問い合わせやアンケート、イベントへの申し込みなどさまざまな用途で利用できるメールフォームですが、「回答者がファイル添付できるようにしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、ファイル添付ができるメールフォームは限られていますし、セキュリティ面で注意したいポイントもあります。そこで本記事では、ファイル添付機能付きのフォームを作る方法や、ファイル添付機能があるフォーム作成ツールについてまとめました。
無料で利用できるツールも紹介しているので、まずは試してみたいという方もぜひご覧ください。
▼注目のフォーム作成ツール
「ツールが多すぎて何から見るべきかわからない…」という方は、以下のフォーム作成ツールからのご検討がおすすめです。
- 無料
・formrun(フォームラン)
・フォームズ(formzu)
・FormOK
- 有料
・Tayori(タヨリ)
・フォームメーラー
・Typeform(タイプフォーム)
とにかく簡単に添付ファイル付きフォームを作成したい方はformrunがおすすめです。
▼ フォーム作成ツール「formrun」の添付ファイル付きフォームについて詳しく知りたい方はこちら
>> 無料で使える!ファイル添付できるフォームならformrun(フォームラン)
▼ ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」のテンプレート一覧はこちら
>> 「formrun」のフォームテンプレートを確認する
目次
ファイル添付機能があるフォームを作成する方法は?
まずは、ファイル添付機能があるフォームを作成する方法として下記4つをご紹介します。
- HTMLやCSS、PHPなどコードで作成する
- WordPressプラグインを使う
- フォーム作成ツールを使う
- Googleフォームを使う
それぞれメリット・デメリットについてもまとめているので、確認しながら自身に適した方法を選択しましょう。
HTMLやCSS、PHPなどコードで作成する
ファイル添付機能付きフォームを作る方法として挙げられるのが、HTMLやCSS、PHPなどのコードを用いる方法です。
この方法には下記のメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
・デザインや仕様の自由度が高く、カスタマイズしやすい ・自身で作成できるのであれば初期費用や維持費がかからない | ・プログラミングなどの専門知識が必要となる ・実装までに手間がかかる |
HTMLやCSS、PHPなどのプログラミング言語を使えば、思いどおりのアレンジができます。ただ、理想的なフォームを作るにはそれだけ手間がかかります。
特に、知識がない方はスキルの習得までに時間がかかるため、以下の3つから検討してみるとよいでしょう。
WordPressプラグインを使う
サイトやブログで広く使われているCMS「WordPress」のプラグインを使うことで、ファイル添付機能があるフォームを作成する方法もあります。この方法のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・簡単な操作で作成できる | ・WordPressを導入する必要がある |
WordPressのプラグインを使えば、誰でも簡単にフォームを作成できます。また、プラグインは基本的には無料で利用できるため、費用をかけずに済む点もメリットです。
ただ、WordPressで作られたサイトでしか利用できませんし、WordPressやプラグインに更新がかかると互換性に問題が出てフォームが正常に稼働しないトラブルが起きる場合があります。また、プラグインであらかじめ用意されているデザインのフォームしか使用できないため、自由なカスタマイズが難しい点もデメリットといえるでしょう。
ファイル添付ができるWordPressのプラグインで代表的なものには、Contact Form 7やMW WP Formがあります。
フォーム作成ツールを使う
次に紹介するのが、フォーム作成ツールを使う方法です。
どのようなメリットやデメリットがあるのか、確認していきましょう。
メリット | デメリット |
・フォームの作成が簡単 ・デザイン性が高い ・セキュリティが万全 ・自サイトへの埋め込みができるものもある ・顧客管理や分析機能、通知機能などが搭載されたものも | ・ファイルの容量や形式が制限される ・無料プランだと広告が入るものもある ・有料ツール / プランであれば維持費がかかる |
