「Googleフォームで注文フォームを作る方法を知りたい方」
「注文フォームで商品の個数を指定する方法」
このように、注文フォームを作成するにあたって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Googleフォームを用いた注文フォームの作成方法を図解します。
これから注文フォーム作成を検討している方、現在注文フォームを作成していて困っている方などに向けて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼「formrun(フォームラン)」なら高機能な注文フォームを簡単に作成可能
Googleフォームで注文フォームを作成できるのは便利ですが、注文後の内容確認や決済も行うには、GASやアドオンの追加など別ツールとの連携が必須です。
フォーム作成ツールformrunなら、「決済」や「在庫管理」まで一括で行えます。
簡単かつ高機能な注文フォームを作成したいなら、ぜひformrunの利用をご検討ください。
目次 [非表示]
Googleの注文フォームとは何か?
Googleの注文フォームとは、商品やサービスを購入・注文する際に使用されるWebページの一種です。
顧客が「商品名」「数量」「お届け先」などの必要情報を入力し、その情報を基に注文を確定するための機能です。Googleフォームは企業にも役立つサービスであり、複数人で使用も考慮された機能を提供しています。
Googleアカウントがあれば無料で使えるのが魅力 で、直観的に簡単に商品注文フォームを作成できるので、ぜひお試しください。
注文フォームが役に立つ場面は?
以下のようなさまざまな場面で役立ちます
- オンラインショップ:商品の注文や配送先情報を受け付けるために使用されます。顧客が簡単に商品を選択し、注文ができます。
- レストランやカフェ:メニューアイテムや特別なリクエストを受け付けるために使用されます。顧客はメニューから選択し、特定の時間に食事を予約できます。
- イベントの参加登録:イベント参加者が必要な情報(名前、連絡先、参加日時など)を提供するために使用されます。イベント主催者は参加者の情報を集め、参加の確認や管理を容易にします。
- サービスの予約:美容院やホテル、トレーニングセッションなどのサービスを予約するために使用されます。顧客は希望日時やサービスの種類を選択し、予約を確定させます。
Googleフォームで商品注文フォームを作成する方法
Googleフォームを使った注文フォームの作り方を、 7つの手順に分解して詳しく解説していきます 。それぞれの手順を説明しているので、どなたでも簡単に注文フォームを作成できるようになります。具体的な手順や注意点も含めて丁寧に説明しているので、ぜひ参考にしてください。
① Googleフォームで新規制作を開く
まずは、注文フォームを作成したいアカウントでGoogleフォームにアクセスし、新しいフォームを作成から、「空白のフォーム」を選択してください。すると、新しいフォームの作成が開始されます。

② 店名を設定する
新しいフォームを作成したら、フォームに名前をつけます。 「無題のフォーム」と描かれたところをクリックし、題名を変更します 。書式を変更し、タイトルの下にフォームの説明を書くことも可能なので必要に応じて作成してください。

③ ユーザー情報欄を作成する
注文を受け付ける際に必要な顧客の情報を取得するために、「ユーザー情報欄」を作成します。

フォームに名前や連絡先などの必要な情報を収集するフィールドを追加し、必要事項を入力してください。右下のボタンから、必須項目にするのも可能なので、「電話番号」や「氏名」「住所」などに適応してください。
④ 商品の注文メニューを作成する
注文可能な商品やサービスのリストを追加します。ラジオボタンやチェックボックスを使用し、顧客が選択肢から注文をしたい商品を選べるようにします。
ラジオボタンは選択肢から1つを選ぶもので、チェックボックスを選択肢から複数選ぶことが可能です。作成するフォームに合わせて選んでください。
⑤ 選択に応じたセッションを追加する
顧客が特定の商品を選択した場合にのみ表示される、追加のセッション(オプション)を設定します。これにより、注文する物の種類や注文以外のお問い合わせなどを選択肢に入れたい場合、それぞれに対応したセッションに移動する設定にできます。
こちらも作成したいフォームに合わせて設定をしてください。

作成した選択肢に関するセッションを新しく作り、それぞれに応じた内容を設定します。


回答に応じてセッションを連結させるための設定をしていきます。

初めに作ったセッションの右下の三つの点をクリックし「回答に応じてセッションに移動」を選択します。

すると、選択肢の隣に、「次のセッションに進む」が出てくるので、連結したいセッションを選択します。
これでセッションの連携が完了しました。
⑥ Googleフォームでの注文で、個数を指定できるようにする設定する
各商品またはサービスの数量を指定するための、セクションを追加します。
数量を決めて貰う物を「質問」に入力し、 右の「ラジオボタン」を「プルダウン」に変更します。
選択肢1に『1』を入力してください。
「候補のすべて追加」をクリックすると、自動で1〜5を追加してくれます。
必要に応じて数を入力してください。

また、個数の選択は「必須」にしておくことをおすすめします。
これで顧客が注文数量を簡単に調整できるようになりました。
⑦完成した注文フォームをURLで入手する
作成した注文フォームをURLにします。1番右上にある「送信」をクリックします。

