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アンケートは回答必須にすべき?任意回答との使い分けや回答率向上のコツを解説

「アンケートは回答必須にすべき?」
「回答必須にすると離脱率は上がる?」

このようなお悩みをお持ちではありませんか。

アンケートは、ユーザーの意見や属性情報を収集し、サービス改善や満足度向上に活用できる有効な手段です。一方で、設問の数や内容によっては、回答者に負担を与え、回答率の低下を招く可能性があります。

本記事では、アンケートの回答必須の活用メリットやデメリット、任意回答との使い分け方について詳しく解説します。

アンケートの回答必須と任意回答を効果的に使い分け、回答率と回答の質を両立した調査を実現しましょう。

また、回答必須項目を含むアンケート作成には、誰でも簡単にフォームを作成できるツール「formrun(フォームラン)」の活用がおすすめです。

「formrun(フォームラン)」は、以下の特徴があります。

  • プログラミング不要
  • 集計がリアルタイムで行える
  • 入力補助機能がつけられる
  • ワンクリックでrecaptcha設定可能
  • アンケート回答の集計を自動でできる
  • Googleアカウントがある人は簡単に登録が可能
  • 基本料金無料

ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。


目次[非表示]

  1. アンケートは回答必須にすべき?
  2. アンケートを回答必須にする3つのメリット
    1. データの集計が行いやすい
    2. 比較やクロス分析を行いやすい
    3. データの管理や分析時にエラーが起こりにくい
  3. アンケートを回答必須にする3つのデメリット
    1. 回答者の負担が増加して離脱率が高まりやすい
    2. 回答内容が適当になりやすい
    3. 回答者に悪い印象を与えやすい
  4. 回答必須と任意を効果的に使い分けるための5つのポイント
    1. アンケートの基本情報は回答必須に設定する
    2. アンケートの集計に必要な設問は回答必須に設定する
    3. プライバシーに配慮すべき設問は任意回答に設定する
    4. 自由記述や個人的な感想は任意回答に設定する
    5. アンケートの設問が多い場合は任意回答の設問を増やす
  5. アンケートの回答を必須にする際の2つの注意点
    1. 回答必須にする設問を最小限に絞る
    2. 任意回答と見分けられるよう明確に区別する
  6. アンケートフォームの必須項目の設定方法【2STEP】
  7. 回答必須にしなくてもアンケートの回答率を向上させるコツ
  8. アンケートフォームの作成ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
    1. アンケートフォーム作成が簡単にできる
    2. EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
    3. 項目の数はそのままで質問を出し分けられる
  9. 回答必須と任意回答を使い分けてアンケートの品質を向上させよう!

アンケートは回答必須にすべき?

アンケートの設問を回答必須に設定すべきかは、調査目的や設問の内容によって慎重に判断しましょう。一般的に、回答者の負担を軽減し、自由な意見を引き出すために、アンケートでは任意回答が基本的な回答形式です。

ただし、回答が揃わないと分析に支障が出る項目や、調査の目的達成に欠かせない情報は、回答必須の設定が適しています。回答必須に設定すると、必要なデータを漏れなく収集でき、統計処理や集計の効率化につながります。

設問ごとに目的や内容を精査し、欠かせない情報は回答必須に、他の設問は任意回答に設定する回答形式の使い分けが重要です。

アンケートを回答必須にする3つのメリット

アンケートを回答必須にするメリットは次の3つです。

  • データの集計が行いやすい
  • 比較やクロス分析を行いやすい
  • データの管理や分析時にエラーが起こりにくい

各項目の詳細を説明します。

データの集計が行いやすい

回答必須の設定を行うと、すべての項目に対して回答が揃うため、集計作業が効率化できます。また、設問ごとの空白が発生しないため、欠損データの補完や除外などの処理の手間を省けます。

さらに、数値や選択肢の傾向を把握するうえで、情報の抜けや漏れがないことから、高い精度での分析が可能です。複数の設問を組み合わせて集計する際にも、全データが揃っていることで処理の精度が向上します。