選ぶツールによってはファイル添付機能が有料な場合もありますが、なかには無料かつ多機能のツールもあります。
フォーム作成ツールはさまざまな種類があるので、無料トライアルなどで機能を比較してから絞っていくとよいでしょう。
Googleフォームを使う
次に挙げられるのが、Googleフォームを使う方法です。
手軽にフォームを作れるツールとして知られていますが、Googleフォームには下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
・無料で利用できる ・フォームの作り方が簡単 ・ファイルの形式(PDF・画像など)や容量を制限できる | ・Googleアカウントにログインしている人しかファイル添付できない |
Googleフォームで添付されたファイルは、フォーム作成者のGoogleドライブに保管されます。そのため、十分に容量があるか確認してから利用するのがおすすめです。
また、Googleにログイン中の人しかファイル添付できないため、多くの人からアンケート回答を集めたいときや、不特定多数からの意見がほしいときなどは別の手段を検討するのがよいでしょう。
ひと目でGoogleフォームとわかってしまうのも、企業による利用ではマイナスかもしれません。
Googleフォームのセキュリティーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>> Googleフォームのセキュリティ対策は安全?個人情報の悪用に注意
ファイル添付機能がある無料のフォーム作成ツール4選
ファイル添付機能があるフォーム作成ツールのうち、まずは無料ツールから探したい方向けに下記の4つをご紹介します。
いずれも無料で利用できますが、より使いこなしたい方は有料プランの契約もおすすめです。
有料プランになると保存や添付できるファイルの容量が増えるため、用途に応じて選択しましょう。
添付可能ファイル数 | 添付ファイルの保存容量 | セキュリティ | |
・合計で5MB | ・FREEプラン:合計100MBまで ・BEGINNERプラン:合計5GBまで ・STARTERプラン:合計10GBまで ・PROFESSIONALプラン:合計30GBまで | ・ISO 27001 (ISMS) を取得 プライバシーマークを取得 ・AWSを採用 ・24時間365日のサーバー監視体制 ・データアクセスの管理/制限 ・SSL/TLSの採用 | |
・フリー:1 ・パーソナル:1 ・ビジネス:3 ・プロフェッショナル:5 | ・フリー:2MBまで ・パーソナル:4MBまで ・ビジネス:合計6MBまで ・プロフェッショナル:合計10MBまで | ・パスワード認証 ・reCAPTCHA認証 ・SSL通信に対応 ・ログデータ保存機能 ・パスワードを不可逆方式の 暗号変換でサーバに記録 | |
・無制限 | ・フリー:100MB ・ライト:10GB ・スタンダード:30GB | ・SSL/TSL ・スパム防止機能 ・AWSを採用 | |
・パーツ1つおよびフォーム1つの 保存容量を超えなければ 複数のファイルを送信可能 | ・フリー:1MB/1パーツ(合計3MB) ・プレミアム:100MB/1パーツ(合計500MB) | ・パスワード設定 ・AWSを採用 ・SSL暗号化通信 ・連続投稿の制限 |
1. formrun(フォームラン)
formrun(フォームラン)は、弊社の提供するフォーム作成ツールです。
顧客管理を容易に実現できる点やバリデーション機能(スムーズな回答を促す機能)が充実している点、情報セキュリティマネジメントの国際規格やプライバシーマークを取得している点など、フォーム作成以外のメリットも多く、10万以上のユーザーに利用されています。
また、SlackやChatworkなど連携しているビジネスチャットツールも多く、フォームの回答を迅速に確認できる点もポイント。
無料プランではファイルを保存できる総容量が100MBまでと限られていますが、通知状況に応じて不要なファイルを適宜削除していけば、十分に活用できるでしょう。
ほかにも、顧客にメールマガジンを届けたり、イベントや新サービスの告知をしたりする際はformrunの一斉メール送信機能が便利です。顧客の属性ごとに配信リストを作成できるため、より成果を出すことができます。
formrunのプラン別料金・ファイル容量
