多くのWebフォームやサイトには、HTMLで作成されたボタンが設置されていることがあります。
デザイン性が高くおしゃれなものからシンプルなものまで、さまざまな種類が存在しておりフォームやサイトに応じて異なります。
HTMLを使用したことがない方は、どのようにしてボタンを作成すればいいのかわからないと感じている方も少なくありません。
そこで、本記事ではHTMLでボタンを作成する2つの方法やタグごとの違いや特徴を解説します。また、HTMLで作成したボタンのクリック率を向上させるポイントも紹介します。
HTML不使用でもデザインができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
- プログラミング不要
- マウス操作でデザイン設定可能
- お問い合わせ管理、メール対応も可能
- 豊富なテンプレートがある
- ここまでできて、基本料金無料
▼formrunの詳細はこちらからご確認ください
HTMLでボタンを作成する2つの方法
HTMLでボタンを作成する方法は、主に以下2つです。
- inputタグでボタンを作成する
- buttonタグでボタンを作成する
ここでは、それぞれの作成方法を解説します。
inputタグでボタンを作成する
inputタグを使用すると、汎用ボタンやフォームの送信・リセットのボタンの作成ができます。
汎用ボタンとは、特定の操作が定義されておらず、ユーザーの操作に応じて任意の処理が実行できるボタンのことです。そしてinputタグを使うことで、この汎用ボタンの作成ができます。
また、作成する場合は以下の記述をコピペすれば完了です。
<input type="button" onclick="location.href='sample.html'" value="サンプル(inputタグのボタン)">この時、type属性<input type=”◯◯”>の◯◯の部分に「button」を指定すればボタンの作成ができる
buttonタグでボタンを作成する
buttonタグとは、フォームの送信やリセットのボタンを設置する際に使用するタグのことです。
簡単にボタンの作成ができるだけでなく、inputタグよりも汎用性が高いことが特徴でもあります。また、buttonタグでボタンを作成する場合は、以下の記述をコピペすればできます。
<button onclick="location.href='URL'">サンプル(buttonタグのボタン)</button>記述する際は、buttonタグの「onclick」属性に「location.href=’URL’」を指定すれば、クリックした際に指定したURLに遷移可能です。
フォーム作成に必要なhtmlタグについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
>> フォームを作成する時に必要なhtmlタグとは? 送信先の設定方法と仕組み
aタグ・inputタグ・buttonタグのそれぞれの違い
aタグ・inputタグ・buttonタグのそれぞれの違いは、主に以下の通りです。
タグの種類 | 機能 | 役割 |
aタグ | ボタンにリンクを設置する際に使用するタグ <p>タグや<div>タグなどのブロック要素を含めることで、テキストや画像にもリンクを貼れる | リンクの遷移などの汎用ボタンを作成する際に使用される |
inputタグ | フォームの送信やリセットのボタンを設置する際に使用するタグ | 汎用ボタンに加えユーザーからの入力や送信ボタンなどを作成する |
buttonタグ | 汎用ボタンやフォームの送信・リセットのボタンの作成で使用するタグ ユーザーのクリックによって特定の処理を実行するボタンを作成できる | ブラウザからサーバーにデータ送信をする |
aタグ・inputタグ・buttonタグのそれぞれ違いは、主に上記の通りです。
それぞれの機能や役割をしっかりと理解した上で適宜使い分けることで、目的の機能や役割のあるボタンを作成できます。
これからフォームやWebサイトにHTMLで作成したボタンを設置したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
HTMLで作成したボタンのリンクが無効になる3つの原因と対処法
HTMLで作成したボタンのリンクが無効になる3つの原因とその対処法は、主に以下3つです。
- HTMLコードの記述ミスがある
- 利用規約上リンクが貼れない場所に貼っている
- リンクの遷移先ページが無効・削除されている
ここでは、それぞれの原因とその対処法を解説します。
HTMLコードの記述ミスがある
HTMLで作成したボタンのリンクが無効になる原因として多いのが、「HTMLコードの記述ミス」があることです。
例えば、以下のような記述ミスはHTMLでボタンを作成する際にやりがちな方が多くいます。
- URLやコードの「’ ’」が全角または記入漏れしている
