調整さんは、会議やイベントの日程調整や出欠確認をするために便利なツールです。誰でも無料で使えるため気軽に活用でき、2024年の8月には、利用者800万人を突破しました。
今回の記事では、調整さんの特徴や予定調整ページの作り方、ビジネスで活用しやすい調整さん以外の日程調整ツールについて解説します。ぜひご覧ください。
▼手軽に日程調整を始めたいならbookrunもおすすめです。
カレンダーを連携しておけば、リアルタイムで空いている時間を自動で抽出!
URLを共有するだけで日程調整が完了します。URLは、繰り返し利用可能なため、日程調整の工数を大幅に削減できます。
日程調整と同時に個人情報を取得したい人には、フォーム作成ツール『formrun』との併用がおすすめです。
bookrunと連携してフォームにリアルタイムの空き時間を表示できるようになります。事前にヒアリングが可能になるため商談の受注率の向上に繋がります。
調整さんとは?
調整さんはどのようなツールなのでしょうか。3つの特徴を解説します。
幹事もログイン不要!30秒で出欠表作成
調整さんでは、会員登録をしなくてもすぐに出欠表の作成・共有が可能です。
操作もシンプルで、イベント名・メッセージ・候補日程を入力するだけで、すぐにURLが発行されます。
一方で、会員登録(無料)を行うことで、以下のような便利な機能も利用可能になります
- 過去の出欠表の履歴を一覧で確認できる
- ブラウザのキャッシュを削除しても編集が継続できる
- 端末を問わずログインすれば編集が可能
- 参加者の回答状況がメールで通知される
こうした機能により、複数イベントの管理や参加状況の把握が格段にしやすくなるため、継続利用するなら会員登録をおすすめします
参加者もログイン不要!入力するだけ
参加者として、出欠を入力する人も会員登録なしで利用できます。
出欠表のURLを受け取ったら、自分の名前と予定を入力するだけで日程調整は完了です。
コメント入力欄があるので、伝えたい事柄を主催者へ送信できます。
スマホやPC、どんな機種でも使用OK
Web上からアクセスすることで、幅広い媒体からの利用ができます。
スマホやパソコンだけでなく、タブレットやガラケーからでもアクセスが可能です。
調整さんの使い方|出欠表の作り方を4ステップで解説

幹事として、出欠表を作成する場合の方法を解説します。
1.イベント名を入力

調整さんの公式ホームページにアクセスしたら、最初にイベント名を入力します。
何に関する日程調整なのか簡単に分かるような名前をつけるのがオススメです。「会議」や「会食」などシンプル過ぎると、他の予定と混同してしまう可能性があります。
2.メッセージを入力

イベント名を決めたら、メッセージを入力します。
最低限、イベントの詳細と回答締切日の入力が必要です。ビジネスに関する日程調整の場合は、特に丁寧な文面を心がけましょう。
例)
この度、〇〇に関する新プロジェクト立ち上げのお打ち合わせを弊社にて実施したく存じます。所要時間は、約1時間半の予定です。 つきましては、候補日程よりご都合の宜しい日時をご選択ください。 お忙しいところ申し訳ありませんが、〇月〇日までにご入力いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。 |
3.候補日程を入力

メッセージを入力したら、候補日程を選択します。
表示されているカレンダーの日にちをクリックすることで、候補日程の入力が可能です。
時間帯はすべて「19:00〜」と自動入力されるので、予定開催時間への修正を忘れないようにしましょう。
4.URLを参加者に送信

候補日程を入力したら「出欠表をつくる」のボタンを押すと、出欠表が完成します。出欠表用のURLが表示されるので、参加者に共有しましょう。
参加者が入力した情報は、出欠表にアクセスすることで確認できます。CSVファイルのダウンロードも可能です。
全員の入力が終わり次第、開催日時を決定して日程調整が完了します。
▼bookunなら日程調整がたった20秒で完結!日程候補の自動抽出やリマインドメールなど、日程調整に役立つ機能が豊富で面倒な作業を軽減します。
調整さんの注意点
調整さんに備わっていない機能を理解しておくことで、日程調整の際のトラブルを回避できます。
カレンダーツールとの連携ができない
調整さんは、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなど、外部のツールとの連携ができません。
参加者が出欠表を入力する際は、外部ツールや手帳に記録されている予定を自分の目で確認する必要があります。
ダブルブッキングが生じないよう、注意が必要です。
「予約受付型」の日程調整ができない
主催側のスケジュールを参加者の予約カレンダーに自動で反映させる「予約受付型」の日程調整の方法ができません。
外部カレンダーツールと連携ができないため、主催側が候補日程を洗い出して手入力する必要があります。
▼外部カレンダーツールと連携したいならばbookrun
調整さんと「LINEスケジュール」「伝助」との違い
調整さんと似た機能を持つ「LINEスケジュール」、「伝助」との違いについて解説します。
「調整さん」「LINEスケジュール」「伝助」比較表
下記は、3つの日程調整ツールの比較表です。
| 調整さん | LINEスケジュール | 伝助 | |
| 出欠表作成時間 | 約30秒 | 約30秒 | 約45秒 |
| ログイン不要 | 〇 | × | 〇 |
| 対応機種 | スマホ/PC/タブレット/ガラケー | スマホ | スマホ/PC/タブレット/ガラケー |
| ビジネス向け | 〇 | △ | 〇 |
| カスタム性 | △ | × | 〇 |
| おすすめなケース | とにかく簡単・早く予定を調整したい人には「調整さん」 | LINEでやり取りしている相手とだけ日程調整したいなら「LINEスケジュール」 | コメント欄や表示形式などを細かく調整したい場合は「伝助」 |
「LINEスケジュール」は、LINEで調整したい予定に関してのやり取りをしている人同士で使いやすいツールです。
「調整さん」と「伝助」は、幅広いシーンで利用できるツールです。双方の違いはカスタマイズ性で生じます。
LINEユーザーでもサクッと使える「LINEスケジュール」

