これからフォーム作成ツールを導入したいと考えている方の中には、「デザインを見て導入するツールを決めたい」「けどデザインを見るためには会員登録が必要でめんどくさい」といった課題を抱えている方も多いかと思います。
そこで、本記事では実際にフォーム作成ツールで作ったデザインを画像付きで比較します。一目で作成できるデザインが分かるようご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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formrunはデザイン性の高いフォームを簡単に作成することができます。
画像やフォント、ロゴ追加も可能なので、ぜひ無料でフォームを作成してみてください。
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フォーム作成ツールで作れるデザインに注目すべき理由
フォーム作成ツールを導入する際、作成できるデザインの確認は重要です。ここで解説する「デザイン」とは、主に以下の2つを表します。
・色の使い方や装飾などの、見た目を左右するデザイン
・質問項目やボタンの配置などの、ユーザビリティを左右するデザイン
上記について、共通して注目すべき点は「ユーザーに対してストレスを与えずに運用できるか」となります。なぜなら、ユーザーは入力フォームのページを訪れたら必ず入力・送信をするわけではなく、入力作業中に少しでもストレスを感じたら離脱してしまうケースが多いためです。
そのため、提供するサービスや商品の成果を向上させるためには、極力ユーザーがストレスを感じずにお問い合わせや応募ができる体制づくりが必要となります。フォーム作成ツールのデザインはこの体制づくりに大きな役割を果たすため、慎重に選ぶべきであるといえるでしょう。
5つのフォーム作成ツールのデザインを徹底比較
ここでは5つのフォーム作成ツールで作ったフォームデザインを比較します。ただし、作成フォームはほぼ初期設定のテンプレートを使用しているため、実際には様々なカスタマイズが可能となります。以上をご留意いただいたうえで参考にしてください。
formrun(フォームラン)
「formrun」は弊社が提供するフォーム作成ツールです。120種類以上の豊富なテンプレートからフォームを選択することが可能で、あなたの利用シーンに合わせたデザインを作成することができます。
さらに住所の自動入力などのユーザー補助機能も充実しており、ユーザーがフォームを入力する際に発生するストレスをできるかぎり軽減することができます。
また、視認性の高いカンバン式で顧客管理まで行うことができるため、「様々なフォームを設置したい」「顧客管理まで1つのツールで完結させたい」という方にぴったりのフォーム作成ツールといえるでしょう。
formrunのフォームデザイン

formrunは設問項目をドラッグ&ドロップで簡単に設置することができます。フォントの種類やサイズ、カラーなどを自由に変更できるため、あなたのイメージするフォームデザインへカスタマイズできます。また、必須項目の表示もボタンひとつで可能です。
フォームズ(formzu)
フォームズはフォームズ株式会社が提供するフォーム作成ツールです。
フォームズの特徴はメールフォーム周りの機能が充実していることです。デバイスごとの公開設定やIPアドレスによるアクセス制限など、フォームの公開状況について詳細な設定をすることができます。さらにPaypallによるクレジットカード決済も可能となっており、ユーザーの支払いに対するストレスを軽減させられる仕様です。
また、有料プランではフォーム最適化(EFO)機能の利用ができます。これによって顧客がメールフォームの回答にかかった時間や送信エラーの発生回数を計測できるため、ユーザーにストレスを与えない最適なデザインへと改善することが可能となります。
フォームズのフォームデザイン

フォームズではフォントや背景カラー、画像の挿入など幅広くカスタマイズすることができます。カスタマイズ項目が多く難しさを感じるかもしれませんが、慣れれば細かいデザインまで変更することが可能です。
ただし、以下のように画面の半分が隠れるカスタマイズ画面となるため、少々利用しづらく感じる方もいるかもしれません。

フォームズの詳細は、以下の記事で解説しています。
formzu(フォームズ)の機能や使い方、特徴、口コミ・評判を解説
Googleフォーム
GoogleフォームはGoogleが提供するフォーム作成ツールです。
すべての機能を無料で利用することが可能で、コストを書けずにフォーム作成や顧客分析・管理を行うことができます。さらにGoogleスプレッドシートやGmailとの連携など、Googleが提供するサービスならではの機能が搭載されている点も特徴です。
しかし、テンプレート数はあまり多くない上にカスタマイズできる幅も狭いため、フォームデザインを重視するのであれば少し物足りなく感じる方が多いかもしれません。完全無料で利用できるため、まずは試験的な導入がおすすめといえるでしょう。
Googleフォームのデザイン

