【無料あり】プロが選ぶ情報共有ツールおすすめ19選!自社に合った選び方

業務効率化

「情報共有」は、一人ひとりの持つ情報をチーム・組織内で共有しあい、利益の向上や業務効率化、組織の意思決定などに役立ちます。

朝礼の業績報告や社内掲示板・社内報、メールやビジネスチャットツールなど、共有の方法は様々です。

情報共有が必要な理由として、属人化の解消、ノウハウの共有やコミュニケーションの円滑化が挙げられます。情報共有ができているかどうかは、組織を運営するうえで重要なポイントです。

本記事では、質の高い情報共有をする際に役立つツールを紹介します。「無料で使えるツールを探している」「仕事を効率化したい」とお考えの方はぜひご覧ください。

情報共有ツールを選ぶポイント

社内の人材を有効活用し、生産性を高めるためにも情報共有ツールは導入しておきたいところです。

こちらでは情報共有ツールを選ぶポイントを4つ紹介しますので、効率よく情報共有を進めたい方は下記を参考にしながら自社に適したツールを選んでみてください。

目的に合った機能が搭載されているか

情報共有ツールは種類が豊富なため、そもそも目的に合っているかを確認することが大切です。

ノウハウを蓄積したいなら社内Wiki、タスクの進捗状況を知りたいならプロジェクト管理ツールなど、機能をしっかり確認したうえで導入を検討しましょう。

自社のチームでも使いこなせるか

自社の課題解決に適したツールを見つけたとしても、使い勝手が悪ければ定着には至りません。
ツール導入に抵抗のある職場であれば、「機能の豊富さ」より「誰でも使いこなせるか」のほうが重要な場合もあります。
ツールを提供する企業がどのようなサポートを行っているかも含め、自社のチームで使いこなせるかどうか必ず調査しましょう。

また、ツールの使用方法を周知しやすいように最初は少規模のチームに導入してから全社に広めるのもおすすめです。
使い方を教えられる人材が増えるので、より定着につながりやすくなります。

必要な情報を的確に取り出せる検索機能か

情報共有ツールを用いて業務効率化を図る場合、ほしい情報がすぐに見つかるかどうかはとても重要です。
「完全一致検索」「あいまい検索」などの選択ができるか、検索意図まで汲んで情報を抽出してくれるかなど、検索という点だけ見てもツールによって異なるので、比較する際には検索機能も確認しましょう。

また、タグやラベルで情報を整理する機能があれば、探す手間を削減できます。
「初めてツールを使う人でも情報を見つけられるか」という視点で選んでみるのもよいでしょう。

利用人数・費用に合っているか

情報共有ツールは、利用人数によって費用が変わるものも多いです。
利用人数が増えれば増えるほど費用がかさむので、自社の導入規模と予算がマッチするかも必ず確認しましょう。

また、ツールによっては無料プランやトライアル期間を設けている場合もあります。
もちろん有料プランのほうが機能は充実していますが、無料プランの範囲内でも十分に満足できるものもあるので、まずは無料プランから試してみるのもおすすめです。

導入までの期間がどの程度かかるか

ツール導入後、すぐに本格的な運用を始められるものは少ない傾向です。

導入までには、見積もり検討やシステム移行などさまざまな準備の工程が発生します。

新しいシステムへ切り替えた当初は、予想外のトラブルが起きる可能性があります。

本格運用までにどの程度の期間が必要か調べた上で、余裕あるスケジュールを組みましょう。

情報移行がスムーズにできるか

移行する情報が多いほど、移行作業は時間と手間がかかります。

他社のシステムと連携できるツールを選択すると、通常よりスムーズな移行作業が可能です。

自社に最適な機能の有無に加えて、情報移行の方法について確認することをおすすめします。

情報共有ツールの種類とは?

