文化しておく
セル結合を多用してレイアウトを優先してしまう
見た目を整えるためにセル結合を多用すると、以下のトラブルが起きやすくなり、後から集計・分析しづらくなります。
- ソートやフィルタが正しく動作しない
- ピボットテーブルや関数の参照が複雑になる
- 入力エリアでは原則セル結合を使わない
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- タイトル行や見出しのみ、最小限のセル結合にとどめる
- 見た目よりも「データベースとして扱える表構造」を優先する
シートやファイルが増えすぎてどれが最新版か分からなくなる
「売上管理_最新版」「売上管理_最終」「売上管理_修正済み」など、ファイルやシートが乱立すると、以下の状況に陥りやすくなります。
- どのファイルが最新か分からない
- 過去データが複数箇所に分散してしまう
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- 原則として「売上管理のマスターファイル」を1つに決める
- 月別・年別の履歴は同一ファイル内のシートで管理する
- ファイル名・シート名に「年度」「用途」などのルールを決めて運用する
権限設定が曖昧で誰でも編集できてしまう
閲覧・編集権限の設定が曖昧なまま運用すると、以下の状況になり売上管理として致命的なリスクにつながります。
- 不要な人までデータを編集できてしまう
- 間違って行やシートを削除しても気づかれない
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- 編集権限を持つユーザーを最小限に絞る
- 「閲覧のみ」「コメントのみ」など権限を細かく使い分ける
- 重要シートは保護設定を行い、編集できる人を限定する
担当者任せで属人化し引き継ぎが難しくなる
売上管理表の作成・更新が特定の担当者に依存していると、以下の問題が生じます。
- 担当者が不在になると誰も更新できない
- シート構造や関数の意図が他のメンバーに伝わらない
そのため、以下の対策を行うようにしましょう。
- シートの使い方や関数の意図を別シート「マニュアル」「README」として記載する
- 定期的に運用フローを共有するミーティングを設ける
- 更新手順をドキュメント化し、複数人が運用できる体制にしておく
上記の「よくある失敗」を事前に把握しておくことで、スプレッドシートでの売上管理を長期的かつ安定して運用しやすくなります。
スプレッドシートと連携するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
- Salesforce, HubSpot, kintone、その他基幹システムに連携できる
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Salesforce, HubSpot, kintone、その他基幹システムに連携できる
また、Mailchimp・CLOUDSIGN など外部ツールとも連携できるため、フォーム入力 → スプレッドシート反映 → 顧客管理 → 契約書送付といった業務フローをすべて自動化できます。
顧客管理・対応を効率化できる
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ISMS・Pマーク取得済みの万全のセキュリティ
formrun(フォームラン)の大きな魅力のひとつが、安心できるセキュリティ対策です。
「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など、多層的な対策がとられています。
実際、近年は大手プラットフォームや無料サービスにおいても情報漏洩や不正アクセスのニュースが後を絶ちません。
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フォームは、名前・住所・メールアドレスなど大切な情報を扱うものであり、安全なフォーム運用は顧客からの信頼に直結します。そのため、セキュリティを重視する方にこそ、formrunの利用がおすすめです。
スプレッドシートを活用して売上管理を効果的に行おう

本記事では、スプレッドシートで売上管理表を作成する方法やメリット、必要な項目や注意点について詳しく解説しました。
スプレッドシートは、コストをかけずに売上管理を始められる強力なツールです。さらに、案件ごとの進捗把握、データの整理・分析、リアルタイムな情報共有、集計の自動化などの多くのメリットがあります。
一方で、情報漏洩のリスク対策や運用ルールの設定、定期的なデータの振り返りが必要などの注意点も存在します。そのため、スプレッドシートで売上管理表を作成する際は、スプレッドシートの特性を十分に理解するのが大切です。
スプレッドシートで作成した売上管理表と連携するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。
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▼これからスプレッドシートで売上管理表を作成する場合は、formrunと連携して利便性を向上させましょう。