次の画面の、「送信方法」の真ん中にあるリンクのボタンをクリックします。
URLを短くするには、左下の「URLを短縮」にチェックを入れてください。
Googleフォームには注文書などのテンプレートもある
作成するフォームを 事前にテンプレートとして読み込むことで効率的にフォームを作れます 。
テンプレートはフォームを新しく作る前に選択できます。

「空白のテンプレート」で1から作成も可能ですが、注文書やアンケート、申込書などさまざまなテンプレートも用意されています。テンプレートを適用して編集し使うことも可能です。必要に応じて使用してください。
Googleフォームで注文フォームを作成するメリット
Googleフォームを使用して注文フォームを作る事で以下のようなメリットがあります。
- 無料で使用できる
Googleアカウントさえあれば、追加費用なしで利用可能です。 - 簡単にカスタマイズ可能
ドラッグ&ドロップのインターフェースを使って、簡単にフォームをカスタマイズできます。 - リアルタイムのデータ収集
回答はリアルタイムで集計され、すぐに確認できます。 - Googleスプレッドシートとの連携
回答データは自動的にGoogleスプレッドシートに記録され、簡単にデータ管理や分析ができます。
このようにさまざまなメリットを得られるので、うまく活用していきましょう。
Googleフォームで注文フォームを作成するデメリット
Googleフォームは無料で手軽にフォームを作れる反面、注文受付に使うには注意すべき点もあります。
特に「決済」や「注文後の対応」が発生する場面では、思わぬトラブルや業務の手間が増える可能性があります。
ここでは、Googleフォームを注文用途で使う際に知っておきたいデメリットを紹介します。
決済機能がないため、支払いの手間が増える
Googleフォームは、回答内容の収集には便利ですが、「決済」機能は備わっていません。
注文受付後に別途で支払い方法を案内したり、銀行振込やQRコード決済の連絡を手動で行う必要があります。
その際、入金の有無や金額の確認も個別に対応する必要があり、作業負担が大きくなってしまいます。
さらに、支払い状況の見落としや確認漏れが発生すると、商品発送のトラブルや顧客対応の遅れにもつながる恐れがあります。
スムーズな注文受付から決済完了までを一連の流れで対応したい場合には、別途決済機能を補完するツールの導入が必要です。
回答データの集計・管理がすべて手作業になる
Googleフォームでは、商品の個数を選択しても合計金額を自動計算する機能はありません。
回答内容をスプレッドシートに出力し、必要に応じて関数を設定する必要があります。注文内容が複雑になると設定や集計作業が煩雑になり、担当者の負担も大きくなりがちです。
また、スプレッドシートで顧客情報を管理する場合、進捗や対応ステータスの追跡といった業務も発生します。
対応状況を色分けしたり、備考欄に追記したりといった運用は属人化しやすく、管理ミスや対応漏れの原因にもなりかねません。
そのため、回答内容の管理方法をどのように行うか、運用体制を整えることが重要です。
注文後のメール返信が不十分
Googleフォームには、回答通知メールを受け取る機能がありますが、自動で注文確認メールを送ったり、個別に対応メールを返信したりするには工夫が必要です。
とくに、メール本文の内容をカスタマイズしたり、宛名を挿入するなどの柔軟な設定は難しい場合があります。
そのため、「注文を受けたあとに、確認メールを送りたい」「後日まとめてフォローメールを配信したい」といった、細かいニーズには対応しにくいのが実情です。
また、返信対応を担当者ベースで行っていると、対応の属人化や抜け漏れが発生するリスクも高くなります。スムーズな注文対応や顧客満足度の向上のためには、より柔軟なメール配信機能が求められます。
ビジネス利用におけるセキュリティ対策が不十分
Googleフォームは、Googleアカウントさえあれば誰でも使える便利なツールですが、法人利用においては情報セキュリティの観点で注意が必要です。
Googleフォーム自体には、プライバシーマークやISMSといった第三者認証は付与されておらず、セキュリティ対策が不十分と見なされることもあります。
特に、スプレッドシートで顧客の名前や住所、電話番号などの個人情報を管理する場合、シート自体はURLで共有できるため、情報漏洩の危険性があります。
業種によっては、顧客情報を適切に取り扱うために高いセキュリティ基準を求められます。Googleフォームを利用する際は、セキュリティの観点も含めて慎重に判断してください。
注文フォームを作成するなら、決済機能がついたフォーム作成ツール「formrun」がおすすめ!
Googleフォームは無料で手軽に注文フォームを作れる反面、決済機能がなかったり、回答内容を手動で管理する必要があったりします。
「もっと効率よく、安心して注文受付を行いたい」と感じたなら、フォーム作成ツール「formrun」の活用を検討してみてください。
formrunなら、注文受付から決済・通知・データ管理までをワンストップで管理できるため、業務負担を大幅に軽減しつつ、スムーズな運用が可能になります。
ここでは、注文フォームの運用管理で役立つ、formrunの機能を紹介します。
決済機能の手数料が業界最安値
formrunはクレジットカードを始めとした様々な決済方法に対応しています。そのため、 顧客が求める決済方法に対応していないために 注文の機会を逃してしまう問題を解決し、 決済方法が広がることで 注文数UPが期待 できます。
決済方法
- カード決済(クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード)
- オンライン決済(PayPay、PayPal、Apple Pay)
- コンビニ決済(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)
- 口座振替
また、 即時、決済を完了することで 入金漏れをゼロ に刷ることが可能です。 入金前だと発生しやすい急なキャンセル(ノーショー)も、 事前に支払いが完了していると起こりにくくなります。
決済手数料は 業界最安値水準の2.99%~を実現していますのでぜひformrunで注文フォームを作成してみてください。
formrunの決済機能の詳細はこちら
>>formrunの決済連携機能
豊富なメール機能
formrun(フォームラン)には、メールを送付する機能が目的に合わせて3種類用意されています。
- 自動メール返信
フォームに回答直後に、サンクスメールや回答内容の確認メールを自動返信することができます。
申込フォームや登録フォームなど、フォーム回答後対応してほしい手順がある場合は、メール内に記載することで迷わず対応を進めることもできます。 - 個別メール機能
フォーム回答時に質問がある場合、回答者に個別にメールを送信することができます。
サポート窓口などの場合、合わせてメールテンプレートを利用することで対応品質を揃え、ミスなくスピーディに対応できるため、メール返信にかかる時間を大幅に削減可能です。 - 一斉メール配信
フォーム回答者や手元に用意したメールアドレスリストに対して、一斉メールを配信できます。
対応ステータスや、顧客ラベル別にセグメントメールが可能です。配信結果もメールごとに開封率、リンククリック率、エラー率が確認できるため、施策の改善にも役立ちます。
また、自動メール返信、一斉メール配信、個別メール機能それぞれ、フォームで得た顧客情報をメール本文や件名に変数として挿入することが可能です。
フォーム作成から、フォーム回答者へのコミュニケーションまでformrunで一貫してできるため、顧客対応管理もスムーズになります。
formrunのメール返信機能の詳細はこちら
>>formrunのメール返信機能
万全のセキュリティー
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。
「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など様々な対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。
ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティーを重視している方にはフォームランの利用がおすすめです。
formrunのセキュリティ対策の詳細はこちら
>>formrunのセキュリティ対策
Googleフォームで注文フォームを運用する際は、どうしても機能や管理体制に限界を感じる場面があります。
formrunなら、注文受付から決済、メール対応、情報管理までワンストップで行えます。これまで悩んでいた手作業や確認ミスから解放され、業務がスムーズに回る仕組みが整います。
「運用の手間も削減しつつ、顧客満足度が高まる注文フォームを作成したい」とお考えの方には、ぜひformrunをお試しください。
注文フォームを受けた後の管理方法
ここでは、Googleフォームで注文フォームを作成し、実際に注文の回答を受け取った後の管理方法を解説します。
- Googleフォームでの注文の合計金額をスプレッドシートへまとめる方法
- Googleフォームの注文をメールで知らせる
Googleフォームでの注文の合計金額をスプレッドシートへまとめる方法
Googleフォームを使用し収集した注文データを 自動的にGoogleスプレッドシートにまとめることができます 。これにより、注文内容を一元管理し簡単に閲覧・編集・共有が可能です。