https://guide.line.me/ja/chats-calls-notifications/chats/schedule.html
LINEスケジュールは、LINEアカウントを所有している人同士の日程調整に活躍するサービスです。
出欠表作成後、すぐにLINEグループ内や個人に向けて情報共有ができ、連絡の手間を最小限に抑えられます。
ただし、スマホアプリ版のLINEのみでしか利用ができないため、注意が必要です。
調整で提示できるのは日付のみで、時間指定はできないため、日時設定をしたい予定の調整を実施する際は時間のみを別の方法で決定しなければいけません。
簡単なアンケート作成までできる「伝助」

伝助はログイン不要・すべての機種に対応し出欠表の作成も素早くできる、シンプルさが魅力です。
調整さんと異なる点は、一歩進んだ細かい設定が可能である点です。
出欠表ページの更新とともにプッシュ通知が届く設定や、出欠表の行と列を入れ替える設定などがカスタムできます。
候補日程の代わりに単語などを入力すると、簡易アンケートとして活用できる点が特徴です。
伝助の特徴、調整さんとの違いについては以下の記事で詳しく解説しています。
>>伝助と他無料ツールとの違いは?特徴やおすすめシーンを解説!
ビジネスに活用できる日程調整ツール4選
会議や打合せなど、特にビジネスの場で役に立つ日程調整ツールを4つ紹介します。
フォーム作成ツールと連携できる「bookrun」

bookrunは、3ステップで日程調整が完了するツールです。
同社が提供しているフォーム作成ツール「formrun」と連携すれば、より機能性の高い利用が可能です。
日程調整のためにツールを立ち上げずに、フォームの項目から予約ボードを作成できます。
formrunとbookrunを併用することで予約率が約10%改善した事例もあります。外部と効率よく日程調整を行いたい方におすすめです。
基本機能は無料で使える「TimeRex」

TimeRexは、調整さんを提供しているミクステンド株式会社のビジネス向け日程調整ツールです。
導入時の登録が必須ですが基本機能を無料で使えるため、コストを抑えた利用ができます。
GoogleカレンダーやOutlook予定表と連携でき、面倒な入力作業を削減できます。
会議室が自動予約できる「調整アポ」

https://scheduling.receptionist.jp/
有料ツールである調整アポには、日程調整後に活躍するフォロー機能が揃っています。
条件付きで候補日の自動抽出ができたり、Web会議URLの自動発行や会議室の自動予約ができたりするのが魅力です。
Salesforceや受付システムとの連携ができるため、ツールを利用している企業は、より効率的に業務に取り組めます。
【料金プラン】
要お問合せ
オンラインで名刺交換ができる「スケコン」

スケコンは、AIを使った自動調整ができる日程調整ツールです。無料プランの場合も利用時の会員登録が必要です。
スケジュール調整後、自動でオンライン名刺交換と登録ができます。
無料プランでお試し導入を開始して、利用回数が増えてきたら有料プランへ移行することで、本格導入後も満足度の高いツール利用ができます。
調整さんの作り方を理解し、自分に合った日程調整ツールを活用しよう
調整さんは、誰でも簡単に使える日程調整ツールであり、イベント名・メッセージ・候補日程の入力、そして参加者へのURL共有という4ステップで出欠表を作成できます。
ログイン不要で操作もわかりやすいため、参加人数が多いイベントやカジュアルな集まりでの活用にぴったりです。
一方で、カレンダーとの連携ができないことや、ビジネスユースには機能面で制限があることも事前に理解しておく必要があります。
業務で日程調整を行う場合や、ヒアリング情報の取得もあわせて行いたい場合は、より高機能なツールの利用を検討するのがおすすめです。
たとえば、日程調整ツール「bookrun」なら、Googleカレンダーなどと連携して空き時間を自動抽出し、URLを共有するだけで日程調整が完了。
繰り返し使えるURLの発行やリマインドメールの送信など、ビジネスの現場に役立つ機能が揃っています。
また、フォーム作成ツール「formrun」と連携すれば、フォーム入力と同時に空き時間の選択が可能に。
日程調整とあわせて事前アンケートを実施したり、顧客情報の取得・管理も一元化できます。
「もっとスムーズに日程調整を進めたい」「ビジネス用途にも利用できる仕組みがほしい」と感じた方は、ぜひ一度bookrunをお試しください。

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