
チェックボックスをCSSでカスタマイズする方法|基本デザインから・実装テクニックまで解説
CSSでチェックボックスをカスタマイズしたい方で、以下のようなお悩みはありませんか?
「チェックボックスをCSSでカスタマイズしたい」
「CSSでデザインする方法を知りたい」
チェックボックスは、フォームにおいてユーザーの操作性やデザイン性を左右する重要な要素です。
本記事では、CSSを使った基本的なカスタマイズ方法からフルカスタマイズの手順、便利な実装テクニックまでを解説します。
チェックボックスをデザインに合わせて調整したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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- チェックボックスもノーコードで実装が可能
- コード型フォームでHTML・CSSを使った高度なカスタマイズもできる
- マトリクス形式や尺度ボタンもついていてフォームを見やすく・回答しやすくできる
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目次[非表示]
チェックボックスの基本

チェックボックスは、ユーザーが選択肢から一つまたは複数を選ぶために使用する、HTMLフォーム要素の一つです。ここでは、チェックボックスとは何か、ラジオボタンとの違いについて説明します。
チェックボックスとは?ラジオボタンとの違い
チェックボックスは、ユーザーが複数の選択肢から任意の項目を選べるフォーム要素です。これに対し、ラジオボタンはユーザーが一度に一つしか選択できないようになっています。
チェックボックス:複数選択可能
ラジオボタン:一つの選択肢しか選べない
HTMLでの基本的な書き方
チェックボックスをHTMLで作成するには、以下のコードを使用します。このコードを使うことで、フォーム内にチェックボックスを簡単に実装できます。
<input type="checkbox" id="checkbox1" name="option" value="option1"> <label for="checkbox1">オプション1</label> |
このコードは、チェックボックスとそのラベルを紐付けて表示するための基本的なコードとなっています。
ブラウザごとの見た目が異なる理由
チェックボックスの描画は、OSやブラウザごとにネイティブUIが適用されるため、見た目が異なる場合があります。これにより、四角や丸角など、表示が環境に依存します。
また、ブラウザによって使用できるCSSプロパティが制限されるため、統一デザインを行うにはカスタマイズが必要です。
CSSでできるチェックボックスの基本カスタマイズ一覧

チェックボックスはフォーム要素の中でも利用頻度が高く、ユーザー体験につながる要素です。CSSを使えば、基本デザインを保ちながら大きさや色を調整でき、サイト全体の統一感を出すことが可能です。
ここでは代表的なカスタマイズ方法を紹介します。
CSSでできるチェックボックスフルカスタマイズ手順【3STEP】

フルカスタマイズに取り組む際は、以下の3つのステップを踏むことで、より高度なデザインを作成できます。
標準デザインをリセットする
ラベルと疑似要素を駆使する
:checked疑似クラスでオン・オフを表現する
1.標準デザインをリセットする
チェックボックスはブラウザごとに見た目や対応CSSが異なるため、まずは標準デザインをリセットする必要があります。
appearance: none; を指定することで、ブラウザ標準の装飾を取り除けます。
なお、display: none; で完全に非表示にする方法もありますが、キーボード操作やスクリーンリーダーに影響するため推奨されません。
視覚的に非表示にしつつ操作可能にするには、clip を利用する手法が有効です。
input[type="checkbox"] { appearance: none; -webkit-appearance: none; -moz-appearance: none; width: 20px; height: 20px; border: 2px solid #333; border-radius: 4px; cursor: pointer; } |
2.ラベルと疑似要素を駆使する
label 要素を使うと、文字とクリック領域をまとめられるため操作性が向上します。
さらに、疑似要素 ::before で枠を作り、::after でチェックマークを表現することが可能です。
cursor: pointer; を指定して、クリックできることを直感的に伝えます。また、for 属性と input の id を対応させることでアクセシビリティも担保できます。
<label for="customCheck">同意する</label> <input type="checkbox" id="customCheck"> |
label { position: relative; padding-left: 30px; cursor: pointer; } label::before { content: ""; position: absolute; left: 0; top: 0; width: 20px; height: 20px; border: 2px solid #333; border-radius: 4px; } label::after { content: ""; position: absolute; left: 4px; top: 0px; width: 10px; height: 18px; border-right: 2px solid transparent; border-bottom: 2px solid transparent; transform: rotate(45deg); opacity: 0; } |
3.:checked疑似クラスでオン・オフを表現する
チェックボックスの状態は :checked 疑似クラスで判定できます。チェックされたときに opacity を切り替えることで、チェックマークを表示・非表示にできます。
さらに、:disabled や :indeterminate も使えば「無効」や「未定」の状態を表現できます。
状態ごとに background-color や border-color を変化させれば、より視覚的にわかりやすくなります。
input[type="checkbox"]:checked + label::after { opacity: 1; border-right-color: #007BFF; border-bottom-color: #007BFF; } input[type="checkbox"]:disabled + label::before { background-color: #ccc; cursor: not-allowed; } |
チェックボックスをCSSでカスタムする3つの方法

