答えたくなる仕掛けをアンケートにすると、回答率の向上や離脱率の低下が期待できます。
また、回答率が上がると多くの情報を得られるため、顧客の意見や行動を分析して業務改善や品質向上につながります。
ただ、具体的に答えたくなる仕掛けのあるアンケートの作成方法を知らない方は多くいるため、理解した上でアンケートを作成するのが大切です。そこで今回は、アンケートに答えたくなる仕掛けを解説します。また、回答率を上げる作成方法や注意点を解説します。
▼ formrunは、アンケートフォームの集計がリアルタイムででき、入力途中保存やリアルタイムエラー表示などの入力補助機能の実装が可能です。また、条件分岐項目をつけられるため、回答数はそのままで回答者にあった最適な質問に回答してもらえます。
目次
アンケートに答えたくなる仕掛け4選
アンケートに答えたくなる仕掛けは、主に以下の4つです。
- アンケートの目的を明確にする
- 回答完了までにかかる時間を示す
- 個人情報の取り扱いを明記する
- 回答しやすいアンケートを設置する
それぞれ順番に見ていきましょう。
アンケートの目的を明確にする
顧客がアンケートに答えたくなるようにするためには、アンケートの目的をしっかりと伝える必要があります。例えば、自社で提供している商品・サービスの満足度のアンケートなら「商品・サービスの満足度を調査し改善いたします」などの目的の記載が大切です。
回答者はアンケートの目的がわからない状態では、何のためにアンケートに協力しているかわからなくなってしまいます。また、「アンケート結果から改善につなげる」などのアンケートに答えるメリットを記載するのも大切な仕掛けの1つです。
アンケートにどのような設置項目をおいたらいいのかわからない、そもそも作成方法が不安な方はこちらの記事をご覧ください。
>> 【簡単】アンケートの作り方とは?おすすめのアンケートテンプレートを紹介!
回答完了までにかかる時間を示す
アンケートを見ただけでは、回答完了までの時間が把握できません。回答者は、できるだけ時間や手間をかけずに回答をしたいため、最初にどれほどの時間で完了するかを示すのが大切です。
例えば、「5分で終わる」と示されていれば、空いた時間を使って気軽に回答できると判断してもらえます。時間が必要な場合も回答時間を示しておけば、回答者はアンケートのための時間を確保してくれる可能性があります。
個人情報の取り扱いを明記する
アンケートでは、個人情報に関する質問も設置されているため、個人情報がどのように扱われるのか気になる方も少なくありません。
しっかりと「個人情報は自社のみで活用します」など記載がされていれば、回答者は安心して個人情報に関する回答ができます。また、個人情報の取り扱いはアンケートを実施する上で重要な項目 なため、アンケートの最初に誰が見てもわかる状態で明記しましょう。
▼ formrunは、ISO 27001(ISMS)の取得やSSL/TTLSの採用など、最高水準のセキュリティ対策が施されたフォーム作成ツールです。安心して個人情報を預けられるため、セキュリティを重視する方に強くおすすめです。
回答しやすいアンケートを設置する
読んだ時に理解しにくい質問や1つの質問に対して複数の質問がされている質問は、回答しにくく、回答意欲を低下させます。
何を質問されているのか理解しにくい質問も回答意欲の低下につながるため、誰が読んでも理解できる質問の設置が大切です。特に、自由記述の質問は多くの情報を得られるからといって複数個配置すると手間や時間が増えるため、あまり適した手段ではありません。
そのため、自由記述の質問よりも選択肢から回答できる質問をメインにしましょう。
答えたくなる仕掛けのあるアンケートの作成方法
答えたくなる仕掛けのあるアンケートは、主に以下の手順で作成します。
- アンケートの目的と対象者を決める
- 質問と回答形式を設定する
- Webアンケートを作成する場合はフォームを使う
作成方法を順番に見ていきましょう。
ステップ1:アンケートの目的と対象者を決める
最初に、自社の顧客全員ではなく、目的に応じてどの属性の顧客にアンケートを行うか決めます。
例えば、若者をターゲットに提供しているサービスの品質向上を目的としている場合、10〜20代のサービスを利用している顧客が対象者です。目的と対象者を決めた上でアンケートを実施すれば、対象者は自分に関わるアンケートだと判断するため、興味を示しやすくなります。
そのため、アンケートに答えたくなる内容の質問の設置が可能です。
ステップ2:質問と回答形式を設定する
続いて、設置する質問と回答形式の設定をします。質問と回答形式は、最初に決めた目的と対象者に応じて設定していくと、答えたくなる内容に仕上げられます。
商品・サービスの利用した理由を調査したい場合は選択式の回答、商品・サービスの意見や感想を調査したい場合は自由記述の回答が適切です。また、質問数はできるだけ少なくシンプルな内容にするのも、大切なポイントになります。
ステップ3:Webアンケートを作成する場合はフォームを使う
Webアンケートを作成する場合、フォームを使います。フォーム作成ツールを利用すれば、誰でも答えたくなるアンケートフォームの作成が可能です。
無料で使いやすいツールから有料で高機能なツールまで数多く提供されているため、自社の予算や目的に応じて最適なツールを選択しましょう。
▼ formrunは、無料で誰でも簡単にフォームを作成することが可能です。
formrunには、120種類以上のテンプレートが揃っているため誰でも簡単にアンケートを作成できます。デザインの悪いフォームはユーザー離脱の原因の1つです。formrunであれば、デザインの知識がなくてもテンプレートを選ぶだけでデザイン性の高いフォームが完成します。
アンケートで答えたくなる仕掛けができるデザイン
アンケートで答えたくなる仕掛けができるデザインは、主に以下の3つです。
- 必須項目と任意項目は印を付けてわかりやすくする
- 関連性のある質問項目をグルーピングする
- アンケートに答えたくなる色を使う
それぞれのデザインを見ていきましょう。
必須項目と任意項目は印を付けてわかりやすくする
