【2025年最新】Shopify(ショッピファイ)の使い方を解説!料金プランや手数料も紹介

Webサイト/LP制作

近年、オンラインショップの立ち上げを検討する企業が増えており、ECサイト作成ツールの選択に悩む方も多く見受けられます。

その中でも、世界中で広く利用されているのがECプラットフォームのShopify(ショッピファイ)です。

「機能が多すぎて、どのサービスを選べばいいのかわからない……」と感じている方に向けて、本記事ではShopifyの基本情報、メリット・デメリット、導入事例までをわかりやすく解説します。

また、Shopifyでのストア構築を検討している方に向けて、日本語対応のフォーム作成・問い合わせ管理に役立つアプリも紹介します。
ECサイトの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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formrunなら、決済フォームや注文受付をノーコードで簡単に作成できます。

Shopifyとは?

shopify公式サイトトップ

2004年にカナダで操業された、世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォームです。

ネットショップの立ち上げから販売、成長に必要なすべてのEコマース機能と在庫や売上管理ができるPOS機能を1つのプラットフォームで提供しています。

「シンプルで高機能」なことを理由に世界中に広まり、2021年2月現在175ヵ国で100万以上のショップが日々運営されています。

日本でも、ファッション、雑貨、食品などを中心に、様々な商品のストアがShopifyで構築されています。

Shopifyの料金プランと決済手数料

ベーシックスタンダードプレミアム
月額料金米ドル $29/月米ドル $79/月米ドル $299/月
特徴小規模な事業者さまや
個人ストアにおすすめ
中規模な事業者さまや
売上が増えてきた方におすすめ
大規模なチームをお持ちの
事業者さまにおすすめ
商品登録数無制限無制限無制限
スタッフ
アカウント数
2515
日本語メール・
SMSサポート
販売チャネル
追加機能
無料SSL証明書
カゴ落ち対策メール
133の通貨で販売
クレジットカード手数料3.4% + 0円3.3% + 0円3.25% + 0円
海外/AMEXの
クレジットカード手数料
3.9% + 0円3.85% + 0円3.8% + 0円
JCB
クレジットカード手数料
4.15% + 0円4.1% + 0円4.05% + 0円
為替レート設定
(手動)
×
複数言語で販売×最大2最大5
海外ドメイン×

Shopify利用者の評判・口コミから判明したメリット・デメリット

Shopifyの利用を検討している方の中には、Shopifyを運用している事業者からの口コミ・評判が気になっている方も多いと思います。

口コミ・評判をもとにメリット・デメリットをまとめてみました。

<メリット>
① デザインの専門知識がなくても簡単にECサイトを作成可能
② 機能を追加できるアプリが充実しており、分析データの確認も可能
③ 決済手段が豊富であり、グローバル対応も可能

<デメリット>
① 日本語のサポートが弱い
② 管理画面で日本語がわかりづらい箇所がある
③ アプリを追加しすぎるとコストがかかる

これらのメリット・デメリット関する口コミを詳しく紹介していきます。

メリット① デザインの専門知識がなくても簡単にECサイトを作成可能

※テーマを選ぶことで、デザイン性の高いストア(Webサイト)を簡単に構築可能です

私自身はマーケターであり、コーディングやデザインの専門知識はあまりないのですが、簡単にECサイトを作成することができます。
無料のテンプレートでもお洒落でデザイン性の高い物が多いですし、標準の機能でもクーポンの作成など充実しています。
(参照: ITreview )
無料や簡単にストアを作成できるアプリが乱立していますが、機能面とページの充実度を考えるなら、ダントツshopifyだと思います。
(参照: ITreview )

メリット② 機能を追加できるアプリが充実しており、分析データの確認も可能

機能をアドオンできるアプリが充実しており、月額有料の物が多いですが、かなり充実しています。
アプリを駆使すれば、誰でも1人でECサイトを構築できるかと思います。
(参照: ITreview )

従来のECシステムと異なりフルスクラッチで新しい機能を作るか ASPの機能改善を待つか、ではなく希望の機能を「アプリ活用」することで 自由に設定ができる(対応できない場合もある)
しかも日本のアプリケーションプロバイダーに比べると 質が高い上に、値段も半額以下で使える場合がほとんど。
言語の問題があるが、それをクリアできれば 圧倒的な運営体幹が待っています。
(参照: ITreview )