情報共有ツールには、使用目的に合わせた種類があります。代表的なのは、以下の6種類です。

社内の情報を収集して検索・共有できる社内版のWikipediaです。情報を一元管理することで、情報検索や引き継ぎの時間を減らせます。

社内の情報伝達をスムーズにするために役立ちます。ツールによって、ファイル共有やビデオ通話などの機能が付いています。

文書・ファイルの共有が円滑にできます。
ツールによって、セキュリティの質が高い・共同作業を円滑にできるなど、豊富な種類があります。

複数部署や人数でプロジェクトに取り組む際、互いの進捗状態を可視化できます。
状況を把握することで最適な協力のし合いが可能です。

顧客からの問い合わせ対応は、企業の信頼性を大きく左右します。

営業戦略を立て、効率的に営業を進めるために役立ちます。

では、実際の情報共有ツール・システムにはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらでは下記のジャンル別に計19個のおすすめツールをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

情報共有ツール①社内Wiki

社内Wikiとは社内の情報をストックして検索・共有できる状態にした、いわゆるWikipediaの社内版です。
情報をひとまとめにできるため、検索や教育・引き継ぎにかかる時間を大きく削減できます。
「情報を一元管理したい」「属人化をなくしたい」という方は、まず社内Wikiツールをチェックしましょう。

情報を育てるツール:esa(エサ)

https://esa.io/

esa(エサ)は、合同会社 esaが提供している社内Wikiツールです。
「不完全な状態でもいいから公開(共有)すること」を重視した作りとなっており、公開してから徐々に情報の精度を高められるように共同編集や履歴に関する機能が搭載されています。

また、esa(エサ)は情報の整理がしやすい点も特徴。
書き方はMarkdown (マークダウン)記法ですが、公式サイト内で具体例が提示されているので、慣れていない方でも活用しやすいでしょう。

<料金プラン>

  • 申し込み後2ヶ月は無料(フリートライアル)
  • フリートライアル以降は1人あたり毎月500円

業界関係なく活用可能:Kibela(キベラ)

https://kibe.la/ja

Kibela(キベラ)は、株式会社ビットジャーニーの提供する社内Wikiツールです。
グループごとに情報の公開・非公開を設定でき、「全社に周知したい情報」「部のメンバーだけに見せたい情報」を分けられます。

また、テンプレート機能を活用すれば日報や定例会議の議事録を毎回作り直す手間がいりません。
コミュニティプランであれば5ユーザーまで無料なので、日報などで使い勝手を試してみるのもよいでしょう。

<料金プラン>

 コミュニティスタンダードエンタープライズ
1人あたりの月額料金0円550円1,650円

手軽に使いこなせる操作感:toaster team(トースターチーム)

toaster team(トースターチーム)

https://toaster.how/

マニュアル&ナレッジ管理アプリ「toaster team トースターチーム」は、noco株式会社の提供する情報共有ツールです。2020年2月にベータ版が公開されましたが、2021年3月時点で1,700以上の企業に利用されています。

機能の特徴は文書・動画マニュアルや社内Wikiだけでなく、タスク管理としても利用できる点。また、アップロードした画像をツール内で編集できるのも作業効率化につながるポイントです。

同ツール内で矢印や注釈など画像編集できるため、編集専用ソフトを利用する手間がかかりません。

<料金プラン>

 無料トライアルライトプランスタンダードプランビジネスプラン
月額料金0円
※利用期間の制限あり
35,000円
※50名まで
60,000円
※100名まで
120,000円
※200名まで

※ライトプラン以上は、初期費用で10万円が必要。

情報の引き出しが簡単:Confluence(コンフルエンス)

https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

Confluence(コンフルエンス)は、オーストラリアに本社を構えるアトラシアン社が開発した社内Wikiツールです。
文字だけでなく、画像や動画、GIFなども利用でき、情報をわかりやすく整理できます。

また、検索機能も充実しており、完全一致検索やあいまい検索、除外検索などさまざまな条件で検索可能。
作成したページに対してのコメント機能もあるので、マニュアルにレビューをもらいたいときなどにも便利でしょう。

<料金プラン>

 無料プランStandardPremium
1人あたりの月額料金0円690円1,310円

※ユーザー数によって料金が変動

情報共有ツール②チャットツール

情報共有をスムーズにしたい、社内コミュニケーションを円滑にしたい場合には、チャットツールの導入がおすすめです。

チャットツールは機能が豊富にあり、ファイル共有やビデオ通話としても役立ちます
スマートフォン対応のものも多いので、外出が多い方でも問題なくやりとりを進められるでしょう。

