Googleフォームでファイルがアップロードできない6つの原因とは?ケース別に対処法を解説

Googleフォームでファイルがアップロードできない6つの原因とは?ケース別に対処法を解説 googleform

「Googleフォームにファイルがアップロードできない原因を知りたい」
「ファイル添付でエラー発生した時の対処法を知りたい」

Googleフォームを運用している方は、上記のような悩みを抱えている場合も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではGoogleフォームでファイルがアップロードできない原因、対処法、ファイル添付を利用する際の注意点を解説します。よくある質問とその回答もご紹介しますので、最後までご覧ください。

また、ログイン不要でファイル添付を可能にするなら、フォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。formrunを使用するメリットは主に下記の5つです。

  • 回答者に制限なく画像添付ができる
  • 添付できる枚数に制限がない
  • 自社サイトやサービスサイトに合ったフォー厶が作れる
  • FREEプランは永久で利用可能
  • Googleアカウントを持っている方はワンクリックで登録完了

以上の機能が完備されており、基本料金は無料です。
ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、複数人でデザイン性の高いフォームを管理できます。

▼ビジネス利用では、formrunユーザーの”7割”がGoogleフォームから変更しています。
Googleフォームとformrunの違いを知りたい方は、こちらをご覧ください。
>> formrunとGoogleフォームの違い

Googleフォームでファイルがアップロードできない主な6つの原因

Googleフォームでファイルがアップロードできない主な6つの原因
Googleフォームでファイルがアップロードできない原因は、主に下記の6つです。

  • ファイルサイズや形式が適していない
  • 回答者がGoogleアカウントにログインしていない
  • Googleフォームが共有ドライブ上に保存されている
  • Googleドライブの容量が不足している
  • ドメイン制限が有効になっている
  • インターネットの接続が不安定・不具合が発生している

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

ファイルサイズや形式が適していない

Googleフォームでは、フォーム作成者がアップロード可能な最大ファイルサイズや許可するファイル形式をあらかじめ設定できます。

そのため、設定された上限サイズを超えるファイルや指定されていない形式のファイルはアップロードできません。また、ファイルサイズが大きすぎる場合はアップロードに時間がかかったり、送信に失敗したりするケースもあります。

たとえば、Googleフォームのデフォルト設定では1ファイルあたりの最大サイズが10MBに設定されています。この場合、11MBのファイルはアップロードできません。

回答者がGoogleアカウントにログインしていない

Googleフォームでファイルがアップロードできない原因の一つは、回答者がGoogleアカウントにログインしていないことです。

Googleフォームの「ファイルのアップロード」機能は、セキュリティやファイル管理の観点から、回答者がGoogleアカウントにログインしていることを必須条件としています。これは、アップロードされたファイルがフォーム作成者のGoogleドライブに保存されるため、Google側がアップロード者を特定し、管理する必要があるためです。

Googleフォームが共有ドライブ上に保存されている

Googleフォームが共有ドライブ上に保存されている場合、ファイルのアップロード機能は利用できません。

Googleフォームの「ファイルのアップロード」機能は、マイドライブに保存されたフォームのみで利用可能です。共有ドライブ上にフォームがある場合、Googleの使用によりアップロード機能が制限されているため、回答者がファイルを添付できません。

たとえば、Googleフォームを共有ドライブ上で作成・管理している場合、フォームの設定画面で「ファイルのアップロード」項目を追加しようとしても選択肢が表示されません。

Googleドライブの容量が不足している

Googleフォームでファイルがアップロードできない原因の一つは、Googleドライブの容量が不足していることです。

Googleフォームでアップロードされたファイルは、フォーム作成者のGoogleドライブに保存されます。そのため、Googleドライブの空き容量が不足している場合、新たにファイルを受け取れず、アップロードができなくなります

たとえば、Googleドライブの無料プランでは15GBまでしか保存できません。

ドメイン制限が有効になっている

ドメイン制限が有効になっていると、Googleフォームでファイルがアップロードできなくなります。

Googleフォームの設定で「特定のユーザーに限定」や「公開範囲を限定」などのドメイン制限を有効にすると、指定した組織以外のユーザーはフォームの利用やファイルアップロードができなくなります。この設定は、情報漏洩防止やセキュリティ強化のために使われる場合が多いです。

インターネットの接続が不安定・不具合が発生している

Googleフォームでファイルがアップロードできない原因として、インターネット接続が不安定または不具合が発生していることが挙げられます。

GoogleフォームやGoogleドライブはクラウドサービスのため、ファイルのアップロードやフォーム送信には安定したインターネット接続が必要です。接続が不安定だとアップロード処理が途中で止まったり、エラーが表示されてファイルの送信が完了しなかったりする場合があります。

