お問い合わせフォームとは、Webサイトに直接メッセージを入力・送信できる仕組みのことです。わざわざメーラーを立ち上げる必要がないので、ユーザーが気軽に問い合わせできるようになります。
ただ、これまで自社のWebサイトにお問い合わせフォームを設置したことがない方は、「どんな仕組みになっているのか?」「どうやって作ればいいのか?」など気になるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お問い合わせフォームの仕組みを説明するとともに、フォームの基礎知識と作り方、無料でフォームを作成できるツールを紹介します。
お問い合わせフォーム作成ツールを比較検討したい方は以下の記事がおすすめです。ぜひご覧ください。
>> 【無料で使える】お問い合わせフォーム作成ツール11選!注意点も詳しく解説
また、「formrun(フォームラン)」は、以下の特徴があります。
- プログラミング不要
- 自動返信メールでサンクスメールや回答内容のメールを送れる
- 共有や埋め込みが簡単
- 無料プランは永久で利用可能
- ワンクリックでrecaptcha設定可能
- 有料プランも無料でトライアル可能→その後自動で請求始まることはない
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目次
お問い合わせフォームとは?

お問い合わせフォームは、Webサイトから直接問い合わせを受け付けるために設置する入力欄のことです。問い合わせのほかに資料請求やイベント参加、セミナー申し込みなどさまざまな用途に利用できます。
自社サイトにお問い合わせフォームを設置すれば、ユーザーはいつでも商品やサービスの問い合わせができますし、企業はインバウンドによるリード獲得(潜在顧客の発掘)を強化できます。
お問い合わせフォームは、ユーザーと企業とって不可欠な仕組みであると言えます。
企業や店舗の受付窓口と同じ
お問い合わせフォームは、企業や店舗の受付窓口と同じような役割を持ちます。
ユーザーは興味のある商品、行ってみたい店舗、受けてみたいサービスを検討するとき、インターネットを使って情報収集します。より多くの情報を入手しようとお問い合わせフォームにアクセスするため、企業との最初の接点になることが多いです。
もし、お問い合わせフォームの見栄えが悪かったり、操作しづらかったりすれば、ユーザーは企業に対して良い印象を抱かないでしょう。
ビジネスチャンスを逃さないためにも、見栄えが良く、使いやすいお問い合わせフォームを作成・設置するべきです。
運用の仕組みづくりも大切
お問い合わせフォームは、作成・設置して終わりではありません。ユーザーにメールアドレスや電話で返信する仕組みを整えたり、入力された情報を顧客システムと連携して厳重に管理したりする必要があります。
お問い合わせフォームを導入する前に、社内でどのように運用していくのか、全体の流れを考えておくと良いでしょう。
お問い合わせフォームの仕組みを解説

ここからは、お問い合わせフォームの仕組みについて詳しく解説します。
まず、ユーザーがお問い合わせフォームに必要事項を入力して送信ボタンを押すと、入力した内容がWebサーバー経由でサイト管理者に送信されます。このとき、PHPやGGIといったプログラムが動作します。
以下は情報処理の流れです。
- ユーザーの入力情報をWebサーバーが受け取る
- 入力情報に不正がないかチェックされる
- 入力情報がメールの本文形式に整えられる
- サーバーにあるSendmailと呼ばれるソフトでメールを送信実行
- メールアドレスやデータベースに入力情報が届く
PHPやGGIを使ったお問い合わせフォームのコードはWeb上にたくさん公開されています。しかし、自社のWebサイトのデザインに合わせたり、機能を付けるにはプログラミングの知識が必要です。
お問い合わせフォームの構成

