「お問い合わせフォームから送ったメールがGmailに届かない」
「届かない場合の解決策を知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
お問い合わせフォームはビジネスやサービスで欠かせないツールですが、Gmailにメールが届かないと、ユーザー対応や商談機会の損失につながるリスクがあります。
本記事では、Gmailに届かない原因とその背景を解説するとともに、メールを確実に届けるための具体的な解決策を紹介します。メールの未達に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
メール機能も用意されているお問い合わせフォームなら、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。
- プログラミング不要
- マウス操作でデザイン設定可能
- EFO(入力補助機能)がつけられる
- 条件分岐項目を付けられることで回答にあった質問に答えてもらえる
- お問い合わせ管理、メール対応も可能
- 自動メールやChatworkなどツール通知までついている
- ワンクリックでreCAPTCHA設定可能
- ここまでできて、基本料金無料
▼無料でフォームを作成したい方はこちらから
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お問い合わせフォームからGmailにメールが届く仕組み
Webサイト上のお問い合わせフォームにユーザーが情報を入力し、送信ボタンを押すと、その内容を基にメールが自動的に生成されます。
このメールは、フォームが設定されているメール送信システムを通じて、Googleのメールサーバーに送信されるよう構成されています。メールがGmailに届く前に、Gmail側でスキャンが実施され、スパムや有害なソフトウェアが含まれていないかが確認されます。
問題がなければ、そのメールは指定されたGmailアカウントの受信トレイに配信されます。こうした仕組みは、Google Workspace の Gmail アカウントを利用する企業が、自社のWebサイト経由で受信する問い合わせ内容を管理する際に、広く採用されています。
お問い合わせフォームから送ったメールがGmailに届かない5つの原因
お問い合わせフォームを通じて送信したメールがGmailに届かない原因は、主に次の5つにです。
- メール送信側がGmailの送信ガイドラインに違反している
- フォームの入力内容自体に誤りがある
- アドオンの利用制限に該当する
- 送信先のメール設定に誤りがある
- メールサーバーの容量がいっぱいになっている
それぞれ詳しく解説します。
メール送信側がGmailの送信ガイドラインに違反している
Gmailではスパム防止のため、送信ガイドラインに従ったメール運用が必要です。たとえば、同一のIPアドレスからの送信、独自ドメインのメールアドレスの使用、一貫したFromアドレスの設定が推奨されています。
また、送信元の信頼性を証明するためにSPFレコードの設定や、メールの正当性を証明するDKIM署名も必要です。さらに、使用しているドメインがGoogle セーフ ブラウジングに危険と認識されていないか定期的な確認も重要です。
独自ドメインについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>> 「独自ドメインメールアドレス」を設定して、エンドユーザーに安心感を届けよう! | formrun(フォームラン)| 無料で使えるメールフォームと顧客管理
フォームの入力内容自体に誤りがある
メールが届かない理由として頻繁に起こるのが、入力されたメールアドレスの誤りです。宛先アドレスが存在しない場合、送信自体が失敗しエラーメールが返ってくるか、そもそも届かないことがあります。
こうした入力ミスを防ぐには、メールアドレスの再入力フィールドや、ドメイン部分をプルダウン選択できるフォーム設計が有効です。ただし、入力項目が多くなるとユーザーの手間が増えるため、バランスの取れた導線設計が求められます。
アドオンの利用制限に該当する
メールが届かない原因として、Googleフォームと連携しているアドオンを利用している場合、特に無料版では送信数に制限があります。
無料版では1日に20通までしか送信できない制限があり、それを超えると「The free version of the Google add-on can email up to 20 responses per day and you seem to have exhausted the limit for the day.」のエラーメッセージが表示されることがあります。
自動返信メールの送信数が多い場合は、有料版のアドオンへのアップグレードを検討する必要があります。
送信先のメール設定に誤りがある
受信側のメール設定によっては、送信されたメールが迷惑メールとして処理されてしまうことがあります。特にGmailではなりすましメール対策が強化されており、送信ガイドラインに沿っていないメールはブロック対象になることがあります。
このような問題を回避するためには、送信元の設定をGmailのガイドラインに準拠した形に見直すことが必要です。迷惑メール判定を回避するためには、信頼性の高い送信元として構成されていることが前提となります。
メールサーバーの容量がいっぱいになっている
メールが届かない原因として、送信者または受信者のメールサーバー容量が上限に達していることも考えられます。送信者側であれば、定期的に不要なメールを削除することで容量を確保することができますが、受信者側の容量超過に関しては対応できません。
このような場合には、メールのサイズを可能な限り圧縮し、少しでも受信されやすい形にするなどの工夫が求められます。事前に相手側の状況を確認できれば、より確実なメール送信が可能になります。
お問い合わせフォームから送ったメールがGmailに届かない場合の7つの解決策
お問い合わせフォームから送信したメールがGmailに届かない場合、次の7つの方法を試してみましょう。
- 独自ドメインを用意する
- SPF・DKIM・DMARCの設定を行う
- 送信ドメインとメールアドレスの整合性を保つ
- メールの送信方法やシステムに工夫をする
- 入力ミスや設定ミスを確認する
- 迷惑メールフォルダや容量不足の確認を行う
- Gmailのアドオン・無料サービスの制限にかかっている
それぞれ詳しく解説します。
Gmailの通知設定について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>> Gmailの通知が来ない場合にスマホ・PCで設定する方法|受信するための対処法7選も解説
独自ドメインを用意する
