スケジュール調整ツールは、打ち合わせや会議などの業務に直結するものから、大人数でのイベントやチーム内の限られた人数での催しなど、さまざまな場面で活用されます。
「ITツールに詳しくなくても使いこなせるツールはあるのかな?」
「複数人の日程調整をするにはどのツールがいいのだろう…」
自社に最適なスケジュール調整ツールはどれなのか、お悩みではありませんか。この記事では、楽で効率的なスケジュール調整ツールをタイプ別に7つ紹介します。
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目次 [非表示]
日程調整ツールの種類
スケジュール調整ツールは多数ありますが、多くは以下の3つの種類に分けられます。
- 予約受付型
- 候補提案型
- 候補投票型
それぞれの特徴を1つずつ解説します。
予約受付型
主催者側が空いている日時を提示し、参加者側がその中から都合のよい日を選択するツールの形式が「予約受付型」です。
たとえば、ヘアサロンや飲食店の来店予約のような1対1での調整に適しています。全員の予定を合わせることは難しいため、複数人のスケジュール調整には向いていません。
主催者側の空いている日時を開示するため、主催者側が日時をピックアップする手間はかかりませんが、主催者の予定が相手に把握されてしまいます。必要以上に予定を抑えられてしまうリスクがある点には注意しましょう。
候補提案型
主催者側が候補の日時をピックアップして提示し、参加者側が都合のよい日を選択するツールの形式が「候補提案型」です。
主催者側が日時を提示するのは予約受付型と同じですが、候補提案型では、主催者側はすべての日時を開示する必要がありません。自分の都合に合わせて日時を提示できるため、事前の準備が必要な会議や移動時間を考慮したスケジュール調整など、主催者側の都合を考慮してスケジュールの調整が可能です。
提示した日時の中から、参加者が1番多い日時で決定する日程調整の仕方ができるため、複数人のスケジュール調整に対応できます。
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候補投票型
主催者側が候補の日時をピックアップして提示し、参加者側が都合のよい日を複数投票するツールの形式が「候補投票型」です。
参加者が多い時ほど便利で、全員の都合が合う日程を調整しやすい特徴があります。
日程調整ツールを利用する3つのメリット
日程調整ツールを利用するメリットは、次の3つです。
- 一括で多くの人との調整ができる
- 日程調整にかかる時間・労力を削減できる
- 日程調整ミスの防止につながる
それぞれ詳しく解説します。
一括で多くの人との調整ができる
調整の人数が多くなればなるほど、調整にかかる時間・労力も比例して増加します。それは他の業務を圧迫する原因になりかねません。
スケジュール調整ツールはURLを共有して、都合のいい日を選んでもらうだけです。参加者が多くても個別に空き時間を確認する手間がかかりません。
回答結果を自動で集計するツールを利用すれば、さらに多くの人とのスケジュール調整がしやすくなります。
日程調整にかかる時間・労力を削減できる
ツールを利用しない場合、候補日程の抽出から提案、回答の収集、調整、日程の確定、報告、リマインドを個別に行わなければなりません。
ツールを利用すれば、スケジュール調整に必要な面倒な作業を自動化できるため、工数の削減につながります。
日程調整ミスの防止につながる
スケジュール調整を手作業で行っていると、ヒューマンエラーが起きやすくなってしまいます。予定を見落としてしまったり、ダブルブッキングをしてしまったりなどのミスにつながりかねません。
ツールを利用することで自分でカレンダーに予定を転記する必要がなくなるため、リスクの軽減につながります。
また、リマインドメールの機能がついたツールであれば、予定の見落としも防げます。
日程調整ツールを利用する2つのデメリット
日程調整ツールを利用するデメリットは、次の2つです。
- ツールによってはコストがかかる
- 自身の予定開示が必要な場合がある
それぞれ詳しく解説します。
ツールによってはコストがかかる
スケジュール調整ツールには無料のものが多くあります。しかし、ビジネスの場で、かつ他社・他組織を含めて利用する用途であれば、機能やセキュリティが充実した有料ツールの検討が必要です。
導入したにも関わらず、社内にツールが定着しなければ、費用が無駄になってしまうため、無料プランやお試し期間を利用して事前に使用感を試しておきましょう。
自身の予定開示が必要な場合がある
ツールを利用する際には、どうしても自分のスケジュールを提示する必要があるため、本来調整をしたい予定とは別にスケジュールを組まれる場合があります。
自分のスケジュールを他の人に把握されるのが嫌な方にとっては、ツールの利用自体に消極的になってしまいかねません。
ツールを利用する際には、積極的に利用する場づくりや、マナーの周知が必要です。
日程調整ツールを選ぶ際の3つのポイント
日程調整ツールを導入する際には、ツールによって機能や対応範囲、料金体系に大きな差があるため、目的と利用シーンを明確にした上で比較検討することが重要です。ここでは、最適なツール選定に役立つ以下の3つのポイントを紹介します。
- 自社に必要な機能が揃っているかを見極める
- セキュリティ対策の有無をチェックする
- 予算や料金体系が合っているか確認する
それぞれ必ずチェックしましょう。
自社に必要な機能が揃っているかを見極める
日程調整ツールには、カレンダー連携や候補日提案、自動リマインドなど、基本的な機能に加え、Web会議URLの自動発行や会議室予約機能、CRM連携など、業務の自動化を進める機能も豊富に存在します。
用途に合致しないツールを導入してしまうと、逆に業務効率が低下する可能性があります。1対1、複数人、三者間などの調整形式に対応しているか、自社の利用頻度や対象者の範囲に合った柔軟性があるかを確認しましょう。
セキュリティ対策の有無をチェックする
ビジネス用途で日程調整ツールを導入する場合、セキュリティ対策は見逃せないポイントです。ISO27001やISO27017などの認証の取得状況は、サービス提供元の信頼性を判断する重要な指標となります。
また、個人情報の登録不要や通信の暗号化、アクセス制限など、具体的なセキュリティ機能の有無を確認しましょう。会議情報や参加者の予定が外部に漏れるリスクを回避するため、導入前に運営体制の透明性をチェックすることが大切です。
予算や料金体系が合っているか確認する
日程調整ツールには、無料プランから機能充実の有料プランまで多様な料金体系が用意されています。多くのサービスでは、利用回数やユーザー数、機能の有無によって段階的な価格設定がされており、自社の利用頻度やスケールに応じた最適なプラン選びが必要です。
無料プランでは制限がある場合も多いため、ビジネス用途での将来的な拡張や運用コストまで見据えた中長期的な視点で検討しましょう。
おすすめの日程調整ツール15選【無料あり】
ここでは、おすすめの日程調整ツールを15個紹介します。特徴を把握して、自社に最適なツールを導入しましょう。
- bookrun
- TimeRex
- eeasy
- 調整さん
- 伝助
- LINEスケジュール
- トントン
- HubSpot
- Jicoo
- 調整アポ
- waaq Link
- ScheCon
- VIVIT LINK
- Spir
- アイテマス
それぞれの特徴や魅力を詳しく解説します。
ビジネスに適した日程調整ツールをより詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> 【無料あり】ビジネス向けの日程調整ツールおすすめ17選 | formLab
bookrun|誰でも手軽に開始可能

