スマートフォンEFO(スマホEFO)の重要性を解説!7つの対策・施策方法も紹介

スマートフォンEFO(スマホEFO)とは?重要性や具体的な7つの対策法を解説 EFO

「スマートフォン向けのEFOは重要?」
「スマートフォン向けのEFOの具体的な施策は?」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

スマートフォン向けのEFOは、スマートフォンユーザーの「フォーム入力」を促す施策です。

昨今、スマートフォン向けEFOに取り組む企業が増えていますが、なぜスマートフォンEFOが重要なのか、具体的にどのような施策を行えば良いか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、スマートフォンEFOの重要性や具体的な施策を解説します。

スマートフォンEFO(スマホEFO)の重要性

スマートフォンEFO(スマホEFO)の重要性

スマートフォンの入力フォームでは、以下の理由からフォーム入力率が低い傾向にあります。

  • 入力に時間がかかる
  • UIが最適化されていない

スマートフォンは画面サイズがPCよりも小さく、フォームへの入力は指でのタップと、フォーム入力の環境がPCとは大きく異なっており、スマートフォン向けの対策が必要です。

また、スマートフォンの普及により、Webページへのアクセスや商品購入、問い合わせなどのスマートフォンからの流入が増加しています。

このような背景から、スマートフォン向けの入力フォーム最適化を実施すると、効率的なCVRの改善が期待できます。

上記理由が、スマートフォンに適した入力フォームの最適化、つまりスマートフォンEFOの重要性が高まっている理由です。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

>>
EFOとは?入力フォーム最適化の重要性や効果的な施策、おすすめツールを詳しく解説

スマートフォンEFOの基本的な3つの考え方

スマートフォンEFOの基本的な3つの考え方

スマートフォンEFOの基本的な3つの考え方は以下の通りです。

  • スマートフォンの画面サイズを意識する
  • タップ入力・フリック操作に最適化する
  • ページ読み込み速度を高める

各項目の詳細を説明します。

スマートフォンの画面サイズを意識する

スマートフォンEFOでは、
PCよりもスマートフォンの画面サイズが小さい点を意識しましょう

画面サイズが小さいスマートフォンでは、フォームの視認性が低下しやすく、ユーザーが入力完了までに離脱する可能性が高いといえます。

特に、下記の対策を行わないとフォーム離脱率が高くなる可能性があります。

  • 入力項目数
  • 入力項目の説明分
  • 入力項目の注意書き
  • エラーメッセージ

上記項目を工夫して、スマートフォンの画面で表示された際に、ユーザーにとって見やすく回答しやすいデザインを心がけましょう。

タップ入力・フリック操作に最適化する

スマートフォンEFOでは、タップ入力やフリック操作に最適化されたフォーム設計が重要です。

スマートフォンの操作は、マウスではなく指で直接行うため、指の可動範囲や精度の低さを考慮する必要があります

たとえば、入力ボタンや選択肢が小さかったり他項目との余白が十分でなかったりすると、誤タップやフリックミスによるストレスが発生し、離脱率が高まります。

スマートフォン特有の操作方法を前提としたフォーム設計を行えば、ユーザー体験が大きく向上しCVR向上にも直結します。

ページ読み込み速度を高める

フォームが掲載されているページの読み込み速度を高めることも、スマートフォンEFOの重要な要素です

フォームの読み込みが遅いと、ユーザーの離脱につながります。

特に、スマートフォンはPCのように安定したインターネット回線で利用できるとは限りません。

外出先や室内など、環境によってスマートフォンの通信速度は不安定になる場合があります。

スマートフォンEFOでは、フォームの読み込み速度を速くする施策が効果的です。

スマートフォンEFOの具体的な9つの対策法

スマートフォンEFOの具体的な9つの対策法

スマートフォンEFOの具体的な対策法は以下の9つです。

  1. 文字サイズと入力項目のサイズを見やすく調整する
  2. 入力項目は必要最低限におさえる
  3. 項目間の余白を調整し誤タップを防止する
  4. なるべく選択式入力を活用して入力ミスを防ぐ
  5. キーボードの自動切替・入力支援機能で入力負担を軽減する
  6. エラーはリアルタイムで表示して即時修正を促す
  7. フォームの読み込み速度を改善し直帰を防ぐ
  8. 進捗バー・残項目数表示などの可視化機能を使う
  9. 離脱ポイントを計測し改善する仕組みを取り入れる