FREE | BEGINNER | STARTER | PROFESSIONAL | |
月額料金 | 0円 | 3,880円 | 12,980円 | 25,800円 |
保存総容量 | 100MB | 5GB | 10GB | 30GB |
※容量は全てのプランで1GBごとに月額980円(税抜)で追加できます。
※14日間の無料トライアルあり
2. フォームズ(formzu)
フォームズ(formzu)は、秋田県に本社を構えるフォームズ株式会社の提供するフォーム作成ツールです。
無料プランの場合、1ファイル2MBまでのファイル添付ができるフォームを作成できます。フォームズはreCAPTCHA認証(スパム対策)やSSL暗号化通信の標準装備、プライバシーマークの取得などセキュリティ性に留意されている点も特徴。
また、PayPalと連携させたフォームを作成し、クレジットカード決済を受け付けることができます。そのため、フォームで支払いまで完了させたい方も選択しやすいでしょう。
フォームズのプラン別料金・ファイル容量
フリー(無料) | パーソナル | ビジネス | プロフェッショナル | |
料金 (3ヶ月あたり) | 0円 | 1,900円 | 3,300円 | 8,500円 |
ファイルあたりの容量 | 2MBまで/1ファイル | 4MBまで/3ファイル | 計6GBまで/3ファイル | 計10MBまで/5ファイル |
※プロフェッショナルであれば追加料金で容量の増加も可能
※14日間の無料トライアルあり
3. FormOK
FormOKは、アメリカ・カリフォルニア州にあるKodama & Co. の提供するフォーム作成ツールです。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作でフォームを作成でき、無料プランでも100MBまでであればファイル添付機能を利用できます。
また、添付ファイルは1つずつ、あるいは一括でダウンロードすることも可能。まとめてダウンロードした場合でもIDごとにファイル分けされるため、管理の面でも役立ちます。
FormOKのプラン別料金・ファイル容量
フリー | ライト | スタンダード | |
月額料金 | 0円 | 3,500円 | 7,200円 |
ストレージ | 100MB | 10GB | 30GB |
4. SuguForm(スグフォーム)
SuguFormは、Twitter運用サービスの提供やメディア運営を行っている「株式会社リブレル」が提供するフォーム作成ツールです。
わかりやすい画面で直感的に操作できるので、専門知識がなくてもお問い合わせやアンケートなどのフォームを簡単に作成できます。料金プランは無料の「フリー」と有料の「プレミアム」の2種類のみで、フリープランでも添付ファイルパーツ1つにつき1MBまで、1つのフォームで合計3MBまでのファイルを送信可能です。
ほかにも、リアルタイムでのエラー表示やSSL暗号通信化、自動返信メール対応など、便利な機能が充実しています。
SuguFormのプラン別料金・ファイル容量
フリー | プレミアム | |
---|---|---|
月額料金 | 0円 | 2,000円 |
ストレージ | 1MB(合計3MB) | 100MB(合計500MB) |
ファイル添付機能がある有料のフォーム作成ツール6選
次に、有料プランでファイル添付機能を利用できるフォーム作成ツールを6つご紹介します。
- Tayori(タヨリ)
- フォームメーラー
- Typeform(タイプフォーム)
- Qubo REQUEST(キューボ リクエスト)
- SECURE FORM(セキュアフォーム)
- WEBCAS formulator(ウェブキャスフォーミュレーター)
プランごとにファイルの添付や保存ができる容量は異なるため、しっかり比較して決めるようにしましょう。
添付可能ファイル数 | 添付ファイルの保存容量 | セキュリティ | |
Tayori | ・フリー:添付機能なし ・スターター& プロフェッショナル:5MBまで | ・フリー:添付機能なし ・スターター:10GBまで ・プロフェッショナル:30GBまで | ・SSL暗号化通信 ・ログイン時のIP制限設定機能 |
フォームメーラー | ・Free:添付機能なし ・Pro:3 ・Business:3~10個 | ・Free:添付機能なし ・Pro:合計5MB ・Business:合計5~13MB | ・SSL暗号化通信 ・プライバシーマークを取得 ・スパム投稿防止 ・パスワード制限 |