「bookrun」は候補提案型のスケジュール調整ツールです。企業との商談、定例の打ち合わせ、社内でのMTG、求職者採用まで、幅広いシーンで利用が可能です。
主要なWeb会議ツールとの連携ができ、Web会議に必要なURLを自動で発行します。リマインドメールも自動で送信されるため、スケジュールの見落としがありません。
はじめてでもすぐに使用できるため、常に人力で調整を行っている場合や、社外の人たちとのスケジュール調整が頻回発生する場合には、bookrunがおすすめです。
「formrun」と連携して、フォーム訪問時に日程調整をあわせて行えます。営業の商談・面接数増加につながります。
TimeRex|多様な日程調整に対応

「TimeRex」は候補提案型のスケジュール調整ツールです。GoogleカレンダーやOutlook予定表とリアルタイムで連携することで、日程の候補の選択や予定の登録を自動化可能です。
同席者の予定調整やグループの誰か1人が参加する場合など、さまざまなケースに対応できます。調整の形式が多岐にわたる場合におすすめです。
またGoogle Analyticsとの連携による計測や、日本の祝日・海外のタイムゾーンにも対応しており、柔軟な利用が可能です。
TimeRexについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> Time Rexの使い方|複数人の日程調整やカレンダー連携方法とは?
eeasy|細かいところまで調整可能

