イベントやセミナーの開催後にアンケートが実施されることは多いけれど、どういった目的でされているのかが見えてこない方もいるのではないでしょか。
本記事では、アンケート調査を行う目的を紹介しています。また、高品質なアンケートを作成するためのポイントもまとめてみました。
また、 プログラミングの知識がなくてもスムーズにアンケートフォームの作成が可能な「formrun」も紹介します。
formrunは、目的に応じて用意されたテンプレートをクリックで設問項目を追加するだけで、簡単にアンケートの作成が可能です。
アンケートによって集まった結果はリアルタイムで自動で集計が可能になっており、入力補助があるのはもちろん、条件によって質問の内容を分岐させることもできます。
回答数はそのままでそれぞれにあった質問にこたえてもらえるため、ユーザーの負担をが軽減させられるので、離脱率を大幅に軽減させられるのもformrunの魅力です。
集計した回答は、リスト・棒グラフ・円グラフなど形式で表示でき、CSVやスプレッドシートへの出力も可能です。
目次
アンケートとは?
集めたい情報の知見や意見を持っていると予想できる方への調査を行うことをアンケートと呼びます。
アンケートを実施する目的や目標は企業や個人によって異なりますが、それらを達成するためには、いくつかの工程を踏みながらアンケートを作成する必要があります。
アンケートを実施する媒体は、紙に記入する形式が一般的でしたが、最近ではWebを介したものも増加傾向です。
スマートフォンやパソコンが身近にある世代へのアンケートは、WEBの利用でより有益な情報を集められる特徴があります。
アンケートと市場調査の違いとは?
アンケートと市場調査を同じものとして認識している方がいますが、アンケートと市場調査は異なります。
集めたい情報の知見や意見を持っていると予想できる方への調査を行うことであるアンケートは違い、市場調査はマーケティングの施策を立てるために、市場を数値化するために実施されます。
アンケートを作成する2つの目的とは?
アンケートの概要が理解できたところで、アンケートを実施する目的を紹介していきます。
アンケートを実施する目的は、主に下記の2点です。
- 商品やサービスの改善をするため
- 顧客の満足度を向上させるため
目的1:商品やサービスの改善をするため
ユーザーの目線から、抱えている課題や改善点を見つけ、商品やサービスを向上させていくための目的が1つ目です。
商品やサービスに対して、ユーザーが不満を抱えている状態では、企業のイメージやブランド価値が下がってしまいます。
ユーザーが抱えている不満は企業からの目線では気付きにくいことも多く、リアルな声を収集できるのがメリットです。
目的2:顧客の満足度を向上させるため
アンケートを実施して、商品やサービスを改善させることで、顧客満足度を向上させることにもつながります。
顧客満足度が向上すると、自然とリピート率もあがり、企業への信頼度も高まります。
アンケートの種類とは?
アンケートの目的がわかったところで、アンケートの種類を紹介していきましょう。
アンケートの種類は、大きくわけて下記の2つの種類があります。
- 定量調査
- 定性調査
定量調査
トレンドの把握や比較して分析をしたい場合など、特定のデータを数値として収集し、統計的な分析が行われるのが定量調査です。
定量調査とは、下記のようなアンケートのことを指しています。
- WEB調査
- 会場調査
- 訪問面接調査
- 訪問留置調査
- 電話調査
- 郵送調査
定性調査
定性調査とは、定量調査とは異なり、人の意見や行動など数値化できないことを収集する際に行われます。
定性調査とは、下記のようなアンケートのことを指しています。
- グループインタビュー
- パーソナルインタビュー
- 行動観察調査
- 覆面調査
高品質なアンケートの特徴3選
アンケートには2つの種類があることがわかりました。そこで気になるのは、ユーザーの回答率が高いアンケートの特徴ではないでしょうか。
高品質なアンケートの特徴は、下記の3点です。
- 選択肢のモレやダブりがない
- データを数値化できている
- 質問が明確にされている
選択肢のモレやダブりがない
高品質なアンケートの特徴は、まず選択肢にモレやダブりがないことです。選択肢にモレやタブりがあると、自分の意思をどのように回答すればいいのかがわからなくなってしまいます。
また、収集したデータにも偏りが生じてしまいます。アンケートを作成する際には、設問すると同時に選択肢もリスト化して作成をしましょう。
データを数値化できている
