アンケートを作成している方の中には「Word(ワード)を使用してアンケートを作成する方法、手順が分からない」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?
Wordでは6STEPの手順でアンケートを作成できます。
そこで本記事では、Wordを使用したアンケートの作り方、Wordで作成したアンケートをExcelで集計する方法2選などを解説します。
さらに、アンケート作成から集計までをもっとラクに、もっと正確に行いたい方には、 ビジネス向けフォーム作成ツールの 「formrun」 がおすすめです。 formrunなら、以下のようなメリットを実現できます。
- マウス操作でデザイン性の高いフォームの作成が可能
- チェックボックス・マトリクス形式もワンクリックで実装
- 集計がリアルタイムで行える
- 顧客管理・メール対応まで効率化できる
- 無料プランから利用できる
「アンケート作成〜集計までを、できるだけ手間なく完結したい」
そんな方にこそ、formrunは最適なツールです。
クリック操作だけでフォーム作成・集計が完了するため、WordやExcelでの細かい調整に悩まされることもありません。
formrunの詳細が気になる方は、こちらからご覧ください。
Word(ワード)を使用したアンケートの作り方【6STEP】

Wordを使用したアンケートの作り方を6STEPで解説します。具体的なアンケート作成の流れは下記の通りです。
- 開発タブを表示する
- テキストボックス・表を挿入する
- チェックボックスを挿入する
- ドロップダウンを挿入する
- チェックボックスの見た目を変更する
- 入力欄以外の編集を制限する
それでは、手順を詳しく解説します。
①開発タブを表示する
最初の手順として開発タブを表示します。具体的な手順は下記の通りです。
- Wordを起動
- 「ファイル」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「リボンのユーザー設定」をクリック
- 「開発」にチェック
- 「OK」を押す
②テキストボックス・表を挿入する
開発タブが表示できたらテキストボックス・表を挿入します。具体的な手順は下記の通りです。
- テキストボックスを挿入する手順
- 「挿入」をクリック
- 「テキストボックス」をクリック
- 表を挿入する手順
- 「挿入」をクリック
- 「表」をクリック
③チェックボックスを挿入する
続いて、チェックボックスを挿入する手順をご紹介します。具体的な手順は下記の通りです。
- チェックボックスを挿入したい箇所にカーソルをあわせる
- 「開発タブ」から「チェックボックス」を選択
- 「開発」を選択
3~6の手順はチェックボックスに「レ」のチェックを入れるための設定です - 「プロパティ」を選択
- 「フォント」を選択
- 「Wingdings」を選択
④ドロップダウンを挿入する
続いて、ドロップダウンを挿入する手順をご紹介します。具体的な手順は下記の通りです。
- チェックボックスを挿入したい箇所にカーソルをあわせる
- 「開発タブ」から「ドロップダウンリスト」を選択
- 「ドロップダウンリスト」を選択
3~6の手順はリストに表示する選択肢を入力するための手順です - 「コントロールのプロパティ」を選択
- 「追加」を選択
- 選択肢の内容を入力
⑤チェックボックスの見た目を変更する
続いて、チェックボックスの見た目を変更する手順をご紹介します。具体的な手順は下記の通りです。
- 「プロパティ」を選択
- 「チェックボックスのプロパティ」を選択
- 「変更」をクリック
- 使用したいチェックボックスの見た目の選択する
⑥入力欄以外の編集を制限する
続いて、入力欄以外の編集を制限する手順をご紹介します。具体的な手順は下記の通りです。
- 「開発タブ」を選択
- 「編集の権限」をクリック
- 「編集の制限」画面が表示される
- 「ユーザーに許可する編集の種類を指定する」にチェックを入れる
- 「フォームへの入力」を選択
- 「はい、保護を開始します」をクリック
- パスワードを設定
- 「OK」をクリック
ご紹介した手順を参考にアンケートを作成してみましょう。
formrunでは利用用途にあわせて多様なテンプレートを使用可能です。こちらのテンプレートの質問項目を参考にご活用ください。
Word(ワード)で作成したアンケートをExcelで集計する方法2選