Typeform | *要問合せ | ・Basic:1GB ・Plus:2GB ・Business:4GB | ・入力データをTypeformが管理する ・サーバーに厳重なセキュリティのもとで保管 ・データのバックアップ |
Qubo REQUEST | ・16MBまで (Basicプランは添付機能なし) | ・Basic:添付機能なし ・Pro:2MB/1ファイル ・Buisiness:5MB/1ファイル | ・SSL暗号化通信 ・管理画面のIPアドレス制限 ・ユーザー管理機能 ・脆弱性対策 ・不正アクセス対策 ・24時間365日の監視体制 ・GCPの採用 |
SECURE FORM | ・フリー:添付機能なし ・ベーシック:50 ・ビジネス:100 | ・フリー:添付機能なし ・ベーシック:50MB/1パーツ ・ビジネス:50MB/1パーツ | ・SSL暗号化通信 ・連続投稿 ・IP制限 ・パスワード制限 |
WEBCAS formulator | *要問合せ | ・10MBまで/1ブロック ・1.5GBまで/1フォーム | ・SSL暗号化通信 ・データベースへの不正侵入防止 ・権限管理設定 ・F/W、IPS、WAFの導入 ・24時間365日の監視体制 ・「ISO/IEC27001」および「ISO/IEC27017」の認証取得 ・プライバシーマークの取得 |
1. Tayori(タヨリ)
Tayori(タヨリ)は、プレスリリース配信サービスを行っている株式会社PR TIMESが提供しているカスタマーサポートツールです。
FAQを作成したりチャットでやりとりできたりなど、顧客との関係を構築するための機能が豊富に搭載されています。同ツールにはフォーム作成機能があり、無料プランでもさまざまな用途に展開できます。
ただし、無料プランではファイル添付機能が利用できず、スタータープラン以上の契約が必要です。有料プランであればファイルアップロード機能(5MB以内)を追加できるため、顧客対応をスムーズに行うためにファイル添付機能を活用したい場合は、有料プランを検討しましょう。
Tayoriのプラン別料金・ファイル容量
フリー | スターター | プロフェッショナル | |
月額料金 | 0円 | 3,400円 | 7,400円 |
ファイルアップロード | 添付機能なし | 10GBまで | 30GBまで |
2. フォームメーラー
フォームメーラーは、京都府に本社を持つ株式会社フューチャースピリッツが提供するフォーム作成ツールです。
ドラッグ&ドロップの簡単操作でフォームを作成でき、ランディングページやホームページなどを作る目的でも利用されています。
ファイルは管理者宛てに届く投稿通知メールに添付される仕組みで、フォームメーラーのサーバー内では管理されないため、漏れのないように保管しておくようにしましょう。
フォームメーラーのプラン別料金・ファイル容量
Free | Pro | Business | |
月額料金 | 0円 | 1,375円 | 約2,063円 ※3ヶ月利用の場合 |
添付可能ファイル数 /1フォームあたり | 添付機能なし | 3~10個 (合計5~13MB) | 3~10個 (合計5~13MB) |
※オプションで容量を追加できたり、選択するプランによって容量が変動したりします。
3. Typeform(タイプフォーム)
Typeform(タイプフォーム)は、スペインの企業が開発したフォーム作成ツールです。
公式サイトやフォーム作成画面は英語あるいはスペイン語での表示ですが、フォームの文言は日本語での設定もできます。Typeformには設問ごとに自動でスクロールが行われるという特徴があり、こういったフォームを利用したい方は選択するのもよいでしょう。
また、回答者が添付できるデータは最大10MBと決められています。ファイルの種類はMP3やJPEGなどさまざまな形式に対応しているので、用途に応じて利用してください。
Typeformのプラン別料金・ファイル容量
Basic | Plus | Business | |
---|---|---|---|
料金 ※月額払い時 | 25USドル | 50USドル | 83USドル |
ストレージ | 1GB | 2GB | 4GB |
※別途Freeプランもあります。
4. Qubo REQUEST(キューボ リクエスト)