マーケティング施策の提案機能や、分析データも緻密に見ることができ、プラグインも充実しているので、店舗内のコンテンツ拡充やキャンペーンを打つタイミング・時間帯などを検討する上でとても有益です。いま1年半経過しましたが、順調に顧客数、販売数、リピート率も伸びていて、出店して良かったと思っています。
(参照: ITreview )

メリット③ 決済手段が豊富であり、グローバル対応も可能

AmazonペイやAppleペイ、Googleペイなど主要決済はカバーしており、利用者のストレスも少ない。
(参照: ITreview )

デメリット① 日本語のサポートが弱い

サポートデスクの対応が、もう少しクイックレスポンスだと嬉しいのと、質問に対する直球での回答がいただけない事が何度かあり、少しストレスを感じました。しかしながら、サービス利用者が拡充されるごとに、その辺りも改善されつつあり、今後のさらなる飛躍に期待します。
(参照: ITreview

日本語でのFAQコンテンツがまだ十分でないということもあり、国産のショッピングASPサービスよりは難易度が高い。
(参照: ITreview

デメリット② 管理画面で日本語がわかりづらい箇所がある

まだ日本語はbetaバージョンなので、少し日本語がおかしい箇所が管理画面上にもあります。
どのテーマを選択しても基本的には日本語に切り替えることができ、翻訳がおかしい箇所は自分自身で編集することができますが、この作業が少し面倒です。
(参照: ITreview

次は拡張性を高めるアプリの言語のローカライズを進めてもらいたい。
(参照: ITreview

海外製のツールということもあり、構造がやや理解しづらく慣れるまでに少し時間がかかった。

(参照: ITreview

デメリット③ アプリを追加しすぎるとコストがかかる

有料アプリが多く、気付いたら月額費用が嵩んでいた、ということがあるあるなので、標準機能でできることが増えたらいいのにな、と思います。
(参照: ITreview

他のECプラットフォームとの比較

Shopifyの導入を検討していている方は、BASEやSTORESなど他のECプラットフォームと比較検討を行い、自社にあったECプラットフォームを利用したい方も多いと思います。

ここでは、費用と拡張性を中心に、Shopifyと主要なECサイト6つ(BASE、STORES、MakeShop、futureshop、eccbeing、カラーミーショップ )を比較します。

ShopifyBASESTORESMakeShopfutureshopecbeingカラーミーショップ
初期費用¥0¥0¥0¥10,000〜¥22,000〜¥52,000非公開¥0
月額費用¥3,000~¥30,000
(利用するアプリで変動)
¥0¥0~¥1,980¥10,000〜¥22,000〜¥52,000非公開¥834〜¥7,223
決済手数料3.25%~4.15%3.6%+40円/注文3.6~5%3.14%~3.2%~3.5%非公開4.0%〜
特徴・アプリでほとんどの機能をカバー
・高度なサイト分析機能
・海外販売に強い(越境EC)
・豊富な決済方法
・日本語サポートに乏しい
・機能拡張性はかなり限定的
・SNSとの連携機能が豊富
・Facebookアカウントからのサイト制作が可能
・越境ECに乏しい
・機能拡張性は限定的
・商品分析に関する機能が豊富
・サポートが充実
・CMS導入によるカスタマイズ
・サポートが充実
・機能カスタマイズ可能・APIを公開しており、連携サービスの構築が可能
・サポートが充実

 

ShopifyでECサイト立ち上げをおすすめできる事業者

Shopifyは以下の条件に当てはまる場合におすすめのECプラットフォームと言えるでしょう。

人的リソースが不足している場合

Shopifyでは100種類を超えるテンプレートが用意されており、簡単にストアを作成することが可能です。

また、必要な機能をShopify アプリストアからインストールするだけで、ストアに機能を追加することができます。

実際に、 エンジニアやデザイナーの工数を使わずとも、マーケター1名のみで全ての設定を行い、ストアを立ち上げることができたとの声も上がっています。 ( 参照 )

