formrunの独自ドメインフォームで簡易LPを作成!効果計測する方法
LP(ランディングページ)の作成に手間がかかり、施策を試すスピードが出せないと感じていませんか?
formrunなら、手軽に簡易LP(ランディングページ)を作成して自社ドメインで公開できます。さらにGoogle Tag Manager(GTM)を活用した計測や分析が可能なので、施策の効果をしっかりと確認しながら最適化も図れます。
本記事では、formrunを使って誰でも簡単にLP(ランディングページ)を作成し、施策を実行するためのポイントを紹介します。
- フォームの作成に時間がかかっている
- 施策用のLP(ランディングページ)を簡単に作りたい
- 自社ドメインのURLでサイトを作る必要がある
このような課題を抱えている方には、ぜひ参考にしてみてください。
目次[非表示]
独自ドメインフォームとは?
formrunの独自ドメインフォーム機能を活用すると、自社ドメインでフォームを公開できます。独自ドメインでの公開により、訪問者に信頼感を与え、ブランド力の強化にもつながります。
さらに、Google Tag Manager (GTM)を活用して、詳細な効果計測や解析を行うことも可能です。
GTMで使える効果計測ツール
GTMを活用すれば、以下のような効果測定ツールを簡単に導入できます。施策ごとに異なるKPIを設定し、それぞれの成果を具体的に把握しましょう。
1.サイト解析ツール
サイト全体のパフォーマンスを計測・分析するために欠かせないのが、サイト解析ツールです。ユーザーの行動を計測し、どのページで多くの時間が費やされているか、離脱ポイントはどこなのかといった情報が得られます。
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例:Google Analytics 4 (GA4)
GA4を使えば、詳細なユーザー行動分析が可能です。訪問者がどこから来て、どのページでアクションを起こしたのかを追跡し、改善点を見つけることができます。
2.ヒートマップツール
ユーザーがどの箇所を注視し、どのリンクをクリックしているのかが視覚的にわかるヒートマップツールは、特にUI/UX改善に有効です。
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例:Microsoft Clarity, UserHeat
ヒートマップによって、ユーザーが注目する箇所と無視する箇所が一目瞭然です。これにより、フォームやCTAの配置を調整し、ユーザー体験の最適化が可能です。
3.ABテストツール
どのバージョンのLP(ランディングページ)がより効果的かをテストする際に便利なのがABテストツールです。GTMを通じてABテストを設定し、コンバージョン率が高いバリエーションを探すことができます。
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例:OptimizeNext
ボタンの色やテキスト、画像のレイアウトなど、複数のパターンを比較してどれがより効果的かを定量的に判断します。
formrunでLP(ランディングページ)を作るメリット
formrunを使えば、効率的かつ効果的にLP(ランディングページ)を作成・公開し、成果を上げることが可能です。以下が主なメリットです。
1.最短でLP(ランディングページ)を作成・公開
コーディング知識がなくても直感的な操作でLP(ランディングページ)が作成できます。施策に応じたページを素早く用意できるので、スピード感を持ってPDCAサイクルを回せます。
2.フォームからの離脱防止・入力ミス防止機能で効果を最大化
formrunには入力補助や離脱防止するEFO機能があります。ユーザーが途中で離脱しにくく、入力ミスを防ぐことができるので、コンバージョン率の向上が期待できます。
3.自社ドメインで集客力・ブランド力の強化
自社ドメインでLP(ランディングページ)を公開できるため、ブランドの信頼性を高めるとともに、SEOの強化にもつながります。
4.GTMを設置して自由に効果計測
Google Tag Managerを設置することで、複数の計測ツールを一元管理し、各施策の効果を柔軟に把握できます。施策ごとに異なる計測項目を設定し、データに基づいた改善が可能です。
▼独自ドメインフォームのご利用方法
独自ドメインフォームは現在お試し版(β版)として提供させていただいております。ご利用には、以下の申請フォームより利用申し込みが必要です。
ご回答をいただき次第、順次対応し、ご利用可能になりましたらご連絡いたします。
設定手順①formrunでLP(ランディングページ)を作成
formrunを使えば以下のようなLP(ランディングページ)を簡単に作成することができます。