- スペルミスがある
- スペースが全角または2つ以上ある
- </button>や</a>などに閉じタグがない など
HTMLは1つでも記述が間違っていると機能しなくなってしまいます。
そのため、原因を解決するためには、正しくHTMLコードが記述されているかを確認したり、適切に機能するか確認したりしましょう。
利用規約上リンクが貼れない場所に貼っている
利用規約上リンクが貼れない場所にHTMLで作成したボタンを貼っている場合も、リンクが無効になる原因の1つです。
特に、ECサイトやショッピングサイトの中には、他サイトへの勧誘・遷移を禁止していることがあります。そのため、そういったECサイトやショッピングサイトの管理画面からHTMLでボタンを作成してもURLが無効化されてしまいます。
HTMLでボタンを実装する際は、各サイトの利用規約や禁止事項を確認した上で貼り付けるようにしましょう。
リンクの遷移先ページが無効・削除されている
単純にリンクの遷移先ページが無効・削除されていることが原因で、HTMLで作成したボタンのリンクが無効になることもあります。
HTMLの記述ミスやボタンを貼り付けたサイトの利用規約への抵触がない場合でも、リンクの遷移先自体が無効・削除されていれば遷移できません。
仮に遷移できた場合も削除されたページへ移動するだけなため、ボタンを設置した意味がなくなります。そのため、随時遷移先ページが削除や非公開になっていないか確認しておくことが大切です。
また、削除・無効化されたページを貼り付けておくと、ユーザビリティの低下にもつながります。
初心者におすすめなコピペで作れるHTMLのボタンデザイン5選
初心者におすすめなコピペで作れるHTMLのボタンデザインは、主に以下の通りです。
- 四角形のシンプルなボタン
- 背景色と矢印が付いてるボタン
- 角丸のダブルラインが付いたボタン
- 上下に線があるボタン
- 浮き上がるボタン
ここでは、それぞれのボタンデザインを紹介します。
四角形のシンプルなボタン|aタグを使って簡単に実装できる
四角形のシンプルなボタンは、aタグを使って以下のコードをコピペすれば実装できます。
<a href="#" class="button01">Click here</a>このコードを記述すれば、シンプルでわかりやすいボタンが設置できるようになります。
特に、初心者の方であまり複雑なHTMLは記述できないが、ボタンを作成したい場合などにおすすめのデザインです。また、シンプルなサイトやページにボタンを設置したい場合にもおすすめのデザインになります。
背景色と矢印が付いてるボタン|ボタンの区切りがわかりやすい
背景色と矢印が付いてるボタンは、buttonタグを使って以下のコードをコピペすれば実装できます。
<div class="button001">
<a href="#">ボタンのデザイン</a>
</div>四角形のシンプルなデザインから矢印が加わったことで、少しデザイン性を高められます。さらに、背景色が加わったことによって、ページの背景と混同してしまうユーザーも少なくなります。
その結果、ユーザーがサイトにアクセスした際にボタンを見落としてしまうリスクを下げることが可能です。
角丸のダブルラインが付いたボタン|おしゃれさを加えられる
角丸のダブルラインが付いたボタンは、ボタンを強調できるため、強調性が高くなり見落とすリスクが低くなります。
そんな角丸のダブルラインが付いたボタンは、aタグを使って以下のコードをコピペすれば実装できます。
<a href="#" class="button04">Click here</a>このボタンは、サイトやフォームを少しおしゃれにデザインしたい場合やボタンを強調したい場合におすすめです。
ただ、少しカジュアルな雰囲気もあるため、サイトや訴求している商材によっては適さない可能性があります。
上下に線があるボタン|2本の線でボタンとテキストがわかりやすい
上下に線があるボタンは、buttonタグで以下のコードをコピペすれば実装できます。
<div class="button_line006">
<a href="#">ボタンのデザイン</a>
</div>このボタンは、四角形の区切りではなく上下の線で区切られているため、独自性のあるデザインにできます。また、シンプルなサイトやモノクロデザインのサイトでボタンを設置する場合におすすめです。
ボタンを強調したい際にはあまり活用できないことがありますが、シンプルなデザインを重視している方は、活用してみてください。
浮き上がるボタン|影があることで立体感のあるデザインになる
浮き上がるボタンは、画面内に立体感を持たせることができるため、特徴的なデザインにできます。また、以下のコードをコピペすれば実装できます。
<div class="button_solid001">
<a href="#">ボタンのデザイン</a>
