Googleフォームで日付を回答してもらうとき、以下のようなことが起こって困った経験はありませんか?
「存在しない日付を書かれてしまった……」
「選択してほしくない日付を選ばれてしまった……」
カレンダーを表示させ、日付を選んでもらえるようにすると、存在しない日付が選ばれることはなくなります。また、プルダウンで候補日だけを表示させるようにすると、選択肢にない日付が選ばれることをなくすこともできるようになるのです。
本記事では、Googleフォームでの回答時に「カレンダーを表示させる」「プルダウンに候補日を表示させる」ための設定方法をそれぞれ解説します。
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目次
Googleフォームで日付の回答をもらう方法①質問の種類を設定する
Googleフォームの質問の種類を「日付」に設定すると、回答画面で日付をカレンダーから選べるようになります。
Googleフォームの設定画面で、上の画像の赤で囲ったプルダウンで、「日付」を選択してください。
このとき、右下の縦に並んだ3点をクリックして、「年を含める」にチェックが入っていないとカレンダー入力はできません。
これらの設定を行うことで、回答画面において、下の画像ようにカレンダーでの日付の選択が可能です。
誕生日など、日程を自由に選んで欲しいときには、カレンダーで入力する回答方法がおすすめです。
Googleフォームで日付の回答をもらう方法②プルダウンを使う
プルダウンという、あらかじめ用意した選択肢の中から選んでもらう設定を使えば、選んで欲しくない日付が選ばれることはなくなります。
プルダウンを使うには、ここから説明する手順で設定してください。
基本設定
プルダウンに選択肢として、候補日を入れていきます。
まず、Googleフォームの画面右上にある質問の種類を、プルダウンに変更してください。
左側に出てくる「選択肢を追加」と書かれている欄に、候補日を入れていきます。
設定が終わってから、回答画面を開くと、プルダウンからの入力ができるようになっています。
質問を増やすには、設定画面で、「質問を追加」(右側に出てくる⊕と書かれた部分)をクリックしてください。
質問を追加することで、下の画像のように、回答画面で第1希望、第2希望を選んでもらえるようになります。
プルダウンを使った方法は、予定を合わせるときなど、希望日を聞くときなどにおすすめです。カレンダーで入力する際に起こる、候補日でない日付が選ばれることがなくなります。
Googleフォームでの日程調整の方法は、今回紹介した、カレンダー入力やプルダウン入力の他にもあり、以下の記事で多数紹介しています。
>>【簡単】Googleフォームで日程調整フォームを作る方法
プルダウンの日付を自動で更新させる設定方法
「明日から1週間の日付を表示する」のように、プルダウンの日付を自動で更新させる方法を説明します。GAS(Google Apps Script)を使うと設定が可能です。
Googleフォームの準備として、下の画像のように、質問の種類をプルダウンにし、選択肢に西暦を入れて今日の日付から7日間分の日付を入力します。
Googleフォームの右上の縦に並んだ3点をクリックし、スクリプトエディタを選択してください。
以下のスクリプトをコピーして、Googleフォームのスクリプトエディタにペーストしてください。
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スクリプトエディタに元々入っているスクリプトは、消してペーストします。
また、上のスクリプトは、回答する時点で「明日から1週間の日付を表示する」ために書かれたものです。
スクリプトのコピペが終わったら、上部のバーの保存アイコンをクリックしてください。
上の写真の赤で囲った部分です。その後、上部バーの「実行」をクリックします。
「実行」をクリックしたとき、「承認が必要です。」というポップアップが出てくるので、「権限を確認」を選択してください。
また別のポップアップが出てきます。英語で表示されていたら、左下の「English(United States)」を、「日本語」に変更してください。
使用するGoogleアカウントをクリックしてください。
ページ下部の「許可」をクリックします。
最初の画面に戻り、「実行」されます。
「実行」が完了するまで待った後、設定画面に戻ったとき、曜日が表示されていたら成功です。
ここまででGASの設定が終わったので、次に、毎日日付が変わったときに、選択肢を更新するためのトリガーを設定します。
Apps Scriptの左側にマウスカーソルを合わせると出てくる、編集メニューから「トリガー」をクリックします。
「結果がありません。」という画面が出てきたら、「新しいトリガーを作成します。」をクリックします。
トリガーの「イベントのソースを選択」を「時間主導型」、「時間ベースのトリガーのタイプを選択」を「日付ベースのタイマー」にして保存をクリックしてください。
上の画像の赤で囲った部分が、変更したところです。
「時刻を選択」は、デフォルトのまま「午前0時~1時」にしておいてください。
保存をクリックしたとき、承認を求めるポップアップが出るので下の手順で承認します。
英語で表示されていたら、左下の「English(United States)」を、「日本語」に変更してください。
使用するGoogleアカウントをクリックしてください。
ページ下部の「許可」をクリックします。
最初の画面に戻るので、「保存」をクリックすると完了です。
これで、Googleフォームの通知をSlackで受け取る準備が、すべて完了しました。翌日、Googleフォームの設定画面を開いて確認してください。
上の画像のように、最初の設定から1週間の日付が1日ずつずれて表示されていたら成功です。
Googleフォームで日付と合わせて時刻を入力させたい場合は?
日付だけでなく時刻も入力させたい場合の設定方法を説明します。この方法では、カレンダーの機能は残したまま、時刻の入力が可能です。
Googleフォームの質問の種類を「日付」に設定→右下の3つの点をクリック→「時刻を含める」にチェックを入れます。
設定後、回答画面を開くと、日付をカレンダーで入力できて、さらに時刻の入力もできるようになっています。
Googleフォームの日付入力でカレンダーが使えない場合の対処法
Googleフォームで「年を含める」のチェックが外れていると、カレンダーの入力ができなくなります。 以下の方法で「年を含める」のチェックを入れることが可能です。
右下の3つの点をクリック→「年を含める」のチェックが外れていたら入れてください。
ただし、「年を含める」のチェックを入れても、iPhoneで回答をするときには、カレンダーから入力できません。
どうしてもiPhoneでカレンダーから選んで欲しいときには、GASに入れるスクリプトを作成して入力すると、カレンダーでの入力ができるようになります。
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ここまで、Googleフォームで、カレンダー入力やプルダウン入力によって、日付入力ができるようにする方法を紹介してきました。
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