Wordで作成したアンケートをExcelで集計する方法2選をご紹介します。ご紹介する方法は下記の2つです。
- 単一回答を集計する
- 複数回答を集計する
アンケートの作成目的にあわせて集計方法を選択しましょう。それでは、それぞれの方法を解説します。
単一回答を集計する
Wordで作成したアンケートをExcelで集計する1つ目の方法は、単一回答の集計です。そもそも単一回答とは1つの質問に対して、1つの回答を選択するアンケートの形式のことです。
単一回答を集計する際は「COUTNIF」関数を使用します。Excelの式に「=COUNTIF(範囲,検索条件)」と記載すれば、質問に回答された回答の番号を集計できます。
上記の手順で「COUTNIF」関数を使用して単一回答を集計してみましょう。
複数回答を集計する
Wordで作成したアンケートをExcelで集計する2つ目の方法は、複数回答の集計です。複数回答は単一回答と異なり1つの質問に対して複数の回答がされるアンケートの形式です。
複数回答を集計する際は「SUM」と「INDEX」関数を使用します。Excelの式に「SUM(INDEX(参照, 行番号, 列番号))」と記載すれば、選択された回答の数が集計できます。
上記の手順で「SUM」と「INDEX」関数を使用して、複数回答を集計してみましょう。
Excel(エクセル)での集計をより効率化したい方はこちらの記事をご覧ください。
>> アンケート集計を効率化!初心者でもできるExcelピボットテーブルの使い方
【無料で利用できる】アンケートのデザインテンプレート6選
アンケート作成にそのまま使える無料テンプレートを6種類ご紹介します。
イベント・顧客満足度・社内調査など、幅広い場面で活用できるデザインを厳選しました。 ご紹介するテンプレートは下記の通りです。
- お客様満足度アンケート(サービス利用者用)のテンプレート
- セミナー参加者向けアンケートのテンプレート
- 展示会来場者アンケートのテンプレート
- マーケット調査アンケート(全般用)のテンプレート
- マーケット調査アンケート(市場調査用)のテンプレート
- 従業員満足度アンケートのテンプレート
お客様満足度アンケート(サービス利用者用)のテンプレート

商品やサービスを一度でも利用したことのあるお客様に対して行う満足度アンケートのテンプレートです。性別や年齢などお客様の属性に関する項目もあり、クロス集計にも役立ちます。
また、属性や商品を知った経緯、利用頻度、利用する理由などをチェックボックス形式にしており、回答者の手間を減らす工夫がされています。
セミナー参加者向けアンケートのテンプレート

セミナー参加者を対象としたアンケートのテンプレートです。セミナーを知った経緯や満足度、次回開催される際に学びたいテーマなどを知ることができます。
また、年齢や性別に加え、お名前やメールアドレスを記入する項目を設けており、記入者には次回セミナーの案内を行うことも可能です。個人情報の保護に関しての文言も記載されているため、記入者の心理的負担を抑えることもできるでしょう。
展示会来場者アンケートのテンプレート

展示会来場者をターゲットとしたアンケートテンプレートです。展示会に対する満足度や来場する理由だけでなく、次回の展示会やサービス詳細を案内してもいいかどうかを確認できます。
ご希望の連絡手段や時間帯を聞いておけば、営業電話の際のコネクト率向上をはかれます。
マーケット調査アンケート(市場調査用)のテンプレート

市場調査に利用できるアンケートテンプレートです。回答者が何の商品やサービスを利用しているのか、商品やサービスを選ぶ理由は何なのかを探ることができます。
また、回答者が商品を選ぶ上で重要視している点をランキング形式で知ることができます。そのため、どのポイントを優先的に改善すべきなのか把握可能です。
従業員満足度アンケートのテンプレート

職場環境の改善を目的とした従業員満足度アンケートのテンプレートです。記名は任意とされているので、回答者の心理的負担を与えずにヒアリングできます。
また、設問は業務や給与、福利厚生に対する満足度に分かれており、ストレスの原因の調査に役立ち、社内で改善すべき点を見つけることができるでしょう。
今回ご紹介したテンプレートもすべて、formrun内で無料公開されており、選ぶだけでそのまま使えるため、面倒な複製作業やゼロからの作成は必要ありません。
また、テンプレートの質問項目は自由に編集可能です。 項目を追加したい場合も削除したい場合も、ドラッグ&ドロップだけの直感操作で簡単に調整できます。
「とりあえずサクッとアンケートを作りたい」「できるだけ作成の手間を省きたい」という方にも最適です。 すぐに使えるテンプレートは下記からご確認いただけます。
アンケートの回答率を上げるコツ3選

