ライブチケットの予約工数が0に!TwitterのDMでの煩雑なやり取りをやめて、formrunを選んだ理由とは?(kokeshi様)
2017年に結成された東京のポストブラックメタルバンド「kokeshi 」。
2023年4月に発売されたセカンドアルバム「冷刻」のリリースをきっかけに、ジャパンツアーを開始。
今回はkokeshiのドラマー青柳様に、ライブの予約フォームをTwitterのDMからformrunに変えたことで予約工数がほぼ0に削減できたことについてお話を伺いました。
活動内容 |
東京のポストブラックメタルバンド |
主な用途 |
• バンドの予約フォーム |
推しの機能 |
•フォームの受付上限 |
導入後の効果 |
ライブの予約にかける工数がほぼ0に |
利用プラン |
BEGINNERプラン |
最初にformrunのご利用用途を教えてください
青柳様:
メインの使い方としては私たちバンドの「ライブの予約フォーム」として使っています。それ以外にも「バンドへのお問合せフォーム」としても利用しています。
「ライブの予約フォーム」では、ライブの参加希望者(以下、お客様)がフォームからお客様情報を入力していただくと、自動返信メールが送られます。
当日ライブハウスではその自動返信メールを受付で見せてもらって予約の確認を行い、前売り価格でライブチケットを購入いただく仕組みです。
ライブの予約フォーム
お客様の予約のハードルを下げるためにも、必須回答項目は4つだけとシンプルなフォームにしたのがポイントです。
新たなライブ日程が決まれば、「ご希望の日付」にライブ日程を追加し、あとはTwitterで告知文と一緒にフォームURLをツイートするだけです。本当に簡単で、予約に関する業務はこの5分ほどの作業だけで済むようになりました。
formrun導入の背景を教えてください
青柳様:以前はライブの予約をTwitterのDMで受けていたのですが、下記2点の課題がありました。
①DMでのやり取りが何往復もあり工数がかかってしまう
②お客様側の申し込みのハードルが高い
Twitterで予約のDMを受けようとすると、まずは「こんにちは」などの挨拶から始まり、「どの日程をご希望ですか?」「お名前を教えてください」など予約に必要な情報を聞くために何往復ものやり取りが必要でした。
お客様側としても何度もやり取りをしなければいけないため、予約完了までのハードルが高いだろうなと感じていました。
Twitter DMのやり取りは煩雑だった
予約完了後も作業は続き、当日ライブハウスではお客様数十名分の名前を、私が紙に全部書き出すという作業が発生していました。
そのリストをみながら、当日お客様にお名前をお伺いし、リストに名前があるかをチェックして、名前が一致すれば前売り料金をお支払いいただくという流れです。
この一連の流れはお客様にとっても、バンドメンバーの自分もやり取りが煩雑ですし、名前の記載ミスをするリスクもあります。
音楽をやりたくてバンドをやっているのに、予約者の管理ばかりに気を取られてしまう。ライブハウスで参加者の名前を何十人分も書いている時に「もっと効率化できる方法はないのか…」と思ってツールを探すことにしました。
kokeshi ドラム青柳様
最初はバンドのグッズを販売しているネットショップツールでチケットも販売してみよう!と思ったのですが、チケットをクレジットカード決済にしてしまうと私たちバンド側に入金されるのが数ヶ月後になります。
ライブ当日にライブハウス側に場所代を払いたいため、予約をフォームで受ける方法はないか?と探し始めました。
検索でヒットしたformrunを無料登録してみると、とても使いやすくデザインも良いと感じました。無料で使えるGoogleフォームとも比較したのですが、デザイン面でformrunを選びました。
私たちはメタルバンドであり、ライブに来てくれる方には非日常的な空間を感じて欲しいのに、予約フォームだけ質素な画面が出てくるのは「なんか違うな」と思ったんですよね。formrunのフォームデザインであれば、予約段階から来てくれるお客様の体験を大事にできると思いました。
実際にどのような効果がありましたか?