スプレッドシートを作成するには、フォームの上の「回答」をクリックします。
すると緑色のスプレッドシートにリンクするマークがあるのでクリックしてください。
そうすると新しいタブでスプレッドシートが開きます。フォームとリンクしてあるのでデータを統計し閲覧や管理するようになります。
Googleフォームの注文をメールで知らせる
Googleフォームで作成した、 注文フォームに入力があったときにメールで知らせるようにする設定があります。
Googleフォームの注文フォームを公開後、画面上部の「回答」から右上の「︙」をクリックします。
「新しい回答についてのメール通知を受け取る」を選択するとメールで回答を知らせてくれます。

これで新しい回答が送信されると、フォームを作成したGmailアカウントに回答を受け取ったメールが届きます。
Googleフォーム通知設定はこちらをご覧ください。
>> 【全解説】Googleフォームの回答をメール通知する方法
Googleフォームを活用し状況に応じた注文フォームを作成しましょう

Googleフォームを使う最大のメリットは、無料で利用できることです。さらに、簡単にカスタマイズができ、リアルタイムでのデータ収集ができます。また、Googleスプレッドシートと連携してデータ管理ができる点も便利です。
注文フォームを作成する際には、顧客情報や注文内容、支払い方法、配送方法、特記事項などの重要な質問項目を考慮するのが大切です。
また、 さまざまな機能を無料で使えるformrunもおすすめです 。Googleフォームとの違いを確認してぜひ利用を検討してください!
ビジネス利用において、formrunユーザーの”7割”がGoogleフォームから変更しています。