本記事ではホームページ作成からフォーム設置までを可能とするツール「SELECTTYPE(セレクトタイプ)」の特徴や評判、できることなどを詳しく解説します。
SELECTTYPEは予約システム機能が特に優秀なツールで、無料にもかかわらず多くの機能を簡単に利用することが可能です。そのため、「予約システムを導入したいけど、予算やスキルがない」と考えている方にはうってつけのツールとなっています。
記事後半では導入手順についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
SELECTTYPE(セレクトタイプ)とは?
SELECTTYPEとは、株式会社セレクトタイプが提供するフォーム作成ツールです。
多彩なテンプレートから簡単に予約フォームを作成できることが特徴で、飲食や美容、医療など様々なジャンルのインターネット受付を無料からはじめることができます。
他にもSELECTTYPEはホームページ作成など、幅広い機能に対応しているツールです。下記は、SELECTTYPEによってできることをまとめたリストとなります。
- 予約システム構築
- ホームページ作成
- イベント・セミナー管理
- メールフォーム作成
- アンケート調査
- 顧客管理
- WEB決済
このようにSELECTTYPEはユーザーの求める多くの悩みを解決できるツールであるため、これひとつで予約システムに必要な機能をまとめて提供できるといえるでしょう。
SELECTTYPEの料金は?
SELECTTYPEの料金表は以下のとおりです。
フリー | ベーシック | プロフェッショナル | プレミアム | |
月額 | 0円 | 1,650円(税込) | 3,300円(税込) | 11,000円(税込) |
フォーム作成数 | 10個まで | 30個まで | 50個まで | 250個まで |
Googleカレンダー連携 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
広告表示 | あり | なし | なし | なし |
予約担当者数 | 1人 | 1人 | 3人 | 5人 |
決済手数料 | 5.6% | 4.9% | 4.6% | 4.6% |
このようにSELECTTYPEは、無料で使える機能を拡張したい場合に有料プランへの加入が必要となる料金形式をとっています。「たくさんのフォームを作成したい」「社内の担当チーム皆で予約フォームを管理したい」といったケースは有料プランへの加入が必要となる可能性が高いため、検討の材料に加えましょう。
SELECTTYPEのメリット・デメリット
SELECTTYPEにはたくさんのメリットがありますが、当然デメリットもあります。ここではその両方をご紹介しますので、あなたが予約フォーム作成ツールに求める条件に照らし合わせつつ、参考にしてください。
SELECTTYPEのメリット
SELECTTYPEのメリットは下記の5つです。
- 無料ではじめられる
- 予約画面を簡単につくれる
- テンプレートが豊富にある
- イベント告知ページをつくれる
- メルマガを配信できる
前述のとおり、SELECTTYPEは無料から利用できるフォーム作成ツールです。豊富なテンプレートからお好みのデザインを簡単につくることができるため、ユーザーが運営するサイトに合ったフォームを作成することができます。
また、その他にもSELECTTYPEは「イベント告知ページ作成」「メルマガ配信」なども可能です。これによって顧客との接点やイベントのアピールチャンスを増やせることを考えると、他のツールにはない大きなメリットと言えるでしょう。
SELECTTYPEのデメリット
SELECTTYPEのデメリットは以下の3つです。
- 予約受付期間が7日(フリープラン)
- 広告が表示される(フリープラン)
- 電話によるお問い合わせができない
無料のフリープランに限りますが、SELECTTYPEは7日後までしか予約を受け付けることができません。そのため美容室やサロンなどで運用する場合には、有料プランへ加入しなければ利用しづらい状況となってしまうでしょう。
また、もしSELECTTYPEを利用して「予約できない」「操作方法が分からない」といった事態が発生したとしても、電話によるお問い合わせはできません。そのため、もし電話によるお問い合わせサービスを利用したい方は他のツールを検討してみましょう。
SELECTTYPE(セレクトタイプ)でできること
先ほどSELECTTYPEでできる7つのことをご紹介しました。
- 予約システム構築
- ホームページ作成
