「フォームからの離脱が多く、なかなかコンバージョンにつながらない…」とお困りではありませんか?
Webの入力フォームで最後まで離脱することなく入力してもらうには、フォームに入力支援機能を設定し、ユーザーの負担を軽減することが大切です。
本記事では、フォームに設定する入力支援機能の基本知識に加え、入力支援機能を設定できるおすすめのEFOツールを紹介します。
▼ フォーム作成ツールformrun(フォームラン)は、離脱率の改善に繋がる入力支援機能がオプション機能でご利用できます。formrunに変更しただけでフォームの通過率が2倍になった事例も。ぜひ導入を検討してみてください。
目次
フォーム入力支援とは?
フォーム入力支援とは、ユーザーのフォーム入力をサポートする機能のことで、入力補助機能ともいいます。
入力ミスや誤操作を検知してリアルタイムで通知したり、入力に手間がかかる項目をアシストしたりすることで、ユーザーのストレスを軽減可能です。
入力しやすいフォームに改善することで、ユーザーがフォームから離脱してしまうのを防止し、お問い合わせや資料請求などのコンバージョンへとつなげます。
入力フォームの離脱を改善する施策については下記記事でも紹介しています。
>>EFOで離脱改善するには?成功事例と役立つツール3選
離脱を防ぐためにフォーム入力支援は重要
せっかくフォームを設置しても、ユーザーが離脱してしまってはコンバージョンにつながりません。Baymard Institute社が行った「カート放棄率統計2024」によると、フォームに辿り着いた約平均70.19%のユーザーが離脱することがわかっています。
フォーム入力時にユーザーが離脱する主な原因は以下の通りです。
・入力項目が多い
・住所などの補助入力機能がなくて面倒
・どこでエラーになっているかわからない
・エラーになると最初から入力し直す必要がある
入力支援機能をフォームに設定し、いかにユーザーがフォームから離脱しないようにするかが、コンバージョンアップのカギとなります。
フォーム入力支援機能の種類
主な入力支援機能には以下のものがあります。
・住所自動入力:郵便番号の入力で、候補となる住所を表示。選択するだけで住所を自動入力可能。
・フリガナ自動入力:氏名の欄に入力された内容を元に、フリガナを自動で入力。
・リアルタイムアラート:入力不備をリアルタイムで知らせる。
・置き換え入力:半角を全角に、ひらがなをカタカタにのように、項目に合わせて文字形式を自動で変換。
・ドメインサジェスト機能:メールアドレスのドメイン候補を表示。
・サブミットブロック:入力ミスや漏れがある場合に、送信ボタンを押せないようにする。
・ガイド支援:入力例や注意点などの案内
・アカウント連携:GoogleやYahoo!、Facebookなどとの連携により新規登録が不要
自社の入力フォームの項目に合わせて、必要な機能を設定しましょう。
フォーム入力支援の導入によるメリット
入力支援機能はEFOツールを使うことで簡単に設定できます。以下ではツールを導入するメリットを解説します。
分析機能で原因を検証し改善できる
EFOツールの中には、分析機能を搭載したツールがあり、エラーの箇所や頻度、フォームの訪問数などのデータを可視化できます。離脱の原因を把握可能です。どこを改善すればいいのか検討する際に役立ちます。
また、ABテストを搭載しているツールもあり、背景色や文言を変えて効果的なフォームがどれか検証できます。
設置するだけで実装や運用ができる
EFOツールの中には、「タグ」をHTMLに貼り付けて設置するだけで入力支援機能の設定が完了するツールがあります。既存のフォームを変更することなく設定が可能です。
作業工数や専門知識が求められることなく、スムーズに実装・運用ができます。
フォーム入力支援のデメリット
EFOツールの導入にはメリットだけでなくデメリットもあります。導入前に確認し、事前に対策を考えておきましょう。
月額費用が発生する
EFOツールは、初期費用にプラスして月額料金がかかります。毎月費用が発生し続けるため、費用対効果が高いツールを選ぶことが大切です。
ただし、価格の安さだけで選ばないように注意しましょう。価格の安いツールは、限られた機能しか搭載されていない場合があります。自社が求める機能が搭載されているか必ず確認した上で、導入を検討しましょう。
EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜質の高いEFO機能を導入できます。 ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。
期待する効果が得られないことがある
