問い合わせ数UP!EFOで押さえるべきポイントとオススメツール9選

マーケティング

「ECサイトからの購入者がなかなか増えない」「資料請求が全然されない」…そんなお悩みを抱えている場合は、もしかするとエントリーフォームに問題があるかもしれません。

Webサイトのコンテンツに比べるとエントリーフォームはどうしても対策が手薄になりがちですが、実はエントリーフォームは資料請求や問い合わせなどの成果(CV:コンバージョン)獲得の最終関門とも言える重要な部分なのです。

こちらでは、CV数の向上を考える上で欠かせないEFO(エントリーフォーム最適化)ツールついて、基本的な知識や活用法、おすすめツールなどをご紹介しているのでぜひご参考ください。

EFOとは

EFO(イーエフオー)といっても、あまり聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。

EFOとは、Entry Form Optimization の略で、エントリーフォーム最適化を意味します。
エントリーフォームとは、商品の購入や資料請求、会員登録などを行うときに名前や住所といった個人情報を入力する入力フォームのこと。

EFOは、エントリーフォームの入力率を高め、フォームを通過し最終アクション(商品購入や資料請求など)につなげるための施策です。

なぜEFOが重要なのか

「WebサイトやECサイトなどのコンテンツが充実していれば、売上や問い合わせも増えるだろう」と考えがちですが、EFOがしっかり行えているかどうかでコンテンツの最終的な成果は大きく変わります。

実は、コンテンツからエントリーフォームまで到達したにもかかわらず、最終的にエントリーフォームの入力を完了させるユーザーは約20%しかいないと言われています。

エントリーフォームにやって来たユーザーの8割は、入力を完了させず離脱していることになります。
その要因としてまず疑うべきはエントリーフォームです。

離脱が発生してしまう理由

では、エントリーフォーム段階まできたのにもかかわらず、ユーザーが入力を完了させないまま離脱してしまう原因はどこにあるのでしょうか。
ここでは特に代表的な点をピックアップしています。

  • 入力項目が多く完了までに時間がかかる
  • 入力完了したと思っていたのに、未入力の箇所が最終段階になって見つかった
  • 未入力や入力ミスをした箇所が分かりにくい
  • どの項目が入力必須なのか分かりにくい
  • 設問の意図が分かりにくく回答しづらい
  • 半角や全角入力、英数字のみの入力などのルールが分かりにくい

エントリーフォームに上記の特徴があると、ユーザーは入力作業を煩わしく感じ入力を途中で断念してしまう可能性が高いのです。

離脱が多いとどうなるのか

ユーザーがフォームから離脱すれば、当然ですが購入や問い合わせにはつながりません。
つまり、離脱が多くなる(フォーム通過率が低くなる)ほど、顧客獲得の機会が失われることになります。

せっかくWebサイトやECサイトを制作して購入や問い合わせを増やそうとしても、フォーム入力の段階で離脱してしまうとコンテンツ制作にかけた時間とコストだけが大幅にかかったことになり、コストパフォーマンスが下がってしまいます。

ユーザー離脱の現象を防ぐためには、EFO施策をしっかり行い、ユーザーが入力を完了させ最終アクションにスムーズに進めるようなフォームを用意する必要があるのです。

事例で解説!EFOの手順と方法

では、EFOツールの利用にあたって、「どんなふうに使えば良いの?」という方に向けて利用手順をご紹介します。

現状を把握する

まずは、EFOツールに搭載されているログ解析機能を使って、フォームの現状を分析します。

  • 項目ごとの入力完了率はどれくらいか
  • どの項目で離脱が起きたか
  • 離脱条件は何か
  • 入力ミスやエラーが発生した項目はあるか

といったデータの解析を行うことで、フォーム内の弱点が浮かび上がってきます。

問題点の仮説を立てる

次に、解析で得たデータをもとに、フォームの改善策を考えます。

たとえば、特定の項目でエラー発生率が高い場合は、ユーザーが入力を間違いやすいポイントが潜んでいる可能性があります。
また、特定の項目で離脱率が高い場合、入力するのに時間のかかる内容である、その項目に行き着くまでの時間が長く途中離脱したなどの可能性が考えられます。

改善を加える

具体的な改善点が判明したら、実際にフォームの修正を行っていきます。
エントリーフォームを作るときに押さえておきたいポイントについては、下記「EFOで押さえるべきポイント15」もあわせてご確認ください。

EFOツールには、特別な知識がなくても管理画面で簡単にフォームの編集や修正ができるものもあります。
各ツールについては、「EFOツール9選」をご参考ください。

検証する

改善を行ったら、再びログ解析で改善結果を見ていき、「どのくらい成果があったか、逆に成果が出なかった箇所はあるか」といった検証に移ります。成果が思わしくない項目については、再度問題点のあぶり出しを行い、改善・検証を進めていきます。