</div>ボタンに影をつけて奥行きをつけたり、独自性のあるデザインにしたりできることが魅力的なデザインです。さらに、シンプルなサイトで実装すれば、ワンポイントのおしゃれにもなります。
少しオリジナリティを加えたい方やシンプルなデザインでは物足りなさを感じる方は、活用してみることがおすすめです。
HTMLで作成したボタンのクリック率を向上させるポイント
HTMLで作成したボタンのクリック率を向上させるポイントは、主に以下の通りです。
- ボタンのサイズや余白は視認性がよく不自然にならないようにする
- ボタンのテキストは「〇日間無料」など具体的でわかりやすく記載する
- 全体的にボタンなどの装飾はサイトのイメージに合わせて一貫性を持たせる
- 色やテキストだけでなく、アイコンや画像などを用いて多様なデザインを意識する
- 視覚的なフィードバックを行う(例:カーソルを合わせると色が変わる・影がつく・少し沈むなど)
上記のポイントを意識してHTMLでボタンを作成できれば、フォームやサイトにアクセスするユーザーの興味・関心を惹きやすくなるため、クリック率の向上を期待できます。
アクセス低下やユーザーの途中離脱に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
HTML不使用でもデザインができるフォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!
HTML不使用でもデザインができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
- フォーム(ボタン)作成が簡単にできる
- テンプレートが豊富
- アンケートを見やすくできる
ここでは、それぞれの特徴を解説します。
フォーム(ボタン)作成が簡単にできる
非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。
同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。
メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。
テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧
テンプレートが豊富
formrun(フォームラン)は、120種類以上のテンプレートが用意されています。
アンケートフォームで使えるテンプレートは16種類あり、主に顧客アンケート、イベント・セミナーアンケート、社内アンケートなど用途に合わせたテンプレートが選べます。
formrunのテンプレートはそのまま利用できるリッチな見た目で、用途に合わせて必要な設問が最適な順番で配置されているため、設問タイトルを少し修正するだけで簡単に高クオリティのフォームを作成可能です。
テンプレートの設問に項目の追加・削除・順番の変更等もワンクリックで簡単に修正できます。
ぜひformrunのテンプレートを使用して高クオリティなフォームを作成してみてください。
アンケートを見やすくできる
同じ回答選択肢の設問を繰り返す場合に利用できるマトリクス選択によって、アンケートを格段に見やすくすることが可能です。
回答者側:質問を一目で確認することができたり、一度に複数の質問に答えたりできるため、回答にかかる時間が大幅に短縮されます。
作成者:回答にかかる時間が短縮されるため回答率を上げるだけでなく、同じ尺度で複数の項目を評価することでデータの一貫性が保たれるので、データ解析が行いやすくなります。
アンケートに合わせたマトリクス形式を使った活用例などもあるのでぜひ利用してみてください。
HTMLを使ってデザイン性の高いボタンを作成しよう!
HTMLを使用すれば、Webフォームやサイトにさまざまなデザインや機能のあるボタンを作成し設置できます。さらに、aタグやinputタグ・buttonタグなどを使い分けることで、より機能性を充実させたボタンを設置するのも可能です。
最近では、インターネット上にコピペで簡単に作成できるコードも公開されているため、必要に応じて使用したりカスタマイズしたりできます。
これからWebフォームやサイトにボタンを設置したいと考えている場合は、HTMLを使用してオリジナルのボタンを作成してみましょう。
HTML不使用でもデザインができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
- プログラミング不要
- マウス操作でデザイン設定可能
- お問い合わせ管理、メール対応も可能
- 豊富なテンプレートがある
- ここまでできて、基本料金無料
▼formrunの詳細はこちらからご確認ください

formrunやフォーム作成や顧客管理に関する情報を発信しております。
EFO(エントリーフォーム最適化)や問い合わせ対応など、
フォームに関するお悩みを解決します。











