
従業員満足度調査(ES調査)とは?実施する目的や方法から3つの注意点を解説
従業員満足度調査(ES調査)を検討している人事担当の方で、以下の疑問はありませんか?
「従業員満足度調査は何のためにやるの?」
「調査の具体的な進め方や、気をつけるべき点を知りたい」
従業員満足度調査は、従業員の定着や生産性向上に不可欠な取り組みですが、目的や手順を正しく理解しないと、期待した効果は得られません。
本記事では、従業員満足度調査の概要や目的、実施方法などを詳しく解説します。従業員満足度調査の全体像をつかみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次[非表示]
- ・従業員満足度調査(ES調査)とは?
- ・従業員満足度調査(ES調査)を実施する3つの目的
- ・従業員満足度調査(ES調査)を実施する方法【5STEP】
- ・1.従業員満足度調査(ES調査)を実施する目的を明確にする
- ・2.従業員満足度調査(ES調査)に設置する質問を決める
- ・3.従業員満足度調査(ES調査)の実施方法を決める
- ・4.従業員満足度調査(ES調査)を実施する
- ・5.従業員満足度調査(ES調査)の結果を分析しフィードバックを行う
- ・従業員満足度調査(ES調査)で設置する質問例
- ・従業員満足度調査(ES調査)を実施する際の3つの注意点
- ・従業員満足度調査(ES調査)を実施するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
- ・従業員満足度調査(ES調査)には適切な質問を設置して回答率を向上させよう!
従業員満足度調査(ES調査)とは?

従業員満足度調査(ES調査)とは、従業員が自社に対してどれくらい満足しているかを測る調査です。
具体的には、職場環境や人間関係、仕事内容、待遇などさまざまな側面から従業員の本音をアンケート形式で集めます。
調査を通じて従業員の満足度を可視化し、現状の課題を明らかにするのが、従業員満足度調査の基本的な役割です。
従業員満足度調査を実施して従業員の満足度を把握できれば、離職防止や企業価値向上が期待できるでしょう。そのため、従業員満足度調査は、企業経営において重要な取り組みです。
従業員満足度調査(ES調査)を実施する3つの目的

従業員満足度調査を実施する主な目的は、以下の3つです。
離職率を低下させて優秀な人材を定着させるため
従業員のモチベーションを可視化するため
各制度や人事施策の改善を図るため
従業員満足度調査は、単に満足度を測るだけでなく、企業経営にプラスの効果をもたらすための明確な目的を持って実施するのも大切です。
離職率を低下させて優秀な人材を定着させるため
従業員満足度調査(ES調査)を実施する目的は、離職率を低下させて優秀な人材を定着させるためです。
調査を実施すると、従業員が抱える不満や改善してほしい点を具体的に把握できます。
不満点や改善点を解消し、従業員が満足できる職場環境を整えると、従業員満足度の向上につなげられます。
その結果、企業内での離職率が低下し、優秀な人材が流出するリスクを下げられるでしょう。
従業員のモチベーションを可視化させるため
従業員一人ひとりの仕事に対するモチベーションを可視化するのも、従業員満足度調査の重要な目的です。
従業員満足度調査によって、従業員がどれだけ業務に対してモチベーションがあるのか把握できます。また、今割り振られている業務が自分に適しているかどうかなどの質問をすると、業務ごとにモチベーションを把握できるでしょう。
そのため、従業員のモチベーションを上げるための人材配置や業務負担の改善に役立ちます。
各制度や人事施策の改善を図るため
従業員満足度調査は、各制度や人事施策の改善を図るためにも実施されます。
従業員は、給与体系や評価制度などに関して、日頃からさまざまな意見を持っています。調査を通じて従業員の声を収集すると、従業員の要望や制度に感じている不満などを正しく把握できるでしょう。
調査結果に基づき、客観的なデータをもとに制度や施策の改善を進められます。
従業員満足度調査(ES調査)を実施する方法【5STEP】