次に、お問い合わせフォームの構成について説明します。
お問い合わせフォームは次の3つのページで構成されています。
- 入力フォーム
- 確認画面
- 完了画面
自社でお問い合わせフォームを作成して設置するときは、この3つのページのデザインを考えることになります。
それぞれの概要について説明します。
お問い合わせフォームの記載内容をさらに詳しく知りたいならこちらをご覧ください。
>> CVRを高めるお問い合わせフォームの項目を解説!作り方のポイント7つも紹介
入力フォーム
入力フォームとは、ユーザーが問い合わせ内容を入力するページのことです。フォームの形式や機能をカスタマイズすることで、最後までストレスなく入力できるフォームを作成できます。
以下は主要なフォームの形式・機能一覧です。
フォームの形式
テキストフィールド | 名前やメールアドレスなどテキストを入力する。 |
---|---|
セレクトボックス | プルダウンの中から一つだけ選択する。昇順・降順で並んでいる選択肢に向いている。 |
ラジオボタン | 複数の選択肢の中から、一つだけを選ぶ。 |
チェックボックス | 複数の選択肢の中から、あてはまるものをすべて選ぶ。 |
テキストエリア | 1行で書ききれないテキストを入力する。 |
送信ボタン(確認ボタン) | フォームに入力した内容を送信する(確認する)。 |
フォームの機能
自動入力漢字を入力するとふりがながついたり、郵便番号から住所が自動で入力される機能。
条件分岐 | ユーザーの回答に基づいて特定の設問に誘導する機能。ユーザーに応じて入力項目を調整できる。 |
---|---|
バリデーション | 入力された内容の妥当性を確認して、入力ミスを即座に指摘する機能。 |
必須項目 | 最低限入力すべき項目を指定する機能。 |
自動返信 | 送信ボタンを押したあとに、入力されたメールアドレスに予め用意しておいた文章を自動的に送信する。 |
確認画面
確認画面とは、フォームを送信する前に入力内容を確認できるページのことです。「戻る」ボタンで入力画面に戻れるため、より正確なデータを収集できます。
ただ、確認画面があることで「問い合わせするのはまた今度にしよう」「もう少し他のサービスも見てみよう」と、ユーザーがお問い合わせフォームから離脱してしまう可能性があります。
リード獲得(潜在顧客の発掘)を目的とするお問い合わせフォームであれば、入力画面にエラーを表示するバリデーション機能を付けるに留め、あえて確認画面を設置しないという選択もあります。
完了画面
完了画面とは、送信ボタンを押したあとに、入力内容が企業に送信されたことを示す最後のページです。サンクスページとも呼ばれます。
「自動返信メールを送信しました。○日以内にご連絡差し上げます。」、「お問い合わせありがとうございました。○営業日以内に担当の××よりご連絡致しますので今しばらくお待ちくださいませ。」など、フォローの流れについても記載しておくとより丁寧です。
お問い合わせフォームを設置するメリット・デメリット

お問い合わせフォームを設置する前に、メリット・デメリットを把握しておきましょう。
お問い合わせフォームのメリット
お問い合わせフォームには、以下のようなメリットがあります。
- 一次対応を自動化できる
- 24時間受付で機会損失を防ぐ
- メールアドレスを公開しなくていい
- 顧客情報の管理に役立つ
- マーケティングに活かせる
それぞれについて解説します。
一次対応を自動化できる
お問い合わせフォームに自動返信機能を付ければ、一次対応を自動化できます。
電話やメールの場合、担当者がその場にいなければ迅速ない対応はできません。自動返信機能は「問い合わせ窓口に人材を配置できない」「担当者が事業所や店舗に常駐していない」といったシーンで役立ちます。
また、入力フォームの項目や選択肢を適切に設定することで、ユーザーのニーズが正確に把握できます。その後のやり取りもスムーズになるため、顧客満足度の向上にもつなげられます。さらに、Webhook機能を使うことで業務で使用しているシステムやツールとデータを自動連携することもできます。
▼ フォーム回答後に自動でメールが送信可能なのはformrun!
formrunの自動返信機能を使えばフォームに回答直後に、サンクスメールや回答内容の確認メールを自動で返信することができます。申込フォームや登録フォームなど、フォーム回答後対応してほしい手順がある場合は、メール内に記載することで迷わず対応を進めることができます。
24時間受付で機会損失を防ぐ
お問い合わせフォームは、24時間365日対応できるため、機会損失を防ぎます。
電話やメールでは、営業時間外や混雑時の問い合わせを取りこぼしてしまいます。また、ユーザーによっては会話や、メーラーを立ち上げることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
お問い合わせフォームの仕組みなら、対面することなく要件を伝えられます。心理的なハードルが下がるため、問い合わせ件数(コンバージョン数)が増える可能性もあります。
メールアドレスを公開しなくていい
お問い合わせフォームの仕組みなら、Webサイトにメールアドレスを公開しなくても受付できます。
世の中には、Webサイトに公開されているメールアドレスを自動収集するツールがあり、そこから悪意のあるメールが送られてきます。
メールのURLや添付ファイルを開いてしまえば、個人情報や企業内機密情報が流出してしまうかもしれません。
対策なしにWebサイトにメールアドレスを載せるのはやめましょう。
顧客情報の管理に役立つ
お問い合わせフォームと顧客管理システムを連携させれば、ユーザーが入力した情報を自動でデータ化できます。
電話やメール、FAXで問い合わせを受け付ける場合、顧客情報を手入力、もしくはコピー&ペーストで1つの形式にまとめなければなりません。これでは多くの時間やコストがかかりますし、対応の抜け漏れなどヒューマンエラーも発生しやすくなります。
お問い合わせフォームから顧客情報を一元管理する仕組みを構築すれば、即座に営業リストやメーリングリストに活用できます。
マーケティングに活かせる
お問い合わせフォームのデータを集計・分析すれば、集客や販売促進、プロモーション戦略に活用できます。以下はデータの活用例です。
入力結果の分析 | Webサイト内の分析 |
---|---|
|
|
お問い合わせフォームの仕組みは、業務効率化だけではなく、生産性も高められます。
お問い合わせフォームのデメリット
お問い合わせフォームにデメリットはほとんどありません。なぜなら、昨今のお問い合わせフォームは、一昔前に比べて格段に性能がアップしているからです。
ただ、コンバージョン(問い合わせ数)を増やしたり、顧客データを一元管理する仕組みを構築したりするには、専門知識のある人材が必要です。
お問い合わせフォームの3つの作り方