売上規模に応じてECプラットフォームを変更したくない場合

ECプラットフォームによっては、掲載商品数等によって利用料金が異なるものがあります。また、売上規模の拡大に伴い、ストアへのアクセスが集中し、サーバーがダウンすることもあります。

その場合、ECプラットフォームを移行することも少なくはありません。ただし、プラットフォームを移行する際には顧客情報の移行やパスワードの引継ぎ、SEOの観点でもURLの変更等が同時に発生し、工数の負担が大きくなります。

そのため、 売上規模にかかわらず、一貫して1つのECプラットフォームを使えることが最良の選択と言えるでしょう。

Shopifyの場合は、掲載商品数にかかわらず料金は一律です。また、Shopifyのサーバーは非常に安定しており、稼働率は99.8%と言われています。

加えて、機能も充実していることから 個人でストアを立ち上げる場合から50億円を超える場合の全てのステージをShopifyでカバーすることができるため、ECプラットフォームを移行する手間を省くことができます。

海外出店し、さらなる売上拡大を目指す場合(越境EC)

Shopifyはカナダから始まり、175ヵ国で100万以上のストアが開設されていることから、スタンダードプラン以上であれば複数言語で販売することや、海外発送の手配も簡単に行うことが可能です。また、決済手段も豊富に用意されています。

そのため、さらなる売上拡大を目指し、海外展開も視野に入れている方におすすめのECプラットフォームと言えます。

ShopifyでECサイトを運営しているブランド3選

続いて、Shopifyを利用してストアを構築しているブランドを3つご紹介します。
どんな企業がShopifyを利用し、どんなデザインのストアを制作しているのか、ご参照ください。

1. BROOKLYN MUSEUM

https://brooklyn.co.jp/

BROOKLYN MUSEUMは、革小物・バッグ・ベルト類の企画・製造・販売を行っています。トップに写真が5枚自動スクロールされるようになっており、お洒落な世界観が目を引きます。

ストアは日本語・英語対応しており、9種類の決済手段を用意していることも特徴です。

2. Kirrin Finch


https://kirrinfinch.com/

ブルックリンを拠点に天然素材を使った洋服を販売しているkirrinfinch。顧客にクリックしてほしい箇所が同じブルーの色でまとめられています。全体的にシンプルで洗練されたデザインのように感じます。

3. KANAGU


https://kanagu-store.com/

モノとモノ、モノとヒト、ヒトとヒトをつなぐ「暮らしの飾り金具」を販売しているKANAGU。ショッピングカートやログイン情報がアイコンだけではなく、文字に起こされていたり、目立つ場所にfacebookやInstagramのアイコンが表示され、企業ページへ遷移できるのも特徴的です。

ShopifyでECサイトを立ち上げる方法8STEP

以下の8つのステップを踏むことで、簡単にストアを開設することができます。

(1) Shopifyにアクセスし、アカウントを作成する

(2)管理画面にアクセスし、商品を追加する

(3)商品コレクションを追加する(追加した商品をカテゴリ分けする)

(4)お問い合わせページを作成する

お問い合わせページを作る場合は、「formrun」アプリを追加して、埋め込む方法をお勧めします。

▼ formrunの埋め込み方法について詳しくは こちら

(5)ヘッダーやフッターにメニューを作成する

(6)テンプレートを選択し、ストアのデザインを調整する

(7)送料を設定する

(8)決済方法を設定する

まとめ:売上規模に関わらず一貫して使用できるShopifyを活用しよう

今回ご紹介したように、Shopifyには以下のような特徴があります。

  • コーディングやデザインの知識がなくても、デザイン性の高いECストアを少人数で簡単に構築可能
  • アプリがたくさんあるため、必要な機能を追加可能
  • 多言語対応・海外発送手続きを簡単に行うことが可能
  • 商品登録数が無制限な上、サーバー稼働率が99.8%と安定しているため、売上規模に関わらずShopifyで運用し続けることが可能

売上規模に関わらず、簡単にECストアを構築でき、必要な時に必要な機能(アプリ)を追加できるShopifyを活用してみるのはいかがでしょうか。

Shopifyに関するよくある質問

本当に売上をあげられるか?