ここでは、従業員満足度調査を実施するための具体的な方法を5つのステップに分けて解説します。
従業員満足度調査(ES調査)を実施する目的を明確にする
従業員満足度調査(ES調査)に設置する質問を決める
従業員満足度調査(ES調査)の実施方法を決める
従業員満足度調査(ES調査)を実施する
従業員満足度調査(ES調査)の結果を分析しフィードバックを行う
従業員満足度調査を成功させるために、計画的に手順を踏んで進めていきましょう。
1.従業員満足度調査(ES調査)を実施する目的を明確にする
従業員満足度調査(ES調査)を実施する際は、最初に実施する目的を明確にしましょう。
目的が曖昧なままでは、効果的な質問を作成できず、得られた結果も十分に活かせません。例えば、「若手社員の離職率を低下させたい」「管理職の育成に課題がある」など、目的を具体的に設定します。
目的が明確であれば、計画立案から実行、結果の分析まで、一貫性を持って進められます。
2.従業員満足度調査(ES調査)に設置する質問を決める
従業員満足度調査の目的が明確になったら、目的達成のために必要な情報を得るための質問を作成します。
例えば、目的が「業務プロセスの改善」であれば、業務の進め方に関する満足度や、非効率だと感じている点などを尋ねる質問が考えられます。
目的と質問内容がずれていると、調査を実施しても意味のあるデータが得られません。そのため、目的に沿った適切な質問を設定すると、精度の高い回答につなげられます。
3.従業員満足度調査(ES調査)の実施方法を決める

質問内容が決まったら、「紙媒体」と「Webフォーム」の2つから実施方法を決めていきます。
紙媒体はパソコン操作が苦手な従業員にも配慮できますが、配布や回収、データ入力に手間がかかります。一方、Webフォームは集計が自動で簡単に行え、特にIT化が進んでいる企業におすすめです。
企業の状況や従業員の特性に合わせて、最適な方法を選びましょう。
4.従業員満足度調査(ES調査)を実施する
従業員満足度調査の実施方法が決まったら、実際に調査を開始します。ただし、いきなりアンケートを配布するのではなく、事前に従業員へ調査の目的や趣旨を丁寧に説明するのが大切です。
実施する前に、目的や実施する旨を従業員に周知しておくと、信頼を得やすくなります。また、回答をどのように扱うのかも触れておくと、より安心させられるでしょう。
5.従業員満足度調査(ES調査)の結果を分析しフィードバックを行う
従業員満足度調査は、実施しただけでは十分ではないため、最後に調査結果を分析し、適切にフィードバックを行います。
分析によって明らかになった課題に対して、会社としてどのように向き合い、改善していくのかを具体的に示します。結果を真摯に受け止め、改善に取り組む姿勢を見せることで、従業員の会社に対する信頼感を高められるでしょう。
従業員の意見は時間とともに変化するため、迅速に分析とフィードバックを行うのが大切です。
従業員満足度調査(ES調査)で設置する質問例

ここでは、従業員満足度調査でよく使われる質問のカテゴリと具体的な質問例を紹介します。
従業員の基本情報に関する質問
業務内容に関する質問
上司・人間関係に関する質問
人事評価に関する質問
会社・経営に関する質問
どのような質問をすれば有益な情報が得られるのかが分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
従業員の基本情報に関する質問
回答を属性別に分析するために、まず従業員の基本的な情報を尋ねます。
従業員の基本情報に関する質問は、主に以下の通りです。
質問例:「あなたの勤続年数を教えてください」
質問例:「あなたの所属部署を教えてください」(選択式)
従業員の基本情報に関する質問には、勤続年数や所属部署、年齢や性別などの情報が含まれます。
上記のような質問があれば、「どの部署で満足度が低いのか」「勤続年数が短い層にどのような不満が多いのか」などの詳細な分析が可能です。ただし、個人が特定できるような質問は避け、匿名性を確保するようにしましょう。
業務内容に関する質問
従業員が日々の業務に対してどのように感じているかを把握するための質問です。
業務内容に関する質問は、主に以下の通りです。
質問例:「今の業務内容に満足していますか?」
質問例:「今の業務内容に不満はありますか?」
仕事のやりがいや業務量の適切さ、自己の成長実感などを質問し、モチベーションの源泉や低下の原因を探ります。
業務への満足度が低い場合、生産性の低下や離職に直結する可能性があるため、特に注意深く分析するようにしましょう。
上司・人間関係に関する質問