アンケートの質問には、必ず回答してほしい必須項目と答えなくてもいい任意項目の2つがあります。
アンケートを早く完了させたい回答者の中には、必須項目のみを回答したい方も少なくありません。しかし、必須項目と任意項目の区別がつかなければ、任意項目を避けて回答できないため、回答者は煩わしさを感じてしまいます。
そのため、それぞれの項目が必須か任意なのか判断できるように、*や〇などの印をつけるのがおすすめです。
▼ formrunはクリックだけで必須項目と任意項目を設定することが可能です。メールアドレスかGoogleアカウントを持っていれば作成が可能なのでぜひ無料でフォームを作成してみてください。
関連性のある質問項目をグルーピングする
質問が続いている状態のアンケートは、質問数が多く回答に時間のかかるアンケートだと判断されてしまう可能性があります。また、求められている回答がわかりにくいため、関連性のある質問項目はグルーピングしてわかりやすくしておきましょう。
区切りがあるアンケートなら、回答者が見た時に回答しやすくすぐに回答できると判断してもらえるため、離脱率の低下も期待可能です。
アンケートに答えたくなる色を使う
色は、それぞれ心理的な効果を期待できるため、回答者が答えたくなる色を積極的に使いましょう。
例えば、「赤」は情熱や明るさ、緊張などの心理的効果が期待でき、「緑」は自然や落ち着き、安全などの効果を期待できます。そのため、自分の好きな配色でアンケートをデザインするのではなく、色ごとの心理的な効果を期待した配色のデザインが最適です。
さらに詳しくアンケートのデザインを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> アンケートの回答率を上げるデザインとは?作成時のポイントについて徹底解説!
アンケートに答えたくなる仕掛けがある質問例
アンケートに答えたくなる仕掛けがある質問は、主に以下の要素を含んでいます。
- 主語と期間がわかりやすい質問
いい例「あなたは〇〇をどれくらいの頻度で購入しますか?」
悪い例「〇〇をどれくらいの頻度で購入しますか?」
- バイアスがかからない質問
いい例「あなたは〇〇にどのような印象を持っていますか?」
悪い例「あなたは最近若者を中心に人気の高い〇〇にどのような印象を持っていますか?」
- 1つの質問のみを行う
いい例「〇〇を使った満足度を教えてください」
悪い例「〇〇の使い勝手や価格設定の満足度を教えてください」
- 専門用語などを使っていない質問
いい例「あなたはスマートフォンで写真撮影を行う際にジオタグをオンにしていますか?」
悪い例「あなたはスマートフォンで写真撮影を行う際に位置情報をオンにしていますか?」
アンケートのデザインをおしゃれにすると回答率が上がりますか?
おしゃれなデザインはユーザーの関心を集めて、回答率を上げるのに期待できます。ただ、おしゃれさを意識しすぎて個性的なデザインなどになっている場合は、質問が読みにくく答えたくならないアンケートになるリスクがあります。
そのため、自分の好みでデザインするのではなく、多くのユーザーが回答しやすくおしゃれだと感じられるデザインが最適です。
回答率を上げるアンケート作成ができるフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
回答率を上げるアンケート作成ができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
- フォーム作成が簡単にできる
- テンプレートが豊富
- EFO(フォーム最適化)に役立つ
formrunの特徴をそれぞれ見ていきましょう。
フォーム作成が簡単にできる
formrunでフォーム作成を行う場合、提供されているテンプレートを選択して設定するだけで完成します。
プログラミングができなくても簡単な操作でフォームができるため、突然フォームが必要になった場合などに最適です。また、リアルタイムでの集計機能や入力補助機能、質問の条件分岐機能などの設定が可能なため、多くのユーザーが答えやすいアンケートに仕上げられます。
実際にアンケートでよく利用されているGoogleフォームと比べても機能が豊富となっており、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーにうち7割がGoogleフォームから変更しています。
▼無料で利用できるので、ぜひ一度お試しください。
テンプレートが豊富
formrunは、数多くのテンプレートが提供されています。アンケートフォームや申し込みフォーム、問い合わせフォームなど目的に応じたテンプレートがあるため、幅広い活用が可能です。また、提供されているテンプレートはデザイン性が高く、答えやすい流れの項目配置になっています。
EFO(フォーム最適化)に役立つ
EFO(フォーム最適化)に役立つのも特徴の1つです。回答者が便利にフォームを利用できるように改善し離脱率を低下させるための取り組みとして、ページ分割機能や入力途中保存、リアルタイムでのエラー表示機能などがあります。
また、フォームを離脱する際も離脱防止のためのポップアップが表示されるため、回答者の行動を誘導できます。そのため、アンケートフォームを作成するのにとても適したフォーム作成ツールです。
アンケートの回答率が上がるデザインでアンケートを作成しよう!
アンケートは、回答者の負担や心理を考慮した上でできるだけ答えやすいアンケートを作成するのが大切です。
適切な質問項目やデザインのアンケートであれば答えやすくなり、その分収集できる情報量も多くなります。また、formrunなどのフォーム作成ツールを活用すると、誰でも簡単な操作で答えやすくなるアンケートの作成が可能です。
これから回答率の高いアンケートフォーム作成を行う場合は、デザイン性や回答者にかかる負担の考慮、適切なフォーム作成ツールの活用をしてみてください。
formrunは、アンケートフォームの集計がリアルタイムででき、入力途中保存やリアルタイムエラー表示などの入力補助機能をつけられます。また、条件分岐項目をつけられるため、回答数はそのままで回答者に最適な質問に回答してもらえます。