比較やクロス分析を行いやすい

回答必須により、性別や年代などの回答者の属性情報を確実に取得できるため、比較分析を容易に行えます。回答数の偏りが少なく、統計的に有意な結果を導きやすいため、セグメントごとの傾向把握に効果的です。

例えば、商品やサービスの満足度について性別や年齢別に傾向を分析すると、セグメント別にデータを評価でき、より具体的な改善策の発見が期待できます。また、時系列による傾向の変化や、複数条件によるクロス集計も正確に実施できます。

データの管理や分析時にエラーが起こりにくい

すべての設問に必ず回答が入るため、データベースに取り込む際のエラー発生を抑えられます。未入力が原因の整合性エラーや、文字化けなどの不具合が発生しにくくなり、システム処理上の安定性が高まります。

また、CSV形式やクラウドツールに連携する際も、必須項目が揃っているため、項目のズレや読み込みミスの防止に効果的です。回答必須の設定は、データの収集や分析だけでなく、データを管理、処理する際にも役立ちます。

アンケートを回答必須にする3つのデメリット

アンケートを回答必須にするデメリットは次の3つです。

  • 回答者の負担が増加して離脱率が高まりやすい
  • 回答内容が適当になりやすい
  • 回答者に悪い印象を与えやすい

各項目の詳細を説明します。

回答者の負担が増加して離脱率が高まりやすい

質問数が多いアンケートの場合、すべての設問への回答を求めると、回答者の心理的・時間的な負担が大きく、回答途中での離脱につながります

特にスマートフォンや小型のタブレットなど画面サイズが小さい端末では、回答画面の操作性の悪さが離脱につながる原因の1つです。回答者のアンケート回答時の負担感を軽減するために、回答必須の設問数は最小限に絞りましょう。

回答内容が適当になりやすい

回答者にとって、関心のない設問や答えにくい質問が回答必須に指定されていると、回答内容の正確性が低下する傾向にあります。回答時間を短縮するために、回答者が関係のない選択肢を選ぶ可能性があるためです。

また、回答者がストレスを感じる場面では、ランダムな選択や極端な回答が多くなる場合があります。結果的に、アンケートの集計結果にばらつきが出て、調査の信頼性に悪影響を与えるリスクも無視できません。

回答者に悪い印象を与えやすい

回答必須の設問が多すぎると、自由に答えられない印象を回答者に与えるおそれがあります。設問の構成によっては、ユーザーが回答を強制されていると感じ、不信感や不満につながります。

アンケート回答時のネガティブな印象は、アンケート全体への評価だけでなく、企業やブランドの印象にも悪い影響を与えかねません。回答者の気持ちに配慮しながら、設問の意図や必要性を明確にした構成が大切です。

回答必須と任意を効果的に使い分けるための5つのポイント

回答必須と任意を効果的に使い分けるためのポイントは次の5つです。

  • アンケートの基本情報は回答必須に設定する
  • アンケートの集計に必要な設問は回答必須に設定する
  • プライバシーに配慮すべき設問は任意回答に設定する
  • 自由記述や個人的な感想は任意回答に設定する
  • アンケートの設問が多い場合は任意回答の設問を増やす

各項目の詳細を説明します。

アンケートの基本情報は回答必須に設定する

性別や年齢、職種などの属性情報は、分析や比較を行う際に欠かせないデータです。属性情報に関する設問を回答必須に設定すれば、回答者の背景が明確になり、他の設問との関連性を高められます。

逆に属性データが揃っていないと、セグメント別の傾向分析やクロス集計が行えず、アンケート結果の活用が困難になる場合があります。信頼性の高い分析を行うためには、分析に必要な基本情報の設問は回答必須に設定すべきです。