Shopifyにはネットショップの売上を上げるための必要な機能が揃っています。

「ネットショップの売上 = ① アクセス数(集客数) ×② 購入率 ×③ 客単価」です。

① アクセス数をあげるための仕組みとして、以下が用意されています。

  • SEO設定
  • Facebook連動
  • Instagram連動

特にECサイトを構築する上では、トップページのみならず、商品カテゴリごとに掲載しているページや商品ページにて、ページタイトルやディスクリプションを個別に設定することが必要です。

Shopifyでは上記を行える点に加え、アプリを追加することでFacebookやInstagramと連動できることから、アクセス数を確実にあげることができるでしょう。

② 購入率を上げるためには、以下の3つが考えられます。

  • ショップデザインを良くする
  • 商品を探しやすくする
  • 決済方法を豊富に用意する

Shopifyではコーディングの知識がなくともサイトのデザイン性を高められる点や、決済手段が豊富にある点が強みの1つとしてあげられます。仮説検証を繰り返すことで購入率を高められるでしょう。

③ 客単価を上げる手段として、以下の機能があります。

  • メールマガジン配信
  • カゴ落ち防止機能

過去に商品を購入したお客様にメールマガジンにてマーケティング施策を講じたり、ショッピングカートに商品を残したままストアから離れたお客様に再度メールを送信することで、客単価をあげましょう。

入れるべきアプリは?

今回は、顧客満足度・アクセス数・購入率・客単価の向上に関するアプリを厳選してご紹介します。

顧客満足度を上げるアプリ

formrun

ECサイトを構築する上で、絶対に忘れてはいけない視点は「お客様の満足度をどう高めるか」です。そのため、お問い合わせフォームは必ず導入しましょう。

formrunアプリを追加し、formrunと連携することで、簡単にデザイン性の高いフォームを作成し、複数名で顧客管理することができます。

これまでShopifyでは日本向けのフォーム作成・管理サービスが存在していませんでしたが、formrunアプリを追加することで簡単に日本語の管理画面からフォームを作成することが可能です。

ECストアを運用する上で、お客様と漏れなくスムーズにコミュニケーションをとることは欠かせません。チームでformrunを活用して、お問い合わせの対応状況を確認しながら、対応漏れのない顧客対応を目指しましょう。

【アプリ名】 formrun連携
【価格】インストールは無料。アプリ内で月額5,980円(税抜)〜

▼フォーム作成ツール「formrun」の注文フォームの詳細はこちら
formrunの決済機能付きフォームとは?

アクセス数を上げるアプリ

Googleチャネル

Googleで商品を検索する何百万人もの買い物客にリーチできます。要件を満たすマーチャントは、次のことができます。

  • 有料のスマートショッピングキャンペーンを実施し、Googleネットワーク全体で商品を宣伝する
  • Googleに無料で商品を掲載する
【アプリ名】Googleチャネル
【価格】インストールは無料。 追加料金が適用される場合があります。

 

アフィリエイト連携

国内最大手、主要アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)とコーディングなしで簡単に連携できます。

従来はShopifyでアフィリエイトを開始する準備として「タグ」をECサイトに設定する必要があり、この作業がプログラムの知識が必要だったため、初期設定ハードルの高さで開始できない事業者さんも多数いらっしゃいました。

ただし、このアプリを使うことでプログラムの知識がなくても、すぐにアフィリエイトを始めることが可能です。

【アプリ名】 アフィリエイト連携
【価格】インストールは無料

購入率を上げるアプリ

Judge.me Product Reviews

※海外のアプリです

商品レビューの表示し、自動でレビュー依頼のメールを送信することができます。商品レビューがあることで、お客様の購入時の不安を解消し、購入率が2~4倍高まると言われています。

【アプリ名】 Judge.me Product Reviews
【価格】無料〜 月額15ドル。

客単価を上げるアプリ

Privy ‑ Pop Ups, Email, & SMS

※海外のアプリです

お客様が離脱するタイミングでクーポンを表示することで、カートに入れた商品を購入せずにECサイトを離脱すること(カゴ落ち)を防ぐことができます。

【アプリ名】 Privy ‑ Pop Ups, Email, & SMS
【価格】無料プラン〜月額20ドル(15日間の無料トライアル有)