Googleフォームのセキュリティは安全?リスクと対策方法を紹介

フォーム作成ツール

フォームでは個人情報を送信するので、情報漏洩という大きなリスクがあります。だからこそ、フォームのセキュリティは万全にしておくべきです。

この記事では、安全性が高いといわれるGoogleフォームのセキュリティリスクを解説するとともに、とっておいた方がよいセキュリティ対策方法を紹介します。

フォームを利用する機会が多い方、フォームの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

フォームのセキュリティリスク

フォームのセキュリティリスクとは、どのようなものでしょうか?

フォームの運用者にとっては、フォームから個人情報が流出したときの被害状況の調査、顧客対応、損害賠償、システムの修復・復旧にかかる対応コストのほか、信用の失墜やイメージダウンといったリスクがあります。

近年、サイバー攻撃や不正アクセスのターゲットとなるのは、大企業や有名Webサイトだけではありません。会社やWebサイトの規模を問わず無差別に、こういった行為は行われています。

最近ではフォームを狙った大量メール送信攻撃も増えていますし、プラグインなどを利用しているフォームのセキュリティの穴を狙ったものもあります。

そのため、Webサイト全体、特にフォームのセキュリティは万全にしておくべきです。それには、安全性が高いフォームシステムを選ぶことが必須です。

Googleフォームが行っているセキュリティ対策とは?

Googleフォームのセキュリティ対策
ではフォームを作るときによく利用される、Googleフォームのセキュリティはどうでしょうか?Googleフォームのセキュリティ対策について理解しておかないと、思わぬトラブルが発生するかもしれません。

ここでは、Googleフォームのセキュリティ対策について解説します。

SSL/TLS化

Googleフォームは、そう簡単にデータを盗めないよう厳重なセキュリティ対策を行っており、通信にはSSL/TLSという暗号通信を用いています。

SSL/TLSとは、Webサイト上で送受信するデータを暗号化する仕組みのことです。これによって、あらゆる情報を暗号化することができ、フォームからやり取りする情報も暗号化することができます。

SSL/TLS化されていないWebサイトは、送受信するデータを悪意ある第三者が盗み見ることができ、名前や住所はもちろん、クレジットカード番号やパスワードといった情報を悪用できてしまいます。

365日・24時間体制で監視

Googleフォームを含め、Googleが提供するすべてのサービスは、24時間体制で監視されています。

Googleのサービスは、クラウドと呼ばれるインフラ上で運営されています。クラウドでは、自社のサーバーを用意する必要がなく、Goolgeによってサーバーのセキュリティを管理してもらえます。Googleは高度なプログラムとAIなどを用いて、異常があった場合により早く発見ができるように監視をしているのです。

多くの人が利用するGoogleのサービスだからこそ、徹底した監視体制によって情報漏洩のリスクを抑えています。

アカウント管理をサポート

Googleは、ユーザーがGoogleアカウントを安全に管理するためのサポートをしています。

GoogleアカウントとはユーザーがGoogleのサービスを利用する時に必要になるものです。このアカウントをより安全に設定できるよう、設定時に気をつけるべき点を記したガイドラインのほか、セキュリティ対策ができているかをチェックできる「セキュリティ診断」ページを用意しています。

さらに、万が一パスワードが盗まれた場合に備えて二段階認証プロセスを用意し、第三者によるログインを防いでいます。これまでに利用したことのない端末からGoogleのアカウントにアクセスをしようとした際に認証が必要になるなど、ユーザー側でのセキュリティなども徹底されています。

ここまでみてきたように、Googleフォームのセキュリティは厳重で安全性はかなり高いことがわかります。

Googleフォームのセキュリティリスクとは?

安全性が高いGoogleフォームですが、セキュリティのリスクはゼロではありません。

アカウント情報の流出

Googleフォームのセキュリティリスクとして最も大きなものは、GoogleアカウントのID、パスワードの流出が挙げられます。

現在Googleは60以上のサービスを提供しており、複数のサービスを利用するユーザーが増えています。1つのGoogleアカウントですべてのサービスを一括管理でき便利ですが、アカウント情報が流出した場合、利用するすべてのサービスから情報が盗まれる可能性があります。

最近では、Google以外の会社が提供するサービスにGoogleアカウントでログインできる「OpenID」に対応したサービスも増えており、万が一アカウント情報が流出した場合、思いもよらないところまで被害が広がる可能性があります。

ユーザーによる設定ミス

フォームを作成した企業の設定ミスにより、Googleフォーム内にある個人情報が流出してしまったというケースもあります。

Googleフォームで作った応募フォームの設定により、ユーザーがほかの顧客の情報を閲覧できる状態にあり、個人情報が流出してしまったのです。

Googleフォームは設定によってこういった事態を招く可能性があるので、フォームの設定に関してしっかりと調べておかなくてはなりません。

Googleフォームが不安な場合は?セキュリティ対策が万全のフォームツール3選

Googleフォームのセキュリティに不安に感じている場合や、Googleフォームではデザインや機能面で物足りないときにおすすめの、セキュリティ対策が万全のフォームツールを3つ紹介します。

1.formrun(フォームラン)

formrun TOP

「formrun」は、直観的な操作でサイトのデザインに合わせたフォームを作れるツールです。

情報セキュリティマネジメントについての国際規格であるISO 27001(ISMS)とプライバシーマークを取得し、SSL/TLS化を実施。さらに24時間のサーバー監視も行っているので、サーバーやデータの安全性も万全です

問合せ対応、申し込み、アンケート、イベント受付、予約フォーム、資料請求のテンプレートを40種類以上用意しており、幅広い用途に利用することができます。カンバン方式の画面やステータス管理機能があるので、問い合わせ後のチームでの対応をより効率化することもできます。

Googleフォームとformrunの違いは以下の記事で紹介しています。

【フォーム作成ツール】formrun(フォームラン)とは?Googleフォームとの違いを解説!