一度の改善だけでなく、PDCAを何度も回していくことで、より良いエントリーフォームへと仕上がっていきます。

EFOで押さえるべきポイント15

では、EFOの具体的な流れが把握できたところで、EFOを作るときに押さえておきたいポイント」をお届けします。

EFOで注意すべき点は細かい事項も多いですが、一つひとつを疎かにせずきちんとクリアしていくことが、ユーザーライクなフォーム作りにつながります。

1.入力項目はできるだけ少なくする

項目数が多すぎると、ユーザーは入力意欲が削がれてしまいます。
必要な項目は最小限に留め、シンプルなフォームにすることでユーザーもストレスなく作業を始められます。

2.入力欄を分散させない

氏名や電話番号などの項目は、できるだけ1つにまとめて入力欄を分散させないようにしましょう。入力の手間が省けます。

3.半角・全角は自動変換できるようにする

半角・全角を入力項目ごとに変換する作業は、意外に手間がかかりストレスを感じます。
特定の形式だけで入力できるように、自動変換機能を設定しておくことをおすすめします。

4.住所も自動入力できるようにする

住所は、入力事項の中でも特に手間がかかる項目です。
地名やマンション名が長い住所も多いので、できるだけ入力の負担を軽減させるため、郵便番号で住所が自動入力される機能などを導入しておきましょう。

5.サジェスト機能を利用する

サジェスト機能とは、入力内容をすべて入れ終わる前に提案表示する機能です。
メールアドレスや住所など、入力内容が長い項目で導入することで、入力の手間を軽減させることができます。

6.同じ項目を複数回入力させない

フォーム内では、確認のためにメールアドレスを再入力させることが多いですが、同じ項目を二度以上入力させることもユーザーに負担をかけてしまいます。
複数回入力する項目がある場合は、本当に必要か検討してみることをおすすめします。

7.入力中のミスはリアルタイムで通知する

すべての項目を入力した後、いざ送信という段階になって入力直しが分かると、再入力を面倒に感じてユーザーは離脱してしまいがちです。
入力中のミスはリアルタイムで通知し、その場で訂正できるようにしておきましょう。また、入力内容のどの部分が間違っているかまで指摘すると訂正もスムーズに行えます。

8.入力例を出す

入力途中に「ここはどんな内容を入力すればいいの?」と考えることも、ユーザーにとってはストレスになります。
記入内容の例を明示しておくことで、深く考えずにスムーズに作業を進められます。

9.必須項目は目立たせておく

必ず入力が必要な項目と、任意入力の項目はしっかり分けて、なおかつ必須項目は分かりやすく目立たせておきましょう。入力漏れの防止になります。

10.入力完了までの流れを分かりやすくする

入力項目は少ないに越したことはありませんが、あとどれくらいで入力完了するかの流れを表示させておくことで、「入力が長いからここで止めよう」とユーザーが離脱するのを防ぐ役割になります。

11.スマホへの最適化

スマートフォンの利用率は年々上昇してきており、なかには「インターネットをスマートフォンでしか利用しない」というユーザーも増えていきます。
パソコンよりも画面やキーボードが小さいスマートフォンは入力ミスが起こりやすいため、入力ボタンや入力欄を大きくするなどの対策もとっておきましょう。

12.ページ離脱時にはポップアップを表示させる

入力途中なのに誤ってページから離れてしまい、入力していた内容がすべて消えてしまった…というケースもあります。
再入力の手間を省くためにも、ページ離脱時にはポップアップを表示させることで誤操作による情報の消失を防ぎましょう。

13.入力中の項目は色などで目立たせる

ユーザーが入力中の項目は、色づけなどで目立たせておきましょう。入力箇所がぱっと見て分かることで作業も進めやすくなります。

14.送信ボタンを目立たせる

フォームの中でも特に重要なボタンです。目立つ色で大きく表示するなど、押しやすさや分かりやすさを心がけましょう。

15.キャンセルやクリアボタンは設置しない

間違って押してしまい、せっかく入力していたデータが消えると作業を諦め離脱する恐れがあります。誤操作を防ぐためにも設置しないようにしましょう。

EFOツールには2種類ある

EFOツールには、大きく分けてASP型とインストール型の2種類があります。
それぞれの種類の特徴を知り、自社にとって使い勝手の良いものを選んでいきましょう。

ASP型

ASP(Application Service Provider)とは、ネットワークを経由してサービスを提供する事業者を指します。現在では「クラウド」「SaaS(Software as a Service)」と呼ばれることが多く、メジャーなEFOツールの多くがこのASP型で提供されています。