- イベント・セミナー管理
- メールフォーム作成
- アンケート調査
- 顧客管理
- WEB決済
ここでは上記について、どのようなことができるのか詳しく解説します。
予約システム構築
SELECTTYPEでは170以上のテンプレートから予約フォームを作成できます。
予約情報のカレンダー管理やCSVダウンロードによる顧客管理機能、スマートフォン対応や事前キャンセル防止の補助機能など多くの機能が充実しており、ユーザーの利用ケースに合わせてフォームを作成することが可能です。
SELECTTYPEで作成したホームページの他にも、WordPressなどで制作した既存のWebサイトへの埋め込みができるのも大きな特徴といえます。
ホームページ作成
病院やサロン、飲食店など様々な利用ケースに合わせたテンプレートを選択することによって、わずか数分でホームページを作成することができます。
SELECTTYPE内で作成した予約フォームやイベント告知ページなどを簡単に公開できるうえ、Googleアナリティクスと連携することで一元管理することも可能です。
イベント・セミナー管理
イベント・セミナーに関する集客から販売まで幅広く対応しています。
過去のイベント情報をまとめてホームページやブログに設置できる「イベントタイムライン」や、イベント・セミナーの詳細情報を公開できる「イベント告知ページ」など、様々な方法で集客することができます。
また、イベント参加受付と合わせて「事前決済機能」も導入されているため、事前キャンセルなどを防ぎつつ安心して商品を販売をすることが可能となっています。
メールフォーム作成
メールフォームを作成することで、お問い合わせなどを受けることが可能となります。
豊富なデザインテンプレートからフォームを作成し、簡単にお問い合わせフォームなどを設置することができます。複数担当者による管理もできるため、誰がいつどのような対応をしたのか共有し、返信漏れや二重対応を防ぐことが可能です。
さらに統計・分析機能によって問い合わせ内容の詳細を常にチェックできる機能が搭載されていることも、SELECTTYPEの大きな特徴といえるでしょう。
アンケート調査
アンケート調査機能によって、サービス満足度やイベント後評価の調査が可能です。
多彩なテンプレート、アンケート内容に加えてメルマガによる告知もできるため、より多くの人から回答結果を集めることに期待できます。
集めた回答はSELECTTYPE内の分析機能や、CSV出力をすることによって回答結果を施策に反映させるまでの流れもスムーズです。
顧客管理
予約フォームやお問い合わせフォームの利用者をリスト化して管理することができます。
リスト化した顧客に対してメルマガなどを送信できることはもちろん、有料会員向けに月額課金サービス(サブスク)などの料金徴収などを行うことも可能です。
もちろん顧客情報を分析し、行動の傾向を把握する機能も実装されています。
WEB決済
Stripe社の決済システムを連携することにより、SELECTTYPEで作成した支払いフォームから簡単に決済を行うことができます。
支払いフォームについては、顧客情報を既存の顧客リストから抽出・再利用し、請求内容についても商品マスタ機能によって設定できるため、ほんの数分でフォームを作成することができます。
また、単発決済や継続課金など支払方法についても自由に設定できるため、サロンや物販などユーザーの利用シーンに合わせた自由度を実現しています。
SELECTTYPEの口コミ・評判
?おはよう沖縄?#今日の積み上げ (予定)
✅案件デザイン作成
✅カフェヘルプ初案件は出来るだけ無料になりました。ペライチからSELECTTYPEへ変更。フリープランもあり最低限のホームページと予約フォームが作成できます?https://t.co/Wufa4f2s4j
#駆け出しエンジニアと繋がりたい pic.twitter.com/5up0GiSwR9
— うえはらさんさん@植物は芸術 (@uelog_okinawa) March 24, 2021
今日は簡単に予約システムやフォームが作れる #selecttype 。
予約システムに関して言えば、youcanbookmeと同じようなことができる感じだけど、日本語ということと業種ごとのたくさんのテンプレートもあり、サクッと試しに作ってみたいという方にはオススメ。16/100#ヒャクニチノーコード
— 久保裕一┃TechPlant株式会社代表@デジタルの教育と実践の場を提供 (@y_kubocchi) January 1, 2021
