自社商品についての意見を顧客から集めたい時「手軽にアンケートを実施できたらいいな」と思いませんか。
Googleフォームを活用すれば、アンケート作成や回答の集計が簡単に実施できます。
この記事では、Googleフォームアンケートの作り方や、回答の集計を確認する方法、アンケートの活用シーンなどを解説します。アンケートを活用したいけれど、何から始めたらいいか悩んでいる方はご覧ください。
▼formrunならアンケート専用のテンプレートが15種類揃っており、フォーム作成からサイトへの設置までたった5分で完了!データのエクスポートもできるため、集計作業も便利。
目次
Googleフォームを使ったアンケートの作り方
Googleフォームを使うには、事前のGoogleアカウント作成が必要です。
アカウント登録は無料で、登録完了後すぐに利用できます。アンケート作り初心者の方も挑戦しやすい、シンプルな操作性が魅力です。
Googleフォームは、下記の5ステップで作れます。
1.新しいフォームを作成する

フォーム画面左上の「+」をクリック→テンプレートを選択
2.フォーム名と質問項目を編集する

【無題のフォーム】や【無題の質問】をクリック→作りたい内容を入力
3.必要に応じて設問・選択肢を追加する

作りたいアンケート内容に応じて①~③の操作を実施
それぞれの役割は下記の通りです。
① クリックして設問を追加
② 質問の内容を入力
③ 質問に対する回答方法を選択

③をクリックすると、プルダウンで回答方法が表示されます。
各回答方法の説明は、下記をご覧ください。
記述式:1行で収まる内容の記述回答

氏名・所属先や電話番号など、1行で完結できる内容を質問する際に有効な回答方式です。
段落式:長い文章を記載できる記述回答

意見や感想など、自由記述で1行以上の文章を入力できる回答方式です。
ラジオボタン:複数の選択肢から1つを選んでもらう

複数の選択肢から、質問の答えに最も適している項目を選ぶ回答方式です。
チェックボックス:複数の選択肢から1つ以上の項目を選んでもらう

複数の選択肢から、質問の答えに適している項目を選ぶ回答方式です。複数の答えを選択可能です。
プルダウン:プルダウン式で項目を選んでもらう

回答項目をプルダウンで表示。最適なものをクリックしてもらう回答方式です。
均等目盛:1~5段階評価で回答をする

質問に対する答えを段階評価で捉えたいとき、役立つ回答方式です。
選択式(グリッド):行と列ごとに項目を選択してもらう

質問に対する答えを「当てはまる・どちらでもない・当てはまらない」など、自由に設定できます。
設定した選択肢から。最適なものを選ぶ回答方式です。
チェックボックス(グリッド):1つ以上の項目を選択してもらう

質問に対する答えを「当てはまる・どちらでもない・当てはまらない」など、自由に設定できます。
設定した選択肢から、当てはまる項目を一つ以上選ぶ回答方式です。
4.デザインを変更する

ペイントマークから、フォームの色味を変更したり、写真などを挿入したりできます。
5.見直し後に送信(公開)する

アンケート作成後の見直しが済んだら、画面右上の【送信】をクリックして完了です。
Googleフォームのアンケートをスマホで作る2つの方法
外出先などパソコンがない場面でも、スマートフォンを活用してGoogleフォームを作れます。
ここでは、スマートフォンでGoogleフォームを作る2つの方法を紹介します。
方法①ブラウザからGoogleフォームにログインする
スマートフォンのブラウザ上から、アンケートの作成が可能です。
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
上記ページで【フォームに移動】をクリックすれば、すぐにアンケートを作り始められます。
制作途中や完成しているフォームを編集する場合は、フォームのURLからアクセスしてください。
方法②アプリをダウンロードする
Googleフォームには公式アプリがありません。
アプリはiPhoneとAndroid、それぞれのデバイスが出しているものを利用してください。
アプリは計3種類でAndroid用が2種類、iPhone用は1種類のみです。
Android用アプリ① G-Forms
https://play.google.com/store/apps/details?id=aarnav100.developer.g_forms&hl=ja&gl=US
G-Formは、手軽な操作性が魅力です。フォーム作成・編集に加えて、リンクの共有ができます。
Android用アプリ② FormsApp
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.heartfull.forms&hl=ja&gl=US
FormsAppは、500万以上のダウンロード数を誇るアプリです。
オフライン上でフォーム作成ができるため、移動中などの空き時間で作業が可能です。
iPhone用アプリ① Forms PRO
https://apps.apple.com/jp/app/forms-pro-g-forms-manager/id1544827472
Foms PROは、iPhoneでGoogleフォームを作れる唯一のアプリです。
App Storeから入手可能で、誰でも簡単に利用開始できます。
上記のアプリを活用することで、スマートフォンでもGoogleフォームの作成・編集ができます。ただし、画面が小さく操作しにくいなどのデメリットがあるため、基本的にはパソコンでの作業をおすすめします。
Googleフォームアンケートの回答を確認する方法