ASP型を使う利点は、自社でサーバを用意する必要がなく、初期費用を抑えてツールを使い始められることです。
また、サーバは事業者側が管理を行うため、自社で管理システムを整える必要もありません。管理のためのコストも不要です。

ASP型はネットワークを経由してサービスが提供されるので、インターネット環境があれば簡単に使うことができるのもメリットです。

一方、インストール型と比べると初期費用は安くても月額費用がかかる場合が多い、ネットワークが混雑すると動作が鈍くなることがある、事業者により提供されるサービスなので自社でカスタマイズしにくい、といったデメリットがあります。

インストール型

インストール型は、自社のパソコンからソフトウェアをインストールして利用するタイプのことです。

サーバを自社で用意するため、ASP型よりも初期費用がかかってしまいます。また、利用環境を最新に保つために行うバージョンアップも、ASP型と比べるとコストがかかる場合が多いです。

メリットは、月額費や追加費用などのランニングコストを安く抑えることができる点です。また、自社サーバを利用するので、外部のサーバを利用するASP型よりもセキュリティ面での安全性が高いです。自社でのカスタマイズが容易な点も、インストール型の魅力と言えます。

EFOを実施するための必須機能

EFOツールとして欠かせない機能は次の2点です。

ログ解析

ログ解析とは、ページ訪問数や項目ごとの入力完了率、離脱率、エラーが発生しやすい項目などのデータを解析する機能です。
ログ解析を行うことで、フォームの弱点を洗い出すことができ、どの項目をどのように改善すれば良いのか参考にすることができます。

レポート機能

レポート機能は、ログ解析で得たデータをレポート化する機能です。
フォームの現状や改善内容を共有したり、プレゼンテーションしたりするときに役立ちます。データを可視化することで、問題点の把握もしやすくなります。

ここは見ておきたいEFOツールの選定ポイント

ツール選定の際には上記で挙げた必須機能以外にも、次の3点は考慮しておくべきでしょう。

機能数や機能の内容

ツールによって、入力サポート機能がどれくらい搭載されているかが異なります。
もちろん、機能数が多いからといって必ずしもフォームが100%改善されるわけではありませんが、フォーム改善のために「最低限これは必要だ」という機能をピックアップし、その機能が搭載されているかきちんとチェックしておきましょう。

導入形式と料金形態

EFOツールには、上記で説明したようにASP型とインストール型の2種類があり、どちらを導入するかによってかかってくる料金が異なります。

導入コストをかけたくない場合はASP型、ランニングコストを抑えたいならインストール型がおすすめです。また、ASP型の中でもツールによって月額料金には差があります。下記「EFOツール9選」では、各サービスごとの料金もまとめて比較できるのでご参考ください。

スマートフォン対応

パソコンだけでなく、スマートフォンのレイアウトにも対応しているか確認しておきましょう。スマートフォンユーザーの割合はどんどん増えてきているので、スマートフォンに最適化していないとユーザー離脱につながる可能性もあります。

おすすめEFOツール9選

最後に、「EFOツールを選びたいけれど数が多くて探しきれない…」という方のために、こちらで9つのEFOツールを厳選してご紹介しています。
各ツールをまとめて比較したい場合には、下記表をご参考ください。

 月額利用料金契約期間ログ解析機能
レポート機能
スマートフォン
対応
Gyron-EFO15,000円~/月6ヶ月ごと
EFO CUBE50,000円/月
(1ドメイン)
6ヶ月ごと
エフトラEFO30,000円/月6ヶ月ごと
EasyEntryフォームページごとの
PV数による
--
フォームアシスト-6ヶ月ごと
Pt EFO10,000円/月6ヶ月ごと
formy6,000円/月1ヶ月ごと
GORILLA-EFO9,800円~/月6ヶ月ごと
スマートUPフォーム0円(※1)6ヶ月ごと

(※1)導入フォーム数により初期費用がかかる場合があります。

ASP型のEFOツール

ASP型のEFOツールは、初期費用や管理費用を抑えて導入したい場合におすすめです。こちらでは、8種類のASP型ツールをご紹介しています。

Gyron-EFO

https://www.gyro-n.com/efo/

300社以上が導入するEFOツールです。

入力支援機能は20種類と豊富です。ユーザーの入力作業を丁寧にアシストしてくれる充実の機能を搭載し、ストレスなく作業を完了させることができます。

また、優れたログ解析機能を備えており、フォームの弱点を細かく炙り出します。詳細な解析データをもとにフォーム改善に役立てることができます。専門スタッフのサポート体制も整っているので、Gyron-EFOの利用が初めてでもCVRアップが期待できます。