スムーズな情報共有で業務効率UP:Slack(スラック)

https://slack.com/intl/ja-jp/

Slack(スラック)は、アメリカの企業が開発したチャットツールです。
全世界1,200万人以上が利用しており、日本でも多くの企業が導入しています。

グループ分けも容易にでき、公開・非公開も選択可能。
社内で公開された情報であればグループに参加していない状態でも検索できるため、属人化を防げます。

また、Slackは連携できるアプリが豊富にあるため、作業効率化の面でも役立ちます。
たとえば問い合わせメールが届いたときなど、Slackにも通知が飛ぶように設定できるため、対応を迅速に進められます。

<料金プラン>

 フリープロビジネスEnterprise Grid
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
0円925円1,600円要問い合わせ

中小企業におすすめ:Chatwork(チャットワーク)

https://go.chatwork.com/ja/

Chatwork(チャットワーク)は、Chatwork株式会社が提供しているチャットツールです。
国産のチャットツールとして日本国内で幅広く導入されており、国内利用者No.1を誇ります。

Chatworkはタスク管理の機能が搭載されており、チャットで受けた依頼をそのままタスク化できるのが特徴。
ツール内で締め切り設定もできるため、作業の抜け漏れを防げるでしょう。

<料金プラン>

 フリービジネスエンタープライズ
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
0円500円800円

WordやExcelの共同編集が可能:Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)は、アメリカに本社を構えるマイクロソフト社が提供するチャットツールです。
Microsoft Teams自体は無料で利用できますが、「Microsoft 365」の機能の1つとして「Microsoft Teams」を使用する場合には有料プランの契約が必要です。

Microsoft Teamsは無料版でも制限が少なく、他社のアプリと連携することもできます。
また、WordやExcelなどOfficeのソフトをTeams上で共同編集できるので、すでにOfficeを利用している方は導入を検討してみるのもよいでしょう。

<料金プラン>

  Microsoft TeamsMicrosoft Teams Essentials

Microsoft 365

Business Basic

BasicMicrosoft 365 Business  Standard
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
0円430円650円1,360円

使い慣れた操作感が魅力:LINEWORKS(ラインワークス)

https://line.worksmobile.com/jp/

LINEWORKS(ラインワークス)は、ワークスモバイルジャパン株式会社の提供するグループウェアです。
使い慣れた「LINE」をビジネスで活用でき、新入社員などへの教育コストを削減できます。

また、チャットだけでなくカレンダーやアンケートなど豊富に機能があり、スケジュールの共有も簡単です。
社外の人にファイルを共有したいときは暗証番号やワンタイムパスワードが設定できるため、セキュリティ面でも安心でしょう。

<料金プラン>

 フリースタンダードアドバンス
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
0円450円800円

情報共有ツール③文書・ファイル共有

文書・ファイルの共有をスムーズに行いたい方は、オンラインストレージサービスを導入するのもおすすめです。

オンラインストレージサービスはセキュリティに強みを持つものや共同作業を円滑に行えるものなどさまざまな種類があります。
仕事で利用するからこそ、特にセキュリティ面はしっかり比較しながら選択するようにしましょう。

シンプルさと利便性で最大限の効率化を図る:Box(ボックス)

https://www.box.com/ja-jp/home

Box(ボックス)は、アメリカの企業が提供しているオンラインストレージサービスです。
セキュリティや利便性の高さから世界97,000社以上に導入され、業務効率化に役立てられています。

個人向けのプランでは10GBまで無料で利用できるため、まずは実際の使用感を試してみるのもおすすめです。

<料金プラン>

 BusinessBusiness PlusEnterprise
1人あたりの月額料金1,881円3,135円4,620円

※個人ユーザー向けの無料プランもあります

情報アップロードと同時に自動ウイルスチェック:Fleekdrive(フリークドライブ)

https://www.fleekdrive.com/

Fleekdrive(フリークドライブ)は、株式会社Fleekdriveの提供する企業向けオンラインストレージサービスです。
チームの目的に合わせて3つのプランから選択でき、追加料金で専用担当者によるサポートなども付けられます。

ユーザーの操作履歴を把握したり自動でウィルスをチェックしたりなどセキュリティ面も考慮されており、社外共有時でもダウンロードされたか確認可能。
共有権限も細かく設定できるため、企業規模問わず導入されています。