【フォーム作成者向け】Googleフォームでファイルがアップロードできない場合の対処法

【フォーム作成者向け】Googleフォームでファイルがアップロードできない場合の対処法
Googleフォームでファイルがアップロードできない場合に、フォーム作成者ができる対処法は下記の通りです。

  • 「ファイルのアップロード」オプションがグレーアウトして選択できない場合
  • 回答者がファイルをアップロードできない場合
  • 一時的なエラーや障害の場合

それぞれの対処法を詳しく見ていきましょう。

「ファイルのアップロード」オプションがグレーアウトして選択できない場合

Googleフォームで「ファイルのアップロード」オプションがグレーアウトして選択できない場合は、そのフォームが共有ドライブ上に作成されているのが原因です。

たとえば、Googleフォームを共有ドライブ上で新規作成した場合、設問追加時にファイルのアップロードを選ぼうとしても、項目がグレーアウトしていてクリックできません。この場合、フォームをマイドライブに移動し直すか、最初からマイドライブ上で作成すれば、「ファイルのアップロード」オプションが選択できるようになります

回答者がファイルをアップロードできない場合

Googleフォームで回答者がファイルをアップロードできない場合は、主に下記の点を確認・対応しましょう。

  • 回答者がGoogleアカウントにログインしているか確認する
  • ファイルのサイズや形式の制限を守っているか確認する
  • フォームの作成場所や共有設定、Googleドライブの容量・権限を確認する
  • ネットワーク環境やブラウザの問題をチェックし、必要に応じて再起動やキャッシュ削除を行う

これらの対処法を順に確認・実施すれば、Googleフォームでファイルがアップロードできない原因を解決できます

一時的なエラーや障害の場合

Googleフォームで一時的なエラーや障害によりファイルがアップロードできない場合は、ネットワーク接続の確認・ブラウザのキャッシュやCookieの削除などを試せば解決できる場合があります

一時的なエラーや障害は、ネットワークの不安定さやブラウザの不具合、Google側の一時的なサービス障害など、さまざまな要因で発生します。これらはユーザー側の環境をリフレッシュすれば解消する場合が多いですが、Google側の障害であれば復旧を待つしかありません。

Googleフォームのファイル添付を利用する際の3つの注意点

Googleフォームのファイル添付を利用する際の3つの注意点
Googleフォームのファイル添付を利用する際は、下記の3つの点に注意しましょう。

  • セキュリティ・プライバシー対策を徹底する
  • フォーム作成後はテスト送信を実施する
  • 回答者への案内を明確にする

それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

セキュリティ・プライバシー対策を徹底する

Googleフォームのファイル添付機能を利用する際は、セキュリティ・プライバシー対策を徹底しましょう。とくに、アクセス権限の設定や共有範囲の制限、個人情報保護法などの法令順守を厳格にする必要があります。

Googleフォーム自体はSSL/TLSによる通信の暗号化やGoogleドライブのマルウェアスキャンなど高いセキュリティ対策が施されています。しかし、利用者側の設定ミスや管理不備による情報漏洩リスクが存在するため注意が必要です。

たとえば、フォームの共有設定を「URLを知っている全員」にしてしまうと、誰でもファイルにアクセスできる状態となり、個人情報や機密ファイルが流出する恐れがあります。

Googleフォームのセキュリティ対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
>> 【安全?】Googleフォームのセキュリティ対策|自分でできる6つの対策や情報漏洩の事例も解説

フォーム作成後はテスト送信を実施する

Googleフォームのファイル添付機能を利用する際は、フォーム作成後にテスト送信を実施しましょう。

テスト送信を行えば、ファイル添付機能が意図通りに動作しているか、設定したファイル形式や容量制限が正しく機能しているかを事前に確認できます。これにより、本番運用時のトラブルや情報漏洩、想定外のファイル受領などを未然に防げます。

テスト結果をもとに、ファイルが正しくGoogleドライブに保存されているか、保存先の権限設定が適切かもあわせて確認しましょう。

回答者への案内を明確にする

Googleフォームファイル添付機能を利用する際は、回答者への案内を明確にしましょう。

ファイル添付にはGoogleアカウントでのログインが必須であることや許可されるファイル形式・容量制限など、回答者が事前に知っておくべき条件や手順が複数存在します。これらを明確に案内しないと、回答者がファイルを添付できない、想定外のファイルが送信されるなどのリスクが高まります

企業で利用する場合は、個人情報の取り扱いや利用目的を明記し、安心してファイルを提出できるようにしましょう。

Googleフォームのファイル添付に関するよくある質問

Googleフォームのファイル添付に関するよくある質問
Googleフォームのファイル添付に関するよくある質問を整理しました。詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

共有ドライブや特定の場所からアップロードできないのはなぜですか?