2.SurveyMonkey(サーベイモンキー)

SurveyMonkey(サーベイモンキー)

「SurveyMonkey」は、セキュリティ対策に強いアンケート作成ツールです。

情報セキュリティマネジメントについての国際規格であるISO 27001、クレジットカード会員の情報保護を目的とした情報セキュリティ基準であるPayment Card Industry’s Data Security Standardsに準拠しており、高いセキュリティレベルであることを証明しています。

テンプレートが200種以上、質問サンプルが1600以上用意されており、作りたいアンケートをスムーズに作れます。

3.SELECTTYPE(セレクトタイプ)

SELECTTYPE TOP

SELECTTYPEは、アンケートをはじめ、予約フォームやメールフォームなど、さまざまなフォームを作成できるツールです。

不正アクセスや脆弱性への対策と個人情報管理責任者を設置というセキュリティ対策をしています。万が一セキュリティが侵害された場合には、発見次第、影響を受けたユーザーへ連絡して適切な対応手段を提示するなどしてくれます。

会社内や学校内、サークル内といった特定のメンバーだけにアンケートを実施できるフォームも作ることができます。デザインが美しく高機能なフォームを利用できます。

チェックすべきフォームのセキュリティ対策

セキュリティ対策チェック項目

フォームツールを紹介してきましたが、セキュリティ対策は担当者レベルでも行えます。個人情報を悪意ある第三者から守るためにも、自分でできるセキュリティ対策を徹底しましょう。

自分でセキュリティ対策を行うことで、利用するフォームサービスから情報が漏れた場合にも、被害の拡大を防ぐことができるかもしれません。自分でできるセキュリティ対策にはどのようなものがあるか、解説していきます。

ファイアウォールでPCを保護

ファイアウォールは、外部から不正プログラムが侵入するのを防ぎ、PCを保護するプログラムです。フォームに入力された情報を扱う担当者のPCをファイアウォールで保護すれば、情報流出を防げます。

Windows、MacOSのいずれにもファイアウォール機能が搭載されていますが、MacOSでは初期は無効に設定されています。Macを利用している場合には、担当者のPCの設定を確認しましょう。

Webサイト全体をSSL化

GoogleのサービスではSSL化がされていると説明しましたが、フォームを置くWebサイト全体をSSL化をすることで第三者からの通信データ盗用を防げます。

フォーム自体は安全でも、サイトにセキュリティホールがあると、そこから情報が流出する可能性があります。これをSSL化によって防ぐことができるのです。

SSL化は、フィッシングサイトに代表される「なりすまし」ではなく、本物のWebサイトであるという証明にもなります。Googleをはじめとする検索エンジンからの評価はもちろん、ユーザーからの信頼も高まります。

プライバシーマーク

Webサイトやフォームの制作、管理を業務委託する場合には、プライバシーマークを取得している会社を選ぶのがよいです。

プライバシーマークとは、個人情報保護を目的とした規格です。取得している事業者は、個人情報の取り扱いを適切に行っていることが第三者により認定されています。

プライバシーマークを取得している会社では、個人情報に関する知識があるのでセキュリティに配慮したWebサイトやフォームを作ってもらえる可能性が高いです。

フォームのセキュリティを徹底したい場合には、業務委託先にはプライバシーマークを取得している事業者を選びましょう。

サーバーの安全性

フォームから送信されたデータを置くサーバーの安全性を高めることは、非常に重要です。サーバーのセキュリティ対策が甘いと外部から悪意ある攻撃を受け、情報を抜き取られる可能性があるからです。もしレンタルサーバーを借りてWebサイトを作る場合には、サーバーの安全性をチェックしましょう。

大手サーバーは、一定以上のレベルのセキュリティ対策をしています。WAFを実装し、サーバーとユーザーがやりとりするデータをリアルタイムで監視したり、ファイアウォールで攻撃を検知してブロックしたりします。

最近では、AWS(アマゾン ウェブ サービス)をはじめとしたクラウドサーバーを利用する企業が増えています。クラウドサーバーのデータセンターでは最新の設備とセキュリティのプロによって、通常のサーバーよりもセキュリティが高いといえます。

フォームツールの監視体制

Webサイトやフォームを置くサーバーの監視体制が整っていないと、個人情報を管理しているサーバーへ攻撃や侵入があった時に発見が遅れます。サーバーを利用する際には、24時間365日、稼働状況を監視しているサービスを選びましょう。

フォームからの情報漏洩を防ぐなら、自社サーバーを利用するよりもクラウドサービスの利用がおすすめです。さまざまな企業のデータが集まるため最新かつ強固なセキュリティが敷かれており、自社サーバーよりずっと安全だと考えられます。

また、サービス提供者による24時間の監視付きサーバーにデータを預けられるので、安心です。

Googleフォームはセキュリティだけでなく使い勝手もチェック

無料で簡単に使えるGoogleフォームですが、Googleならではのシステムによりセキュリティ対策が厳重です。ただし、ユーザー自身がGoogleアカウントの管理やフォームの設定をしっかり行わなければと、情報漏洩のリスクがあります。

また、セキュリティ以外だとデザインの大幅な変更ができなかったり、情報の共有が手間だったりと、不便な面もあります。

自社の用途にマッチしたデザイン性の高いフォームを使いたい方、顧客情報をさまざまな部署で管理したい場合には、セキュリティとデザインが両立するformrunがおすすめです。無料で利用できるのでぜひご利用ください。