formrun導入後、資料ダウンロード数が3倍に!?新規事業でMRRを伸ばすためにformrunが最適な理由とは(株式会社OKAN 様)
近年、「働き方改革」の一環として、仕事と生活における時間軸の配分を正す「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれていますが、企業が求める時間の使い方と、個人が働きやすい時間の使い方を考慮したときに、その時間の配分にはズレが生じています。
株式会社OKANは仕事と生活における配分を決めるうえで重要なことは、「何を優先するか(「ワーク・ライフ・バリュー」)」であると考えています。
同社は「働く人のライフスタイルを豊かにする」ことを目指し、組織課題の可視化ツール「ハイジ」と法人向けぷち社食サービス「オフィスおかん」を提供しています。
今回は、ハイジ事業部の営業管理にformrunをご利用いただいているマーケティング・カスタマーサクセス責任者を務める橋本様にお話を伺いました。
事業内容 |
組織課題の解決 |
主な用途 |
資料請求・ダウンロード |
推しの機能 |
ステータス管理 |
目からウロコの機能 |
メモ機能 |
利用プラン |
STARTERプラン |
現在はどのようにformrunを使っていますか?
橋本様:組織サーベイツール「ハイジ」の資料をダウンロードした見込み顧客を管理するためにformrunを使っています。
具体的には、
- ハイジのサービスサイトにサービス資料請求・お問い合わせフォームを設置する
- ハイジに興味を持った方にフォームを入力してもらう
- フォームを入力した見込み顧客に対して、弊社の資料を添付し、メールを送信する
- 商談を行う
- 商談後、確度を決める
- 月に1度、Googleスプレッドシートに出力し、リード獲得数等を社内に共有するレポートを作成する
といった手順を踏んでいます。
また、現在は私とチームメンバーの2人でformrunを動かしています。
どうしてformrunを導入しようと思ったのですか?
橋本様:formrunであれば、営業管理に取り組む際の肝となる、
- 顧客管理
- アクション管理
を実現できると思ったからです。
私は過去に見込み顧客をGoogleスプレッドシートで管理していたこともありますが、リスト形式による見込み顧客の管理は視認性が悪く、苦労していました。
本来、営業管理を行う場合、「その見込み顧客がどの商談フローにのっているのか(顧客管理)」、「その見込み顧客に対してどんなアプローチをしたのか(アクション管理)」の2軸が必要となります。
しかし、リスト形式による管理の場合、1軸でしか管理ができないですよね。
実際、リスト形式で営業管理をしていた頃は、チーム内で「どの顧客が、どの営業フローにいるのか」についての共通認識を取ることが難しく、チーム内で顧客状況を共有する時間が想定以上にかかっていました。
ただ、私は前職でformrunを使用したことがあり、ボード画面を活用すれば
- 顧客管理
- アクション管理
の両方を1つの画面内で実現できることがわかったため、ハイジの立ち上げと同時にformrunの導入を決めました。
ありがとうございます!formrunのお気に入りのポイントについて教えてください。
橋本様:お気に入りのポイントは
- コミュニケーションコストが減ること
- フォーム作成やメール返信の工数が減ること
の2つですね。formrunを使うことで営業活動に専念できるようになりました。
まず、コミュニケーションコストが減った要因としては、
の3つがあります。
これら3つの機能には「わざわざ担当者に進捗や見込み顧客の状態を確認しなくても、formrunを見れば顧客の状態が一瞬でわかる」という共通点がありますね。
ハイジでは「連絡済み」「日程調整中」「商談設定済み」「確度30%」「確度70%」「確度90%」などのステータスを作成しているため、担当者がカードを動かすだけで担当者以外のメンバーも見込み顧客のステータスを確認できます。
実際にご利用いただいているボード画面です。フォーム一覧、カード、ステータスごとのカード枚数はマスキングしています。
そのため、担当者が体調不良で休んでいる時であっても、当人に連絡せずともステータスを確認することができます。
電話対応の有無や商談で話した内容をメモに残しているため、メモが書き込まれたカードを見れば、誰でも見込み顧客の対応状況を把握できます。
また、formrunとSlackを連携させると、お問い合わせがあった場合やメモを作成した場合などに、Slackへ通知を飛ばせます。
そのため、お問い合わせ対応後に見込み顧客へすぐに連絡を取ることができたり、見込み顧客の状況をチャットで共有したりする必要がなくなりました。
フォーム作成やメール返信の工数が減った要因としては、
- 見込み顧客のステータス管理をしながら、メールを送信できるようになったこと
- フォーム作成が簡単にできること
の2つがあります。
Googleスプレッドシートで見込み顧客を管理しているときは、見込み顧客に連絡をするために、都度ブラウザ上でGoogleスプレッドシートとGmailを別タブで開く作業が必要となり、手間がかかっていました。
また、別タブで開いたGoogleスプレッドシートに記載されている内容を参照しながらGmailでメール本文を書く作業も、個人的には面倒に感じていました。
しかし、formrunでは、
- ステータスの管理
- 個別返信メールの作成
- フォーム入力時のデータや過去のメールの閲覧
の3つを同一画面上で行うことができます。
カードごとにステータスを管理し、確認したいカードをクリックするだけで、メールの作成画面とステータス管理を行う画面を同一画面内で開くことができます。
さらに、メール作成画面の右側にフォーム入力時のデータや過去に送受信したメールが表示されるため、画面を遷移する手間がなくなり、ストレスなく一連の対応に取り組めるようになりました。
(カードをクリックした後の画面※formrunのデモ画像です)
また、formrunのクリエイターフォームでフォームを作成する場合、テンプレート選択画面が表示されます。
私がフォームを作成するときは、フォームの目的に応じて質問項目をある程度固めてからフォームを作成します。
formrunのフォーム作成時に表示されるテンプレート選択画面で、予め考えていた質問項目に近いテンプレートを選択すれば、自分でフォーム項目を挿入する数が少なくなるため、フォーム作成時間を短縮させることができました。
まだ、フォームを作成することに慣れていない方は、formrunが用意しているテンプレートから「どんな用途の場合に、どんな項目を足せばいいのか」を考えると、勉強になるかもしれないですね(笑)
テンプレート選択画面
お役に立てているようでよかったです!!突然ですが、formrunは橋本さんの担当する事業成長やミッションの実現にも貢献していますか?