青柳様:課題だと感じていた2点が両方とも解消され、下記の2つの効果がありました。
①TwitterでのDMでのやり取りをなくし、予約工数がほぼ0になった
②お客様の申し込みのハードルが下がった
①のTwitterでのDMでのやり取りをなくし、予約工数がほぼ0になったことに関しては下記の通り作業がぐっと減りました。今ではフォームにライブ日程を追加して、Twitterで告知するだけでOKです。
formrun導入前後の予約作業
フォーム申し込みにしたことで、ライブの直前の予約も受けれるようになりました。
以前はライブ直前に予約したいお客様がいても、私がライブの準備をしているためTwitterのDMに対応できず、予約ができないことが何回かありました。
フォームの申し込みであれば、申し込んだ時点で予約が完了しますし、受付で自動返信メールさえ見せてもらえれば前売り価格で入場できます。
kokeshi ドラム 青柳様
また、②お客様の申し込みのハードルが下がったに関しては、申し込みのハードルもそうですがキャンセルも気軽にできるようになったことが良かったなと感じています。
急に予定が入ったり、体調が悪くなったり、ライブに来れない事情は色々あると思います。私としてはキャンセルはよくあることなので気にしていないのですが、TwitterのDMでやり取りをしていると「申し訳ない...」という気持ちでキャンセルされるお客様がいらっしゃいます。
その方がまた次のライブに来たい!と思っても、前回キャンセルしてしまった申し訳なさからDMがしづらくなってライブに来れなくなるのは本末転倒です。
フォームではそのようなコミュニケーションの複雑さがなくなるため、お客様側にも気軽に来ていただけるようになったと感じています。
お客様も気軽に申し込みができるようになりましたし、私たちもライブの準備に集中できるようになって本当にお互いにとって良いことばかりです。
formrunで使っている機能やプランの決め手について聞かせてください。
青柳様:フォームの受付上限機能がお気に入りです。
ワンマンライブのお申し込みフォームでは、ライブハウスのキャパが200人のためフォームの受付上限を200に設定しました。
200人目が申し込み完了した時点でフォームが自動的に非公開になるので、キャパオーバーになることを防げます。ちなみに20時に予約を開始して、24時には200人に到達し、フォームが非公開になりました。
フォームの受付上限
BEGINNERプランにした理由は以下の2点です。
①フォーム数:「ライブ予約フォーム」と「バンドへのお問合せフォーム」の最低2個はフォームを作りたかったため
②自動返信メール機能:当日ライブハウスで予約者の確認をするために自動返信メールは必須なため
フォーム数は5個まで使えるので、ライブごとにフォームを増やすこともあります。
最後に、どのような企業様にformrunをおすすめしたいですか?
青柳様:同じようにバンドをやっている人たちですね。ライブに来たいと思っているお客様目線で、予約のしやすさはとても大事だと思います。
意外とバンド側は気づいていないと思うんですが、予約したいと思っても「どこから予約していいかわからない」「予約ができているか不安」という気持ちになっているお客様って多いんですよね。
TwitterのプロフィールリンクにformrunのURLを貼っておくだけで、簡単に予約ができますし、ライブに来るハードルが下がります。
そして、TwitterでのDMのやり取りにかける時間や、ライブハウスで紙にリストアップする時間も無くせるので音楽に集中できますよ!
kokeshi ドラム 青柳 和真 様
WEBマーケター兼プロドラマー。kokeshi のドラム担当。20代後半でエンジニアプラットフォームサービス会社にアルバイト入社。メディアやSNSの運営を学び始める。その後メディア運営会社にての集客サイトの運営を担当。現在は独立し、リスティング広告運用や自社サイトの管理等を幅広く行っている。
kokeshi
2017年に結成された東京のポストブラックメタルバンド。 2023年に発売されたセカンドアルバム「冷刻」のリリースをきっかけに、ジャパンツアーを開始。 国内にとどまらず、アジアを中心とした海外のファンも多く、世界規模での活動を展開中。