職場での人間関係、特に直属の上司との関係は、従業員の満足度に大きな影響を与えます。
上司・人間関係に関する質問は、主に以下の通りです。
質問例:「上司の指導は適切だと感じますか?」
質問例:「上司に対して不満や疑問を感じていますか?」
上司の指導方法やコミュニケーションの取り方、同僚との協力体制などを質問すれば、職場の雰囲気や人間関係の課題を明らかにできます。ただし、上司に対する意見は普段言いにくい部分でもあるため、丁寧に質問を設置するようにしましょう。
人事評価に関する質問
給与や昇進・昇格などの人事評価制度に対する納得感は、従業員のモチベーションを大きく左右します。
人事評価に関する質問は、主に以下の通りです。
質問:「同業他社と比較して当社の給与は適切だと感じますか?」
質問:「社内の昇進・昇格には適した人材が選ばれていると感じますか?」
評価基準の明確さや評価プロセスの公平性、フィードバックの適切さなどを質問すると、制度への満足度や課題点を把握できます。
人事評価の満足度が低いと、従業員の不公平感につながりやすいため、5段階評価などで回答のばらつきや度合いを捉えるのがおすすめです。
会社・経営に関する質問
従業員が会社の将来性や経営方針に対してどのように感じているかを問う質問です。
会社・経営に関する質問は、主に以下の通りです。
質問:「会社の理念・ビジョン・経営方針に共感できますか?」
質問:「総合的に当社にどの程度満足していますか?」
質問:「上記のように回答した理由を詳しく教えてください」
企業の理念やビジョンへの共感度、経営陣への信頼度などを質問すると、従業員の会社への帰属意識の高さを測ります。また、回答に応じてより深掘りするための自由回答質問を設置するのが大切です。
従業員満足度調査(ES調査)を実施する際の3つの注意点

従業員満足度調査を成功させるために、特に注意すべき3つのポイントを解説します。
従業員の視点を考慮してアンケート内容を決める
調査を実施した上でフィードバックを行わなければ信頼が低下する
継続的に実施して改善を繰り返す必要がある
やり方を間違えると逆効果になる可能性もあるため、上記の注意点をぜひ参考にしてみてください。
従業員の視点を考慮してアンケート内容を決める
従業員満足度調査を実施する際は、従業員の視点を考慮してアンケート内容を決めるのが大切です。
自社の知りたいことばかりをアンケートでまとめると、従業員は回答が難しくなるでしょう。
例えば、「当社の経営理念を理解していますか?」のような抽象的な質問は、従業員にとって回答が難しく、本音を引き出しにくい場合があります。
そのため、「〇〇業務の満足度を教えてください」などの答えやすく改善に直結する質問を設置すると、有益な回答を得やすくなります。
調査を実施した上でフィードバックを実施しなければ信頼が低下する
従業員満足度調査は、実施しただけでなく、適切にフィードバックを行う必要があります。
従業員は、自分の意見が会社の改善につながるのを期待してアンケートに協力しています。
従業員満足度調査を実施したのにも関わらず社内制度や業務が改善されていなければ、従業員からの信頼が低下するでしょう。さらに、企業に対して期待する従業員も減ると、離職率の低下を防ぐのが難しくなります。
そのため、収集した結果を真摯に受け止め、迅速にフィードバックと改善を行うのが重要です。
継続的に実施して改善を繰り返す必要がある
従業員の満足度は、一度の調査と改善で永続的に高まるものではないため、継続的に従業員満足度調査を実施して改善を繰り返す必要があります。
定期的に実施すると、改善されている点とそうでない点を明確化できるため、改善策が具体化されます。また、従業員からも改善に向けて親身になっている姿勢を評価されて、帰属意識が高まるでしょう。
そのため、従業員満足度調査は一度きりで終わらせるのではなく、年に1回など定期的に実施し、改善のサイクルを回し続けるのが重要です。
従業員満足度調査(ES調査)を実施するならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
従業員満足度調査(ES調査)の実施ができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
従業員満足度調査(ES調査)のフォームが簡単に作成できる
アンケート回答の集計も自動でできる
万全のセキュリティ
ここでは、それぞれの特徴を解説します。
従業員満足度調査(ES調査)のフォームが簡単に作成できる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
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テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
従業員満足度アンケートのテンプレートについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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アンケート回答の集計も自動でできる
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従業員満足度調査(ES調査)には適切な質問を設置して回答率を向上させよう!

従業員満足度調査は、従業員のモチベーションや離職率などの人事課題を解決し、企業の成長をうながすための重要な取り組みです。
随時実施すると、従業員のモチベーションや帰属意識が向上し、利益や生産性の向上にもつながります。
ただし、フィードバックを疎かにしたり、不適切な質問項目が多かったりすると逆効果の場合があるため、注意しましょう。
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