アンケートの集計に必要な設問は回答必須に設定する

アンケートで得られた情報を数値的に集計・分析するためには、調査目的に直結する設問すべてに回答してもらう必要があります。また、設問ごとの空欄が多すぎると、集計の正確性が損なわれるだけでなく、比較や分析そのものが困難です。

回答必須の設定によって、情報の抜け漏れを防ぐことで、データ全体の一貫性を保てます。調査の精度を高めるには、回答者の基本情報だけでなく、分析に必要な設問を見極めて回答必須に設定しましょう。

プライバシーに配慮すべき設問は任意回答に設定する

個人の特定につながる、氏名やメールアドレス、電話番号などの設問は、回答者のプライバシーに配慮して任意回答に設定しましょう。個人情報の入力を強制すると、回答者の不安感や不信感を高め、アンケート全体の離脱率が高くなるリスクがあります。

個人情報に関する設問は任意回答に設定すると、回答者は安心して回答を進められ、結果とアンケートの収集を効率的に進められます。信頼関係の構築や回答率の維持には、プライバシーへの配慮が欠かせません。

自由記述や個人的な感想は任意回答に設定する

自由記述の設問は、文章による入力が必要なため、回答者にとって心理的・時間的な負担が大きくなりやすい設問です。自由記述の設問を回答必須にすると、適当な回答や空欄埋めが増える可能性があり、信頼性が高いデータを集められないおそれがあります。

一方、任意回答であれば、意見を持っている人だけが回答するため、回答内容の質が高くなる傾向にあります。アンケートの回答から、高品質なフィードバックを希望する場合は、自由記述の設問は任意回答に設定しましょう。

アンケートの設問が多い場合は任意回答の設問を増やす

設問数が多いアンケートでは、すべてを回答必須にすると、回答者の負担が増し、回答者の離脱につながる可能性があります。回答必須と任意の設問をバランスよく組み合わせることで、回答者がストレスを感じにくく、回答完了率の向上が期待できます。

また、バランスよく回答必須と任意回答の設問を組み合わせることで、ユーザーが自分のペースで回答でき、収集するデータの品質向上にも効果的です。アンケートの完了率とデータの質を両立するには、適度な任意設問の配置を心がけましょう。

アンケートの回答を必須にする際の2つの注意点

アンケートの回答を必須にする際の注意点は次の2つです。

  • 回答必須にする設問を最小限に絞る
  • 任意回答と見分けられるよう明確に区別する

各項目の詳細を説明します。

回答必須にする設問を最小限に絞る

アンケート全体の回答率や完了率を高めるためには、回答必須の設問数を最小限に抑えることが大切です。回答必須の項目が多いほど、回答者のストレスや不信感が高まり、離脱や無効な回答のリスクが高まります。

本当に必要な情報に限定して必須設定を行うと、調査の精度を保ちながらユーザーの負担を軽減できます。設問の取捨選択を行い、優先順位に応じて回答必須か任意かを判断しましょう。

任意回答と見分けられるよう明確に区別する

アンケートでは、どの設問が必須なのかを視覚的にわかりやすく示しましょう。記号や色、ラベルなどで明確に区別すると、回答者が混乱せずスムーズに回答できます。

必須と任意の違いがわかりにくいと、入力ミスやエラーによる離脱が増えやすく、回答完了率の低下を招きます。フォーム作成時には、わかりやすく回答しやすいデザインを意識し、ストレスなく回答を完了してもらうための工夫が必要です。

アンケートフォームの必須項目の設定方法【2STEP】

アンケートの必須項目を設定するには、HTMLのrequired属性を使う方法と、フォーム作成ツールを使う方法があります。

HTMLでアンケートフォームの必須項目を作る方法は以下の通りです。

1.required属性を活用する
2.ラベルの色やアスタリスクを活用して視覚的に明示する

HTMLの場合、入力欄にrequired属性を加えることで、未入力時の送信を制限できます。この属性は、テキスト入力欄やチェックボックス、ラジオボタンなど幅広い入力タイプに対応しており、簡単に実装できる方法です。