EFO CUBE

https://www.efo-cube.info/

初期費用・サポート費用0円で利用できるEFOツールです。

充実した入力支援機能や分析レポート機能を備えています。初期費用・サポート費用はかからないため、サービス導入のコストを抑えることができます。

「Yahoo!ID」「Facebookアカウント」「ドコモかんたん入力」と連携し、IDやアカウントを登録していれば自動で情報が入力される便利な機能も搭載しています。

エフトラEFO

https://f-tra.com/ja/efo/

大手企業をはじめ約3,000件のフォーム導入実績をもつEFOツールです。

入力状況のガイド案内や、自動入力機能や離脱ブロック機能など充実した入力支援機能を備え、導入だけで22%の改善実績も有しています。フォーム改善のサイクルを回すため、レポート機能・ABテスト機能にもこだわっています。

また、24時間365日体制で監視を行い、安定したシステム環境を提供しています。

EasyEntry

http://easy-efo.com/

エントリーフォームの内容を自動で取り込み、エラーが発生した箇所やユーザーが離脱した箇所などを計測できるツールです。

計測内容はレポート化でき、社内共有やプレゼンテーションの場でも活用できます。
「自社のエントリーフォームがどこで躓いているのか分からない」とき、改善点把握のために活用できます。

また、計測フォームページごとのPV数で料金が決まり、プランによってはわずか1,000円の低価格から利用できます。コストをかけずフォーム改善を行いたい場合におすすめです。

フォームアシスト

https://www.showcase-tv.com/formassist/

株式会社ショーケース・ティービーが提供するEFOツールで、導入企業の90%以上がエントリーフォームの改善に成功しています。

豊富な導入実績で培ったノウハウと、業種別の専門のコンサルタントによって、フォーム改善のPDCAを回していきます。
コンサルタントのほか、営業とサポート担当者のトライアングル体制で、サービスの導入から運用継続までを支援します。

Pt EFO

 

https://ptefo.jp/

シンプルな使い勝手で、月額10,000円で利用できるEFOツールです。

必要な項目を入力し、設置したい場所にタグを貼るだけでフォームを作ることができます。フォーム内でユーザーがとったアクションも細かくデータ化でき、改善点の発見に役立ちます。デフォルトデザインやCSSの変更などで、自社サイトにマッチするフォームデザインに変更することも可能です。

formy

https://formy.jp/

月額6,000円の低価格で利用できるEFOツールです。

フォームの作成から設置、設置後の結果分析まで簡単に行うことができます。
フロント画面、管理画面、編集画面ともにシンプルで使いやすいデザイン性です。

月額6,000円のワンプライスで分かりやすい料金体系です。アクセス数や資料請求数に関わらず、固定料金でサービスを利用できます。
「利用価格を抑えたい」「機能が多すぎて使い方に戸惑ってしまう」という方に向いています。

GORILLA-EFO

https://gorilla-efo.com/

入力サポート機能は、業界でも高水準の17種類を備えています。
スマートフォンでも14種類の入力サポート機能を搭載しており、増え続けるスマホユーザーにもとっても使いやすいフォーム作りが可能です。

また、多機能性を備えながら月額9,800円の低コストで利用できる点も魅力。
導入数は1,000フォームを突破し、多くの企業がフォーム改善の成果を出しています。

インストール型のEFOツール

インストール型のEFOツールは、初期費用がかかる代わりにランニングコストを抑えてツールを運用できます。インストール型には下記のツールがあります。

スマートUPフォーム

http://suf.jp/

月額費用0円、初期費用のみで利用できるEFOツールです。

入力サポート、解析レポートともに充実の機能を実装しています。
ユーザーにとって使いやすい、運用側にとってCVRアップにつなげやすい機能性が魅力です。

また、「位置検出による住所自動入力」や「スマートフォン用キーボードアシスト」など、パソコンだけでなくスマホユーザーの使いやすさも追求した機能も備えています。

まとめ:自社のフォームを見直してみてはいかが?

いかがでしたでしょうか?

せっかく良質なコンテンツを制作しても、エントリーフォームでユーザーが離脱してしまってはもったいないですよね。

「コンテンツへの訪問数は多いのに、なぜかCVが発生しない…」とお悩みの場合は、エントリーフォームがユーザー離脱の原因になってしまっているかもしれません。
ぜひ本記事を参考にしてEFOを行い、フォーム改善に取り組んでみてください。

サイトコンテンツだけでなく、エントリーフォームまで手を抜かずしっかり対策を行っておくことで確実なCV獲得につながります。