<料金プラン>

 TeamBusinessEnterprise
1人あたりの月額料金500円1,500円4,000円

※30日間の無料トライアルあり

24時間いつでもサポート対応:Jector(ジェクター)

https://www.jector.com/

Jector(ジェクター)とは、株式会社ねこじゃらしの提供するクラウドストレージツールです。
2段階認証やIPアドレス制限などセキュリティに関する機能を豊富に有し、障害が発生した際でも24時間対応の窓口を設けています。

また、格納されたデータに対してツール内で修正指示ができたり、専用アプリから操作ができたりなど、作業効率化につながるポイントも豊富。
画像や動画だけでなく、Officeやメモ帳など多様なフォーマットに対応しているため、幅広い業務で活用できます。

<料金プラン>

使用GBと使用ユーザー数で料金変動
50GB 20人 5,000円から利用可能 
※最低50GBから契約可能

情報共有ツール④タスク・プロジェクト管理

組織の中で一人ひとりの役割が異なる場合、他メンバーの進捗状況を把握できていないことも多いでしょう。
そういったときに互いの状況を見える化してくれるのがタスク・プロジェクト管理ツールです。
ツールを見れば何がどこまで進んでいるのかわかるため、効率よく情報共有を行えます。

スケジュールが遅れがち、管理がうまくできていないと感じる方は、タスク・プロジェクト管理ツールの導入を検討しましょう。

ドロップ &ドラッグで誰でも使える:Jooto(ジョートー)

https://www.jooto.com/

Jooto(ジョートー)は、株式会社PR TIMESが提供しているタスク・プロジェクト管理ツールです。
1万社以上の企業に導入されており、マネージャーの約8割が業務の改善を実感したと発表されています。

Jooto(ジョートー)の特徴はドラッグ&ドロップの直感的な操作で管理が行える点。
ガントチャートで全体像も簡単に把握できるので、タスクやプロジェクトの進捗状況も一目でわかります。

<料金プラン>

 フリースタンダードエンタープライズ
1人あたりの月額料金0円417円980円

タスクをカードで可視化できる:Trello(トレロ)

https://trello.com/ja

Trello(トレロ)は、オーストラリアのアトラシアン社が開発したタスク・プロジェクト管理ツールです。
ユーザー数は数百万人を超え、GoogleやCOSTCOなど世界的な企業でも導入されています。

Trelloはタスクの一つひとつを「カード」として捉え、【未着手】【作業中】【完了】など一目でわかるように整理できます。
また、スマホ用のアプリもあり、時間や場所を問わず進捗状況を確認できる点も特徴。
ボード数10件までであれば無料で利用できるので、一度試してみるのもよいでしょう。

<料金プラン>

 無料

STANDARD

PREMIUMENTERPRISE
1人あたりの月額料金0ドル5ドル10ドル17.50ドル〜
※50人で利用する場合

※ユーザー数や年or月払いによって料金は変動

情報共有ツール⑤問い合わせの管理・共有

顧客からの問い合わせ対応は企業への信用に関わる部分ですが、情報共有がうまくできていないと対応の抜け漏れや重複対応につながります

スピード感をもって対応に取り組むためにも、問い合わせの管理や共有を行えるツールは積極的に導入を検討しましょう。

SlackやChatWorkと連携可能:formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)

https://form.run/

formrun(フォームラン)は弊社の提供するフォーム作成ツールです。
フォームへの回答をカード化して一覧表示できるため、問い合わせ管理ツールとしても活用できます。

有料プランを使えば、複数人のメンバーでフォームやフォームの回答を共同管理できるので、社内で複数人でフォーム管理したい場合にはおすすめです。

また、SlackやChatworkとも連携しており、フォームへの回答があったらすぐに通知が届くように設定することも可能。
メールへの返信もformrunから行えるため、メール用のツールを開く手間も不要です。

<料金プラン>

 FREEBEGINNERSTARTERPROFESSIONAL
月額料金0円3,880円12,980円25,800円

       ※14日間の無料トライアルあり

チーム作業促進に役立つ機能が豊富:Freshdesk(フレッシュデスク)

https://freshdesk.com/jp/

Freshdesk(フレッシュデスク)は、アメリカに本社を構えるFreshworks社が提供するツールの1つです。
問い合わせ管理に役立つ機能を豊富に搭載しており、15万以上の企業に導入されています。

