顧客管理(Customer Relationship Management)とは、顧客と良好な関係を構築・維持するための仕組みです。管理が不十分であれば、顧客への対応を放置したり、とるべきアプローチが遅れたりして、会社の利益損失を招くリスクがあります。
「いままではExcelでなんとか管理していたけど、顧客数が増えてきて手動じゃ管理しきれなくなってきた…」
「色々な顧客管理ツールがあるけど、自社にはどれが合うの?」
「Webが苦手な人が多い会社だから、みんなちゃんとツールが使えるのか不安だ…」
本記事では、顧客管理ツール選びにお悩みのあなたに、自社に最適なツールを見つける選び方のポイントをお伝えします。あわせて、おすすめしたい顧客管理ツールを20個厳選してまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
顧客管理ツールは本当に必要?選ぶ前に知っておきたい基礎知識
顧客管理は、商談の状況を管理して営業活動を効率化したり、既存顧客のデータを分析して売れるサービスの傾向を明らかにできます。
Excelといった表計算ソフトでも情報は管理できるものの、地道に手入力するのは大変です。Web上のツールを導入することで、顧客管理を効果的・効率的に進められます。
まずは、ツールを選ぶ前に知っておきたい機能や種類について解説します。
顧客管理ツールの主な機能
顧客管理ツールの基本的な役割は、「自社と取引実績のある顧客や、すでに自社のサービスを導入している顧客など、自社と接点を持った顧客の情報を一元管理する」ことです。
顧客の名前や性別、地域など顧客の基本的な情報をはじめ、購入履歴やセミナーへの参加履歴、営業訪問履歴など、顧客に関するあらゆる情報を管理します。
これらの機能により、
- 商談のフェーズを管理することで、営業活動を効率化できる
- 既存顧客のデータを分析し、最適なタイミングで上位プランの提案や、自社の別サービスの提案ができる
- 顧客からの問い合わせ情報を管理し、カスタマーサポートを効率化できる
といったメリットがあります。
以下では、顧客管理ツールの持っている機能をより具体的にご紹介します。
1. 顧客情報の一元管理・検索・分析
ツールを利用することで、社名やメールアドレスなどの顧客プロフィールや、顧客情報を1つのデータベースにまとめられます。顧客情報を一元管理できるのがツールの主要な機能のひとつです。
管理するだけでなく、データベースから特定の条件の顧客を見つける検索機能がデフォルト機能として搭載されています。抽出した顧客データをCSVなどでエクスポートできるツールもあり便利です。
また、蓄積された顧客の情報をもとに、データの分析ができます。顧客をセグメントごとにわけ、どの顧客の売り上げが高いかを分析したり、シーズンごとに売れている商品を分析する。分析機能を駆使することで、会社の業績アップに繋がります。
2. 商談ステータスの管理・検索・分析
営業において、顧客と商談した情報は、成約につなげる上で把握すべき重要な情報です。顧客管理ツールでは、顧客ごとの商談履歴や顧客とのコミュニケーションを管理することが可能です。
商談が現状どの段階にあり、顧客とどのような会話をしたのか、次回の約束ごとは何なのかなど、商談の状況・詳細をまとめ、営業活動をスムーズにします。
3. 過去の購買歴・売上額の管理・検索・分析
顧客管理ツールを使うことで、顧客がいつ、どの商品・サービスを、いくらで購入しているのか、購買歴や売上額の管理ができます。
顧客の購買歴からセグメントで分類し、それぞれの顧客の状況に合わせたアプローチを実践するのに便利な機能です。管理のみならず、条件別に顧客を検索したり、購買歴や売上額から顧客の行動特性を分析したりすることが可能です。
4. メール配信
顧客管理ツールには自動でメールを配信する機能があります。顧客の属性や、現在の商談状況に合わせて最適なメールを配信するため、業務の効率化につながります。
ステップメールやアフターケアメールなど、さまざまなタイプのメールの配信設定も可能です。
5. 問い合わせの管理
自社サイトのフォームやメールから送信された問い合わせを、顧客管理ツールで管理し、対応できます。
問い合わせへの対応状況を管理することで対応漏れを防止したり、回答に利用するメールテンプレートの設定、問い合わせ履歴の蓄積などが可能です。
6. キャンペーン管理
ツール内に登録している顧客に対して、キャンペーンの告知が行えます。
顧客の属性や購入履歴、顧客の行動に合わせてターゲティングするため、精度の高いキャンペーンを実施することが可能です。
7.Webサイトのアクセス解析
自社で運用しているホームページや、オウンドメディアなどのWebサイトを顧客管理ツールと同期させることで、アクセス解析機能をもたせられるツールがあります。
顧客が自社サイト上でどのような動きをするのか、閲覧時の行動をデータ化・分析することで、より購買心理に基づいた施策やアプローチが可能です。
8.顧客データベースの活用
一元化された顧客ステータスや購買歴などの情報をデータベース化し、営業方針の策定や販促の検討に繋げられます。
広大な顧客データベースからリストを抽出したり、分析をしたり、特定顧客へメールを一斉送信したりと、データベースを用いたさまざまな取り組みが可能です。
9.名刺管理
氏名やメールアドレス、住所、会社名といった名刺情報を管理することができます。