お問い合わせフォームを作る方法は以下の3つです。
導入・運用のしやすさ | カスタマイズ | セキュリティ | URL | |
---|---|---|---|---|
自作 | △ | ◎ | △〜◎ | 自社 |
プラグイン | ○ | ○ | ○ | 自社 |
作成ツール | ◎ | ○ | ◎ | サービス会社 |
それぞれについて解説します。
1.HTMLやCSS、PHPなどコードで自作する
Webサイト制作の知識がある人材が社内にいれば、HTMLやCSS、PHPなどのプログラミング言語をつかってお問い合わせフォームを作成できます。
以下は自作でお問い合わせフォームを設置するまでの流れです。
- お問い合わせフォームのコードを書くファイルを作成する
- 入力・確認・完了ページのHTMLを作成する
- POST通信でフォームに入力したデータを送信して受信したデータを確認する
- ページ間のデータ受け渡し(戻るボタン)を実装する
- 入力したデータの無害化(サニタイズ)を実装する
- 必須項目などフォーム機能を実装する
自作のメリット
- 人件費のみでお問い合わせフォームを作成できる
- デザインや機能などカスタマイズ性が高い
自作のデメリット
- プログラミングの知識が必要
- 他の方法に比べて時間がかかる
- 自社でセキュリティ対策を構築する必要がある
社内にプログラミングの知識がある人材がいない場合は、このあと紹介するWordPressプラグイン、またはフォーム作成ツールを検討してみましょう。
2.WordPressのプラグインを使う
WordPressを使って自社のWebサイトやブログを運用しているなら、WordPressプラグインを使ってお問い合わせフォームを作成・設置できます。
ここでは、利用者の多い「Contact Form 7」という無料のWordPressプラグインを使い、お問い合わせフォームを作成・設置する流れを紹介します。
- 「Contact Form 7」をインストールする
- プラグイン一覧の中からContact Form 7を探して「設定」をクリックする
- 自動で作成された「コンタクトフォーム1」にカーソルを合わせて「編集」をクリックする
- 「フォーム」タブから項目をカスタマイズする
- 「メール」タブから自動返信の設定をカスタマイズする
- 「メッセージ」タブから自動表示されるテキストをカスタマイズする
- 「その他の設定」から完了画面をカスタマイズする
WordPressプラグインのメリット
- 無料のプラグインを使えばコスト削減できる
- プログラミングの知識がなくても作成できる
- HTML・CSSの知識が少しあれば、細かいカスタムが可能
WordPressプラグインのデメリット
- 細かい部分の設定はHTML・CSSの知識が必要
- プラグインを入れすぎると動作が重くなることがある
- セキュリティの観点からバージョンアップやアップデートの管理が必要
WordPressの操作に慣れている場合は、簡単にお問い合わせフォームを設置できます。ただ、デザインをカスタマイズするにはコーディング(HTMLやCSS)の知識が必要です。直感的に操作したい場合は、次のフォーム作成ツールを選びましょう。
3.フォーム作成ツールを使う
フォーム作成ツールとは、プログラミングなどの専門知識がなくても、簡単にお問い合わせフォームを作成・設置できるツールのことです。
クリック操作だけで項目を設定でき、問い合わせの管理に役立つ便利な機能も搭載されています。ツールには無料版と有料版がありますが、無料でも高品質なツールが数多く存在します。
以下はフォーム作成ツールを使ってお問い合わせフォームを設置する流れです。
- フォーム作成ツールにログインする
- 管理画面から項目・テキストをカスタマイズする
- コードを生成してWebサイトに埋め込む
フォーム作成ツールのメリット
- 今すぐ運用を開始できる
- 外部ツールと簡単に連携できる
- セキュリティが充実しているツールが多い
フォーム作成ツールのデメリット
- 無料でも使えるが、本格的に運用すると月額費用がかかる
- 外部サービスを導入するので契約が必要
フォーム作成ツールを使えば、誰でも簡単にお問い合わせフォームを作成できます。
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お問い合わせ対応からリード管理まで、顧客管理に関する業務の一元管理を無料で行うことができます。個人情報をあつかうからこそ、「ISO 27001」の認証や、プライバシーマークを取得など万全なセキュリティが整っているformrunで顧客管理を最適化しましょう。
お問い合わせフォームにおすすめのフォーム作成ツール5選