チェックボックスは、CSSを活用することでさまざまなカスタマイズが可能です。
チェックマークをCSSで描画する
疑似要素を使ってボックスの枠や影をデザインする
選択時のアニメーションや色変化を追加する
ここでは、チェックボックスをさらにカスタマイズするための3つの方法を紹介します。
チェックマークをCSSで描画する
チェックマークはCSSだけで描画することが可能です。
疑似要素 ::after を使い、斜め線と縦線を組み合わせることで「✔」の形を再現できます。具体的には、border-right と border-bottom を組み合わせて線を作成し、チェックの形に見せる方法があります。
また、SVGをマスク画像として利用する方法も有効です。SVGを使えば、色の変更が容易になり、背景色やテーマカラーに合わせて柔軟に調整できます。
疑似要素を使ってボックスの枠や影をデザインする
チェックボックスの外枠や装飾は、疑似要素 ::before を活用することで自由にデザインできます。
サイズや角の丸みを指定したり、box-shadow を加えることで立体感を出したりすることも可能です。
さらに、border を solid や dashed に変更するだけで印象を大きく変えられます。border-radius を指定すれば、四角いボックスを丸い形に変えられるため、デザインの幅が広がります。
選択時のアニメーションや色変化を追加する
チェック状態を視覚的にわかりやすくするには、アニメーションや色の変化を加える方法があります。:checked に対して transition を設定すると、チェック時にスムーズなアニメーションを追加できます。
また、background-color を変更すれば、オンとオフの違いが明確になり、:hover を組み合わせることでマウスオーバー時に背景色を変えることも可能です。
さらに、accent-color プロパティを使えば、標準のチェックボックスの操作性を保ちながら、色だけを簡単に変更できます。
チェックボックスの状態ごとのスタイル設定

チェックボックスにはさまざまな状態があり、それに応じてスタイルを変更することができます。
未選択・選択済み
無効化
未決定状態
ここでは、各状態に合わせたスタイル設定を解説します。
未選択・選択済み
チェックボックスの基本的な状態は「未選択」と「選択済み」です。
無効化
チェックボックスは無効化することでユーザー操作を禁止できます。
未決定状態
チェックボックスには「未決定状態(indeterminate)」を設定することもできます。
チェックボックスでよく使う実装テクニック3選

チェックボックスをより魅力的にするためには、カスタマイズが欠かせません。
accent-colorで簡単に色を変える
疑似要素で自由なアイコンを作る
:hoverやfocusで操作感を高める
ここでは、おすすめの実装テクニックを3つ紹介します。
accent-colorで簡単に色を変える
accent-color プロパティを利用すると、一行のコードでチェックボックスの色を変更できます。このプロパティはチェックマークの色も自動で調整してくれるため、シンプルなカスタマイズに最適です。
指定できるのは単色のみで、グラデーションや透明度の指定はできません。標準UIを維持しながら色だけをブランドカラーに変えたいときに有効で、主要なブラウザはすでに対応済みですが、IEには非対応です。
疑似要素で自由なアイコンを作る
::before や ::after を活用することで、独自デザインのチェックボックスを実装できます。
一般的には、枠線を ::before で描画し、チェックマークを ::after で表現します。さらに、SVGマスクやCSSの線を組み合わせれば、より自由度の高いデザインも可能です。
:checked 疑似クラスと併用することで、チェックの有無に応じてアイコンを表示・非表示に切り替えられます。カスタムデザインを取り入れたいときに効果的な方法です。
:hoverやfocusで操作感を高める
チェックボックスには :hover や :focus の疑似クラスを使って操作感を加えることができます。
:hover を利用すれば、マウスオーバー時に背景色や枠線色を変えられるため、ユーザーに直感的なフィードバックを与えられます。さらに、:focus を利用することでキーボード操作時にフォーカスリングを表示でき、アクセシビリティの確保にもつながります。
操作性を向上させたい場合には必須の実装です。
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フォーム作成が簡単にできる
コード型フォーム機能がついている
フォーム共有や埋め込みが簡単
フォーム作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。チェックボックスもワンクリックで実装可能です。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
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テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
コード型フォーム機能がついている
formrun(フォームラン)にはすでにデザイン性の高いテンプレートが用意されているため、誰でも手軽にきれいなフォームを作成できます。
一方で、「ブランドの世界観をそのまま表現したい」「サイト全体のデザインに完全に溶け込ませたい」といったニーズには、コード型フォームがおすすめです。
コード型フォームでは、HTMLやCSSを活用して色・フォント・レイアウトまで細かく調整可能です。ロゴやブランドカラーを反映したり、アニメーションやオリジナル要素を取り入れたりすることで、ブランド体験を損なわないフォームを実現できます。
特に、企業サイトや採用ページ、キャンペーンページなど「デザインの統一感が重視される場面」で力を発揮します。テンプレートの手軽さと、コード編集による柔軟性を兼ね備えているため、スピードとブランド性の両立が可能です。
「フォームも含めてブランドの一部として魅せたい」と考える方に、コード型フォームは最適な選択肢です。
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作成したチェックボックスデザインを実際に運用するには、Webサイトに埋め込む必要やQRコードにしてユーザーに共有する必要があります
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また、サイト内に設置することも可能なのでコーポレートサイトのお問い合わせページや、ファーストビューにリード獲得用フォームなどを埋め込んでご利用いただけます。
設置方法も簡単で、フォーム作成後に発行できるHTML要素(スクリプト)をサイトにコピー&ペーストで貼り付けるだけで埋め込みできます。
チェックボックスをCSSでカスタマイズしよう

CSSを使えば、チェックボックスのサイズや色を自由に変更したり、疑似要素やアニメーションを組み合わせてオリジナルデザインに仕上げたりできます。
ブラウザごとの標準デザインをリセットしてカスタムすることで、ブランドイメージに統一感を持たせられるのも大きな魅力です。
さらに、チェックボックスの状態(未選択・選択済み・無効化・未決定)ごとにスタイルを変えることで、ユーザーにとって直感的で使いやすいフォームを実現できます。
本記事を参考に、自社サイトやサービスのデザインに合った魅力的なチェックボックスを作成してみてください。
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