Qubo REQUEST(キューボ リクエスト)は、静岡県に本社を構える株式会社アーティスが提供するフォーム作成ツールです。
Pro以上のプランであればファイル添付機能を追加可能。無料プランはありませんが、有料機能を使用できる14日間の無料トライアルを用意しています。
1回の回答で送信できるファイル容量は16MBまでと、他のツールより多めです。保存できるデータ量も基本的には制限がないため、複数のファイルをアップロードしたいときなどは本ツールを検討するのもよいでしょう。
Qubo REQUESTのプラン別料金・ファイル容量
Basic | Pro | Business | |
料金 ※月額払い時 | 2,750円 | 4,400円 | 7,150円 |
ファイル添付容量 | 添付機能なし | 2MB/1ファイル | 5MB/1ファイル |
5. SECURE FORM(セキュアフォーム)
SECURE FORMは、累計登録者数が4万人を突破した人気のフォーム作成ツールです。
基本的な作業はドラッグでパーツを設置するだけなので、専門的な知識がなくても簡単にフォームを作れます。SSL暗号化通信に標準対応しているため、個人情報を扱う際も安心です。
ファイル添付は有料プランのみの機能ですが、2つある有料プランはどちらも手頃な価格設定です。そのため、「まとまった数のフォームを毎月作成する」「回答データを解析したい」といった企業の場合は、最初から有料プランで登録しても良いでしょう。
SECURE FORMのプラン別料金・ファイル容量
フリー | ベーシック | ビジネス | |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 990円(税込) | 1,980円(税込) |
ファイル添付容量 | 添付機能なし | 50MB/1パーツ | 50MB/1パーツ |
6. WEBCAS formulator(ウェブキャスフォーミュレーター)
WEBCAS formulatorは、Webアンケートやキャンペーンの応募フォームなどを、誰でも簡単に作成できるフォーム作成ツールです。
ページ分岐や回答制限設定、重複登録チェックなど、フォームを効率的に運用するうえで必要な機能が豊富に備わっています。
また、アクセスするデバイスによってデザインが最適化されるテンプレートも用意されているため、専門知識がなくても使いやすいフォームを作成可能です。
オプションのアップロード機能を使えば、画像やPDF、WordやExcelといったファイルをフォームから送ることができます。アップロード可能なファイルの容量は1ブロックあたり10MBまでなので、1つのzipファイルにまとめて圧縮してからアップロードするのがよいでしょう。
WEBCAS formulatorのプラン別料金・ファイル容量
クラウドサービス版(ASP型) | クラウドサービス版(SaaS型) | パッケージ導入版 | |
---|---|---|---|
料金 | 初期費用:5万円~、月額費用:3万円~ | 初期費用:50万円~、月額費用:10万円~ | ライセンス費用:400万円~、保守費用:別途 |
ファイル添付容量 |
|
|
|
【シーン別】フォームにファイル添付機能を実装するメリット
フォームにファイル添付機能を実装すると、テキスト以外の情報もやり取りできるようになるため、活用できるシーンが広がります。下記のようなシーンごとに、ファイル添付機能をつけるメリットがあります。
- 問い合わせフォーム:フォームやサイトの不具合など、キャプチャ画像・動画で該当箇所を教えてもらえる
- エントリーフォーム:応募の段階で履歴書をPDFで送ってもらえる
- 応募フォーム:写真・映像コンテストなど、応募者の情報と同時に作品も受け取れる
- 登録フォーム:会員登録などの際に顔写真や書類などを送ってもらえる
- 会員登録フォーム:本人確認の情報を送ってもらえる
問い合わせフォームの場合は、画像を添付できるようにすることで問い合わせ内容が伝わりやすくなります。顧客とやり取りするメールフォームであれば見積書や請求書、エントリーフォームなら履歴書や職務経歴書といった具合に、関係書類をセットで送信できるようになります。
同様に、応募フォームでは画像や動画といった形式の作品を応募者の情報と一緒に受け取れますし、登録フォームや会員登録フォームでは、本人確認で必要な書類(顔写真・身分証明書を写した画像)を送ってもらうことが可能です。
まとめ:ファイル添付機能でフォームの成果を高めよう!