Googleフォームアンケートには、回答を自動で集計する機能がついています。
確認の方法は、【概要】【質問】【個別】の3種類です。フォーム画面上部の【回答】をクリックすると、上記画面のように3つの項目が表示されます。
これから、それぞれでどのように結果が表示されるかを紹介します。
①回答の全体像(概要)を確認する

【概要】をクリックすると、アンケートの全設問と全回答結果を確認できます。
回答状況は質問の内容に合わせて、グラフで可視化されます。
②質問ごとに回答を確認する

【質問】をクリックすると、設問ごとに回答を確認できます。
回答結果を確認したい設問を、プルダウンで選択すると表示される仕組みです。
【<】と【>】で、質問を順番に確認することも可能です。
③回答者ごとに回答を確認する

【個別】をクリックすると、回答者それぞれの回答を確認できます。
【<】と【>】で、表示されている回答者を変えられます。
回答と本人を結びつける必要があるもの(お問い合わせフォーム など)に、おすすめの確認方法です。
【応用編】スプレッドシートと連携させる方法
アンケートの回答をスプレッドシートにまとめておくと、データ確認・分析を手間なく実施できます。

【連携の手順】
- スプレッドシートシートに保存したいアンケートの【回答】をクリック
- 画面右上の【スプレッドシートにリンク】をクリック
以上で、スプレッドシートを用いた回答の管理ができます。
▼formrunなら回答集計画面からリアルタイムな集計結果を確認できます!CSVエクスポート機能やGoogleスプレッドシート連携を利用すれば細かいデータの集計にも便利
回答を確認できないときの対処法は?
アンケートの回答を確認できないときは、「アクセス権限の承認がされているか」の確認が必要です。
アクセス権がない場合は、アンケートの管理権限を持つユーザーにアクセス権の認証をお願いしましょう。
企業アカウントでは、初期設定で社内のユーザーは誰でも解答の閲覧ができる仕様です。自身が今使用しているアカウントは、企業アカウント以外のものではないか確認してみるのも有効です。
誰が回答したかわかる?
フォーム回答者の特定や追跡は、基本的にできません。
ただし、問い合わせフォームのように、アンケート自体で氏名などの個人情報を問う項目があれば、回答者の特定ができます。
Googleフォームアンケートの活用事例
Googleフォームは、アンケート以外のさまざまな場面で活用できます。ここでは代表的な4つの活用事例を紹介します。
アンケート
商品・サービスやイベント・セミナーに対するアンケートとして、Googleフォームは役立ちます。
ラジオボタンなどの回答方法で、提示した選択肢から最適な項目を選んでもらう仕組みにすれば、回答者の手間を削減できます。
予約・申込みフォーム
Googleフォームは、セキュリティの高さが魅力です。
メールやWebサイトに埋め込めるため、個人情報を取り扱う、予約・申込みフォームとして活用できます。
名前・連絡先・お問い合わせ内容などに加えて、「問い合わせ内容のカテゴリー」を選択する設問を設けると、何についての問い合わせを受けたか分類可能です。
ただし、設問数を増やしすぎるとユーザーの負担を感じます。質問数を最低限に抑えた、フォームを作りましょう。
テスト・レポート
Googleフォームでは、自由記述式の設問を設けられます。
選択式と記述式の両方を用いた問題を作れるため、テストの出題に役立ちます。
画像や動画の挿入ができ、資料が必要な問題の出題も可能です。
選択式の回答欄に、自動の正誤判断機能を設定すれば、採点作業の手間を削減できます。
出欠確認・投票など
ラジオボタンで、出欠やはい・いいえの2択を問うフォームを作れます。