顧客とのやりとりを1つのツールに集客できたり、チームでの管理を促進するための機能があったりなど、情報共有の手間を大きく削減。
基本的な機能であれば無料で利用でき、その他の機能が知りたい方は21日間の無料トライアルで試せます。

<料金プラン>

 FreeGrowthProEnterprise
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
0ドル15ドル49ドル79ドル

顧客への手厚いフォローができる:Tayori(タヨリ)

https://tayori.com/

Tayori(タヨリ)は、株式会社PR TIMESの提供するカスタマーサポートツールです。
問い合わせフォームの作成から問い合わせへの返信、FAQ(よくある質問)の追加など顧客対応を円滑に進めるための機能が搭載されています。

また、チャットツールを利用すれば返信を自動化できるため、カスタマーサポートの負担軽減にもつながります。

<料金プラン>

 フリースタータープロフェッショナル
月額料金0円3,400円7,400円

情報共有ツール⑥顧客情報の共有

営業の戦略を立てたり、効率的に営業を進めたりするためには顧客情報の共有が欠かせません。
顧客情報は企業にとって大きな資産であり、営業1人だけに依存してしまうと退職時の影響が膨大なものになってしまいます。

属人化しないためにも顧客情報を共有できるツールを活用し、適切に管理・共有を進めましょう。

マーケティングツールなどと同期可能:HubSpot(ハブスポット)

https://www.hubspot.jp/

HubSpot(ハブスポット)は、アメリカに本社を構えるHubSpot社が提供する顧客管理ツールです。
「Marketing Hub」や「Service Hub」など目的ごとにツールが用意されており、無料の「HubSpot CRM」でも顧客情報の共有を実現するさまざまな機能が利用できます。

また、顧客管理に役立つ「CMS Hub」は14日間の無料トライアルがあるので、使用感を試してみるのもおすすめです。

<料金プラン>

  • CRMツールは無料
  • 「Marketing Hub」「Sales Hub」など機能を拡充する場合は料金が発生

世界規模の導入実績を持つ:Sugar CRM(シュガーシーアールエム)

https://www.sugarcrm.com/jp/

Sugar CRM(シュガーシーアールエム)は、アメリカの企業が開発した顧客関係管理システムです。

顧客に関する情報をすべて一元化でき、効率的に営業活動を進めることが可能。
ユーザー数は全世界で200万人を超え、収益が3倍、データ入力時間を2,000時間削減など企業の利益向上や業務効率化に役立てられています。

<料金プラン>

 Sugar SellSugar ServeSugar EnterpriseSugar Market
1人あたりの月額料金49ドル~80ドル~85ドル~1,000ドル〜

導入サポートでツール定着を図れる:Zoho CRM(ゾーホーシーアールエム)

https://www.zoho.com/jp/crm/

Zoho CRM(ゾーホーシーアールエム)は、アメリカに本社を構えるZOHO Corporationが手がける顧客管理・営業支援ツールです。

導入後の定着につながるよう「導入支援サービス」や「利用トレーニング」などを提供しており、疑問点などもメールで問い合わせられます。
無料プランもありますが、有料プランも15日間の無料トライアルがあるので、検討中の方はそちらを試してみるのもよいでしょう。

<料金プラン>

 スタンダードプロエンタープライズアルティメット
1人あたりの月額料金
※年払いの場合
1,680円2,760円4,800円6,240円

※無料プランおよび15日間の無料トライアルあり

情報共有ツール導入のメリット

先ほど情報共有の方法をいくつか紹介しましたが、情報共有するうえで特におすすめなのがツールの導入です。
タスク管理や問い合わせ管理、社内Wiki(情報をストックできるツール)など情報共有ツールにはさまざまな種類があり、組織の課題解決に大いに役立ちます。

では、情報共有ツールを導入する具体的なメリットとは何なのでしょうか。
こちらでは3つのポイントに分けて紹介します。

情報共有・検索がスムーズにできる

情報共有ツールの大きなメリットは、なんといっても共有・検索が簡単にできることです。
スマホやパソコン対応のクラウドサービスであれば時間や場所を選ばないので、伝えたい・知りたいと思ったときにすぐ利用できます。

また、どこに何の情報があるのかも明確になるため、聞く側も聞かれる側も確認する手間を省けます。
一つひとつは小さな作業ですが、情報の管理先がわかっているだけで負担削減につながるでしょう。

