Contact Form 7のreCAPTCHA設定方法について徹底解説!

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「Contact Form 7」を活用してお問い合わせフォームを設定している企業様や個人のメディア運用者の中には、一方的に送られてくるスパムメールに頭を悩ませる方もいるでしょう。

スパム対策をする場合は、「Contact Form 7」でreCAPTCHAを設定する必要があります。

そこで本記事では、Contact Form 7のreCAPTCHAの概要を踏まえた上で、設定方法や設置する必要性などを解説します。ぜひ、スパム対策を実施しましょう。

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Contact Form 7で活用できる「reCAPTCHA」とは?

Contact Form 7で活用できる「reCAPTCHA」とは?

reCAPTCHAとは、Googleが提供する無料のセキュリティサービスであり、Webサイトをスパムや悪意のある行為から守るために設計されたものです。

reCAPTCHAは、利用者に簡単なチェックを行わせることで、ボットによる自動化された攻撃を防ぎます。

最も一般的な形式は「I’m not a robot」のチェックボックスで、ユーザーはそのボックスをクリックするだけで認証が完了します。

このプロセスの背後には高度なリスク解析エンジンがあり、ユーザーの行動やIPアドレスなどのデータを分析して、ボットと人間を判別するのです。

Contact Form 7で活用できる「reCAPTCHA」の種類

Contact Form 7で活用できる「reCAPTCHA」には、主に以下3種類あります。

  • reCAPTCHA v2
  • reCAPTCHA v3
  • reCAPTCHA Enterprise

詳しく解説します。

reCAPTCHA v2

reCAPTCHA v2は、2014年にリリースしたセキュリティサービスです。

ユーザーに対して「私はロボットではありません(I’m not a robot)」というチェックボックスを表示し、クリックだけで人間の証明をする方式です。

このシンプルな方法は、ユーザーの手間を最小限に抑えながらも、高い精度でボットの侵入を防げます。

reCAPTCHA v3

reCAPTCHA v3は、2018年にリリースされたセキュリティサービスです。

reCAPTCHA v3は、ユーザーに対して一切のアクションを求めない、シームレスなセキュリティ対策を提供する革新的な技術です。

このバージョンでは、ユーザーの行動を背景で監視し、その行動パターンに基づいてスコアを生成します。このスコアを利用して、サイト管理者はユーザーが人間か、ボットかを判断できます。

reCAPTCHA Enterprise

reCAPTCHA Enterpriseは、2020年にリリースされたセキュリティサービスです。

reCAPTCHA Enterpriseは、企業向けに特化した強力なセキュリティソリューションであり、標準版のreCAPTCHAと比較して、さらに高度な防御機能を提供します。

このバージョンは、特に大規模なWebサイトや、セキュリティリスクが高いビジネスアプリケーションに適しています。

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する方法

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する方法

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する方法は、主に以下の通りです。

  1. reCAPTCHA v3のAPIキーの取得
  2. Contact Form 7にreCAPTCHAを組み込む
  3. reCAPTCHAの保護マークの調整

詳しく解説します。

1.reCAPTCHA v3のAPIキーの取得

まず、Google reCAPTCHAの公式サイトへのアクセスします。

Googleアカウントにログインした状態で、サイトの上部にある「Admin Console」ボタンをクリックします。

ここで、新しいサイトを登録するためのフォームが表示されます。フォームには、サイト名、reCAPTCHAのタイプ、ドメインなどの必要事項を入力しましょう。

登録が完了すると「サイトキー」と「シークレットキー」が表示されるため、これらをコピーしてメモ帳などに保存してください。

2.Contact Form 7にreCAPTCHAを組み込む

次に、WordPressの管理画面に移動し、Contact Form 7のプラグイン設定に進みます。

Contact Form 7のメニューから「インテグレーション」タブをクリックし、「reCAPTCHA」のセクションを見つけましょう。

ここに、先ほど取得したサイトキーとシークレットキーを入力するフィールドがあります。

それぞれのフィールドに正確にキーを入力し、「変更を保存」ボタンをクリックします。

3.reCAPTCHAの保護マークの調整

reCAPTCHA v3では、サイトの右下にバッジが表示されるのがデフォルトです。

しかし、この位置がサイトのデザインやユーザー体験に影響を与える場合があります。CSSを使ってバッジの位置の変更が可能です。

具体的には、WordPressのテーマのカスタマイズオプションやスタイルシートに以下のCSSコードを追加します。

.grecaptcha-badge {
bottom: 10px;
right: 10px;
transform: scale(0.85);
opacity: 0.6;
}

バッジの位置を画面の右下から少し内側に移動し、サイズを85%に縮小し、透明度を60%に設定しています。

これにより、バッジが目立ちすぎず、サイトのデザインにより自然に溶け込むようになるでしょう。

Contact Form 7のフォームデザインをカスタマイズする方法は以下の記事をご覧ください。
>> 【コピペ可】Contact Form 7のデザインをCSS・HTMLカスタマイズ!