Googleフォームでは背景色の変更はできるものの、その他に目立ったカスタマイズ項目はありません。ただし、デフォルトのデザインが洗練されているため、シンプルなフォームを設置したいと考えている方にはおすすめといえるでしょう。
Googleフォームの詳細は、以下の記事で解説しています。
【2025年完全版】Googleフォームの使い方を徹底解説|作り方から作成例まで詳しく紹介
フォームメーラー(formmailer)
フォームメーラー(formmailer)は株式会社フューチャースピリッツが提供するフォーム作成ツールです。
フォーム作成のやり方が特徴的となっており、設置したい質問項目をドラッグ&ドロップするだけでフォームを作成、簡単にカスタマイズすることができます。また、あなたがよく利用するフォーム形式をテンプレートとして保存できるため、デザインを保ったまま内容を変更することも可能です。
さらに有料プランではLP(ランディングページ)の制作が可能となります。通常、LP作成はデザイナーやコーダーなど専門的な知識を持った人材でなければ難しいものですが、フォームメーラーならそれなりに高いクオリティのLPを簡単に制作することができます。
フォームメーラーのフォームデザイン
こちらもGoogleフォームと同様、背景に画像の挿入などはできずカラーのみの変更となります。ただし、設問項目の余白など他ツールにはないカスタマイズが可能であるため、細かいデザインを変更したうえで洗練されたフォームを作成したい方におすすめです。
フォームメーラーの詳細は、以下の記事で解説しています。
formmailer(フォームメーラー)の機能と使い方を解説|無料メールフォーム作成ツール
Tayori(タヨリ)
Tayori(タヨリ)は株式会社PR TIMESが提供するフォーム作成ツールです。
「お問い合わせフォーム」「予約フォーム」「お申し込みフォーム」などの利用シーンに合わせて10種以上のテンプレートからデザインを選択可能で、特にカスタマーサポートに適したフォーム作成ツールとなっています。
さらに他のフォーム作成ツールではあまり見ない「FAQ機能」が搭載されている点も特徴です。これによりユーザーが悩むであろう課題を解決する専用ページをあらかじめ作成することができるため、CVR率アップが期待できます。
Tayoriのフォームデザイン
Tayoriはフォントや背景の設定ができるうえ、Webサイト上にボタンを設置することができます。このボタンからあなたのフォームへリンクすることで、お問い合わせや申し込みの機会を逃すことがなくなります。もちろんカラーやアイコンのデザインもカスタマイズできるため、あなたのサイトに合ったボタンを設置できるでしょう。
Tayoriの詳細については以下の記事で解説しています。
Tayori(タヨリ)の機能と使い方を解説!フォーム作成もできるクラウド情報整理ツール
フォーム作成ツールを選ぶ際の注意点3つ
フォーム作成ツールを選ぶ時には以下の3点に注意してください。
・目的に合った機能を満たしているか
・使いやすい仕様になっているか
・料金は希望予算に収まっているか
それぞれ解説します。
目的に合った機能を満たしているか
フォーム作成ツールにはテンプレートが豊富なものや顧客分析・管理に優れているものなど、それぞれに特徴があります。そのため、フォームの設置目的に合った機能が搭載されたフォーム作成ツールを選ぶことで、効力を最大限発揮することができます。
たとえばアンケートによる情報収集を目的とした場合、ユーザーにとっての入力のしやすさを追及した高いデザイン性や入力補助機能が搭載されたフォーム作成ツールを導入することによって、回答率を高めることができるでしょう。
使いやすい仕様になっているか
ここでいう「使いやすさ」とは、ユーザーから見た使いやすさと社内担当者から見た使いやすさの2つを表します。
ユーザーは使いにくいフォームへの入力を求められると、ストレスを感じページを離脱してしまいます。そのため「必須・任意の表示ができる」「ラジオボタン・プルダウンが使用可能」など、ユーザーが快適に回答できる環境を作成可能なフォーム作成ツールがおすすめです。
また、フォーム作成ツールは社内担当者にとっても使いやすい仕様であることが重要です。もし操作が難しく、管理画面も見にくいといったツールを導入した場合、効率的なフォーム運用をすることができず、社内に定着させることは難しいでしょう。
料金は希望予算に収まっているか
フォーム作成ツールには無料で利用できるもの、初期費用がかかるもの、ランニングコストがかかるものなど、様々な料金形態のものがあります。そのため導入前に料金形態の詳細を把握し、長期的に予算内に収まるか検討しましょう。
その際に注意点があります。それは、「有料の方が安く済む場合がある」ということです。有料のフォーム作成ツールは機能が充実し、効率的なフォーム運用を可能とするものが数多く存在します。つまり、人件費などを抑えてフォーム運用ができるため、総額では有料のフォーム作成ツールの方が安く済む可能性があるということです。
そのため、料金をチェックする際は額面だけではなく、あなたがフォーム作成ツールに求める機能などを考慮にいれつつ慎重に検討する必要があるといえるでしょう。
まとめ:デザイン性に優れたフォーム作成ツールを導入して回答率をアップさせよう
本記事ではフォーム作成ツールのデザインを比較し、選び方について解説しました。
デザイン性に優れたフォーム作成ツールを導入することで、回答率をアップさせることが可能です。ユーザーにストレスを与えないことによって、ページからの離脱を防ぎ回答ボタンのクリックまで導くことができます。
フォーム入力画面まで到達したユーザーはあなたの提供する商品やサービスに強い関心を持っています。そのため画面から離脱させてしまうことは非常にもったいないことであるといえるでしょう。
ぜひあなたの利用シーンに合ったデザインのフォーム作成ツールを導入することで、ユーザーをゴールまで迎え入れる体制づくりを目指してください。
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