HubSpotはコンテンツ管理やマーケティング、カスタマーサービスなどさまざまな機能を備えたCRMで、業界問わず多くの企業が導入しています。
HubSpotをビジネスツールと連携すれば、スケジュールツールに入れているイベント情報をHubSpotに反映させたり、各SNSのデータを詳細に分析し、より効果的なアプローチへと改善するのに役立ちます。
「どのようなビジネスツールと連携できるの?」
「自社で使用しているツールと連携できるだろうか?」
このような悩みをお持ちの方に向けて、今回はHubSpotと連携できるツールの種類やメリットをご紹介します。
目次
HubSpotと連携できるビジネスツールとメリット
Hubspotと連携できるビジネスツールと、連携により得られるメリットを、ツールの種類別に紹介します。
スケジュールツール
Hubspotと連携できる代表的なスケジュールツールは、以下の2つです。
- Googleカレンダー
- Outlook Calendar
たとえば、HubSpotのミーティングリンク機能を活用する際に、スケジュールツールを連携しておけば、連携したスケジュールツールの予定を自動で抽出します。わざわざ自分のスケジュールを確認してHubSpotに日程を設定する手間がかかりません。
HubSpotでミーティングが予約された場合にはGoogleカレンダーに、Googleカレンダーで予定が入力されればHubSpotにそれぞれのスケジュールが反映されます。
複数のツールで日程を管理しているために、ダブルブッキングが生じてしまったり、ツールへの入力ミスが生じてしまうのを防止します。
チャット・ミーティングツール
チャット・ミーティングツールでは、以下の5つと連携が可能です。
- Zoom
- Slack
- Google Meet
- Microsoft Teams
- Facebook Messenger
チャット・ミーティングツールと連携するメリットは、コミュニケーションの円滑化です。
Slackの場合、HubSpotで発生したフォローやコメント、メンションといったユーザー行動の通知をSlackで受け取れます。
多種類の通知方法をSlackにまとめられるため、通知を確認する手間を軽減可能です。普段からSlackを使用しているのであれば、通知の見落とし予防にも役立ちます。
Zoomの場合、HubSpot上で、ウェビナーへの参加状況や視聴状況を確認したり、ウェビナー登録者のデータをHubSpotに連携できます。
ウェビナーに参加申し込みをしたものの、不参加だった登録者にアーカイブ配信を送信する、視聴状況に合わせてフォローをするなど、登録者に合わせたアプローチが可能です。
SNS
HubSpotと連携できる代表的なSNSツールは、以下の4つです。
- X(旧Twitter)
- YouTube
HubSpotをSNSと連携させると、以下のSNSデータを分析するのに役立ちます。
- フォロワー数
- 投稿数
- インプレッション数
- クリック数
- エンゲージメント数
インプレッション数の高い時間帯をめがけて投稿をしたりと、データを活かした運用が可能です。
フォーム作成ツール
HubSpotは、以下の3つのフォーム作成ツールと連携ができます。
- Survey Monkey
- Google form
- formrun
Survey Monkeyの場合、Survey Monkeyで作成したアンケートの結果をHubSpotで確認できるため、アンケート結果に基づいて顧客をセグメント化できます。
たとえば、顧客満足度のアンケートで高い評価をした顧客と、低い評価をした顧客でアプローチの仕方を変えるといった施策が可能です。
HubSpotと連携できるフォーム作成ツール「formrun」とは?