「簡易的なフォームであればファイル添付はいらない」と思う方もいるかもしれませんが、ファイル添付機能があることで、フォームの利便性は一気に高まります。文章だけでは伝えきれない内容を簡単に表現できるようになるため、ユーザーからの回答も得やすくなり、成果につながっていくでしょう。
フォーム作成ツールは手間も時間もかけずに作れます。formrunはフォームに設置できる項目数が無制限であるため、多くのデータをやり取りする場合でも問題なく使えます。
セキュリティも万全なので、個人情報のやり取りも安心です。問い合わせ対応やデータ管理についての機能もあるため、フォームを顧客管理に使うこともできます。
フォームにファイル添付機能を付けたい場合は、「formrun」の導入をご検討ください。
今回は「ファイル添付」に特化してフォーム作成ツールの情報をお届けしましたが、ほかのツールも比較したい方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
>> フォーム作成ツールに関する記事を読む
▼ フォーム作成ツール「formrun」の添付ファイル付きフォームについて詳しく知りたい方はこちら
>> 無料で使える!ファイル添付できるフォームならformrun(フォームラン)
▼ ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」のテンプレート一覧はこちら
>> 「formrun」のフォームテンプレートを確認する
フォームのファイル添付に関するよくある質問
ここではフォームにファイル添付機能を付ける事に関して、よくある質問を解説していきます。
フォームにファイル添付機能を付けるメリットは?
フォームにファイル添付機能を付けることには、以下のようなメリットがあります。
- テキスト以外の情報も一緒に送信できる
- 作業の効率化や時短につながる
- ユーザーからの回答を得やすくなる
ファイル添付機能を付けることで、画像やPDFといったテキスト以外のファイルもフォームから送信できるようになります。これにより、一度の送信で伝えられる情報量が増え、やり取りの回数や手間を減らすことができます。
また、一度で必要なものをすべて送信できる仕組みになっていれば、その利便性からユーザーの送信や回答の数も増えるでしょう。送信数や回答数の増加は、やがて成果へとつながっていきます。
ファイル添付機能があるフォームを作成するには?
ファイル添付機能があるフォームを作成するには、HTMLなどのプログラムで作成する、WordPressプラグインを利用する、フォーム作成ツールを使う、Googleフォームで作るという方法があります。
ただし、プログラムでは専門知識が必要になりますし、WordPressのプラグインでは更新が止まるとセキュリティに不安があります。また、Googleフォームはひと目でGoogleフォームだとわかってしまう点がデメリットです。専門知識がなくても簡単にフォームを作りたい場合は、ファイル添付機能のあるフォーム作成ツールを使うのがおすすめです。
Googleフォームにファイルを添付してもらうには?
Googleフォームにはファイル添付機能があるため、回答者からファイルを集めるためのフォームとして利用可能です。ファイルを添付してもらうには、Googleフォーム作成後にファイルのアップロードを許可し、フォームの項目設定を行います。
ただし、Googleアカウントにログイン中の人しかファイル添付ができないため、多くの人からアンケート回答を集めたいときや、不特定多数からの意見がほしいときなどは、別の手段を検討するのがよいかもしれません。
フォーム設置の費用は?
フォーム作成ツールは無料で始められるものもありますが、有料のものに比べて機能に制限があります。また、有料のツールの費用感は月額1,000円〜30,000円ほどと開きがあり、プランやツールによって機能面も異なります。