作り方はとてもシンプルです。フォーム編集画面で「リッチテキスト」項目を配置し、画像や文字列を設置するだけです。文字の装飾やリンクも設定可能ですので、訴求したい内容に合わせて自由に編集してみてください。
設定手順②独自ドメインフォームを設定
サブドメインで運用する場合、またはformrunフォーム専用のドメインを使う場合の設定方法を紹介します。
注意事項や設定方法の詳細はヘルプサイトをご覧ください。
事前準備
1.独自ドメインを取得する
独自ドメイン取得サービスをご利用の上、自社の独自ドメインを取得する必要があります。
すでにお持ちの場合は、サブドメインでサイトを公開できます。利用中の独自ドメイン取得サービスでサブドメインを設定してください。
▼独自ドメイン取得サービスの例
- ムームードメイン
- お名前.comサブドメインの例
▼ サブドメインの例
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subdomain.example.com
※太字部分がサブドメインです
2.SSL証明書の登録方法を選ぶ
SSL証明書とは、ウェブサイトの通信を暗号化し、ユーザーとサーバー間のデータを安全に守るためのものです。これにより、サイトの安全性が向上します。
formrunの場合、formrun側で取得した証明書を自動登録するか、ご自身で取得した証明書を登録するか選択できます。(この後の3の手順が該当します)
A)formrun側で取得した証明書を自動登録する場合
SSL証明書をご自身で取得する必要はありません。次の手順に進んでください。
B)ご自身で取得した証明書を登録する場合
専用のサービスをご利用の上、取得してください。
※SSL証明書の秘密鍵(シークレットキー)について、formrunではRSA方式のみ登録可能となっております。EC方式は登録できず、独自ドメインフォームを利用できませんのでご注意ください
▼SSL証明書発行サービスの例
- Let’s Encrypt
- GlobalSign
- DigiCert
3.DNS設定を行う
利用中の独自ドメイン取得サービスのDNSレコード設定で、Aレコードに対して下記を設定してください。負荷分散のため2件とも設定することを推奨します。
ホスト名 |
種別 |
TTL |
内容 |
設定したいドメイン |
A |
13.248.134.97 |
|
設定したいドメイン |
A |
99.83.137.75 |
注意事項
- 利用中の独自ドメイン取得サービスのDNSレコード設定で、Aレコードを1つしか登録できない場合、「13.248.134.97」を設定してください。
- 上記以外のIPアドレスがAレコードに登録されていると、formrunで作成したフォームが表示されませんのでご注意ください。
- 【TTL】とはキャッシュの有効期限となり、ユーザー様が任意の値を設定できます。多く場合、初期値は「3600」となっており、特に指定がなければそのままで問題ありません。
formrunで独自ドメインを設定
1.チーム設定画面を開きます。
2.左メニューより「独自ドメインフォーム」をクリックします。
3,ドメインを入力し、「証明書自動登録」または「証明書登録」を選択します。
例)https://example.jp/ としてサイトを公開する場合、ドメインは「example.jp」と入力します
4.3で「証明書登録」を選択した場合、「秘密鍵」「SSL証明書」を入力します。
5.「更新する」をクリックします。
「証明書自動登録」を選択した場合、DNS設定の反映に時間がかかります。
「更新する」を押しエラーが表示される場合は、時間をおいて再度お試しください。
反映までの時間は、ご利用の独自ドメイン取得サービスによって異なりますが、最大1時間ほどです。
6.設定完了です。
設定手順③GTMの設定
独自ドメインフォームの設定後、GTMの設定が可能です。
1.Googleタグマネージャーの管理画面でコードを確認し、<head>用のスクリプトと<body>用のスクリプトを入力します。
2.「更新する」をクリックします。
3.設定完了です。
まとめ
formrunなら簡単に簡易LP(ランディングページ)を作成し、独自ドメインで公開・効果測定ができます。
特に、施策を迅速にスタートしPDCAを回したい企業や、マーケティング施策の効果をより深く分析したい方にはおすすめです。
ぜひformrunの独自ドメインフォーム機能を使ってみてください。
▼独自ドメインフォームのご利用方法
独自ドメインフォームは現在お試し版(β版)として提供させていただいております。ご利用には、以下の申請フォームより利用申し込みが必要です。
ご回答をいただき次第、順次対応し、ご利用可能になりましたらご連絡いたします。