カスタマイズを簡単に!フォームの最適化方法をご紹介します

フォーム作成ツール

Webサイト上でユーザーが商品を購入したり、イベント参加のための申し込みをしたりするために欠かせない入力フォーム。
コーディングなどの専門的な技術を用いて作る他、最近では専門知識がなくても簡単にフォームを作成できるツールが多く登場しています。

そうしたツールの多くは、作業を効率化するために目的に応じたフォームテンプレートが用意されていることがほとんどです。
フォームテンプレートを使えば作成も便利になりますが、テンプレートをそのまま使うのではなく利用目的に合わせて設問や選択肢の内容をカスタマイズする必要があります。

本記事は、入力フォームをより効率的にカスタマイズするために役立つテンプレートを紹介しているので、フォーム作成に携わっている方はぜひご活用ください。

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テンプレートカスタムの重要性

フォーム作成ツールの多くは、問い合わせや資料請求、イベントの参加申込みなど目的によってフォームのテンプレートが用意されています。
作業効率化を図るのに便利なテンプレートですが、テンプレートをそのまま無修正で使うのではなく、設問内容や選択肢をしっかり確認し、目的に合わせてカスタマイズすることが大切です。

以下の理由を参考に、テンプレートカスタムの重要性を理解した上でフォーム作成を行っていきましょう。

漏れのない選択肢で回答者がスムーズに回答できる

入力フォームには設問ごとに選択肢が設けられていますが、中には「自分の回答結果に該当する選択肢がない…」と迷った経験がある方もいるのではないでしょうか。

回答者がスムーズにフォーム入力を行うには、選択肢がある程度充実していることが大切です。
選択肢が多すぎても回答に手間取ってしまいますが、選択肢が少なすぎると「どこにも該当しない…」となってフォームから離脱してしまう可能性が懸念されます。

フォームを利用するユーザー層を考慮しながら、どの程度の選択肢があれば回答しやすいかを考えてフォームを作成していくとよいでしょう。

集計結果が正確に分かる

選択肢が少なすぎると、回答を集計したときに正確・詳細なデータが集めにくくなります。

たとえば、職業を選択する設問で選択肢が「公務員」「自営業」「会社員」の3つしかない場合、「学生」「アルバイト」「主婦」などの回答者はどこに回答すれば良いか分からず、適当な選択肢を選んでしまう可能性があります。
そうすると、回答者の職業分布をより正確に知りたくても、選択肢が少ないゆえにデータ不足となってしまうのです。

フォームの回答結果を用いてデータ分析をしたい場合、設問の選択肢が多いほど正確で詳細なデータを収集でき分析に役立てられるでしょう。

次項では、設問内容ごとに選択肢のテンプレートを紹介しています。ユーザーが使いやすいフォームを作成するためにぜひ活用してください。

テンプレートのカスタム例①業種

業種を細かく分類するとかなりの量になるため、ある程度必須の業種を選択肢に入れるくらいで良いでしょう。
フォームの選択肢に含まれる業種はだいたい固定されているため、どの入力フォームにおいても使い回しができるのが利点です。

業種の選択肢例

  • 農業・林業・漁業
  • 鉱業
  • 建設業
  • 製造業
  • 電気・ガス・熱供給・水道業
  • 情報通信産業(放送業、出版物の制作、映像・音声制作などをふくむ)
  • 運輸業(鉄道・航空事業などをふくむ)
  • 卸売・小売業(スーパーマーケット、百貨店、コンビニ、その他書店や薬局、衣料品店など各種専門店ふくむ)
  • 金融・保険業(銀行業、生命・損害保険、JA共済をふくむ)
  • 不動産業・物品賃貸業
  • 学術・開発研究機関(研究所・試験所、法務関連業をふくむ)
  • 宿泊業・飲食サービス業(ホテル・旅館、飲食店などをふくむ)
  • 生活関連サービス業・娯楽業(理美容、旅行業、アミューズメントパーク・スポーツ施設などの経営をふくむ)
  • 教育・学習支援業(各種学校、その他図書館や博物館などの教育施設をふくむ)
  • 医療・福祉
  • 複合サービス事業(郵便局など)
  • サービス業(政治・経済・文化団体などをふくむ)
  • 公務(国家公務、地方公務をふくむ)
  • その他

テンプレートのカスタム例②職業

業種と同じく、職業を具体的に羅列すると膨大な量になるため、選択肢を細かく分けすぎると選びづらくなり入力作業が非効率になります。

「IT業界(営業、プログラマー、デザイナーなど)」「公務員(役所職員、教師、警察官など)」など、回答者の職業層をある程度限定しているのであれば、その中で細かく分けても良いでしょう。
そうでない場合は、たとえば下の例のような選択肢があれば、およその職業がいずれかの回答に属することになるのでおすすめです。