社内に分散している名刺情報を一元管理できるのがメリットです。情報検索の迅速化や人脈の可視化に役立つほか、見込み客へのアプローチも促進されます。
10.共同編集・マルチデバイス編集
共同編集機能により、一つのデータを複数のユーザーが閲覧・編集できます。
パソコン・スマートフォン・タブレットなど、あらゆるデバイスでデータにアクセスできるので、出張や外出時に顧客管理ツールへアクセスし、作業を進めることが可能です。
11.顧客情報の保護
システム管理された顧客管理ツール上で情報を管理するので、顧客の個人情報を保護できます。
Excelなどを使った手動の管理では、データが外部に流出する情報漏洩が懸念されます。特に顧客数が多い企業は、システムのバックアップが万全なツールを導入するのがおすすめです。
12.外部システムとの連携
自社で使用しているチャットや分析ツールを、導入する顧客管理ツールと連携させることで、営業や販促のやり方を変えずに顧客管理ツールを使用できます。
外部システムとの連携の可否はツールによって異なります。導入前に確認しておきましょう。
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顧客管理ツールの種類
顧客管理ツールには、使用できる主要機能により大きく3つの種類が存在します。
CRMツールによる顧客管理
CRMとは日本語では「顧客関係管理」とも呼ばれ、顧客とのコミュニケーションやアプローチを設計し、良好な関係性を築くための取り組み全般を指します。
CRMツールでの顧客管理は、社名やメールアドレスをはじめとした顧客情報の管理に加えて、顧客満足度やCRM施策の収益もあわせて管理できます。顧客との継続的な関係を重視する場合は、CRMツールでの顧客管理がおすすめです。
自動化(MA)ツールによる顧客管理
MAは、マーケティング活動を自動化し、活動全体を効率的・効果的にサポートするための取り組みを指します。見込み顧客の情報を効率的に管理して、質の高いアプローチを自動で図ることに特化したツールです。
見込み顧客が求める情報を、最適なタイミングで提供できます。自社サービス・商品に対して、興味関心の高い見込み顧客のフォローを営業に引き継ぎ、費用対効果の高い施策を実施します。
営業支援(SFA)ツールによる顧客管理
SFAは、営業支援活動を指す言葉です。営業のプロセスや業務を可視化し、情報共有や分析などによって営業の効率化を図るための仕組みで、営業活動を支援することに特化しています。
SFAツールで行う顧客管理は、顧客情報に加えて、商談の進捗具合や営業担当者の情報を管理するのが特徴です。搭載されている機能は、営業活動を効率的に行うための機能が中心となっています。
ExcelやGoogleスプレッドシートによる顧客管理
無償で使える管理ツールとして、ExcelやGoogleスプレッドシートといった表計算ソフトが活用できます。低コストでGoogleアカウントさえあれば誰でも開設可能な点がメリットです。小規模の企業はスプレッドシートを活用した顧客管理で十分対応できます。URLを共有すれば誰でも閲覧や編集が可能で、更新内容がリアルタイムで反映されます。
ただし、マーケティングや営業サポートの機能は付いておらず、集めた情報の整理や分析を独力でする必要があります。自社内に専門知識を持つ人材がいない場合は、外部への依頼が必要です。また、スマートフォンでは操作・閲覧をしにくく、営業先などパソコンがない状況では確認や情報更新作業がストレスです。
自社のビジネスの規模に応じて、顧客管理ツールを選ぶことをおすすめします。
顧客管理ツール導入により得られるメリット
顧客管理ツールを導入すると、営業やマーケティング活動を前進させる効果が多く得られます。ツール導入のメリットについて解説します。
活動やマーケティングの質が向上する
オンライン上での商品購入に必要な情報発信や口コミ収集は、マーケティング推進に不可欠です。また、SNSの企業アカウントに商品に対する疑問を投げかけるなど、顧客とのコミュニケーション形態が複雑になっています。
そのため、以前のようにCMなどの広告だけで一方的に発信するだけの手法は、効果的ではありません。質の高いマーケティングを実施して、ユーザーに自社サービスに興味関心を持ってもらうには、正確なターゲット層の選定とアプローチが不可欠です。
顧客管理ツールを導入すれば、データの蓄積・分析を簡単に実施できます。質の高いデータを元に、マーケティング戦略を実行することで営業成果の向上を目指せます。
顧客との結びつきが強まり、リピーターを増やせる
サブスクリプションや無料トライアルが浸透したことで、1つのサービスを継続的に使用するユーザーは減少しています。サービスの契約数を増やすには、新規顧客を獲得するだけでなく、既存顧客との結びつきを強める取り組みが必要です。
継続的なサービス利用をしてもらうための働きかけには、顧客のニーズの把握が欠かせません。顧客管理ツールを活用して、ターゲットに合ったマーケティングをすることで、自社サービスのファンを増やせます。
マーケティングの精度を高めるデータが収集できる
成果が出るマーケティングには、明確なターゲット層の選定が必要です。提供したいサービス・商品と、想定したターゲットにズレがあると、効果的にサービスを届けられない可能性があります。
顧客管理ツールを活用すれば、属性・年齢・趣味嗜好・住所など必要に応じた、情報収集や管理が可能です。
時間や場所に捉われずに利用できる
パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンなどマルチデバイス対応のサービスが多く提供されており、外出先でも簡単にアクセスすることができます。
最新の情報をリアルタイムに把握・共有できるので、顧客管理がよりスムーズになります。
手間を抑えて導入できる
顧客管理ツールによっては、発行されたIDやパスワードでログインするだけで導入できます。
サーバーやネットワーク機器などの購入、構築が必要なオンプレミスより時間や初期費用をかけずに導入することが可能です。
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顧客管理ツールはどう選ぶ?プロが気を付けるポイント5選
多機能で営業活動・マーケティング活動のサポートにも繋がる顧客管理ツール。たくさんのツールがリリースされている中で、自社に合うツールを選ぶのは至難の業です。
顧客管理ツールを選ぶ際に気を付けるべきポイントをご紹介します。
1.使用するメンバーにとって操作しやすいか
顧客管理ツールを選ぶ際のポイントとして、使いやすさが挙げられます。いくら高機能なツールを導入しても、利用者全員が使いやすくなければ社内に浸透しません。データ入力などの操作が簡単で、できるだけシンプルかつわかりやすいデザインのものを選ぶことがポイントになります。
導入前に従業員に対してヒアリングを行ったり、無料トライアルで試してみるのがおすすめです。
2.すでに使用しているツールと連携可能か
顧客管理ツールは、多くの企業で使いやすいように開発されています。そのため、自社の業種や業態に合わせて自由にカスタマイズしにくかったり、既存のシステムと連携できなかったりする場合があります。
既に自社で運用しているシステムと連携できる機能が搭載されていると、導入後の使いやすさが格段に上がります。チャットツールやマーケティングオートツール、会計ツールなどと連携することで、業務の効率化が期待できます。
3.セキュリティ対策は万全か
社外からも簡単にアクセスできるクラウド型の顧客管理ツールは利便性が高い分、セキュリティ面で不安が残ることも事実です。顧客情報が流出してしまうようなことがあれば、顧客からの信頼を失い、会社に大きなダメージを与えてしまいます。
大事な顧客情報を守るためにも、セキュリティ対策が万全であるかを十分に確認した上で導入することが必須です。多くの顧客情報を扱うことになるため、データの暗号化はされているか、不正アクセスの防止機能はあるかなど、セキュリティ面は特に注意して確認しましょう。
4.サポート体制は万全か
サポート体制が万全であれば、顧客管理ツールに不具合が発生した場合でも、提供元のベンダーがシステムのメンテナンスや改修を行ってくれるので、自社にかかる手間や負担を抑えられます。
データ破損やログインができなくなるなど、万が一の時の問い合わせ対応やサポート体制については、導入前に確認しておくようにしましょう。
5.費用はどのくらいか
顧客管理ツールのデータ管理方法により、費用の相場が異なります。クラウド型・オンプレミス型のツールを利用する場合、一からオリジナルで製作する場合の費用感は下記の通りです。
クラウド型の顧客管理ツールの費用相場
顧客情報などのデータをクラウドサーバー上で一括管理するタイプの顧客管理ツールです。自社でデータ保管場所や通信整備などの事前準備が不要で、提供会社や機能の充実度合いにより、費用相場は大きく変化します。
クラウド型では、主に初期費用と月額費用がかかります。費用相場は以下の通りです。
初期費用:無料~5万円程度
月額料金:500~1,000円程度
※月額料金は、1アカウントで換算される場合が多く、利用ユーザー数に応じて変動します。
アカウント数などに応じて料金が決まる従量課金制のサービスで、従業員数や企業規模によっては費用がかさんでしまいます。加えて、カスタマイズができるツールの場合、自社に最適な機能を追加する際に追加費用が発生する可能性があります。
自社に適した特徴や機能が付いているものを2〜3社まで絞り込み、見積もりで費用感を確認してください。
オンプレミス型の顧客管理ツールの費用相場
オンプレミス型とは、自社内にサーバーを設置し、通信回線やシステムを構築した上で、自社運用する形態にて顧客情報を管理する顧客ツールです。
自社サーバーの設置やライセンス発行の費用がかかるため、クラウド型より高い傾向に。費用は定額制と異なり、その時々の状況に応じて変動します。主な費用項目は、以下の通りです。
サーバー設置代:5万円前後
パッケージ料金:5万~10万円
ライセンス発行費用:2万~10万円
年間保守費用:5万~30万円
※ライセンス発行費用は、1アカウントあたりの計算です。
自社が理想とするシステムに応じて、見積もりは変動します。費用と見積もりのバランスから、導入の検討をしましょう。
オリジナル顧客管理ツールの費用相場
自社専用の顧客管理システムを1から作る方法です。外部の制作会社に依頼するため、100万円程度の費用が発生します。
主な費用の項目は、以下の通りです。
仕様確定費:20~25万円程度
システム開発費:60~75万円程度
テスト運用・改善費:15~25万円程度
※制作会社でシステム開発に携わるエンジニア1人の人件費を、約5万円程度と考えた場合の相場です。
費用の発生方法はオンプレミス型と同様で、状況に応じて見積もりが変動します。搭載機能・利用人数・システム開発の依頼会社選びで費用は大きく異なります。複数の会社から見積もりを取得して、比較検討をしましょう。
