スマホ対応のフォームを作成するのに時間がかかりそうだと、自社のフォーム作成に悩んでいませんか。
入力フォームは、さまざまな企業が幅広い用途で利用しています。
そこで本記事では、スマホ対応の入力フォームでストレスがないデザインとは何か、スマホ対応の入力フォームを作成する際の8つのコツを解説します。
「スマホでスムーズに入力できるフォームを作りたい」
「スマホ対応のフォームが作成できるツールを探している」
と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
スマホの入力フォームはレスポンシブデザインが必須
レスポンシブデザインとは、画面サイズに応じて適切なレイアウトや表示形式に自動調整される仕組みを持つデザインのことです。
PCやスマートフォン、タブレットなど、使用するデバイスの画面幅に柔軟に対応し、見やすくかつ操作しやすくしてくれます。
特にスマホの入力フォームでは、ユーザーがストレスなくスムーズに入力できる設計が求められます。
また、Googleがモバイルフレンドリーなサイトを推奨しているため、SEOの観点からもレスポンシブデザインは効果的です。
スマホの入力フォームにレスポンシブデザインを採用することで、ユーザーのストレスを軽減し、コンバージョン向上に寄与します。
スマホの入力フォームを作成する8つのコツ
ここからは、スマホの入力フォームを作成するコツを8つ解説します。スマホでスムーズに入力できるフォームを作成したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
①入力欄やボタンはタップしやすいサイズに設定する
スマホでスムーズに操作できる入力フォームを作成するには、入力欄やボタンのサイズをタップしやすい大きさに設計する必要があります。
ボタンや入力フィールドのサイズは、48ピクセル程度の高さと幅がおすすめです。このサイズは大人の指先で正確にタップできる大きさのため、誤操作を防ぎストレスのない操作が可能となります。
また、デフォルトでは小さいことが多いラジオボタンやチェックボックスは、CSSを活用してタップエリアを拡大し、スマホでもタップしやすいよう工夫しましょう。
②文字サイズは16pt以上が理想
スマホの入力フォームでは、文字サイズを16pt以上に設定するのが理想です。
16pt以上の文字サイズは視認性と操作性を両立できるサイズとして推奨されています。一方、16pt未満の文字サイズはスマホブラウザで自動フォーカスが発生し、意図しない画面ズームが起こる原因になります。意図しない画面ズームが生じるとフォームの操作が煩雑になるため、注意が必要です。
さらに、ターゲットユーザーによって、16pt以上の文字サイズの採用が必要な場合があります。
大きめの文字サイズにすることで、高齢者などの視力に不安があるユーザーの可読性や操作性を上げられます。
入力フォームの文字サイズはデザインの要素だけではなく、ユーザーの利便性やストレスの軽減、そしてコンバージョン率に直結する大切な要素です。
ターゲットに合わせた適切な文字サイズを選び、使いやすさを重視した設計を意識しましょう。
③入力内容に合ったキーパッドを自動で表示させる
スマホの入力フォームでは、入力内容に応じて適切なキーパッドを自動で表示させる設定を行うのがポイントです。
たとえば、電話番号入力欄では数字専用のキーパッドを、メールアドレス入力欄では「@」やドメインを入力しやすいキーパッドを、自動表示させるように設定するのがおすすめです。適切なキーパッドを表示させることで、ユーザーが手動でキーボードを切り替える手間を省き、スムーズな入力操作が可能となります。
スマホはPCと比べて、キーボードの切り替えが煩雑でストレスの原因になりがちです。そのため、入力内容に合ったキーパッドを自動で表示させると、操作性の向上に寄与します。
また、適切なキーパッドの表示は、フォーム入力時の煩わしさを軽減するだけでなく入力ミスを減らし、最終的にはコンバージョン率の向上にもつながります。キーパッドの自動表示を活用することで、ユーザーにとって使いやすいフォームを設計できるだけでなく、サイト全体の信頼性を高められます。
④ラベル(項目名)と入力欄は上下に配置する
PC向けのデザインでは横並びのレイアウトが一般的ですが、この配置はスマホの縦長画面には適していません。
横並びの場合、画面の幅によってラベルや入力欄が改行される可能性があり、レイアウトが崩れることで視認性が低下し、ユーザーが混乱する原因となるためです。
そのため、スマホ向けの入力フォームでは、ラベルと入力欄を上下に配置しましょう。
上下配置にすることで、質問内容と入力フィールドの関係が直感的にわかりやすくなり、視認性が上がります。