ここでは、お問い合わせフォームにおすすめのフォーム作成ツールを5つ紹介します。
- formrun
- formzu
- セキュアフォーム
- フォームメーラー
- Tayori
お問い合わせフォーム作成ツールをさらに詳しく知りたいなら、こちらをご覧ください。
>> 【無料で使える】お問い合わせフォーム作成ツール11選!注意点も詳しく解説
1. formrun|初心者でも簡単にフォームを作成・管理可能

formrunは、プログラミングの知識がなくてもデザイン性の高いフォームを作成できる便利なツールです。100種類以上のテンプレートが用意されており、簡単な操作で自社サイトに合ったフォームを構築できます。
さらに、問い合わせの進捗をカンバン方式で管理でき、外部ツールとのデータ連携も可能です。セキュリティ対策も充実しており、SSL/TLS暗号化や24時間体制のサーバー監視が顧客データの安全を確保します。
無料プランでも機能が充実しており、小規模から大規模まで幅広いニーズに対応します。
2. formzu|多用途かつコストを抑えてフォームを作成可能
formzuは、簡単なメールアドレス登録のみでお問い合わせフォームを作成できる手軽なツールです。お問い合わせフォームだけでなく、商品注文や資料請求にも対応し、コストを抑えながら複数のフォームを作成可能です。
無料プランにもアクセス解析や公開期間設定機能が含まれており、セキュリティ対策としてSSL通信も完備しています。簡単な操作性と機能の充実度から、予算に制限のある企業や個人に最適です。
3. セキュアフォーム|ドラッグ&ドロップで簡単にフォームを作成
セキュアフォームは、専門知識がなくてもドラッグ&ドロップ操作だけでフォームを作成できる直感的なツールです。130種類以上の背景デザインから選べるため、用途に応じたフォームが簡単に作れます。
国内外で信頼されるSSLプロバイダーを採用しており、セキュリティ面も安心です。無料プランでは最大3つのフォームを作成可能で、特に手軽さを重視する方に向いています。
4. フォームメーラー|多目的フォームの作成を簡単操作で実現
フォームメーラーは、お問い合わせフォームをはじめ、申し込みや応募など多彩な目的に対応したフォームが作成できるツールです。ドラッグ&ドロップの簡単操作で初心者でも使いやすく、有料プランではスパム防止機能やランディングページ作成機能も利用可能です。
無料プランでも必要最低限の機能を備えたフォームを作成でき、コストを抑えたい方に適しています。
5. Tayori|シンプルで洗練されたデザインが魅力
Tayoriは、無駄のないシンプルで洗練されたデザインのフォームを作成したい方に最適なツールです。直感的な操作で簡単にフォームを作成でき、問い合わせ内容の管理機能も充実しています。
カスタマーサポートを目的に開発されており、ユーザーの意見を収集して管理できる点も特徴です。無料プランで基本的な機能が利用でき、小規模運用を始めたい方におすすめです。
お問い合わせフォーム作成ツールの選び方