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プロが厳選!顧客管理ツールおすすめ20選
数ある顧客管理ツールの中でも、機能性に優れたおすすめのツールを厳選してご紹介します。
1. 必要な情報を手間なく共有できる「formrun(フォームラン)」
formrunは、弊社が提供するフォーム作成&顧客管理ツールです。コードの知識がなくても、わずか30秒ほどで簡単にフォームを作成することができます。
フォームから回答されたデータは「カード」として蓄積され、管理画面上で顧客の状況を可視化することができます。管理画面から直接メールを送信できるので、問い合わせ対応のためにメーラーを開く必要がありません。
管理画面をチームで共有し、カードごとに担当者を設定できるので、問い合わせ状況の共有や問い合わせ対応の手間を削減することが可能です。
チームで顧客のステータスを管理したいという方におすすめのツールです。
<導入事例>
Sansan、BASE、heyなど幅広い規模の企業に導入されています。
<料金>
プラン | 月額 |
FREE | 0円 |
STARTER | 3,880円 |
STARTER | 12,980円 |
PROFESSIONAL | 25,800円 |
※14日間の無料トライアルが利用できます。
2. 顧客とのやり取りを一括管理「Zoho CRM」
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供しているクラウド型顧客管理ツールです。
既存顧客の情報を管理する機能が豊富に搭載されており、顧客の情報を集約したり、メールや電話、チャット、SNSなど様々なチャネルでの顧客とのやり取りを一元管理できます。
また、既存顧客の管理だけでなく、商談を管理する営業支援システムとしての機能があります。
無料から使え、スプレッドシートや他のCRMツールからのデータ移行も簡単にできるので、まずは試してみたいという方におすすめです。
<導入事例>
筑波大学や星野リゾートなど、約15万社での導入実績があります。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー | 月額(年間契約)/ユーザー |
無料 | 0円 | 0円 |
スタンダード | 2,160円 | 1,400円 |
プロフェッショナル | 3,600円 | 2,400円 |
エンタープライズ | 5,400円 | 4,200円 |
アルティメットプラン | – | 12,000円 |
※スタンダード・プロフェッショナル・エンタープライズプランは、15日間の無料トライアルが利用できます。
3. ランディングページの作成ができる「Hubspot(ハブスポット)」
Hubspotは、無料で使えるCRMツールです。営業担当者とマーケティング担当者の両者にとって役に立つ機能が豊富に搭載されています。
営業を支援する機能としては、
- 売り上げ目標に対する営業の進捗管理
- コンタクト情報の管理
- 商談ごとのタスク管理
といったものがあり、チーム内での商談状況の共有や、データの整理に活用することができます。
また、ランディングページの作成やチャットボットの作成、Eメールの一括送信など、マーケティング担当者の業務を効率化する機能が豊富です。
<導入事例>
ブイキューブ、Sansan、SUBARUなど、世界で78,000以上の企業に導入されています。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー | 月額(年間契約)/ユーザー |
無料 | 0円 | 0円 |
Starter | 6,000円 | 4,800円 |
Professional | 60,000円 | 48,000円 |
Enterprise | 144,000円 | 144,000円 |
4. 自由なカスタマイズが可能「FlexCRM(フレックスCRM)」
FlexCRMは、顧客管理・営業支援・マーケティング・ユーザーサポート・業務プロセス管理・ワークフローといった6つの視点から、CRMをシンプルに実現できるクラウドツールです。無料プランがあるため、規模の小さな企業でも手軽にCRMを導入できます。
自由にカスタマイズできる共有データベースを活用し、業務に必要なメニューを専門知識なしで自作可能です。重要な顧客情報を簡単に社内で一元管理することができます。
マルチデバイスに対応しており、使用する端末の種類を制限しません。時間や場所にかかわらず、あらゆるデバイスからデータベースにアクセスできます。
<導入事例>
小規模企業から大企業まで、あらゆる規模の企業で導入されています。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー |
フリー | 0円 |
スタンダード | 1,200円 |
プレミアム | 2,000円 |
エンタープライズ | オープン価格 |
5. マーケティングに必要な機能が充実「Ambassador Relations Tool(ART)」
Ambassador Relations Toolは、顧客の基本データや商談・対応履歴を、シンプルに一元管理できるクラウドツールです。あらゆる分野の顧客情報に合わせて、データ項目を管理しやすいように自由にカスタマイズすることができます。