「eeasy」は予約受付型の日程調整ツールです。担当者の自動割り当て、移動・予備時間の自動確保、会議室の自動確保、説明会・集団面接の受付など、多くのニーズに対応できる調整機能があります。
会議の方法や担当の割り振り、連絡事項の伝達など、細かいところまでツールで対応したい場合におすすめです。
シンプルで簡単に使用でき、短時間で完結できる操作性も魅力です。
eeasyについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> 【初心者向け】eeasyの使い方と料金プラン!複数人との日程調整に連携ツールが活躍
調整さん|累計2500万人以上が利用

「調整さん」は候補投票型のスケジュール調整ツールです。ログインなしで簡単にパソコン・スマートフォン・タブレットどれでも活用でき、累計2500万人以上が利用しています。
利用方法は、イベント日程・説明と候補日程を入力すればスケジュール表が自動作成されます。スケジュール表はURLで共有ができ、出欠の入力も〇・△・✕の選択式で簡単です。
イラストなどのやわらかい見た目で、懇親会などカジュアルなイベントでの活用に相性がよいツールです。
調整さんについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> 調整さんの作り方とは?注意点やLINEスケジュールとの違い
伝助|1番の候補日はハイライトで表示

「伝助」は候補投票型のスケジュール調整ツールです。調整するイベントページの作成は、カレンダーの日付をクリックすると連動して入力されます。
1番出席者の多い日程はハイライトで表示され、候補日が一目でわかりやすい仕様です。
シンプルな見た目で、更新通知の設定をすれば出欠の登録通知が来るなど、利用のしやすさも人気のポイントです。
カジュアルなイベントにはもちろん、大人数での会議などフォーマルな場での利用にも適しています。
LINEスケジュール|LINEで簡単に調整

「LINEスケジュール」はLINEを使った候補投票型の調整ツールです。LINEで連絡を取っている人たちであれば、トークルームでスケジュール調整が可能です。
すでに作成しているグループでスケジュールを調整するのであれば、わざわざ参加者を集める必要がありません。
トーク画面で「+メニュー」から「日程調整」を選択すると作成画面へ移動します。イベント名・イベント内容を記載し候補日を選択し、トーク画面にスケジュール表を通知するだけでスケジュール調整が可能です。
トークルーム内のメンバーであれば、誰でも編集ができます。スケジュールに回答した人だけに、共有事項を連絡する使用もできます。
トントン|タイムラインを簡単操作