ただし、表示やデザインはブラウザ依存のため、ユーザーがわかりやすいように補足表示が必要です。

また、必須項目にはラベルを赤色にしたり、アスタリスクを付けるなど視認性を高める工夫も欠かせません。フォーム作成ツールを使えば、回答必須の設定だけでなく、ラベルやアスタリスクなどの表示設定がボタン操作だけで簡単にできるため、HTMLの知識がない方も安心です。

回答必須にしなくてもアンケートの回答率を向上させるコツ

アンケートの回答率を高めるためには、すべての項目を回答必須に設定せず、任意回答とのバランスを取ることが大切です。質問数を絞って短時間で回答できる構成にするほか、回答の方式を選択形式中心にするなどで回答者の離脱を防止できます。

さらに、スマートフォンでも操作しやすいUI設計やわかりやすいエラー表示など、使いやすさを意識した工夫も回答率の向上に効果的です。ユーザーにとって負担の少ない設問構成が、自然な回答促進につながります。

アンケートフォームの作成ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!

アンケートフォームの作成ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。「formrun」を利用するメリットは下記の3点です。

  • アンケートフォーム作成が簡単にできる
  • EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
  • 項目の数はそのままで質問を出し分けられる

アンケートフォーム作成が簡単にできる

非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。

同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。

メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。

テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧

EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる

送信する際のエラーや、項目数が表示されていない、ブラウザを間違えて閉じてしまうなど、フォームにまつわるよくある上記のようなストレスが原因でフォームから離脱するユーザーは7割を超えると言われています。

それらの離脱を防ぐため、回答者が便利にフォームを利用できる取り組みとして、残項目数表示や、ページ分割機能、入力内容の途中保存、リアルタイムでのエラー表示機能などがあります。

そのためユーザーは、「自分の入力内容に間違いがないか」「あと何分で完了するか」などを常に把握できる上に、入力内容を途中保存できるため、回答負担をが大幅に削減することが可能です。

EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。
ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。

項目の数はそのままで質問を出し分けられる

formrun(フォームラン)は質問数を最小限にしたまま顧客にあった質問に答えてもらうことが可能です。

フォーム作成では、フォームが長く見づらくなることはよくある悩みだとおもいます。

なるべく質問数を少なくし、回答者に合わせながら一貫した調査を行いたい場合は、
回答に合わせて必要な情報のみを表示すればフォームを短くし、かつわかりやすく表示できる条件分岐を利用するのがおすすめです。

formrunでは無料で条件分岐を利用可能です。フォームが長くなってしまっている方、回答率が上がらない方はぜひformrunの条件分岐機能を利用してみてください。

回答必須と任意回答を使い分けてアンケートの品質を向上させよう!

アンケートの質を高めるには、設問ごとに目的と重要性を明確にし、回答必須と任意回答の適切な使い分けが大切です。

必須項目は最低限に抑え、回答者の負担を軽減しながら、必要な情報を収集できます。一方で、自由記述やプライバシー性の高い設問を任意回答に設定すると、回答者にとって回答時のストレスが少なく、本音や正直な意見の収集が期待できます。

回答必須と任意回答を効果的に使い分け、アンケートの回答率向上や必要なデータの収集を効率化を目指しましょう。

また、回答必須や任意回答の設問を含むアンケートを簡単に作成したい場合は、フォーム作成ツールの活用が有効です。

アンケートフォームの設定には、簡単な操作でフォームを作成できるフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。

「formrun(フォームラン)」は、以下の特徴があります。

  • プログラミング不要
  • 集計がリアルタイムで行える
  • 入力補助機能がつけられる
  • ワンクリックでrecaptcha設定可能
  • アンケート回答の集計を自動でできる
  • Googleアカウントがある人は簡単に登録が可能
  • 基本料金無料

ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、クリック操作で手軽にフォームの作成ができ、アンケートの回答の集計も簡単です。詳しくはこちらをご覧ください。

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