お問い合わせフォーム作成ツールの選び方は、主に次の5つです。
- セキュリティ対策が万全か
- テンプレートは充実しているか
- デザインの調整はできるか
- 無料で試せるか
- 問い合わせ内容を管理する画面はあるか
それぞれ解説します。
セキュリティ対策が万全か
お問い合わせフォームは個人情報を扱います。ツールの運営会社が情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO 27001」の認証や、プライバシーマークを取得しているかチェックしましょう。
また、Web上でデータを暗号化する仕組みである「SSL/TLS化」に対応しているか、社内で個人情報にアクセスできる人を制限する「権限設定」などの機能も必要です。
テンプレートは充実しているか
フォーム作成ツールにテンプレートが複数用意されているかチェックしましょう。
いくら簡単に作れたとしても、何もない状態からお問い合わせフォームを作成するのは大変です。問い合わせ対応、資料請求、イベント受付など、目的に合ったテンプレートがあれば、すぐに運用を開始できます。
デザインの調整はできるか
フォーム作成ツールの中には、デザインのバリエーションが少ないサービスも存在します。
お問い合わせフォームは見やすさ、使いやすさを優先すべきですが、あまりにもWebサイト全体の雰囲気と違うと、ユーザーが混乱してしまう可能性があります。
カラーやフォントにパターンがあるか、任意の画像を設定できるかなどチェックしましょう。
無料で試せるか
自社に最適なフォーム作成ツールを選ぶには、複数のツールを実際に使って比較する必要があります。無料プランやお試し期間のあるサービスを選べば、余計なコストを投入せずに済みます。
問い合わせ内容を管理する画面はあるか
複数名で問い合わせ管理するなら、必ず管理画面で問い合わせの進捗を確認できるサービスを選びましょう。
お問い合わせフォームのデザインや機能がいくら充実していても、その後の対応がスムーズでなければ、顧客満足度は下がってしまいます。
管理画面があれば、だれが何の案件を担当しているのかひと目でわかるため、抜け漏れや返信の遅れを防げます。
お問い合わせフォームの入力完了率を上げる10のポイント