各対策法の詳細を説明します。

①文字サイズと入力項目のサイズを見やすく調整する

スマートフォンでは画面が小さいため、文字や入力欄が小さすぎると視認性が低下しユーザーが内容を把握しづらくなります

一般的には、本文の文字サイズは16px前後、回答欄のラベルは14px前後を目安に設計してください。
また、入力欄の背景色の変更は、本文との区別がしやすくなり、正確な操作がしやすくなるのでおすすめです。

スマートフォンEFOでは、このように文字サイズと回答欄のサイズに気を配ることで、ユーザーのストレス軽減とCVR向上に直結させられます。

②入力項目は必要最低限におさえる

スマートフォンEFOでは、入力項目を最小限に設定しましょう。

スマートフォンは画面サイズが小さいため、入力項目が多いと視認性低下やスクロール数の増加が原因で、ユーザーの負担が大きくなりやすいためです。

入力に必要な項目だけに絞り、入力項目の名称や説明文も簡潔にまとめてください。

どうしても入力項目が多くなってしまう場合は、ステップ機能やページ分割を利用するのがおすすめです。
スマホ画面に表示させる情報量を調整し、スクロール負担を軽減させることで、離脱防止を防げます。

③項目間の余白を調整し誤タップを防止する

スマートフォンでは、入力項目と他の項目の幅を十分に確保しましょう。

入力項目間の幅を確保する理由は、
指でタップ操作する際、隣り合った項目の距離が近すぎると、誤タップが起こりやすいためです。

入力項目間の幅を大きめにとることに加え、入力項目を大きめに設定すると、誤タップをさらに防止できます。

ただし、入力項目の間隔を開けるとフォームが縦長になりやすくスクロールの手間が発生する可能性が高い点に注意してください。

ユーザーのスクロールの手間を削減するために、入力項目の削減も同時に行いましょう。

④なるべく選択式入力を活用して入力ミスを防ぐ

スマートフォンのフォームでは、できるだけ選択方式で入力項目を設定してください。

選択方式で入力項目を設定すると、意図しない入力や入力ミス、エラーを防止できます

また、スマートフォンはスクロール操作をスムーズに行えるため、項目を選択する操作に適しています。

ただし、すべての入力項目で選択式を使用できるわけでなく、氏名や住所など選択方式を使用できない場合は他の入力方式の活用が必要です。

その場合は、次に解説するキーボードの自動切替・入力支援機能を活用してみましょう。

⑤キーボードの自動切替・入力支援機能で入力負担を軽減する

キーボードの自動切り替え・入力支援による入力負担の軽減は、スマートフォンでのEFOに効果的です。

入力内容に応じて、日本語入力・ローマ字入力・番号入力を使い分けることで、キーボード切り替えによる負担を軽減させられます。

また、名前のフリガナの自動入力や全角・半角の自動変換、郵便番号による住所の自動入力といった入力支援機能を使うと、ユーザーの入力負担をさらに減らせます。

入力内容に応じて、適切な負担軽減機能を活用すると、必要最低限の操作でフォーム入力を完了させることが可能です。

⑥エラーはリアルタイムで表示して即時修正を促す

エラーをリアルタイムで表示する機能の導入もスマートフォンEFOでは重要です。

入力完了後にエラーが表示される場合、ユーザーは再入力を手間に感じてしまい、離脱につながります。

エラーをリアルタイムで表示させれば、ユーザーが入力ミスにすぐ気づき即座の修正が可能です。

合わせて、正しい入力ができた場合に入力完了サインを出せる機能があると、ユーザーにとってより親切なフォームが作成できます。

⑦フォームの読み込み速度を改善し直帰を防ぐ

スマートフォンEFOでは、フォームの読み込み速度にも配慮しましょう。
スマートフォンはネット環境が比較的不安定なため、通信環境によってはフォームの読み込みが遅れる場合があります。