続いて、アンケートの回答率を上げるコツ3選をご紹介します。ご紹介するコツは下記の3つです。
- 時系列に沿って設問を作成する
- 設問数は最小限にする
- 回答するメリットを記載する
それでは、それぞれのコツを詳しく解説します。
時系列に沿って設問を作成する
アンケートの回答率を上げる1つ目のコツは、時系列に沿った設問の作成です。時系列に並んだ設問は回答者にとって負担とならず、スムーズに回答できます。
具体的には下記のように記載しましょう。
- これまでに弊社のサービスを利用したことがありますか?
- 現在、弊社のサービスを利用していますか?
- 今後、弊社のサービスを利用したいと思いますか?
上記のように時系列に沿って設問を作成し、回答者の負担を減らしましょう。
設問数は最小限にする
アンケートの回答率を上げる2つ目のコツは、設問数を最小限にすることです。設問数が多すぎるアンケートは回答者の負担となり、アンケートから離脱する可能性が高まります。
具体的には下記のポイントを意識して設問を作成しましょう。
- アンケートを通じて収集したい情報を整理しておく
- すべての設問回答にかかる時間を計測しておく
事前にアンケートをテスト的に実施し、ユーザーの負担とならない設問数となっているか確認しておきましょう。
回答するメリットを記載する
アンケートの回答率を上げる3つ目のコツは、回答するメリットを記載することです。
もし、回答者がアンケートに回答すればプレゼントを貰えたり、サービス利用時に割引きを受けたりできることが明記されていれば、回答率が高まる可能性があります。
例えば、「本アンケートに回答していただいた方には謝礼を用意しております」のように回答して得られるメリットを記載しましょう。
Wordでアンケートを作成する際の注意点
Wordは手軽にアンケートを作成できる反面、注意すべきポイントもあります。
とくに配布形式が紙・PDF・メール添付などの場合、Word特有の制約によって作業が煩雑になることも少なくありません。
ここでは、アンケート作成前に知っておきたい代表的な注意点をまとめます。
レイアウトが崩れやすく、複数人での編集に向かない
Wordでアンケートを作成すると、環境によってレイアウトや改行位置が変わることがあるため、思わぬズレが発生しやすくなります。
- 使用しているPCやOSが違う
- 文字フォントが揃っていない
- 印刷設定が異なる
といった理由だけで、配置がずれたり、チェックボックスの位置が動くなど、見栄えが大きく変わるケースが非常に多いです。
また、複数人で編集する場合はレイアウト崩れが起きやすいため、共有編集にはあまり向きません。
回答の集計が手作業になり、時間と手間がかかる
Wordで作ったアンケートは、紙で配布する・PDFに変換してメール送付するなど、回答が“データ化されにくい”ことが課題です。
そのため、
- 回答内容をExcelに入力し直す
- チェックを数値化する
- 自由記述を転記する
といった作業が必要になり、集計だけで数時間〜数日かかってしまうこともあります。
特に参加者が多いイベントや、複数回のアンケート運用を予定している場合は、Wordでの運用は非効率になりがちです。
Word(ワード)以外のツールを使用してアンケートを作る方法2選

ここまでご紹介したようにWordでのアンケート作成には便利な一方で、レイアウト崩れや集計負担などのデメリットもあります。
そこでここでは、より効率的にアンケートを作成・配布・回収・集計できる代表的なツールを2つご紹介します。
今回取り上げるツールは次の2つです。
- formrun(フォーム作成特化ツール)
- Google Forms(Googleアカウント無料利用ツール)
どちらもオンラインでアンケートが作成でき、回答の自動集計にも対応しています。
ただし、操作性やデザインの自由度、チームでの管理のしやすさなどに特徴があるため、利用目的に合わせて選ぶことが大切です。 このあと、各ツールの主な機能・特徴・料金をわかりやすく比較しながら解説します。
formrun|専門知識がなくてもビジネス向けフォームを作成できる
formrunならフォーム作成だけでなく、回答データの管理・メール対応・チームでの運用までワンストップで実現。
フォームを起点にした業務をまとめて効率化できるため、導入後すぐに業務負担を大幅に削減できます。 また、料金プランは以下のとおりで、まずは無料プランからでも十分に使い始められるのも魅力です。
- FREEが無料
- BEGINNERが¥3,880/月(税抜)
- STARTERが¥12,980/月(税抜)
- PROFESSIONALが¥25,800/月(税抜)
です。
さらにformrunでは、用途に最適化された豊富なテンプレートを無料で提供しており、 「お問い合わせフォーム」「顧客満足度アンケート」「イベント申込」など、必要なテンプレートを選ぶだけで即フォームが完成します。
複雑な設定やデザイン調整も不要。
ドラッグ&ドロップ操作でカスタマイズできるため、初めてでも、短時間で“実務で使えるフォーム”を作成できます。
手早く、高品質なアンケートやフォームを作成したい方には、formrunが最適です。
Google Forms|シンプルな操作でフォームが作成できる