EFOツールを導入し、入力支援機能を設定しても、データ分析やフォームの改善実行ができる人材がいなければ、ツールを活かせません。
フォーム入力支援の施策は継続的に取り組む必要があります。あらかじめ担当する人材を決めておきましょう。
中には、専任のコンサルタントがサポートしてくれるツールもあります。自社のリソースが足りない場合は外部の専門家の知見を活用するのも有効です。
導入後にサイトの改修が必要な場合がある
入力支援機能を設定したり、EFO施策でフォームのデザイン変更が生じた結果、サイト自体の改修が必要になる場合があります。そのため、自社で改修に対応できるリソースを確保しておきましょう。
フォーム入力支援ツールを選ぶ際の比較ポイント
入力支援機能を設定できるEFOツールを導入する際には、ポイントを押さえて比較検討することが大切です。以下では、主な比較ポイントを紹介します。
直感的に使えてわかりやすい
EFOツールは、直感的なデザインで簡単にフォームの作成や編集が行えるなど、操作がスムーズであるかをチェックしましょう。操作が複雑でわかりにくいと、継続した使用が難しくなります。
また、ツールの使い方を学ぶのにどの程度時間が必要か、ツール内のヘルプ機能やガイドが充実しているかもポイントです。
費用対効果
料金体系や、利用できる機能の範囲を確認し、機能に対して適切な価格であるかといったコストパフォーマンスをチェックしましょう。
EFOツールは一般的に多機能であるほど、コストは高くなります。ツールを導入することで、どれだけの効果が見込めるか、コンバージョン率などを踏まえて、検討してみてください。
判断材料が少ない場合は、無料プランで試してみることをおすすめします。
▼ formrunなら3000円~利用可能!
EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。
目的に合った機能性とサポート
EFOツールを選ぶ際は、目的やターゲットに応じた機能が搭載されているか確認しましょう。たとえば、ターゲットがシニア層なら、入力箇所を強調する機能や、自動入力機能などがあるとユーザーの入力に対するストレスを軽減できます。
適切なツールを導入するためには、あらかじめ離脱理由の仮設を立てて必要な機能を洗い出しておくことが重要です。
また、フォーム入力支援の施策に初心者のみで取り掛かる場合は、運用サポートの範囲や頻度も確認しておいてください。
カスタマイズ性の高さ
設計の柔軟性の高さもツールを選ぶ際に重要な要素です。以下の点をチェックしてください。
・デザインやスタイルを自由に変えられるか
・独自スクリプトやCSSの追加が可能か
・ユーザーの入力によって、フォーム内容を変更できるか
対応プラットフォーム
chrome、Safariなどの主要なブラウザに対応しているか確認しましょう。加えて、パソコンやモバイルなど、どのデバイスに対応しているかもポイントです。
また、使用中のwordpress、Shopify、joomlaなどのCMSや、CRMやマーケティングオートメーションツールなどと統合がスムーズかどうかも重要です。必要に応じてAPIを利用して他のシステムと連携できるか確認しておきましょう。
設置や導入が手軽にできる!主なEFOツール6選
以下より、入力支援機能を備えたEFOツールを紹介します。
おすすめのツールは下記記事でも紹介しています。合わせてご覧ください。
>>EFOツール比較14選!フォーム改善で効果を最大化するポイント
>>【プロ厳選】無料で使えるおすすめEFOツール4選!各ツールの特徴とは
フォームの離脱率をリアルタイムに可視化「formrun」
formrunは、問い合わせ対応やアンケート、イベント受付など、40種類以上のテンプレートが揃ったフォーム作成ツールです。オプション機能としてEFO機能を利用できます。
各フォームに合わせて必要なEFO機能を設定できます。また、フォームの離脱率もリアルタイムで可視化できるため、フォーム改善後に成果がでているかどうかを一目でチェック可能です。
主な入力支援機能 | リアルタイムエラー(自動)、入力成功サイン(自動)、半角自動変換、入力途中保存、ふりがな自動入力 |
料金体系 | 1フォーム月額3,000円〜(すべてのプランでオプションとして利用可能) |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | ✕ |
有人サポート | ✕ |
金融系業界に強い「Form Assist」
Form Assistは、10年連続シェアNo.1の国内初EFOツールです。10年以上運用で培ったノウハウをもち、金融系企業においては、豊富な導入実績があります。
アシスト機能は業界最多の40種類にも及びます。さらに、基本機能で対応できない場合は、カスタマイズも可能です。