Googleフォームは、共有ドライブや特定の場所に配置した場合、「ファイルのアップロード」機能が利用できません。これは、Googleの仕様による制限であり、共有ドライブに置かれたGoogleフォームでは、アップロード機能が無効化されるためです。

そのため、ファイルアップロードが必要なフォームは「マイドライブ」に作成・保存するのが推奨されます。

ブラウザや端末によってアップロードできない場合がありますか?

Googleフォームのファイル添付機能は、利用するブラウザや端末によってアップロードできない場合があるため注意が必要です。

Googleフォームは公式に対応しているブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge、Safari、Firefox)での利用を前提として開発されています。これら以外のブラウザや古いバージョンのブラウザ、または一部のスマートフォン標準ブラウザでは正常に動作しないことがあります

また、Internet Explorerは非対応です。

ファイルアップロードの保存先はどこですか?

Googleフォームでアップロードされたファイルは、フォーム作成者のGoogleドライブ内に自動生成される「フォーム名と同じ名前のフォルダ」に保存されます。

Googleフォームのファイル添付機能は、回答者がファイルをアップロードすると、そのファイルが自動的にフォーム作成者のGoogleドライブに保存される仕組みになっています。フォームごとに専用のフォルダが作成され、その中にアップロードファイルがまとめられるため、管理や確認が容易です。

ログイン不要でファイル添付ができる「formrun」もおすすめ!

ログイン不要でファイル添付ができる「formrun」もおすすめ!
ログイン不要でファイル添付を可能にするなら、フォーム作成ツール「formrun」がおすすめです。formrunには主に下記の3つの特徴があります。

  • ファイル添付がおこなえる
  • フォーム作成が簡単にできる
  • 万全のセキュリティ

それぞれの特徴を詳しく解説します。

ファイル添付がおこなえる

formrun(フォームラン)を利用すればフォームに記入する際に、画像や資料などのデータを一緒にアップロード可能です。

「写真・PDFの情報もまとめて送ってほしい」「紙のやりとりをデジタル化したい」などの場合にとても便利な機能となっています。とくにお問い合わせフォームや会員登録フォーム、採用フォームなどで幅広く活用されています。

回答の際にフォームの入力者は、ログイン不要でどなたでもファイルをアップロード可能です。さらにアクセス制限がかかったりアカウント作成を求めたりなどがないため、入力者にとって余計な制限はかかりません。

フォーム作成が簡単にできる

非エンジニアでもマウスだけの簡単な操作中心でフォームが作成できるため、フォーム利用までに準備期間が短い場合にも役立ちます。

同じフォーム作成ツールのGoogleフォームと比べてもセキュリティ条件が高く、細かい設定まで機能が豊富となっているため、ビジネス利用目的では、formrunのユーザーのうち7割がGoogleフォームから変更しています。

メールアドレスがあれば無料登録可能!無期限で無料プランが利用できるのでformrunでぜひフォームを作成してみてください。

テンプレートはこちらをご覧ください。
>> テンプレート一覧

万全のセキュリティ

セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。

フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。

安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。

Googleフォームでファイルがアップロードできない場合は原因に適した対処が重要

Googleフォームでファイルがアップロードできない場合は原因に適した対処が重要
Googleフォームでファイルのアップロードができない場合、いくつかの原因が考えられます。まず、ファイルのアップロード機能はGoogleアカウントにログインしているユーザーのみが利用できるため、ログインしていない場合は利用できません。

また、フォーム作成者がアップロードできるファイルの種類や容量に制限を設けている場合もあり、指定された条件に合わないファイルはアップロードできません。さらに、Googleドライブの容量が不足していると新たにファイルをアップロードできなくなります。

これらの点を確認し、必要に応じて設定を見直せば、多くの場合は問題を解決できます。

しかし、ノーコードで高機能なフォームを作りたい場合には、現在使用しているフォーム作成ツールの機能が不十分に感じられることもあるでしょう。その場合、formrunを使えば下記の5つのメリットがあります。

  • 回答者に制限なく画像添付ができる
  • 添付できる枚数に制限がない
  • 自社サイトやサービスサイトに合ったフォー厶が作れる
  • FREEプランは永久で利用可能
  • Googleアカウントを持っている方はワンクリックで登録完了

無料での利用も可能なため、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。
Sansan、BASE、hey、DMMなど幅広い規模の企業に導入されており、自社に最適なフォームを作ることが可能です。

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Googleフォームとformrunの違いを知りたい方は、こちらをご覧ください。
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