「トントン」はタイムラインを操作する候補投票型の調整ツールです。スケジュールの基本情報を入力、カレンダーから候補日を選択し、各候補日の時間帯を選択、登録ボタンを押すだけでURLを発行できます。
参加者は自分に合った利用マークの選択や、タイムラインのクリック・ドラッグで予定が簡単に入力できます。
アプリの利用やログインなどの作業が不要な点もおすすめです。
トントンについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> TONTON(トントン)でスケジュール調整する方法とは?特徴やその他ツールと比較
HubSpot|CRM連携で営業活動を自動化
HubSpotは、CRMとの連携を通じて、商談や顧客管理、スケジュール調整までを一元化できる営業支援ツールです。
GoogleカレンダーやOutlookとの自動同期機能により、調整された予定はリアルタイムで反映されます。Webサイトに日程調整カレンダーを埋め込むことで、見込み客とのミーティング設定もスムーズです。
Eメールテンプレートや開封通知などの機能も無料プランで利用できるため、導入コストを抑えながら営業活動の効率化を図ることが可能です。
Jicoo|チーム利用とカスタマイズ性が魅力
Jicooは、チームでのスケジュール管理を効率化する多機能な日程調整ツールです。
GoogleカレンダーやOffice365と連携し、空き状況をリアルタイムで反映します。ホストの自動割り当てやメッセージ機能により、複数メンバー間の調整も円滑に行えます。
調整ページは自社のブランドに合わせて自由にカスタマイズでき、Stripeなど外部決済サービスとの連携にも対応しています。無料プランでも一部のチーム機能が使えるため、初期導入にも適しています。
Jicooについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> jicoo(ジクー)はどんな日程調整ツール?使い方や料金を解説
調整アポ|営業・人事に強い法人向け
調整アポは、営業や人事部門での活用を前提とした法人向け日程調整ツールです。
カレンダー連携で空き時間を自動的に抽出し、予約フォームを作成できます。Salesforceとの連携により、日程確定時にリード情報を自動登録・更新可能です。
フォローアップとしてリマインドメールやチャット通知が設定でき、予約フォームのカスタマイズ機能も充実しています。RECEPTIONISTとの併用により、来客受付業務まで効率化することが可能です。
waaq Link|業務効率化に特化した万能ツール
waaq Linkは、業務効率化に貢献する多機能型の日程調整ツールです。
予約受付、候補提案、投票の3方式に対応しており、シーンに応じた柔軟な調整が可能です。確定時の自動メール送信やカスタマイズ可能な調整フォーム、リマインド機能、ダブルブッキング回避、進捗管理機能などが備わっており、調整の抜け漏れを防止します。
Webページへの埋め込みにも対応しており、顧客対応にも活用できる点が特長です。
ScheCon|名刺交換まで自動で完了
ScheConは、商談・会議の調整から名刺交換までを自動化できるビジネス向けツールです。
日程が確定すると、オンライン名刺交換が自動で行われ、情報はアドレス帳に登録されCSV出力も可能です。GoogleカレンダーやOutlookとの自動同期により予定管理も簡単に行えます。
また、脆弱性検査やデータ暗号化などセキュリティ面にも配慮されています。月8回まで無料で使えるフリープランも用意されており、試験的な導入にもおすすめです。
VIVIT LINK|商談に強いチーム向けツール
VIVIT LINKは、商談の自動受付から日程調整、フォローまでを一貫して支援するチーム向けのツールです。
担当者の自動割り当てや優先度設定、三者間での調整機能を備え、複雑な案件でも柔軟に対応できます。Webサイトに商談予約カレンダーを埋め込み、Web会議URLの自動発行や通知メールのブランディングにも対応可能です。
フォームリレー機能により、資料請求から商談誘導までを自動で行い、営業機会を最大化します。
Spir|グローバル対応とUIが魅力
Spirは、グローバルなビジネスシーンにも対応した洗練されたUIの日程調整ツールです。
登録不要で数タップの操作で日程確定ができ、GoogleカレンダーやOutlookとの連携もスムーズに行えます。タイムゾーンは最大3つまで表示可能で、英語表記にも対応しているため、海外とのやり取りでも安心です。
Web会議URLの自動発行や優先度を考慮したスケジューリングも可能で、チーム内外の調整業務を効率化できます。
Spirについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> Spir(スピア)の使い方とは?料金プランと便利な機能
アイテマス|スマートフォンでも快適に使用可能
アイテマスは、スマートフォンでの利用に最適化された日程調整ツールです。
候補日選択、URL生成・共有、相手による選択の3ステップで簡単に日程が確定できます。Googleカレンダー、Zoom、Google Meetと連携し、iOSおよびAndroidアプリではプッシュ通知にも対応しています。
テンプレート保存機能により、繰り返しの調整も効率的に行えます。外出先でもスムーズに利用できる点が大きなメリットです。
アイテマスについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> 日程調整ツール「アイテマス」とは?5つの特徴と使い方
おすすめの日程調整ツールから自社に最適なツールを選定しよう!
スケジュール調整をすることは目的ではなく、その先にある業務やコミュニケーションのための手段のひとつです。
スケジュール調整は、不備があって相手に迷惑がかからないようにすることはもちろん、調整する方も回答する方も負担なくスムーズにできることが重要です。
そのためにもスケジュール調整ツールを導入し、日程調整を楽に行いましょう。
ツールには日々の業務や商談などに適した機能が充実したものから、カジュアルで簡単なものまで種類もいろいろあります。今回の記事を参考に、自社に最適なツールを選んでください。
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