企業や団体での研修を効果的に評価し、改善するためには、参加者からのフィードバックが欠かせません。そのために活用されるのが「研修後のアンケート」です。
本記事では、「研修後のアンケート」の重要性や具体的な質問例、テンプレートを紹介し、研修の質向上に役立てていただける情報を提供します。
▼ 簡単にアンケートフォームが作れる「formrun」がオススメ
とにかく早く簡単に、安全性が高く高品質なアンケートフォームをつくりたい方には、弊社の「formrun」がおすすめです。目的別に用意されたテンプレートにクリックで設問項目を追加するだけで、簡単にアンケートを作成することができます。
研修アンケートの必要性
研修後のアンケートは、以下の2つの重要な点を理解するために不可欠です。
時代や業界の変化に対応するためには、常に最新の情報を反映した研修内容が求められます。アンケート結果を活用して、最新のニーズに応じた研修を提供することで、組織の競争力を維持・強化することができます。
フィードバックによる研修内容の改善
研修の効果を高めるためには、参加者からのフィードバックが不可欠です。
アンケートを通じて得られる情報は、研修内容の質や講師の評価、理解度の確認など、多岐にわたります。これらのデータを基に、次回の研修をより効果的に改善することができます。フィードバックは、研修プログラムの強化ポイントや改善点を明らかにし、組織の学習文化を深化させる手助けとなります。
参加者の満足度・理解度の把握
アンケートを実施することで、参加者の研修に対する満足度や理解度を可視化できます。
満足度の高い研修は、学習効果を高め、参加者の意欲を引き出すことにつながります。特に、参加者が自身の学びや成長を感じられるようになると、研修への参加意欲が高まり、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与します。
研修アンケートを作成する時の注意点
明確な目的を持つ
アンケートを作成する際には、何を知りたいのか、どのような情報が必要なのかを明確にすることが重要です。
目的が曖昧だと、得られるデータも不明瞭になり、効果的な改善策を見つけることが難しくなります。具体的な目標を設定し、それに基づいた質問項目を設計しましょう。
簡潔かつ具体的な質問
質問は簡潔でわかりやすく、具体的にすることが求められます。
あまりにも漠然とした質問や複雑すぎる質問は、回答者を混乱させ、正確なフィードバックを得ることが難しくなります。例えば、「研修全体についてどう思いましたか?」ではなく、「研修の内容は期待通りでしたか?」といった具体的な質問にすることで、明確な回答を引き出すことができます。
適切な質問形式を選ぶ
質問形式には、選択式、自由記述式、評価式などがあります。
各形式にはそれぞれ利点と欠点があるため、目的に応じて適切な形式を選びましょう。選択式や評価式は集計が簡単で全体の傾向を把握しやすい一方、自由記述式は具体的な意見や要望を詳しく知ることができます。
プライバシーの保護
アンケートの回答者が安心して意見を述べられるように、プライバシーの保護に配慮することが大切です。
匿名性を保証することで、率直なフィードバックを得やすくなります。また、個人情報を収集する場合は、その目的や利用方法について明示し、適切な管理を行う必要があります。
研修アンケートの効果的な設問例
研修後のアンケートの質問は、参加者の意見を幅広く収集するために工夫が必要です。
以下に具体的な質問例を紹介します。
1. 研修全体に関する質問
- 研修内容は期待通りでしたか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修の進行ペースは適切でしたか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修の時間配分は適切でしたか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修の場所や環境についての評価を教えてください。
- 良かった/普通/悪かった
- 具体的なコメント: ___________________________________________
2. 講師に関する質問
- 講師の説明は分かりやすかったですか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 講師の専門知識に満足しましたか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 講師の態度や対応は良かったですか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
3. 理解度に関する質問
- 研修内容を理解できましたか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修で学んだ内容を業務に活かせると思いますか?
- はい/いいえ
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修中、わからない点があれば具体的に教えてください。
- 具体的なコメント: ___________________________________________
4. 研修の具体的な改善点に関する質問
- 研修内容で改善が必要だと思う点は何ですか?
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 研修に追加してほしいトピックはありますか?
- 具体的なコメント: ___________________________________________
- 今後の研修で期待することを教えてください。
- 具体的なコメント: ___________________________________________
▼ WEBでアンケートを回収するならformrun(フォームラン)がオススメ!
目的別に用意されたテンプレートにクリックで設問項目を追加するだけで、簡単にアンケートを作成することができます。このツールでは、質問に適した回答形式を選択できるため、回答者の満足度・理解度を正確に把握することができます。
研修アンケート様式のポイント
研修後のアンケートは、回答者がスムーズに回答できるよう、工夫が必要です。
以下のポイントを押さえた構成になっているか、確認しながらアンケートを作成しましょう。
適切な回答順序
アンケートは、回答者が簡単に記入できるように、明確で整理された構成にすることが重要です。
質問はカテゴリごとにまとめ、順序立てて配置することで、回答者が自然な流れで回答できるようにしましょう。
適切な長さ
アンケートが長すぎると、回答者が途中で回答を止めてしまう可能性があります。
質問の数や内容を精査し、本当に必要な質問だけを残すようにしましょう。一般的には、10~15問程度が適切とされています。
説明と導入
アンケートの冒頭には、アンケートの目的や回答方法について簡潔に説明する導入文を記載します。
これにより、回答者がアンケートの意図を理解しやすくなり、回答の精度が向上します。
フレンドリーなトーン
質問の文体は、できるだけフレンドリーで親しみやすいものにしましょう。
堅苦しい表現は避け、回答者が気軽に意見を述べられるような雰囲気を作り出すことが大切です。
フォーマットの工夫
アンケートは、各企業や団体のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
例えば、デジタルフォームを作成してオンラインでの回答を促すことで、集計作業を効率化することが可能です。また、選択肢を工夫し、スケール評価(例:1〜5の評価)を取り入れることで、より詳細なデータ分析ができるようになります。
アンケートツールの活用
Googleフォームやformrunなどのオンラインアンケートツールを活用することで、簡単にアンケートを作成し、データを収集・分析することができます。これらのツールは無料で利用できるものも多く、手軽に高品質なアンケートを実施することができます。
フォーム作成ツールの比較に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので合わせてご覧ください。
>> 【無料あり】Webアンケート作成ツール・システム11選を比較!選び方も解説
研修アンケートを回収するならformrun(フォームラン)がオススメ!
無料で設問数無制限のアンケートフォームを作成したい場合は、formrunがおすすめです。
回答データが自動で集計されるうえ、データのCSVダウンロードやGoogleスプレッドシートへのエクスポートにも対応しています。また、顧客管理機能が付いているため、研修後のアンケート作成以外にも研修の参加申し込みフォームやお問い合わせフォームなど幅広くご活用頂けます。
ISO 27001やプライバシーマークの取得、SSLによる暗号化などセキュリティ対策も万全なため、個人情報の流出の心配もありません。
アンケート調査を実施しようと考えている方は、この機会にぜひformrunをお試しください。
まとめ
研修後のアンケートは、研修の効果を高め、参加者の満足度を向上させるための重要なツールです。
効果的なアンケートを作成し、適切に分析・活用することで、研修の質を継続的に改善していきましょう。テンプレートや質問例を参考に、自社のニーズに合ったアンケートを作成し、フィードバックを最大限に活かしてください。
また、アンケート結果をもとに研修プログラムを改善することは、組織全体の学習文化を深化させるだけでなく、参加者の成長を促進し、企業の競争力を向上させる重要なステップです。継続的なフィードバックの収集と改善を繰り返すことで、研修の質を高め、より効果的な人材育成を実現しましょう。