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する必要性

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する必要性

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する必要性は、主に以下の通りです。

  • 大切なメールを見落としてしまう恐れがある
  • スパムメールを配信する側になってしまう恐れがある

詳しく解説します。

Contact Form 7のスパム対策についての詳細は以下の記事をご覧ください。
>> Contact Form 7のスパム対策とは?迷惑メールや悪用されない設定方法を紹介

大切なメールを見落としてしまう恐れがある

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定する必要性は、スパムメールやボットによる攻撃からフォームを守るためだけではなく、大切なメールを見落とさないようにするためにも重要です。

スパムメールが大量に送信されると、受信トレイがすぐに埋め尽くされてしまい、本来受け取るべき重要なメッセージが埋もれてしまう恐れがあります。

reCAPTCHAを導入すれば、ボットが自動的に送信するスパムメールを効果的にブロックできます。

自動化されたボットからの不正な送信を防げるため、スパムメールの量が減少し、受信トレイが整理され、重要なメールを見落とすリスクが大幅に低減するでしょう。

スパムメールを配信する側になってしまう恐れがある

自分のサイトがスパムメールを配信する側になってしまうリスクを防ぐには、reCAPTCHAの設定が必要です。

Webサイトのフォームがスパムボットによって悪用されると、あなたのサイトがスパムメールの送信源となる危険性があります。

スパムボットはフォームの送信機能を利用して、大量のスパムメールを他のユーザーに送信可能です。

このような状況になると、あなたのWebサイトはスパム行為に加担していると見なされ、信頼性が大きく損なわれます。

Contact Form 7でセキュリティ対策をする場合には以下の記事をご覧ください。
>> 【簡単】Contact Form 7でセキュリティ対策する方法は?

Contact Form 7で活用できるreCAPTCHAに関するよくある質問

最後に、Contact Form 7で活用できるreCAPTCHAに関するよくある質問に回答します。

事前に疑問点や不安なことをクリアにしておけば、reCAPTCHAの導入を前向きに検討できるでしょう。

contactform7で送信できないのですがどうすればいいですか?

contactform7で送信できない理由は、エラーの種類によって異なります。

  • 赤枠エラー:メール設定のミスまたはサーバーエラー
  • 黄色枠エラー:バリデーションエラー
  • オレンジ枠エラー:スパム関連

赤枠エラーの場合は、メール設定のミスまたはサーバーエラーが考えられます。対処法としては、メール設定やサーバー設定の確認が必要です。

黄色枠エラーは、バリデーションエラーが考えられ、コードが正しく記載されているかどうかの確認が必要です。

オレンジ枠エラーは、スパム関連の問題が発生していると考えられます。スパム関連の設定を見直しましょう。

詳細については以下の記事をご覧ください。
>> Contact Form7でメールを返信できない原因は?パターン別の解決方法を詳しく解説

contact form 7でreCAPTCHAが表示されない場合どうすればいいですか?

Contact Form 7のバージョンアップが考えられます。

reCAPTCHA v3用の新しいキーを取得し、バージョンアップをしましょう。

reCAPTCHAのロゴは非表示にできる?

結論、非表示にできます。

reCAPTCHAのロゴ(バッジ)は、以下のソースコードをページに記述することで削除でき、書き換えられます。

.grecaptcha-badge { visibility: hidden; }

WordPressのサイトにフォームを設置するなら「formrun」もおすすめ

WordPressのサイトにフォームを設置するなら「formrun」もおすすめ

お問い合わせフォームを簡単に設置できるContact Form 7ですが、下記のような要望がある場合は弊社提供のフォーム作成ツール「formrun」を検討してみるのもおすすめです。

  • スパム対策などセキュリティを強化したい
  • もっと簡単にフォームを作成・設置したい
  • お問い合わせの管理・対応にも注力したい

1つずつ解説していきます。

ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」とContact Form 7の違いを知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

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スパム対策などセキュリティを強化したい

formrunはセキュリティの高さが特徴です。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など、万全なセキュリティ対策が整えられています。

スパム対策としてreCAPTCHAも簡単に設置することができます。

フォームでは、名前や住所、メールアドレスなど、重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームに入力してもらうためにも、フォームのセキュリティは必須です。

formrunのセキュリティ・安全性の詳細については以下の記事をご覧ください。
>> formrunは安心安全のセキュリティ!

もっと簡単にフォームを作成・設置したい

formrunでは、120種類以上のテンプレートを揃えられており、ノーコードでフォーム作成をすることが可能です。
登録なしでテンプレートを利用することができるので、ぜひフォームを作成してみてください。
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また、HTMLやCSSで自由にカスタマイズできるコード型フォーム作成も提供しており、幅広い種類のフォームに対応可能です。formrunのヘッドレスフォーム(コード型フォーム)の詳細は以下の記事をご覧ください。
>> フロントエンド開発だけで自由にフォームが作れるformrun!

formrunで作成したフォームは、WordPressにiframeで簡単に設置できます。下記記事で、具体的に設置方法を解説していますので合わせてご覧ください。
>> 
WordPressで作成したホームページにフォームを埋め込む方法を見る

お問い合わせの管理・対応にも注力したい

また、formrunはフォーム作成だけではなく、回答をカンバン方式で視覚的に管理できるため、問い合わせ対応の漏れをなくしたい方にもぴったりです。

formrunは対応状況をステータス別に管理します。未対応・対応中・対応済み・商品発送済みなど、ステータスは自社が管理しやすいように設定できます。

回答をカンバン形式で管理できるため、チームで管理しやすいのが特徴です。

formrunの顧客管理機能の詳細については以下の記事をご覧ください。
>> formrunでお問い合わせから顧客管理まで一元管理!

Contact Form 7でeCAPTCHAを設定しスパム対策を行いましょう

Contact Form 7でreCAPTCHAを設定すると、海外からのよくわからないメールや迷惑メールなどをブロックしてくれます。

スパム対策を行うことで、顧客からの大切なメールを見落とさずに済むため、メールを探す手間や労力を抑えられ、業務効率化にもつながります。

現在は、reCAPTCHA v3が最新バージョンとなるため、今すぐにでもスパム対策をしたい方は、ぜひContact Form 7に実装するようにしましょう。

reCAPTCHA以外のスパム対策を行いたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>> Contact Form 7のスパム対策とは?迷惑メールや悪用されない設定方法を紹介

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