Contact Form 7のスパム対策とは?迷惑メールや悪用されない設定方法を紹介

contactform7

Contact Form 7は、プログラミング不要でWordPressにフォームを作成できるプラグインです。

しかし、Contact Form 7で作成したフォームから、スパムメールが届いて困っている方もいるでしょう。

Contact Form 7をそのまま使ってしまうと、スパムメールが送信されるリスクがあります。適切なスパム対策を行えば、Contact Form 7のフォームからのスパムメールを防ぐことが可能です。

本記事では、Contact Form 7のスパム対策を行う3つの方法と、それぞれの設定手順を解説していきます。

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さらに、チームメンバーごとのアクセス権限の設定も対応しており、社内からの情報漏洩対策も充実しています
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フォームランのセキュリティ対策が詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
>>フォームランのセキュリティ対策とは?

Contact Form 7との違いを比較したい方は、下記のページをご覧ください。
>> formrunとcontact form7の違いは?

Contact Form 7ではスパム対策を行う必要がある

Contact Form 7ではスパム対策を行う必要がある

Contact Form 7では、氏名・住所・電話番号といった個人情報を入力するため、個人情報を悪用されないためのスパム対策が必要です。Contact Form 7はスパム対策を行っていない場合、 管理者はスパムメールの被害を受け、ユーザーにまで被害が及んでしまう可能性があります。Contact Form 7の標準機能ではセキュリティ対策が不十分です。

セキュリティ対策を行っていない場合、下記の被害を受ける可能性があります。

  • 個人情報が漏洩する
  • サイトが改ざんされる
  • スパムメール内のリンクをクリックしてウイルスに感染する

このような被害を管理者とユーザーが受けないために、Contact Form 7ではスパム対策が必要です。

Contact Form7でセキュリティ対策をしたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> Contact Form 7でセキュリティ対策する方法は?

Contact Form 7で設定可能なスパムメール対策3選

Contact Form 7で設定可能なスパムメール対策4選

それでは、Contact Form 7で設定可能なスパムメール対策を解説します。具体的なスパム対策の方法は下記の4つです。

  • コンタクトフォームにチェックボックスを設置する
  • Google reCAPTCHA(リキャプチャ)を使用する
  • スパム対策プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用する

上記の方法の中で簡単なものはコンタクトフォームにチェックボックスを設置する方法方法です。

一方で、Google reCAPTCHA、スパム対策プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用する方がより安全性の高いスパム対策ができます。

予想されるスパムメールの被害にあわせて、スパム対策の方法を選択しましょう。

対策①コンタクトフォームにチェックボックスを設置する

Contact Form 7の標準機能を使用して、コンタクトフォームにチェックボックスを設置する方法は4つの対策の中で最も簡単な設定方法です。チェックボックスを設置すると、 チェックボックスにチェックを入れないとフォームを送信できなくなります。しかし、スパム対策としては効果が薄いでしょう。

最低限のスパム対策として、まずコンタクトフォームにチェックボックスを設置しましょう。

対策②Google reCAPTCHA(リキャプチャ)を使用する

Google reCAPTCHAは、Googleが提供する フォームの不正利用やスパムメールを防止するシステムです。データの送信者が人間であることをチェックする機能が備わっています。Contact Form 7はGoogle reCAPTCHAに公式に対応しています。

具体的なGoogle reCAPTCHAの機能は下記の通りです。

  • スパムボットから送られてくる不正なメールやアクセスを自動的にブロック
  • 自動的にユーザーの挙動をチェック

現在、Google reCAPTCHAの最新バージョンは「reCAPTCHA v3」です。使用料金は基本無料です。

対策③スパム対策プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用する

Contact Form 7でスパム対策プラグイン「 Akismet Anti-Spam」を使用する方法は設定に少し手間がかかります。しかし、スパムメールを自動的に専用のフォルダに振り分けてくれるため、管理の手間が減ります。具体的な「Akismet Anti-Spam」の機能は下記の通りです。

  • スパムコメントを防止できる
  • 一定のロボットによるスパムメールを防止できる
  • 送信前の確認を行える

また、WordPress「Akismet Anti-Spam」は、はじめから導入されています。 そのため、安心して使用できるプラグインです。

Contact Form 7にチェックボックスを設定したスパム対策方法

>Contact Form 7にチェックボックスを設定したスパム対策方法

それでは、最も簡単なスパム対策であるContact Form 7にチェックボックスを設置する方法から紹介します。

具体的な手順は下記の通りです。

  1. Contact Form 7でスパム対策したいフォームの編集画面を開く
  2. 「submit ”送信”」ボタンの真上にカーソルを合わせ、メニューバーにある「承認確認」タグをクリック
  3. 設定画面で同意条件の文章を記入してタグを挿入する