さまざまなマーケティング施策を自動化できる「MA(マーケティングオートメーション)」や、ユーザーの行動に合わせてステップメールを自動送信できる「メールマーケティング」に対応していることも魅力です。
NPS計測や分析機能なども含めた、マーケティングに欠かせない豊富な機能を、全て無料で利用できます。コストを抑えてBtoC企業向けシステムを導入したい企業や、ユーザーのリピート率をアップしたい企業におすすめです。
<導入事例>
ECサイト・小売業・飲食業・ホテル・不動産など、さまざまな分野の企業で活用されています。
<料金>
プラン | 月額 |
フリープラン | 無料 |
クラウドプラン | 26,800円 |
クラウドBプラン | 100,000円 |
サーバ設置プラン | 別途見積り |
6.ユーザー3人まで無料で使える「フリーウェイ顧客管理」
フリーウェイ顧客管理は、利用人数3人まで、また1,000データまで無料で利用できるクラウド管理システムです。画面のデザインがシンプルに設計されており、誰でも簡単に操作できます。
管理したい情報ごとに、項目を自由にカスタマイズできる点が特徴です。従業員・ユーザー・備品・商品など、さまざまなデータを使いやすいデータベースで管理できます。簡単な台帳であれば、10分程度で作成できるでしょう。
ExcelやGoogleスプレッドシートなどを活用すれば、すぐにデータベースを作成して共有できます。無料版と有料版のみに分かれた、シンプルな料金体系も魅力です。CRMを手軽に導入したい企業に向いています。
<導入事例>
不動産・建設業・美容室・飲食店・クリニックなど、さまざまな業種の企業で活用されています。
<料金>
プラン | 月額 |
無料版 | 無料 |
有料版 | 2,980円(税抜) |
7.世界最大規模の顧客管理管理システム「Salesforce(セールスフォース)」
Salesforceは、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しているクラウド型顧客管理ツールです。
これまでに15万社以上が導入した、世界で最も使われている顧客管理ツールと言われています。
顧客管理だけでなく、案件管理や見込み顧客の開拓、分析などの機能も豊富でカスタマイズ性に優れています。
また、第三者機関によるセキュリティ評価が取り入れられており、高度なセキュリティ対策を行えるのが強みです。
<導入事例>
世界で最も多くの企業に使われているCRMツールです。
スタートアップから大企業まで、幅広い規模の企業で活用されています。
<料金>
プラン | 月額(年間契約)/ユーザー |
Salesforce Essentials | 3,000円 |
Lightning Professional | 9,000円 |
Lightning Enterprise | 18,000円 |
Lightning Unlimited | 36,000円 |
※Salesforce Essentialsは14日間、その他のプランは30日間の無料トライアルが利用できます。
8. 営業支援機能が充実「Senses(センシーズ)」
Sensesは、株式会社マツリカが提供しているクラウド型顧客管理ツールです。
営業支援をするための機能が中心で、営業案件に関する情報の一元管理やカード形式での案件管理が可能です。登録された顧客情報や案件、アクションの情報をAIが分析し、次にすべきアクションを教えてく れるので、営業の生産性を上げることができます。
また、名刺情報や案件情報、取引先情報といった幅広いデータを一括管理できる外部サービスとの連携に強い点が特徴です。
導入時の支援だけでなく、チャットやメールで要望や質問を受けるなど、運用定着までサポートしてもらえるので、顧客管理ツールの導入が初めての方でも安心でしょう。
<導入事例>
やまぜんホームズ、ハウテレビジョン、Z会など、多くの業種の企業で導入されています。
BtoB、BtoCの両方の営業タイプで活用されています。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー |
Starter | 5,000円 |
Growth | 10,000円 |
Enterprise | 要問い合わせ |
※Starter・Growthプランは、14日間の無料トライアルが利用できます。
9. シンプルで使いやすい機能性「ちきゅう」
ちきゅうは、株式会社ジーニーが提供しているクラウド型顧客管理ツールです。
必要な機能だけを搭載したシンプルな設計が特徴で、誰でも簡単に操作することができます。また、顧客管理のデータベース項目を自由に設計できるなど、カスタマイズ性が抜群です。
業界別の導入事例を紹介するなど、効果的に活用できるようサポートをしてもらえます。
リーズナブルな価格設定になっているので、初めてCRMを使う方や、中小企業の方におすすめです。
<導入事例>
主に300人以下の企業での導入が中心となっています。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー |
ライト | 1,480円 |
スタンダード | 2,980円 |
プロ | 4,980円 |
エンタープライズ | 9,800円 |
※15日間の無料トライアルが利用できます。
10. 問合せ内容を効率よく管理「Zendesk Support」
Zendesk Supportは、問い合わせデータの一元管理ができる顧客管理ツールです。メールや電話、チャットなどから届いた問い合わせを「チケット」という概念で管理することで、問い合わせ対応を効率化できます。