橋本様:おっ!していますよ!
私のチームで追っている指標の1つがMRR(月間経常収益)です。MRRを伸ばすためには、リードを増やす必要があり、フォームの入力完了率を高める必要があります。
資料請求フォームにてフォームの入力完了率を高めるために、自分たちの場合はフォームのカバー画像で資料の記載内容を明示するなど、工夫を凝らしています。
ハイジのカバー画像
私は普段、他社のサービスを実際に触ったり、メディアを読みながら情報を集めています。
ある時、「資料請求フォームを作成する場合は、どんな資料が手に入るのかを顧客がイメージできるようにすると入力完了率が高まる。」と記載されているの情報を見て、私も試してみたくなりました。
formrunはフォームのレイアウトやカバー画像を自由に変更できるため、他社の事例を参考に、すぐに新たなクリエイティブを試すことができます。
言い換えれば、成功事例を自分たちなりに捉え直して自社サービスに落とし込む、つまりは徹底的にパクる(TTP)ことが可能となります。
その結果、フォームの入力完了率も約3倍に高まりました。formrunは、私のミッション、ひいては事業成長に貢献していますよ。
他のフォーム作成管理サービス、HTMLとCSSをカスタマイズして作成するランディングページなどの場合、カバー画像を簡単に変更できないことも多いです。
先ほどお話しした「コミュニケーションコストが減ること」、「フォーム作成やメール返信の工数が減ること」に加え、formrunの自由度の高さもお気に入りポイントの一つですね。
情報収集をしたり、実際に手を動かしたりしながら、フォームの入力完了率を3倍にまで高めたのですね!最後にどんな方にformrunをお薦めしたいですか?
橋本様:スタートアップ企業や新規事業を立ち上げたばかりの方にformrunの活用をお薦めします。
新規事業の共通点には、
- 予算が少ない
- ターゲットが明確に定まっておらず少しずつ定めていくフェーズ
の2点があると思うんです。
予算が少ない場合、高価なCRMやMAツールを入れることができないんですよね。
実際にハイジでも、予算の都合で1万円以上のツールを導入することは簡単ではありません。
ただし、formrunのSTARTERプランの場合、月額4,980円(税抜)で導入できますよね(※)。
実際にformrunを使ってみると、事業部内でのコミュニケーションコストが大きく削減できます。
事業責任者が営業活動に専念できるようになったり、入力完了率が上がってリードの獲得数が増加したりと、formrunを活用することで、当たり前のように月額のお支払額以上のバリューが還元されます。
また、高価なCRMやMAツールを導入する事業は、ターゲットがある程度定まっている事業だと思うんです。
ハイジの場合は2019年7月に正式リリースし、まだリリースしてから半年も経過していません。CRMやMAツールを利用するのではなく、もっと低予算なツールを使いながらターゲットを決めきるために色々試したい時期だと思うんです。
そのため、予算が少ないけれども、顧客対応やお問い合わせ対応の仕組みをしっかりと構築したい新規事業立ち上げの方は、まずは手軽に始められるformrunから試してみるのはいかがでしょうか。
2017年4月に新卒で株式会社ベーシックに入社。
SaaSのセールスやカスタマーサクセスを経験した後、事業企画として1年ほど、事業戦略の策定、予実管理、営業チームのマネジメントを経験。
2019年7月より現職である株式会社OKANにてハイジ事業部のマーケティングとCSの責任者に就任。150年続く7代目社長になるため、事業づくりに日々励んでいる。
(※)インタビュー当時、STARTERプランは月額4,980円(税抜)でした。現在は12,980円(税抜)となっております。