Google Formsはシンプルな操作でフォームが作成できるツールです。具体的には下記の特徴があります。
- ドキュメントを作成するようにオンラインフォームを作成できる
- 回答をリアルタイムで分析できる
- モバイルデバイス、タブレット、パソコンでアンケートに回答できる
- 色、画像、フォントをカスタマイズできる
使用料金はパーソナルが無料、Business Standardが月額1,360円です。
ビジネス利用でformrunユーザーの”7割”がGoogle Formsから変更しています。詳しくはこちらの記事で解説しています。
>> formrunとGoogleフォームの違い
Word・formrun・Googleフォームを比較したい方へ|3つのツールの違いまとめ
アンケートを作成する際に利用されることが多い Word・formrun・Googleフォーム には、それぞれ強みと弱みがあります。
ここでは、目的に合わせて最適なツールを選べるよう、主要なポイントを比較表にまとめました。
| ツール名 | 主な機能・特長 | 料金/プラン | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Word | 文書作成ソフト。テンプレートを使ってアンケート用紙を作成可能。チェックボックス・ドロップダウン挿入などが手動で設定可能。 | 単体購入またはサブスク(例:Word永続ライセンスは約22,000円〜) | 紙アンケートやPDF配布、レイアウトを細かく調整したい場合 | 回答回収・集計は手作業。Web配布や大量回収には不向き。共有編集もしにくい。 |
| formrun | ノーコードでフォーム作成、デザイン調整、回答管理・顧客対応まで一元化。ビジネス向けアンケート運用に強い。 | 無期限に利用できる無料プランあり。BEGINNER ¥3,880/月〜、STARTER ¥12,980/月〜、PROFESSIONAL ¥25,800/月〜(税抜) | Webアンケート運用、業務効率化、チームでの運用、顧客管理も含めた用途に最適。 社外アンケートなどセキュリティが求められる場合。 | Wordほど自由度の高い“完全手動レイアウト”はできないが、チームでの運用や運用・集計効率は圧倒的に優れている |
| Google Forms | 無料で簡単にWebアンケートが作成できる。即時集計・スプレッドシート連携が便利。 | 無料(Googleアカウントで利用可能) Business Standardが月額1,360円 | 社内アンケート、簡易調査、コストをかけずにWeb配布したい場合 | デザイン自由度・高度な業務管理機能は限定的で、ブランド表現には不向きな場合も |
アンケート作成を効率的に進めるために知っておきたいこと
本記事では、Wordを使用したアンケートの作り方や、回答をExcelで集計する方法などをご紹介しました。
まずは、記事内で解説した手順やテンプレートを参考に、目的に合ったアンケートを作成してみてください。
ただし、アンケートを継続的に運用する場合や、オンラインで効率よく集計まで行いたい場合は、Wordだけでは時間や手間がかかるケースもあります。
- デザイン性の高いフォームを簡単に作りたい
- 用途に合うテンプレートを選んで、そのまま使いたい
- 企業やサービスの雰囲気に合わせたフォームを作りたい
- 回答の自動集計や自動返信メールなど、便利な機能も使いたい
こうしたニーズがある場合には、フォーム作成ツールの活用を検討してみるのも良い方法です。
特に、formrunは Sansan/BASE/hey/DMM など多くの企業に導入されており、 フォーム作成から集計・顧客管理までをノーコードで効率化できる点が大きな強みです。
無料プランもあるため、まずは気軽に試すことができます。
フォーム作成の手間を減らし、運用をよりスムーズに進めたい方は、以下から詳しくご覧ください。

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