また、顧客データを集約してデータを分析し、顧客とどのようなやりとりをしたのかを自動で可視化する機能があります。データを元に顧客対応を改善していけるので、顧客満足度の向上につなげられます。
<導入事例>
Uber、ランサーズ、GMOペパボなど、様々な業界で導入されています。
<料金>
プラン | 月額/ユーザー | 月額(年間契約)/ユーザー |
Essential | $9 | $5 |
Team | $25 | $19 |
Professional | $59 | $49 |
Enterprise | $125 | $99 |
Elite | – | $199 |
※無料トライアルでProfessionalプランの機能をお試し可能
11. 名刺の情報を常に最新に更新「Sansan」
Sansanは、Sansan株式会社が提供している、クラウド型ビジネス名刺管理サービスです。専用アプリで名刺をスキャンするだけで、全社共通の正確な顧客情報を入手できます。
公開済みの人事異動情報や他部署で交換された名刺情報などを反映し、名刺データを常に最新の状態に保てる点が特徴です。誰とでもオンラインで名刺交換できるオンライン名刺を発行できます。
名刺情報管理を入口として、マーケティング・コンプライアンスの強化や、営業力・生産性の向上に役立てられるのが魅力です。社内に眠っている名刺を整理・統合すれば、新たなビジネスチャンスの創出につなげられるでしょう。
<導入事例>
JTB・ライオン・ヤンマー・再春館製薬所・住友商事・第一生命・北九州市役所など、7,000を超える企業や官公庁に導入実績があります。
<料金>
Lite・Standard・DXの3プランがあり、申込時に提出する「見積依頼書」に準じて、最適なプランと料金が提示されます。
12. 誰でも使える手軽な機能性 「kintone」
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供しているクラウド型管理ツールです。特別な知識やスキルがなくても、部署や立場に関係なく簡単にツールを操作できます。
システム構築をシンプルな操作で行えるのが魅力です。ドラッグ&ドロップやサンプルアプリからの選択のみでカスタマイズすることができます。サンプルアプリは、部署や業種別に100種類以上用意されており、柔軟性と拡張性に優れていることが特徴です。
業界での最高評価を獲得しているカスタマーセンターでは、無料期間中であっても細部に至るまで丁寧なサポートを受けられます。ツール導入時からきちんとサポートしてもらいたい企業におすすめです。
<導入事例>
日産・資生堂・AMA・ソフトバンクなど、15,000以上の企業に導入されています。
<料金>
プラン | 月額 |
スタンダードコース | 1,500円 |
ライトコース | 780円 |
※スタンダードコースは30日間の無料お試しが利用できます。
13.1ユーザー300円から導入できる「WaWaD-Be」
1ユーザー月額300円から運用できる、顧客管理システムです。
自由度の高い顧客情報データベースを作成できます。顧客情報・商談内容やスケジュール・クレーム情報など、自社業務に最適な項目を組み合わせて情報管理が可能です。
CRMと連携して可能な、WaWa Officeシリーズ(営業日報ツールや申請業務ツールなど)で社内業務を一括管理ができます。
<導入事例>
株式会社リロ・ホールディング、株式会社デンショク
<料金>
月額 300円(1ユーザー)
基本料金 2,500円
14.Microsoft Office と連携可能「Microsoft Dynamics 365」
「Microsoft Dynamics 365」は、Microsoft社が提供しています。世界最大規模で活用されているメールアプリ、「Outlook」や「Microsoftoffice」を提供している企業です。
Microsoft社サービスのユーザーの方は、各ツールを連携させることで、幅広い業務を円滑に遂行できます。
レポート・ダッシュボードなどのカスタマイズに優れているため、自社の業務に最適なデザインの追求が可能です。
<導入事例>
株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社日刊スポーツ印刷社
<料金>
プラン | 月額 |
Dynamics365 Plan | お問合せが必要 |
Unified Operations Plan | お問合せが必要 |
Customer Engagement Plan | 1ユーザーにつき12,510円 |
15.総合満足度1位を獲得(2022年4月実施のユーザー調査)「eセールスマネージャーRemix Cloud」
5,500社以上の導入実績を持つ国産CRM/SFA、「eセールスマネージャーRemix Cloud」。
ESP総研が2022年4月に実施したユーザー調査で、総合満足度No.1を獲得しました。使いやすさ・システム満足度・導入による効果・業務改善で高評価を得ています。
ツール導入時から、活用法などの理解を深めるためのサポートを受けられる点がメリットです。
機能理解・操作習熟、データ活用定着、営業戦略・立案の3段階に分かれた指導を受けられます。
<導入事例>
NECネクサソリューションズ、GMOメイクショップ、株式会社Misumi
<料金>
プラン | 月額 |