実際、Googleの調査によれば、ページの読み込みに3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱するというデータ(※)が公開されています。
参照元:モバイルページの読み込みを速くする

具体的には、以下のような改善策が有効です。

  • ページ内容の画像やアイコンのサイズ・容量を圧縮し、軽量な画像形式(WebPなど)に変換する
  • 不要なスクリプトやCSSを削除してリクエスト数を減らす
  • JavaScriptの遅延読み込み(deferやasync)を活用する
  • 表示までの最小限の要素だけを先に読み込む「LCP改善」の実施

スマートフォンEFOで直帰を防ぐには、フォームの内容だけでなくページを素早く表示されることも重要です。
フォームの読み込み速度を意識することで、ユーザーの離脱率を下げ、CVRの改善にも繋がるでしょう。

⑧進捗バー・残項目数表示などの可視化機能を使う

スマートフォンでのフォーム入力は、画面の小ささやスクロール量の多さから、いつフォームの入力が完了するのか分かりにくく、ユーザーが途中で離脱する要因になりやすい傾向があります。

そこで、進捗バーや残項目数の表示といった入力状況の可視化機能を活用することで、ユーザーはいつ入力が終わるか予測しやすくなり、入力完了の意欲を維持させることが可能です。

スマートフォン環境では、可視化することでユーザーの安心感を持ってもらうことが重要です。進捗状況を伝えることで「先が見えない不安」を減らし、フォームのCVRを向上させましょう。

⑨離脱ポイントを計測し改善する仕組みを取り入れる

ここまで解説したスマホEFO対策で、どれほど設計に配慮したフォームを作成したとしても、具体的にどこで離脱しているか把握しないと真の課題は見えてきません。

詳細な離脱の原因を把握するためには、離脱率の計測機能やレポート機能を活用するのがおすすめです。

項目ごとの入力時間や離脱率、エラーメッセージの発生箇所などをデータとして蓄積・分析することで、問題のある入力項目を特定し、具体的な改善案を立案できます

フォームのユーザー体験を高めるためにも、スマホEFOにおける離脱率の計測機能やレポート機能は必須アイテムといえるでしょう。

スマートフォンEFOには専用のフォーム作成ツールの活用がおすすめ

スマートフォンEFOにフォーム作成ツールがおすすめな3つの理由

ここまで、スマートフォンEFOで必要な考え方や具体的な対策方法を解説しました。
「さっそく自社のフォームでスマホEFOを実施したい」と考えている方もいるでしょう。

しかし、自社で作成したフォームでスマートフォンEFOを行うには、スマホ特有のUI設計やエラー対処、効果計測など、さまざまな要素を考慮する必要があるため、現実的ではありません。