Gmailでは、無料のメールアドレスよりも独自ドメインのメールアドレスの方が信頼性が高いと判断される傾向にあります。たとえば「info@aaaa.com」のように、迷惑メールと判定されにくくなるようドメインと送信元アドレスを一致させましょう。
特にSPFなどの送信ドメイン認証ができないフリーメールでは、Gmail側で受信拒否される可能性が高まります。メールの到達率を高めるためにも、転送メールの使用を避け、独自ドメインのアドレスを用意しましょう。
SPF・DKIM・DMARCの設定を行う
Gmailの新しいガイドラインでは、SPF・DKIM・DMARCの設定が推奨されています。これらを設定することが到達率向上に重要です。
SPFは送信元の正当性を示し、DKIMはメールに署名を付けてなりすましを防ぎ、DMARCはポリシーを明確にして不正メールの取り扱いを定めます。これらを未設定のままメールを送信すると、Gmail側で迷惑メールと判断され、受信を拒否されるリスクが高まります。
送信ドメインとメールアドレスの整合性を保つ
メールフォームからの送信元アドレスと、サーバーのドメインに一貫性があることは、Gmailでの信頼性を高めるために重要です。
たとえば、サーバーが「aaaa.com」であれば、送信元アドレスも「info@aaaa.com」とするのが望ましく、異なるドメインのメールを送信元に設定すると、なりすましと判断されてブロックされる恐れがあります。
転送メールも同様にリスクがあるため、正しいドメインでの運用が必要です。
メールの送信方法やシステムに工夫をする
WordPressのContactForm7など一部のメールフォームでは、Gmailに届かない場合があります。これはPHPのmail関数やSendmailの設定に起因することが多く、-fオプションを使用してEnvelope Fromを明示することで改善する場合があります。
また、SendGridのような配信特化サービスを使うことで、メールの到達率を大幅に向上させることが可能です。メールフォームプロにはSendGridとの連携機能も存在するためおすすめです。
入力ミスや設定ミスを確認する
フォームに入力されたメールアドレスに誤りがないか必ず確認しましょう。誤入力されたアドレスでは、送信自体は行われても相手には届かず、結果として返信がない問題につながります。
これを防ぐためには、メールアドレスの再入力を促すフォーム設計や、ドメイン選択をプルダウン形式にするなどの工夫が有効です。送信前のチェック機能も重要な対策の一つです。
迷惑メールフォルダや容量不足の確認を行う
Gmailの迷惑メールフィルターの精度が高いことから、正当なメールであっても迷惑メールに分類されてしまうことがあるため、フォルダを確認しましょう。特に、知らないドメインや初めて受信するアドレスからのメールは自動でフィルターにかかる可能性が高くなります。
また、受信側または送信側のサーバー容量が上限に達していると、メール自体が届かない場合もあるため、定期的な容量チェックも必要です。
Gmailのアドオン・無料サービスの制限を解消する
より多くのメールを送信したい場合には、有料版へのアップグレードを検討しましょう。
Googleフォームなどと連携している無料のアドオンには、1日あたり20通などの送信制限が設けられている場合があります。この上限を超えると、エラーメッセージが表示され、メールの送信が中断されます。
アドオンの仕様を事前に確認し、運用に支障が出ないよう配慮することが求められます。
Gmailに届くお問い合わせフォームならフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
formrunにはお問い合わせに対応している以下の特徴があります。formrunを利用するメリットは下記の3点です。
- お問い合わせフォーム作成が簡単にできる
- 豊富なメール機能
- 万全のセキュリティ
お問い合わせフォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。
テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
豊富なメール機能
formrun(フォームラン)には、メールを送付する機能が目的に合わせて3種類用意されています。
1.自動メール返信
フォームに回答直後に、サンクスメールや回答内容の確認メールを自動返信することができます。申込フォームや登録フォームなど、フォーム回答後対応してほしい手順がある場合は、メール内に記載することで迷わず対応を進めることもできます。
2.個別メール機能
フォーム回答時に質問がある場合、回答者に個別にメールを送信することができます。サポート窓口などの場合、合わせてメールテンプレートを利用することで対応品質を揃え、ミスなくスピーディに対応できるため、メール返信にかかる時間を大幅に削減可能です。
3. 一斉メール配信
フォーム回答者や手元に用意したメールアドレスリストに対して、一斉メールを配信できます。対応ステータスや、顧客ラベル別にセグメントメールが可能です。配信結果もメールごとに開封率、リンククリック率、エラー率が確認できるため、施策の改善にも役立ちます。
また、自動メール返信、一斉メール配信、個別メール機能それぞれ、フォームで得た顧客情報をメール本文や件名に変数として挿入することが可能です。
フォーム作成から、フォーム回答者へのコミュニケーションまでformrunで一貫してできるため、顧客対応管理もスムーズになります。
万全のセキュリティ
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティーを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。
お問い合わせフォームのメールは独自ドメインを用意しよう!
本記事では、お問い合わせフォームから送ったメールがGmailに届かない原因と、その解決策を紹介しました。
独自ドメインを用意することで、送信元の信頼性が高まり、Gmail側で迷惑メールと判定されるリスクを軽減できます。また、SPF・DKIM・DMARCの設定や送信方法の見直しにより、メールの到達率を大きく改善することが可能です。
安定したフォーム運用のために、ぜひ独自ドメインを導入し、確実にメールが届く仕組みを整えましょう。
メール機能も用意されているお問い合わせフォームなら、フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
「formrun(フォームラン)」には、以下の特徴があります。
- プログラミング不要
- マウス操作でデザイン設定可能
- EFO(入力補助機能)がつけられる
- 条件分岐項目を付けられることで回答にあった質問に答えてもらえる
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