スケジュールシェア | 3,000円 |
ナレッジシェア | 6,000円 |
スタンダード | 11,000円 |
※1ユーザーあたりの価格
16.機能を集約したツールで情報を一括管理できる「Knowledge Suite」
「Knowledge Suite」は、CRMやSFAなどの機能を一括管理できるサービスです。
部署ごとに業務に必要なアプリを選択することで、自分に合った情報のみを共有し合えます。
情報の選別や探し出す手間を減らせるため、業務効率化が可能です。
担当者の手書きメモや名刺情報のデータをそのまま登録できるため、効率的な情報集約ができます。
<導入事例>
株式会社ほしゆう、株式会社東洋レーベル、フットマーク株式会社
<料金>
プラン | 月額/GB |
グループウェア | 10,000円(10GB) |
SFAスタンダード | 50,000円(5GB) |
SFAプロフェッショナル | 80,000円(50GB) |
17.わかりやすいユーザー画面が魅力「GENIEE SFA/CRM」
「GENIEE SFA/CRM」は、高い定着率を誇る国産クラウド型CRMです。名刺情報の取り込みをはじめとした、業務効率化機能がついています。
管理画面がわかりやすいため、専門知識がない方も手軽に利用可能です。
搭載機能は、顧客管理や、商談プロセス管理・活動報告・タスク管理・レポート機能などです。
商談情報・担当者・売上金額・受注予定時期などを細かく入力できます。
<導入事例>
株式会社プットアップ・スタイル、サクラサクマーケティング株式会社、シャープ化学工業株式会社
<料金>
プラン | 月額 |
ライト | 29,800円 |
スタンダード | 29,800円 |
プロ | 49,800円 |
エンタープライズ | 98,000円 |
18.PDCAサイクルを回して効果的な業務が可能「JUST.SFA」
登録した情報の自動集計・分析を実行する「JUST.SFA」。ソフト開発35年間の実績から、誰にでも使いやすいサービスを意識したツール作りをしています。
データの分析結果から、月毎の売上予測の算出ができる点が特徴です。目標値と現状の差を案件ごとに目視することで、効率的な業務の遂行を目指せます。
<導入事例>
岩城製薬株式会社、株式会社KADOKAWA、白鶴酒造株式会社
<料金>
お問合せが必要
19.温度感の高い顧客情報を毎日発信「ホットプロファイル」
「ホットプロファイル」は、顧客情報を元に、「購買意欲の高い見込み客」リストを営業に毎日発信します。
アプローチすべき見込み顧客を見極めができるため、効率的な営業が可能です。
顧客管理だけでなく、営業報告、案件情報の整理・タスク管理・レポート機能など、必要な機能をカスタマイズできます。
<導入事例>
日本財団、住友林業株式会社、株式会社紀伊国屋書店
<料金>
お問合せが必要(見積もり無料)
20.地図と顧客情報の連携が可能「GEOCRM.com」
「GEOCRM.com」は、顧客情報を地図に紐付けできるモバイルCRMサービスです。
地図上の情報が表示されるため、法律的に訪問すべき顧客の見極めができます。
売り上げや決算時期、従業員人数等詳細な情報を把握でき、営業を求めている顧客に適切なアプローチが可能です。
iPhoneとアンドロイドに対応するアプリがあり、営業の外回りで気軽に活用できます。
<導入事例>
国内大手化学メーカーなど
<料金>
プラン | 料金 |
スタンダード | 初期費用50,000円+月額1,800円~ |
プロフェッショナル | 初期費用100,000円+月額2,400円~ |
顧客管理ツール導入時に失敗しないポイント
自社に合う顧客管理ツールを選定した後は、いよいよ導入です。チーム内でスムーズにツールを使えるよう、導入時に気を付けるべきポイントを以下にまとめました。
導入目的を明確にする
どのような機能が搭載されているかは、顧客管理ツールによって違います。
顧客管理ツールは、
- 営業活動を効率化するもの(SFA)
- 顧客データの分析、マーケティングに特化したもの(MA)
- カスタマーサポートを効率化するもの(CRM)
という3つの種類に分けられます。ほとんどの顧客管理ツールには、どの種類の機能も搭載されてはいますが、中心となる機能がそれぞれ異なるため、どの目的を重視するかを明確にしておくことが重要です。
それぞれのタイプごとに、主に必要な機能は以下のようになっています。
目的 | 顧客管理ツールのタイプ | 必要な機能 |
営業活動の効率化 | 営業支援タイプ(SFA) | ・商談管理 ・営業活動管理 ・日報管理 |
顧客データの分析 | マーケティングタイプ (MA) | ・キャンペーン管理 ・メール配信 |
カスタマーサポートの効率化 | カスタマーサポートタイプ (CRM) | ・FAQ作成 ・対応履歴の管理 ・メール受付 |
どのような機能が必要なのかを把握するためにも、何のためにクラウド型の顧客管理ツールを導入するのか、目的を明確にした上で選ぶようにしましょう。
テスト導入時のチェック項目を決めておく
顧客管理ツールを本格導入する前にテスト期間を設けることで、自社で使う際の注意点や運用面での課題に気付けます。
行き当たりばったりで課題を見つけるのではなく、テスト期間中に、確認しておきたい項目を洗い出しておくのがおすすめです。
主に以下の項目をおさえておきましょう。
- メンバー全員が使用できるツールか?メンバーごとにユーザー権限を付与できるか?