データを数値化できるアンケートも高品質なアンケートです。記述式の回答の方が、明確なユーザーの意見が集まるかと思いきや、必ずしもそうとは限りません。
すべての質問が記述の質問になると離脱率も下がりますし、回答をデータ化するのに膨大な時間がかかってしまいます。
顧客満足度調査をしたい場合に「この商品にどれくらい満足していますか?」と質問し、5つのレベルで回答をすると、データを数値化して分析がしやすくなります。
質問が明確にされている
質問は明確に定義されていることが重要です。なぜなら、明確に質問がされていないと回答者が質問の内容を正しく理解できず、正しいデータを集められない可能性があるからです。
アンケートを実施する前には、丁寧にリサーチを行い、具体的な文章で質問をしましょう。
高品質なアンケートの作成方法【手順ごとに解説】
高品質なアンケートの特徴の知識を深められたところで、実際にアンケートの作成手順を解説していきましょう。
高品質なアンケートを作成するためには、下記の5つの工程が必要です。
- アンケートを行う目的を明確にする
- アンケートの調査対象者を決める
- アンケートの期間や集計方法を決める
- アンケートの設問を設定する
- アンケートを実際に作成する
STEP1:アンケートを行う目的を明確にする
アンケートを作成する前には、必ずアンケートの目的や目標を明確にしておく必要があります。
アンケートの目的や目標を定めておくのは、高品質なアンケートを作成するための土台です。
アンケートの目的や目標が定まっていなければ、内容にブレが生じるだけでなく、最終的に「本当に必要なデータを集計できていなかった…」なんてことにもなる可能性も否定はできません。
STEP2:アンケートの調査対象者を決める
アンケートの目的と目標を明確にしたら、アンケートを実施するターゲット層を絞っておきましょう。
「男性」に実施するのか「女性」に実施するのか、また20代の方なのか、60代以上の方なのかを選定しましょう。
ターゲット層によって、アンケートの実施方法が異なるだけでなく、アンケートの中での言葉使いや設問の内容も変わってきます。
STEP3:アンケートの期間や集計方法を決める
ターゲット層を絞れたら、アンケートの期間や集計方法を設定しましょう。一般的にアンケートの実施期間は1ヵ月から2ヵ月程度といわれています。
アンケートの実施期間が長くても存在を忘れられる可能性がありますし、短くてもユーザーに負担がかかってしまうからです。
またアンケートの集計方法が、ターゲット層に合った方法を選ぶ必要があります。例えば、幼少期からデジタル技術に触れている20代の方へのアンケートに手書きや郵送のアンケートを実施すると、回答率が低くなることが予想されます。
反対に、60代以上のスマートフォンやパソコンに慣れていない世代へのアンケートにQRコードを活用したアンケートを実施するとどうでしょう。
デジタル回避によって、アンケートの回答率が下がることがイメージできます。それぞれの世代に応じたアンケート方法の選定が、回答率を向上させるポイントです。
STEP4:アンケートの設問を設定する
アンケートの方法が選定できたら、実際に質問の内容を考えていきましょう。スムーズにアンケートを作成するためには、アンケートで集めたいデータの質問をすべて洗い出すことからはじめます。
聞きたい質問をすべて洗い出してから、本当に必要な質問なのか、内容が被っている質問はないかなどから整理していきましょう。
高品質なアンケートを作成するためには、アンケートの流れも重要なポイントになります。
聞きたい質問をただ並べるのではなく、ユーザーがスムーズに答えられる流れに並べ替えも行う必要があります。
STEP5:アンケートを実際に作成する
質問の選定と、並べ替えができたら、実際にアンケートを作成していきましょう。
選定したターゲット層をイメージしながら、下記の方法で作成できます。
- 紙媒体
- WEBなどツールを利用する方法
とにかく早く簡単に、安全性が高く高品質なアンケートフォームをつくりたい方には、弊社の「formrun」がおすすめです。
まずは、無料でフォームをつくって試してみてください。
さらに詳しくアンケートの作成方法について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> 【簡単】アンケートの作り方とは?おすすめのアンケートテンプレートを紹介!
アンケートとは?アンケートの概要に関してよくある質問
最後にアンケートを作成する際に、よくある質問をまとめてみました。気になることがある方は、参考にしてみてください。
アンケートを強制にして回答を義務付けるメリットはありますか?