HubSpotでフォーム作成ツールを連携させるのであれば「formrun」がおすすめです。
以下より、formrunの特徴と料金プランについて解説します。
formrunの特徴
formrunの特徴は、以下の3つです。
- クリックだけの簡単操作
- デザイン性が高い
- EFO機能やデータ管理の機能性が高い
それぞれご紹介します。
直感的な簡単操作
formrunは、テンプレートと必要な項目を選択するだけの直感的な操作でフォーム作成が可能です。
コードの知識は必要ありません。EFO機能も、作成中のフォーム画面を見ながら簡単に設定できます。
操作画面はわかりやすく、機能説明が動画やイラストで行われているため、初心者の方でも安心です。
デザイン性が高い
formrunには、40種類以上ものテンプレートが用意されています。テンプレートは以下の項目を細かく設定可能です。
- カラー
- フォント
- レイアウト
- ロゴ
カスタマイズすることで、おしゃれで自社のイメージに合うフォーム作成が可能です。
EFO機能やデータ管理の機能性が高い
formrunにはふりがな自動入力や、リアルタイムエラーなどのEFO機能が備わっています。EFOとは、フォームの入力完了率を高めるための施策です。EFO機能を活用することで、ユーザーにとって利便性の高いフォームが完成します。
さらにフォームの離脱率をリアルタイムで可視化できる機能があります。EFOによるフォームの改善が成功しているかどうかを一目で把握できる点も魅力です。
EFO専用ツールは平均月額¥30,000ですが、formrunなら1フォームあたり月額¥3,000〜と、EFO専用ツールよりも費用を抑えて導入が可能です。
他にも回答データをSalesforceやGoogleスプレッドシートにエクスポートできる、データ連携機能も充実しています。
フォームの入力完了率から顧客データまで一括管理できることがformrunの特徴です。
formrunの料金
formrunには4つの料金プランがあります。月額の料金設定は以下の通りです。
Free(まずは試したい方向け)
・フォーム作成数:1個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:1人
・添付ファイルの保存容量:100MB
・個別メール送信数:月10通まで
Beginner¥3,880-(個人事業主・新規事業の方向け)
・フォーム作成数:5個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:2人
・添付ファイルの保存容量:5GB
・個別メール送信数:月250通まで
Starter¥12,980-(フォームを数多く作りたい方向け)
・フォーム作成数:50個
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:5人
・添付ファイルの保存容量:10GB
・個別メール送信数:無制限
Professional¥25,800-(本格的な業務プロセスを構築したい方向け)
・フォーム作成数:無制限
・回答データ数:無制限
・チームメンバー数:10人
・添付ファイルの保存容量:30GB
・個別メール送信数:無制限
HubSpotと連携する場合は、上記料金に加え、フォームあたり月額¥1,980-です。
formrunとHubSpotを連携させるメリット
formrunとHubSpotを連携させるメリットは、主に以下の2つです。
レコードの新規作成や更新が可能
formrunで作成したフォームから得た、会社やコンタクトのデータを最適なオブジェクトに自動連携します。
HubSpotにデータがない場合は新規で登録し、すでに会社やコンタクトのデータがHubSpotに存在する場合は、上書き更新します。
手動で登録する必要がないため、人的ミスの軽減が可能です。
エラー通知メールを送信できる
データの不備といった不具合で連携時にエラーが発生した場合、formrunが即時にエラーを検知します。
formrunからエラーメールの送信されるため、データ登録の漏れを予防しつつ、データを最新に保ちます。
HubSpotとformrunを連携する方法
HubSpotとformrunの連携方法をご紹介します。
1. 設定画面「チーム→外部連携」より「選択する」を選ぶ→「HubSpot」をクリック
2.連携するフォーム横の「連携する」を選択
3.「コンタクト」「会社」のうち紐付けしたいHubSpotのオブジェクトを選択する
4.formrunのデータ項目とHubSpotプロパティを紐付けする(マッピング)
5.データの保存形式を選択→右上の「次へ」ボタンをクリック
データの保存形式は下記の3種類から選択ができます。
- 新規のみ:新規レコードの作成のみ行う
- 上書きのみ:既存レコードの上書き更新のみを行う
- 上書きまたは新規:一致キーに設定した内容があるレコードには上書きを行い、既存レコードがない場合は新規作成を行う
6.【上書きのみ・上書きまたは新規を選択した場合のみ】一致キーのプロパティを選ぶ
※一致キーは条件を複数選べます。
7.エラー発生時、通知メールを受信するメールアドレスを入力→「保存」を選択
HubSpotとformrunを連携して仕事を効率化しよう
HubSpotは以下のビジネスツールとの連携が可能です。
- スケジュールツール
- チャット・ミーティングツール
- SNS
- フォーム作成ツール
連携することで、わざわざ手動でデータを入力する手間が省けたり、いくつものツールを行ったり来たりする手間がなくなるなど多くのメリットが得られます。
HubSpotとフォーム作成ツールを連携する場合は、formrunがおすすめです。
デザイン性・機能性に優れたフォームが簡単に作成できます。
formrunとHubSpotを連携させておけば、formrunで得られたデータをHubSpotに自動で連携するため、データを漏れなく登録し、最新の情報で保てます。
簡単に連携ができるので、ぜひ一度試してみてください。