また、スマホ画面は縦方向へのスクロールが基本となるため、上下配置は自然な流れで情報の整理が可能です。ラベルと入力欄を上下に配置することで、入力ミスを防ぐだけでなく、操作性の向上にも寄与します。
⑤質問は必要最低限に絞る
スマホ向けの入力フォームを設計する際には、質問を必要最低限に絞りましょう。
スマホでの操作は指先で行うため、PCに比べて入力の手間が増えてユーザーにとって負担が大きくなります。そのため、設問数を最小限にすることで、離脱率の低下が期待できます。質問を重要度順に整理し、どうしても必要なものだけを残すようにしましょう。
また、内容ごとにグループ化することで、ユーザーにとって直感的に理解しやすい構造を作るのも操作性の向上に効果的です。
さらに、どうしても質問数が多くなる場合は入力フォームを複数ページに分割することで、ユーザーの心理的負担を軽減できます。
質問数が増えるごとにコンバージョン率が下がる傾向があるため、目標達成に必要な設問だけに絞ってスマホの入力フォームを作成しましょう。
なお、質問項目を準備する手間を減らしたい場合は、フォーマットを使用するのがおすすめです。
気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
>>フォーム作成に使えるフォーマット13選|Googleフォームのテンプレート登録方法も紹介
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⑥入力例はplaceholderを利用する
placeholderとは、htmlの要素の一つで、ユーザーが何を入力すればよいか迷わないよう、入力例を表示するテキストのことです。
placeholderを活用すると、入力例を別途画面外に配置する必要がなく、フォーム全体の縦長化を防げます。
一方、フィールドの外側に入力例を表示すると、画面が狭いスマホでは視認性が低下する場合があるため注意が必要です。
また、スマホのフォームでは、ピンチ操作やズームフォーカスによる誤操作を避けるため、フォーム全体を見やすくシンプルに設計することを心がけましょう。
⑦選択項目が多い場合はプルダウンを活用する
スマホの入力フォームでは、選択肢が多い場合にプルダウンメニューを活用すると、操作性とデザイン性の向上につながります。自由入力欄があると誤入力のリスクが高まり、ユーザーにとってストレスです。
そこでプルダウンメニューを使い、そのリスクを回避します。特に生年月日や性別、問い合わせ内容など、選択肢が明確に定められている項目では、プルダウンがあるとユーザーは選択するだけで済むため入力ミス防止が可能です。
また、プルダウンを採用することで、画面の縦長化を防ぎ、スマホの小さな画面でも視認性を損なうことなく情報を効率よく配置できます。
一方、選択肢の数が多い場合は、適切なグループ化や階層化を行い、ユーザーが直感的に操作できるよう配慮しましょう。
なお、プルダウンの活用法を知りたい場合は、以下の記事も読んでみてください。
>>Googleフォームでのプルダウンの使い方を分かりやすく解説!スプレッドシートへ集計する方法も紹介
⑧郵便番号や電話番号はハイフンを入力させない
スマホの入力フォームを作成する際、郵便番号や電話番号の入力時にハイフンを求める設計は避けるようにしましょう。
ハイフンの入力はユーザーにとって手間が増えるだけでなく、誤入力の原因にもなりかねません。そのため、郵便番号や電話番号の入力欄では、ユーザーが数字だけを入力すれば済むように設計しておきましょう。
たとえば、電話番号入力欄では、数字以外の文字が入力された場合にリアルタイムでエラーメッセージを表示する仕組みを取り入れると、ユーザーがその場で修正しやすくなります。
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回答データは自動で集計され、CSV形式での保存やGoogleスプレッドシートへのエクスポートも簡単に行えます。
さらに、ISO 27001認証やプライバシーマーク取得、SSL暗号化による通信保護など、安心のセキュリティ対策も備わっています。
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ストレスのないスマホの入力フォームを作成して入力率をあげよう
ストレスなく入力できるフォームを作成するには、入力欄やボタンをタップしやすいサイズに設定したり、入力内容に合ったキーパッドを自動で表示させたりする必要があります。
ユーザーがスムーズに入力でき、フォームの入力率をあげられるよう意識しましょう。
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