お問い合わせフォームの入力完了率を上げるポイントは、主に次の10点です。
- 項目を減らす
- 必須・任意をわかりやすく表示
- 入力例を記載
- 入力エラーはリアルタイムに表示
- ページ内にお問い合わせフォームを埋め込む
- レスポンシブ対応にする
- 送信ボタンは目立たせる
- 個人情報保護方針とプライバシーポリシーの掲載
- 自動返信機能を設ける
- スパム対策・セキュリティ機能を搭載する
それぞれ詳しく解説します。
1.項目を減らす
フォームの項目数を必要最低限にすることで、ユーザーの入力負荷を軽減できます。
入力項目が多すぎるとユーザーにストレスが溜まり、離脱の原因になります。メールアドレスの確認や詳細な個人情報は省き、ストレスのないフォームを作成しましょう。
2.必須・任意をわかりやすく表示
各項目の入力が必須・任意であるのか明確に表示することで、ユーザーはどのフォームに記入すればよいか理解できます。
仮にすべての項目が必須であっても、「必須」のラベルは付けた方がよいです。なぜなら、ユーザーが入力しなくても良いと判断し、送信時にエラーが出てしまう可能性があるからです。
3.入力例を記載
エラー表示でユーザーにストレスを与えないために、入力例やNG例を記載しておきましょう。フォーム領域にデフォルトで入力例を表示しておく方法も有効です。
何を入力すべきか瞬時に判断できるようにすることで、入力完了率を上げられます。
4.入力エラーはリアルタイムに表示
送信ボタンを押した後のエラー表示は、ユーザーにストレスを与えます。
ユーザーがその場で入力内容を修正できるように、どこでエラーが発生しているのか、何を修正すればいいのか、リアルタイムで表示しましょう。
5.ページ内にお問い合わせフォームを埋め込む
Webサイト内にお問い合わせフォームを埋め込むことで、ユーザーがページを行き来する手間を省くことができます。
お問い合わせフォームは、入力画面や完了画面など複数のページで構成されているため、ページ遷移の回数をできるだけ少なくすることが重要です。
フォーム作成ツールを使えば、埋め込み用のHTMLコードを簡単に取得できます。そのコードをサイト内の任意の場所に貼り付ければ、そのままフォームの運用を開始できます。
6.レスポンシブ対応にする
レスポンシブ対応とは、さまざまなデバイスに合わせてデザインを最適化することです。レスポンシブ非対応のお問い合わせフォームは、スマホなど小さなデバイスだと操作しづらく、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。
レスポンシブ対応のお問い合わせフォームにすることで、デバイスに合わせてテキストやボタンのサイズが調整されたり、適切なキーパッドが表示されたりします。
7.送信ボタンは目立たせる
入力完了率を上げるために、思わずクリック(またはタップ)したくなる送信ボタンをデザインしましょう。
ボタンのサイズは不自然にならない程度に大きく調整し、ブランドカラーや強調色(アクセントカラー)を使って目立たせます。
8.個人情報保護方針とプライバシーポリシーの掲載
情報セキュリティへの意識の高まりから、個人情報の入力に抵抗を感じるユーザーも少なくありません。
お問い合わせフォームに個人情報保護方針とプライバシーポリシーを掲載し、ユーザーに不信感を与えないよう配慮しましょう。
9.自動返信機能を設ける
お問い合わせフォームに自動返信機能を設けることで、ユーザーに安心感を与えることができます。送信後すぐに自動返信メールが届くことで、自分の問い合わせが正しく送信されたことを確認できるほか、送信内容を振り返ることも可能です。
これにより、同じ内容を何度も送信する無駄を防ぎ、ユーザーにとって便利な機能となります。また、自動返信メールに問い合わせに対するおおよその対応時間や注意事項を記載すれば、ユーザーとのスムーズなコミュニケーションが可能です。
10.スパム対策・セキュリティ機能を搭載する
お問い合わせフォームには、スパム対策やセキュリティ機能を搭載することが重要です。例えば、「reCAPTCHA」などのツールを利用することで、ボットによるスパムメールの送信を防ぎ、重要な問い合わせが埋もれることを避けられます。
また、データの暗号化やアクセス制限を行うことで、顧客情報を安全に保護し、不正アクセスのリスクを軽減できます。これらの対策を講じることで、ユーザーは安心して情報を送信できる環境が整い、企業としての信頼性を高めることができます。
お問い合わせフォームの作成ならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!

formrunには予約フォームに活用できる以下の特徴があります。formrunを利用するメリットは下記の3点です。
- お問い合わせフォーム作成が簡単にできる
- 顧客管理・対応を効率化できる
- 万全のセキュリティ
お問い合わせフォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。
テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
顧客管理・対応を効率化できる
formrun(フォームラン)を活用すれば、フォームで集めた顧客の対応管理まで利用できます。
formrunはフォーム作成はもちろん、フォームに回答された顧客データ情報をフォームラン上で一覧管理が可能です。
一覧で確認できるだけではなく、対応ステータス別に分けて表示したり、対応する担当者別にフィルタして確認できたりします。
未対応・対応中・対応完了・商品発送済みなど、ステータスは自社が管理しやすいように編集・並び替えできます。
蓄積された回答データはExcelやGoogleスプレッドシート形式で出力もできるため、手元で分析も可能です。
さらに、Salesforceやkintoneなど外部連携ツールと連携可能なので普段お使いのツールでも集計・管理ができます。
万全のセキュリティ
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティーを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。
ユーザーが入力しやすいお問い合わせフォームを作成しよう

お問い合わせフォームはユーザーが入力しやすく、不信感を抱かせないようなデザインである必要があります。また、お問い合わせフォームを設置して終わりではなく、運用するための仕組みづくりも重要です。
formrunはデザインやコードの知識がなくても、誰もが使いやすいお問い合わせフォームを作成・設置できるツールです。問い合わせ対応の状況確認からメール対応まで、フォームに関わる業務をformrunで一元化できます。Webhook機能を使うことで業務で使用しているシステムやツールとデータを自動連携することもできます。
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▼ ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」のお問い合わせフォームテンプレート一覧はこちら
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