上級ウェブ解析士の資格を持ったコンサルタントがサポートしてくれるため、マーケティング初心者でも安心です。
主な入力支援機能 | 送信ボタン制御、オートコンプリート、郵便番号検索、フリガナ自動入力、パスワード表示 |
料金体系 | 要問い合わせ |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | ✕ |
有人サポート | 〇 |
専任担当者による安心サポート「EFO CUBE」
EFO CUBEは、導入から導入後のサポートまで専任の担当者が行うため、初心者でも安心して使えるEFOツールです。どの入力補助機能をフォームに搭載すべきか、過去の実績から得た経験とヒアリングから必要な機能を提案してくれます。
26種類の入力補助機能に加え、12種類のデータ解析機能を搭載しており、スマホ対応も無料で可能です。
主な入力支援機能 | ふりがな自動入力、必須項目の入力エラー背景色、入力値自動変換、住所入力補助機能、Yahoo!JAPAN ID・Facebook ID連携 |
料金体系 | 月額50,000円(5フォーム) |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | 〇 |
有人サポート | 〇 |
Webサイトの総合改善ツール「Gyro-n EFO」
Gyro-nは、6,000ものフォームを改善した実績のあるEFOツールです。優れたログ解析機能があり、離脱率の高い必須項目やエラーが発生する項目のトップ5を把握できるため、離脱原因や改善ポイントを一目で把握できます。
また、EFOツールだけでなく、MEOやSEO対策ツールも提供しており、手厚い支援機能が揃っているのも特徴です。SATORIやPardotなどのマーケティングオートメーションとフォームを連携できます。フォームに入力された内容をMAのデータベースに直接記録でき、手作業による手間を省けます。
MAと連携できる他のEFOツールが気になる方はこちらもご覧ください
>>MA連携できるEFOツールとは?それぞれの特徴とメリット
主な入力支援機能 | 必須項目・エラー時背景色、リアルタイムエラーチェック、郵便番号から住所自動補完機能、フリガナ自動入力、スマートキーボード変換(スマホ対応) |
料金体系 | 月額15,000円〜 |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | ー |
有人サポート | 〇 |
15分で導入可能「エフトラEFO」
エフトラEFOは設定画面が使いやすく、直感的な操作が可能なEFOツールです。生成されたJavascriptのタグを貼り付けるだけなので、たったの15分で導入が完了します。
大手やベンチャーを問わず、各業界の先進企業が利用しており、導入フォーム数は10457件と豊富な実績があるツールです。
主な入力支援機能 | ガイドナビゲーション、サブミットブロック、背景色・初期文言表示、かな/住所自動入力、離脱ブロック |
料金体系 | 月額55,000円(税込)~ |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | ✕ |
有人サポート | ✕ |
ステップ型フォームで離脱防止「EFOcats」
EFOcatsは、ステップ型フォームでスマホからの入力を便利にできるEFOツールです。1画面1項目のフォームに変更することでユーザーの入力のしやすさを向上します。導入はタグを設置するだけで、既存のフォームを編集する必要はありません。
分析機能では、フォームの離脱率、完了率などの数値を期間別、項目別、デバイス別で確認できます。
主な入力支援機能 | リアルタイムアラート、プログレスバーの表示、住所自動入力、スマホキーボード変換、ふりがな自動入力 |
料金体系 | SPサイト最適化プラン:月額40,000円/1ドメイン |
スマホ連携 | 〇 |
外部カート連携 | 〇 |
有人サポート | 〇 |
フォーム入力支援でコンバージョンアップを図ろう
エラーの箇所がわからない、住所やフリガナの入力が面倒などの理由が原因で、フォームから離脱してしまうユーザーは約7割に及びます。
フォームに入力支援機能を設定することは、ユーザーが離脱する原因を解消し、コンバージョン率の向上に貢献するための有効な手段です。
入力支援機能はEFOツールを活用することで簡単に設定ができます。EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。
ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。