送信期日の明記や、不明点の質問ができる欄を設けると親切です。
スプレッドシートと連携しておけば、結果の集計が簡単にできます。
▼formrunには40種類以上のテンプレートが揃っているため、幅広い用途のフォーム作成に利用できます!
Googleフォームを使ったアンケートのメリット・デメリット
Googleフォームアンケートの代表的なメリット・デメリットは、下記の通りです。
メリット
- アカウント登録後すぐにアンケート作成が可能
- ブラウザで操作できる
- 無料で使える
- 活用できる場面が多い
- 共同編集が可能(アクセス権限の付与で)
デメリット
- デザインがシンプル
- 住所の自動入力機能が付いていな
- フォームへの入力内容に返信できない
- フォーム上で顧客管理ができない
Googleフォームは無料で手軽に使え、活用シーンが多い点がメリットです。
ただし、デザインが非常にシンプルなため、ユーザーに向けた申し込みフォームなどで活用するとお金をかけていないなどの印象を持たれる可能性があります。
フォームを作るためのツールのため、アンケート回収後のユーザー管理の機能が付いていない点もデメリットです。
業務を効率的に実施したい方は、フォーム作成に連動する機能が付いた、ツールの導入を検討しましょう。
アンケート作りには無料ツールの活用もおすすめ!
無料でアンケートを作れる、おすすめツールを3つ紹介します。
たった30秒でフォームが完成「formrun」

【特徴】
- 40種類以上のテンプレートを活用できる
- ユーザー情報の一元管理が可能
- 回答を可視化するダッシュボード付き
「formrun」は、Webマーケティングで有名なferretが公認しているツールです。
操作性が高く、コードの知識がない初心者でも直感的にフォーム作成ができます。
フォームからの問い合わせ内容やユーザー情報は、一元管理が可能。分析したデータをチーム内で共有できます。
SlackやChatWork、Googleスプレッドシートなどと連携ができるため、業務の手間を効率的に削減できます。
コードの知識は必要なし「Tayori」

【特徴】
- 最短1分でフォームが作れる
- FAQとの連携表示が可能
- レスポンシブ対応
6万アカウントが導入した実績を持つ「Tayori」。
フォームテンプレートは、顧客満足度やセミナーイベント用などを豊富に搭載しています。
フォームを通して得たユーザーの反応は、管理画面で確認可能。ユーザーの声を聞き逃さない迅速なカスタマーサポートができるツールです。
翌営業日から利用開始が可能「ネクスSFA」

【特徴】
- フォームの開封やURLクリック率を計測
- リードへの一斉メール配信が可能
- リード獲得~管理までの一括管理ができる
「ネクスSFA」はフォーム作成だけでなく、案件管理や日報作成などの業務管理ができるツールです。
管理画面をカスタマイズできるため、自社の使い勝手に合わせたデザインを構築できます。
GoogleカレンダーやChatWorkなどのツールと連携が可能です。
Googleフォームで効果的にアンケートを使いこなそう
Googleフォームには、下記の特徴があります。
- 無料で手軽に使える
- フォーム作成は5ステップで可能
- 回答の集計・確認には3種類の方法がある
- スマホから作成ができる
Googleアカウントを所有していれば、すぐに使い始められるため、とりあえずフォームを作ってみたい方におすすめのツールです。
フォーム作成だけでなく、ユーザー管理などを一元で管理したい方は「formrun」をはじめとしたツールを導入することで、業務効率化を図れます。
気になる方はぜひ一度、お問合せください。