以上の操作を行えば、Contact Form 7にスパム対策用のチェックボックスを設置できます。

Google reCAPTCHA(リキャプチャ)を使用したスパム対策方法

Google reCAPTCHA(リキャプチャ)を使用したスパム対策方法

続いて、Google reCAPTCHA(リキャプチャ)を使用したスパム対策方法の手順をご紹介します。具体的な手順な手順は下記の通りです。

  1. Google reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーを入手する
  2. Contact Form 7に実装する

それでは、各手順について詳しく解説します。

STEP①Google reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーを入手する

まず、Google reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーを入手します。具体的な手順は下記の通りです。

  1. Google reCAPTCHAのサイトにアクセスし、画面右上の「v3 Admin console」をクリック Google reCAPTCHAにアクセス
  2. 表示される画面に従って、Google reCAPTCHAを設置するサイト情報を入力し、送信をクリック サイト情報の入力
  3. サイトキーとシークレットキーをコピーする サイトキーとシークレットキーをコピーする

STEP②Contact Form 7に実装する

続いて、Google reCAPTCHAをContact Form 7に実装します。具体的な手順は下記の通りです。

  1. WordPressサイドバーの「お問い合わせ」から「インテグレーション」を選択し、「インテグレーションのセットアップ」をクリック インテグレーションをクリック
  2. 先ほどコピーした「サイトキー」と「シークレットキー」をペーストし、「変更を保存」をクリック 「サイトキー」と「シークレットキー」をペースト
  3. 設定に問題がなければ、下図のようにreCAPTCHAが表示される

以上の操作を行えば、Google reCAPTCHAを使用したスパム対策は完了です。

更に詳しくreCAPTCHAの設置方法について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>> Contact Form 7のreCAPTCHA設定方法について徹底解説!

プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用したスパムの対策方法

プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用したスパムの対策方法

プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用したスパムの対策の手順を解説します。具体的な手順は下記の通りです。

  1. プラグインの有効化&アカウント設定
  2. APIキーの発行&WordPressに貼り付け
  3. Contact Form 7に実装

STEP①プラグインの有効化&アカウント設定

Akismet Anti-SpamはWordPressに最初から追加されているプラグインです。まずは、WordPressのプラグインメニューで、Akismet Anti-Spamを有効化します。

有効化したら、Akismet Anti-Spamの公式サイトにアクセスしてアカウント設定を行います。アカウント設定の手順は、以下の通りです。

  1. トップ画面の「Get started with Akismet」をクリック 「Get started with Akismet」をクリック
  2. 利用プランから、無料で使えるプラン「Get Personal」をクリック 無料で使えるプラン「Get Personal」をクリック
  3. 画面上部のカーソルを一番左まで移動させて「¥0/YEAR」に設定し、チェックボックスをすべてチェックして「Continue with personal subscription」をクリック 必要事項の設定
  4. メールアドレス・出身国・郵便番号を入力し「Continue to payment」をクリック 「Continue to payment」をクリック
  5. 同じ画面の下部にある、「Complete Chaeckout」をクリック 「Complete Chaeckout」をクリック

STEP②APIキーの発行&WordPressに貼り付け

上記の手順が完了すると、Akismet Anti-SpamからAPIキーが発行されます。

Akismet Anti-SpamからAPIキーが発行されます

発行されたAPIキーは、登録したメールアドレスにも送られているので、万が一表示されたWebページを閉じても問題ありません。

発行されたAPIキーをWordPressに貼り付ける方法は、以下の通りです。

  1. WordPress管理画面の「設定」から「Akismet Anti-Spam」をクリック
  2. 表示された画面の下部にある「手動でAPIキーを入力」をクリック
  3. 「APIキーを入力」にコピーしたAPIキーをペーストし、APIキーを使って接続するをクリック

STEP③Contact Form 7に実装する

最後に、「Akismet Anti-Spam」をContact Form 7に実装します。具体的な手順は下記の通りです。

  1. WordPress管理画面の「お問い合わせ」から「インテグレーション」をクリック
  2. 表示されている画面の「Akismet」下部に「Akismet is active on this site」という表記があることを確認する
  3. Contact Form 7でスパム対策をしたいフォームの編集画面を開き、名前・メールアドレス・Webサイトのタグ内に、下記のコードを追加する