アンケートを強制にして回答を義務付けるメリットはあります。ユーザーは絶対に答えなければならないため、回答率が100%になるのはメリットの1つです。
ユーザーは自分の経験や意見をアンケートの中で、必ず回答しなければならない環境になっているので、未回答など無駄なデータを収集する手間が省けます。
ただし、強制にするとデメリットがあるのも事実です。100%の回答率にはなりますが「とりあえず」で回答された内容が集まる可能性もあります。
また、イベント参加後のアンケートが強制だった場合に、アンケートを面倒に感じたせいでリピート率が下がることもあるでしょう。
アンケートに記名欄を設けるメリットはありますか?
アンケートに記名欄を設けるメリットはあります。匿名のアンケートだと、誰が回答しているのかがわからないことをいいことに、適当に回答をするユーザーがいる可能性も否定はできません。
しかし、記名欄を設置すると、自分の回答に責任を持つ必要があります。そのため、滅茶苦茶な回答をするユーザーは、無記名のアンケートに比べて少なくなる傾向があります。
ただ記名欄を設けると、デメリットな意見が言いにくくなる可能性も否定はできません。ネガティブな意見こそ、改善点であるにも関わらず、集まらないのはデメリットです。
また、個人情報の取り扱いにも細心の注意を払う必要があるでしょう。
formrunは、ISO 27001 (ISMS)の取得やSSL/TTLSの採用など、最高水準のセキュリティ対策が施されたフォーム作成ツールです。
これまでに情報漏洩などのセキュリティに関するトラブルは一切起きておらず、その信頼性は抜群です。
安心して個人情報を預けることができるため、セキュリティを重視する方に強くおすすめです。
フォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!
formrunには以下の特徴があります。formrunを利用するメリットは下記の4点です。
- テンプレートが豊富
- EFO(フォーム最適化)に役立つ
- 問い合わせ管理までできる
- セキュリティが高い
テンプレートが120種類以上ある
formrunは、テンプレートが豊富なのが特徴です。120種類以上のテンプレートが揃っているため、幅広い業種や用途に合わせたフォームに対応できます。
▼formrunのテンプレート一覧はこちらからご確認ください
EFO(フォーム最適化)に役立つ
EFO(フォーム最適化)に役立てられることもformrunに移行するメリットの1つです。ユーザーに親切なフォームを作成するために必要なEFO機能が、formrunには搭載されています。
例えば以下のような機能です。
- リアルバリデーション機能
- 住所補完機能
- フリガナ自動入力機能
- 全角入力の自動半角化
ユーザーが入力をストレスに感じないようなフォームを作成できるため、ユーザーの離脱を防止が可能です。
▼formrunのEFO機能について詳細はこちらからご確認ください
顧客管理まで活用できる
formrunを活用すれば、顧客管理まで対応できます。formrunが活用できるのは、フォーム作成のみではありません。
問い合わせフォームを活用するなら、抜け漏れがないように対応しなければなりませんが、問い合わせから顧客管理まで一括して可能なツールです。
また、formrunは対応状況をステータス別に管理できるのもメリットです。未対応・対応中・対応済み・商品発送済みなど、ステータスは自社が管理しやすいように設定できます。
▼formrunの顧客管理機能はこちらご確認ください
セキュリティ対策が万全
セキュリティが高いのもformrunの魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など対策がとられています。
フォームを活用する際は、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティは必須です。
▼formrunのセキュリティの詳細はこちらをご確認ください
高品質のアンケートとは何かを考えながら作成しよう!
アンケートを実施する目的は、主に「商品やサービスの改善をするため」と「顧客の満足度を向上させるため」の2つがあげられます。
その目的を達成するためには、いくつかの手順を踏まなければなりません。また、アンケートをどのような形で実施するのかも、回答率をあげるために重要なポイントです。
ユーザーにとって回答がしやすいアンケートは、どのような内容なのか、何度もテストを行いながら作成を進めていきましょう。
また、記事の中でformrunの特徴も紹介をしました。プログラミングの知識がない方でも、フォームの作成ができ、テーマに合わせて多数のテンプレートの中から選択ができるのもformrunだからこそです。
基本料金は無料ですが、作成できるフォーム数やファイル総容量、使用できる機能に制限があります。
有料プランは14日間無料で使用できるため、まずはFREEプランや有料プランの無料期間で試してみるのがおすすめです。
formrunのことをもう少し詳しく知りたい方は、こちらの公式ホームページをご参照ください。