ノウハウ・ナレッジを資産として蓄積できる

ノウハウ・ナレッジを蓄積できる点も情報共有ツールを利用するメリットです。

組織の情報を集約できる社内Wikiはもちろんのこと、チャットツールや問い合わせ管理ツールなどにもノウハウ・ナレッジは詰まっており、さまざまな場面で役立ちます。

たとえば顧客との過去のやりとりを見たい場合、メールだとTOやCCなど送信対象の人しか確認できません。
ですがチャットツールであれば設定されている組織全体で確認できるため、後任の人でも情報を探しやすいです。
検索機能も豊富なので、ほしい情報にすぐ辿りつける点もメリットの1つでしょう。

コミュニケーションを取りやすくなる

そのほかのメリットとして、コミュニケーションの円滑化・活性化につながる点も挙げられます。

たとえば互いのスケジュールを把握できていれば、会議を設定したいときや離席時の対応などもスムーズです。
外部から電話があったときなども、休憩のタイミングなのか、ただ席を外しているだけなのかがわかっていれば返答がしやすくなります。

また、チャットツールは会話のログが残るため、「言った・言わない」が明らかです。
確実に伝えておきたい情報は口頭だけでなくチャットも併用するなど、コミュニケーション不足によるトラブル解消にも役立つでしょう。

情報共有ツール導入後の注意点 

情報共有ツール導入後は、以下の3点に注意が必要です。

使い方の周知を図る

便利なツールを導入しても、社内で活用しなければ意味がありません。

社内全体でツールを活用して、情報共有の質を高めるには、使い方の周知の徹底が必要です。

試験運用時に、各部署で操作を実施して疑問点を解消しておく、操作法の研修を実施するなど、違和感なく本格運用へ移行できる工夫をしましょう。

自社に最適な運用ルールを決める

部署によって情報の登録場所が異なると、自分が知りたい情報の引き出しができない可能性があります。

どの場所にどの情報を登録するかなど、運用ルールを事前に決めておくことで、ツール運用や情報管理が簡単に実施できます。

自社が継続的に運用できる費用感か確認が必要

ツール運用には、導入後の定額費用(月額.年単位など)が含まれる可能性があります。

ツール選択時は、自社に合った費用感か・継続的な支払いが可能かを念頭に入れてください。

情報共有ツールとしてエクセルは時代遅れ?

エクセルを情報共有ツールとして活用するメリットは、使い慣れている点と費用が発生しない点です。

ただし、情報が増えるほど必要な情報を探し出すのに手間取る可能性が高まります。

加えて、データ破損などトラブルが生じた際は、自社で解決する必要があります。

通常業務以外の情報登録・共有作業で時間を消費するより、ツールを導入して効率的に業務を進める方が結果として高い費用対効果を望める傾向です。

今後さらに顧客情報数を充実させたい、社内の情報共有を活性化したい場合は、ツールの導入をおすすめします。

問い合わせの管理・共有なら「formrun」がおすすめ

弊社が提供している情報共有ツール「formrun」を導入すると、顧客情報のわかりやすい可視化ができます。

直感的な操作が可能で、自分が実行すべきタスクや周りの進捗状況を把握できる点が特徴です。

SlackやChatWorkなど、多くの企業が活用している連絡ツールと連携ができるため、フォーム回答などが発生した際はリアルタイムで状況が伝達されます。

実際にformrunを導入している企業様の事例を下記、紹介をしています。

興味のある方はぜひご覧ください。

https://form.run/media/category/cases/

まとめ:情報共有ツールで業務を効率化しよう

情報共有ツールは種類が豊富にありますが、あれもこれもとやみくもに導入するだけでは業務効率化につながりません。

何のために導入するのかを明確にし、ルールや仕組みを整えてからでないと定着しない可能性もあるので、まずはツールへの理解を深めることが大切です。
今回紹介したツールの中に気になるものがあれば、ぜひ公式サイトで詳しい情報をご確認ください。

また、formLabでは業務効率化に役立つ情報をお届けしています。
フォーム作成ツールやGoogleスプレッドシートの活用方法などさまざまな情報を紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。

>>「formLab(フォームラボ)」のお役立ちコンテンツを見てみる