- 自社で使っていた既存システムとの連携は?いままで通り使えているか?
- 顧客情報の管理項目は十分か?カスタマイズ可能か?
- マルチデバイス対応か?スマホで見た場合の見た目は?
- メールの送付が可能か?セグメントを正しく設定できるか?
導入後はツールの利用状況を定期的にアンケートする
顧客管理ツールは導入して終わりではなく、利用しているメンバーに都度ヒアリングし、課題がないか確認しましょう。
ツールによっては利用しているプランをグレードアップ/ダウンすることで、組織の状態に合った運用ができるようになります。チーム内での運用ルールを見直すのもおすすめです。
導入する前に、あらかじめ利用状況をどの頻度で確認するか決めて、運用をスタートしましょう。
まとめ:顧客管理ツールを導入して業務を効率化しよう!
特にスタートアップや中小企業の場合、「顧客や見込み客が増えてから…」「もう少し会社が成長してから…」と顧客管理ツールの導入を見送ってしまいがちです。
顧客管理ツールによっては、多機能な上に初期費用を抑えて手軽に導入できるツールが多くあります。現状、顧客管理の非効率さを感じていれば、すぐにでも導入を検討しましょう。
「機能」「使いやすさ」「セキュリティ」といった、重要な選定ポイントを見極めて、自社に合った顧客管理ツールを導入することが重要です。
今回ご紹介した顧客管理ツールのように、無料プランや無料トライアルのあるサービスもたくさん提供されているので、導入・運用で失敗しないためにも顧客管理に携わるメンバーで一度試してみるのがおすすめです。顧客管理ツールを導入して、さらなる業務の効率化を図りましょう。
弊社が提供するformrunは、フォーム作成から顧客管理までを一貫して行えるツールです。カンバン方式で顧客情報を管理します。使いやすさ・セキュリティにも優れているのが特徴です。
顧客管理(CRM)システムに関するよくある質問
顧客管理(CRM)システムとは?
顧客管理システムは、「自社と取引実績のある顧客や、すでに自社のサービスを導入している顧客など、自社と接点を持った顧客の情報を一元管理する」役割を果たします。
これにより、商談の状況を管理して営業活動を効率化したり、既存顧客のデータを分析して売れるサービスの傾向を明らかにすることができるようになります。
顧客管理(CRM)システムの機能は?
一般的に、以下のような機能が搭載されています。ツールによって強みとする機能が異なったり、一部の機能しかないものもある点に注意が必要です。
- 顧客情報・商談状況の管理
- 顧客情報の分析
- メールマガジンの配信
- 問い合わせの管理
- SNSやデータ管理ツールなど、外部システムとの連携
顧客管理システムにはどんな種類がある?
顧客管理システムは、「営業活動を効率化するもの」「顧客データの分析やマーケティングに特化したもの」「カスタマーサポートを効率化するもの」の3種類に分けられます。どのような業務を改善したいのか、目的に合わせてタイプを選ぶと良いでしょう。
顧客管理システムを選ぶポイントは?
まずは導入目的を明確にし、営業やマーケティング、カスタマーサポートのどの業務を効率化したいのか決定します。
また、「利用メンバー全員にとって使いやすい画面か」「セキュリティ対策はどうか」「すでに導入しているツールと連携可能か」といったポイントも確認すると良いでしょう。多くの顧客情報を扱うことになるため、データの暗号化はされているか、不正アクセスの防止機能はあるかなど、セキュリティ面は特に注意して確認しましょう。
顧客管理システムにかかる費用は?
クラウド顧客管理ツールには無料版と有料版があります。有料版の場合、月額3,000円〜100,000円以上と幅広い価格帯が設定されているため、自社に適したプランのあるツールを選ぶことが重要です。