そこで有効なのが、スマホEFO機能を備えたフォーム作成ツールの活用です。

ここでは、スマートフォンEFOにフォーム作成ツールがおすすめする、以下の理由を解説します。

  • 専門知識不要でマルチデバイスに対応できる
  • ユーザーの行動データを分析・レポートとして出力できる
  • 運用サポートが受けられる

専門知識不要でマルチデバイスに対応できる

EFOツールを利用すると、
プログラミングの専門知識がなくてもPCやスマートフォン、タブレットなどに対応できます

デバイスごとに適したデザイン、レイアウトへの変更がEFOでは重要です。

特にスマートフォンは画面サイズが小さく、タップで操作するため、視認性や入力時のボタンのサイズや配置を最適化する必要があります。

その際、マルチデバイス対応で、機能やデザインも直感操作でカスタマイズできるEFOツールの利用がおすすめです。

ユーザーの行動データを分析・レポートとして出力できる

EFOツールはユーザーの行動データを分析し、レポートとして出力できる製品があります。

EFOでは課題の洗い出しと継続的な改善施策の実施が必要です。

EFOツールを活用すると、
スマートフォン向けフォームのユーザー行動データを確認でき、フォームの課題を明確にしたり、施策の効果検証をしたりできます

中にはABテストを行えるEFOツールもあります。

フォーム改善に効果的な施策か、得的の項目を変更したフォームをユーザーに表示し、実際のユーザー行動を元に、フォームを改善可能です。

また、フォームのパフォーマンスやユーザー行動データをレポートとして出力すると、社内での会議やプレゼンでの共有資料作成の手間も省けます。

EFOツールはスマートフォン向けのフォームのカスタマイズだけでなく、データに基づいたフォームのパフォーマンス改善や情報共有にも便利です。

運用サポートが受けられる

EFOツールには、EFOに関する運用サポートを実施している場合があります。

専門的なノウハウに基づいたEFOツール活用法の提供や既存フォームの課題の洗い出し、フォームの改善施策の提案などが期待できます。

EFOに関する知識が乏しい企業にとって、心強いサポートです。

ただし、サポートの有無やサポート内容はEFOツールごとに異なるため、ツールが提供しているサポートの詳細は導入前に確認してください。

スマートフォン向けのEFOなら「formrun」がおすすめ!


formrun|EFO機能付きフォームを専門知識なしで導入可能

弊社のフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」は、デザイン性の高いフォームがノーコードで作成できるだけなく、充実したスマートフォンEFO機能が備わっています。

スマートフォンEFO対策でformrunの利用をおすすめする理由は、下記の3点です。

  • EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる
  • 万全のセキュリティ
  • さまざまな外部ツールと連携可能

EFO(フォーム最適化)で回答者の離脱を防げる

送信する際のエラーや、項目数が表示されていない、ブラウザを間違えて閉じてしまうなど、フォームにまつわるよくある上記のようなストレスが原因でフォームから離脱するユーザーは7割を超えると言われています。

それらの離脱を防ぐため、回答者が便利にフォームを利用できる取り組みとして、残項目数表示や、ページ分割機能、入力途中保存、リアルタイムでのエラー表示機能などがあります。

そのためユーザーは、
「自分の入力内容に間違いがないか」「あと何分で完了するか」などを常に把握できるため、回答負担が大幅に減ります。

EFO機能を導入するには約30,000円の費用がかかることが一般的ですが、formrunでは、わずか3,000円〜EFO機能を導入できます。

ぜひformrunでEFO機能を導入し、フォームの通過率が上がる経験をしてみてください。

万全のセキュリティ

セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/
TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。

フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティは重要です。

安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。

さまざまな外部ツールと連携可能

formrun(フォームラン)は、
さまざまな外部ツールとの連携が可能で主に通知とデータ連携に分かれています

通知:チャットなどのコミュニケーションツールと連携することでフォームへの回答を即座に通知が可能です。

Slack通知、Chatwork通知、Microsoft Teams通知、LINE WORKS通知

データ連携:SFA・MA・CRMといったマーケティング支援ツールやクラウドサインとはデータ連携することで、より便利に手間なく業務を行えます。

Salesforce連携、kintone連携、Hubspot連携、MailChimp連携、CLOUDSING連携

是非お使いのツールと連携して業務を効率化してみてください。

スマートフォンEFO対策を実施してスマホでのフォームCVRを高めよう

フォーム作成ツールなら「formrun」がおすすめ!

スマートフォンEFOはスマホの入力フォーム最適化を意味し、スマートフォンでのフォーム入力率が上がっていることから、その重要性も高くなっています。

スマートフォンEFOでは、スマートフォンの画面サイズやタップ・フリック操作に適したフォーム設計が必要です。

EFO機能が事前に備わったフォーム作成ツールを利用すれば、専門知識がない初心者でもスマホEFO対策が施されたフォームが作成できます。

弊社の「formrun(フォームラン)」であれば、以下のような機能で質の高いスマホEFO対策が行えます。

  • スマートフォンでも回答しやすいフォームがノーコードで作成できる
  • ワンクリックだけでEFO対策ができる
  • 平均3万円ほどかかるEFO機能が月3000円から導入できる
  • リアルタイム離脱率計測で離脱の原因を特定し、具体的な改善策が立案できる
  • 自動返信メールや顧客管理機能、外部連携など他機能も充実している

formrunでデザイン性の高いフォームを作成し、高機能なスマートフォンEFO対策を行うことで、フォームのCVRを最大化させましょう!

\スマホEFO機能が充実!/