職業の選択肢例

  • 会社員
  • 会社員(技術職、専門職)
  • 会社員(役職者)
  • 会社員(経営者)
  • 公務員(地方公務員)
  • 公務員(国家公務員)
  • 自営業
  • 自由業
  • 学生
  • 主婦 / 主夫
  • パート / 契約社員
  • アルバイト
  • その他

テンプレートのカスタム例③年収

年収の選択肢は比較的作りやすいですが、対象者の職業や年齢層によっては、どの額までを選択肢にふくむか考えると回答者に考慮したフォームを作成できます。

たとえば、サラリーマンで年収が1000万円以上もある方は決して多くはないはずです。
性別によっても平均年収には差が出てくるため、回答者像によっては選択肢を限定しても良いかもしれません。

反対に役職者や会社経営者など、高収入の職業や職種に就いている方が対象であれば収入額の上限を上げても良いでしょう。

年収の選択肢例

  • 100万円以下
  • 100~200万円
  • 200~300万円
  • 300~400万円
  • 400~500万円
  • 500~600万円
  • 600~700万円
  • 700~800万円
  • 800~900万円
  • 900~1000万円
  • 1000万円以上

テンプレートのカスタム例④学歴

ひとくちに学歴といっても、「高卒」「大卒」などの最終卒業段階が分かれば良いのか、具体的な学歴が知りたいかによってどのような設問を設けるか変わってきます。
目的によって設問形式を変えると、知りたいデータを収集するのに役立ちます。

パターン①およその学歴が知りたいなら

最終卒業段階のみのデータを集めたいなら、

  • 中卒(中学校卒業)
  • 高卒(高等学校卒業)
  • 大卒(大学卒業) ※国内・国外大学に分けるのもあり
  • 専門学校、専修学校
  • 現役学生
  • 中退
  • その他

くらいの選択肢を用意しておけば良いでしょう。

パターン②詳細な学歴(最終学歴)が知りたいなら

卒業した大学名、学部学科名などの詳細な学歴が知りたいなら、学歴の入力欄を設けておきましょう。
学部学科や卒業年月の入力欄は、入力方法(「・」や「 / 」などで区切るのか、年月は数字のみの入力なのかなど)の注釈を添えてあげると親切です。

テンプレートのカスタム例⑤流入経路の選択

マーケターにとって、回答者がどうやってフォームにたどり着いたかはマーケティング施策を練る上で重要なデータとなるため、流入経路(認知経路)の選択肢はしっかり用意しておきましょう。

なお、流入経路(認知経路)は複数選択ができるように設定しておくことをおすすめします。テレビや雑誌など複数のメディアでサービスや製品を知った、というユーザーがいる可能性もあるからです。

流入経路の選択肢例

  • テレビ、ラジオ
  • 新聞、雑誌
  • Webメディアや企業HP
  • ネット広告
  • メールマガジン(メルマガ)
  • SNSやブログの口コミ
  • 交通広告、看板
  • 知人や友人
  • その他

テンプレートのカスタム例⑥従業員数

企業向けのフォームを作成する場合、回答者の所属する企業規模がどれくらいか、データとして必要になる場合もあるかもしれません。

大企業から中小規模まで幅広い企業向けのフォームなのか、あるいは大企業のみ・中小企業のみに向けたフォームなのかによって従業員数の選択肢は変わります。
また、10人単位など選択肢を細かくしすぎると回答しづらく感じるので、ユーザビリティに配慮した選択肢を設けていくと良いでしょう。

従業員数の選択肢例

  • 1~10人
  • 11~30人
  • 31~50人
  • 51~100人
  • 101~500人 
  • 501~1,000人
  • 1,001~10,000人
  • 10,001人以上

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formrunのテンプレート例

最後に、弊社提供のフォーム作成ツール「formrun」で上記のカスタム例を作成しましたので、併せてご参考ください。
フォーム作成が初めての方でも、下記のような設問を設置して簡単にフォームを作成することができます。

業種のテンプレート例

職業のテンプレート例

年収のテンプレート例

学歴のテンプレート例

およその学歴を知りたいなら

詳細な学歴を知りたいなら

学校種別のテンプレート例

流入経路のテンプレート例

従業員数のテンプレート例

まとめ:カスタマイズでフォームを最適化しよう!

Webサイトのコンテンツと比べると、入力フォームの最適化作業は優先度が低くなりがちですが、せっかく良いコンテンツを作っても最終的なCV(コンバージョン)への繋ぎを果たす入力フォームが最適化されていなければ、ユーザーがフォームから離脱しCVを逃す原因にもなってしまいます。

フォーム設置の目的をきちんと踏まえた上で、どんな設問や選択肢があればユーザーが入力を進めやすいか配慮しながらフォームのカスタマイズを行うことが大切です。

「フォームを最適化したいけど、具体的にどこを最適化すれば良いの?」とお悩みの方は、フォーム最適化のための機能を備えたツールも提供されているため活用してみるのも良いでしょう。

フォーム改善に役立つツールについてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。