    名前:akismet:author
    (記述例:[text* your-name akismet:author])
    メールアドレス:akismet:author_email
    (記述例:[email* your-email akismet:author_email])
    Webサイト:akismet:author_url
    (記述例:[text your-url akismet:author_url])

以上の操作を行えば、プラグイン「Akismet Anti-Spam」を使用したスパム対策は完了です。

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Contact Form 7は、WordPressで手軽にフォームが作成できます。しかし、スパム対策を含めたセキュリティ対策は自身で行う必要があり、ビジネス利用では不安を感じる方も少なくないでしょう。

弊社のフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」は、そうした懸念に応える法人レベルのセキュリティ体制を整えています。

  • reCAPTCHAによるスパム対策を標準搭載
  • アクセス元を限定できるIPアドレス制限・ドメイン制限
  • ログイン時の2段階認証・SSO対応
  • ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得による運用体制の信頼性
  • アクセス履歴・操作ログの取得で内部監査にも対応

もちろん、通信はすべて暗号化(HTTPS)され、フォームに保存される情報も安全に保護されます。

さらに、管理者権限でチームごとの編集・閲覧設定が可能なため、社内の情報ガバナンスを徹底できます。

社内外へのフォーム共有を安全に行いたい方や、個人情報の管理責任を担う立場の方には、ぜひformrunをお試しください。

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フォームランのセキュリティ対策が詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
>>フォームランのセキュリティ対策とは?

Contact Form 7との違いを比較したい方は、下記のページをご覧ください。
>> formrunとcontact form7の違いは?

Contact form 7でトラブルが発生する原因とその対処法

Contact form 7でトラブルが発生する原因とその対処法

Contact form 7では下記のトラブルが発生することがあります。

  • Contact Form 7でGoogle reCAPTCHA(リキャプチャ)が表示されない
  • WordPressのコメント昨日からスパムが届いたときの対処法

これらのトラブルが発生する原因と対処法を詳しく解説します。

Contact Form 7でGoogle reCAPTCHA(リキャプチャ)が表示されない原因と対処法

Contact Form 7でGoogle reCAPTCHAが表示されない場合、下記の原因が考えられます。

  • Contact Form 7で古いバージョン「reCAPTCHA v2」を使用している

「reCAPTCHA v2」はバージョンが古いため、正常に機能しないことがあります。その場合、最新バージョンである「reCAPTCHA v3」にアップデートすれば、Google reCAPTCHAは正しく表示されます。

Contact Form 7でGoogle reCAPTCHAを設定する方法についてはこちらをご覧ください。
>> Contact Form 7のreCAPTCHA設定方法について徹底解説!

WordPressでコメント昨日からスパムが届く場合の対処方法

>WordPressでコメント拒否の設定をするスパム対策方法

Contact Form 7のフォームからスパムが届くのを防げても、WordPressのコメント機能からスパムが届く可能性があります。

その場合は、WordPressのコメント拒否機能を活用します。具体的な手順は下記の通りです。

  1. WordPressを開く「設定」をクリック
  2. 「ディスカッション」をクリック
  3. 「コメント内で許可されないキーワード」の欄に許可しないキーワードを記載(キーワードは単語ではなく文章で設定しましょう。単語を設定すると、悪意の無いユーザーのコメントが拒否されてしまうケースが発生します。)

以上の操作を行えば、WordPressでコメント拒否の設定をするスパム対策は完了です。

適切なスパム対策でContact Form 7のフォームを安全に運用しよう

本記事では、Contact Form 7のスパム対策を行う方法を解説しました。今回紹介した方法を実践すれば、Contact Form 7のフォームからスパムメールが送信されるリスクを軽減できます。

フォームのスパム対策を行っていなければ、 ウイルスへの感染や個人情報の漏洩といった被害にあう可能性があります。スパム対策は管理者とユーザーを守るために重要であるため、あらかじめ設定しておきましょう。

しかし、ビジネス用途では自身でスパム対策をするだけでは、フォームのセキュリティ対策に不安を抱く方もいるでしょう。

スパム対策を含めたContact Form 7のセキュリティに不安を感じている方は、ビジネス利用に特化したフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。

formrunはreCAPTCHAによるスパム対策を標準搭載しており、パスワード・IPアドレス・ドメイン制限などのアクセス制御に加え、送信データの暗号化操作ログの記録・閲覧管理など、Contact Form 7では実現しづらい高度なセキュリティ機能が充実しています。

さらに、管理者と編集者など権限を分けたチーム運用にも対応しており、機密性の高いフォームでも安心して利用できます。

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