私がイチオシの予約フォームのSELECTTYPE。低価格帯の予約フォームの中でもとりわけシンプルで予約しやすく、おかげで他のフォームよりCVRも高め。
ただCVタグがうまく設置できなかったので機能改善要望を出していたら、このたび実装したとご連絡いただいたので感動している。サポートが丁寧で大好き。— 瀬尾彩 (@_seoaya_) February 14, 2020
SELECTTYPEのパッケージプランか自前でサイトを用意してランニングコストを抑える選択が一番無難かも。
銀行振込、コンビニ払いは別途サービスと連携かな。
月額費用と機能、将来的なプラン、デザイン的に見ても多分いい選択のはず。
コストが掛かるサービスの依存性が低いから拡張性が高いし。— 御野ユキ? (@oyu0318) April 6, 2021
SELECTTYPEのはじめ方~予約フォーム作成までを解説
ここではSELECTTYPEをはじめる方法と予約フォームの作成方法を解説します。
最短5分ほどで作成可能なため、ぜひ一緒に作成してみてください。
SELECTTYPEのはじめ方
まずはSELECTTYPEの公式ページに移動しましょう。
そして画面右上にある「無料で始める」をクリックしてください。
するとアカウント作成画面に移動します。メールアドレス・パスワードを設定するだけで入力は完了です。
また、FacebookやGoogleアカウントを持っている方はそれらを利用して登録することもできます。
アカウントを作成することができました。「まずはお試しで使ってみたい」という方は、赤枠の「このまま使う」をクリックしましょう。
マイページに移動するため、早速予約フォームを作成してみましょう。
SELECTTYPEで予約フォームを作成する方法
マイページ左上の「予約フォーム」→「新しく作成する」をクリックします。
するとたくさんのデザインテンプレートが表示された画面に移動します。あなたの利用シーンに合わせて使用したいテンプレートを選択してください。
今回は「デフォルト」のテンプレートを使用します。
フォームの見た目や機能を確認できる画面に移動するため、あなたに合った仕様になっているかチェックしましょう。
問題なければ、画面右下の「このテンプレートで作成」をクリックします。
これで予約フォームの作成は完了です。
わずかな操作でフォームが作成できるため、簡単に利用できますね。
細かい設定については管理画面で設定できるため、あなたの理想とする予約フォームにカスタマイズしてみてください。
SELECTTYPEと他のフォーム作成ツールを徹底比較
ここではSELECTTYPEを他のフォーム作成ツールと比較します。
今回は弊社が提供するformrunを一例に、それぞれの特徴を見ていきましょう。
formrunは顧客管理までしっかりと行いたい方、SELECTTYPEはホームページの作成までしたい方におすすめです。
formrunは自動更新される顧客情報をカード型で一元管理することができるため、簡単操作で顧客管理できることが強みとなります。それに対してSELECTTYPEはホームページ作成まで幅広く対応している点が強みです。
formrunとSELECTTYPEではWEB決済の方法にも違いがあります。
SELECTTYPEでは決済代行システムStripeと連携し、クレジットカード支払い・銀行振込、コンビニ決済の3つの支払い方法を提供しています。多様なお客様のニーズに答えられる点が魅力です。
一方、formrunはオンライン決済サービス連携を設定して決済機能を備えたフォームを作成できます。セキュリティが高く、世界で最大規模のシェアがあるオンライン決済サービスを採用しています。
アカウントを作成し、クレジットカードや口座番号を登録してしまえば、フォームからの支払い時にはカードや口座情報を入力する必要がありません。オンライン決済に抵抗がある方でも安心して利用できる点が強みです。
また、formrunは「お問い合わせフォーム」、SELECTTYPEは「予約フォーム」とそれぞれ得意分野が異なるため、両方を併用してWebサイトを運営する選択肢もありでしょう。
まとめ:利用シーンに合わせたツールを選択しよう
本記事ではSELECTTYPEについて詳しく解説しましたが、予約フォームを作成できるツールは他にも数多く存在します。そのほとんどが無料で試すことができるため、まずは使用感を確かめたうえで本格的に導入しましょう。
選択するツールはあなたの利用シーンによって最適解が異なります。色々なツールを比較することで、あなたの求める効果を最大化させることができるでしょう。
以下の記事でおすすめの「予約フォーム作成ツール」をまとめていますので、ご検討の参考にしてください。