お問い合わせフォームや申し込みフォームでは、ユーザーが回答を途中まで入力し、後から入力を再開するケースがあります。
Googleフォームでは、入力の自動保存機能が備わっています。ただし、利用する際にはいくつか注意点を理解しておく必要があります。
本記事では、Googleフォームで入力途中の回答を保存する方法や注意点を解説します。Googleフォームの設定内容に迷っている方は、ぜひご参照ください。
▼formrun(フォームラン)なら回答の途中離脱を防げる!
Googleフォームは手軽に使える反面、回答データの途中保存や入力補助機能に制限があります。
formrunには、住所を自動で補完する機能やフリガナや全角・半角の自動整形など、入力をスムーズに行える機能が多数搭載されています。
回答者が途中で離脱するリスクを下げ、関東完了率を高めるフォームを作成したい方は、ぜひformrunの利用もご検討ください。
formrunの入力補助機能を詳しく知りたい方はこちら
>> フォーム最適化機能(EFO)で離脱率を大幅改選!
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Googleフォームで入力途中の回答は自動保存される条件

Googleフォームでは、オンラインの状態であれば、入力途中の回答は30日間自動保存されます。
Googleフォームでは入力途中の回答は自動保存されるため、自動保存が成功していると、フォーム回答画面の右上に「下書きを保存しました」と表示されます。

ただし、この自動保存機能は、回答者がGoogleアカウントでログインしていることが条件です。
回答者がGoogleアカウントを保有していないことはもちろん、保有していてもログインしなければ、入力途中の回答は自動保存されません。
入力途中の回答が自動保存できることは、Googleフォームの回答率を上げる重要な要素です。
しかし、その条件がGoogleアカウントのログインであるため、ログインに手間や抵抗を感じさせたりすると、逆に回答率を下げてしまう可能性があります。
特にビジネス用途では、顧客獲得のために回答者の入力負担を極力下げることが重要です。
そのため、Googleフォームの回答にGoogleアカウントのログインを求めるかどうかは、慎重に検討する必要があります。
▼ ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、回答途中保存の機能はもちろん、自動入力補助機能や受付上限設定などGoogleフォームでは設定できない機能がついています。詳細は以下の記事をご覧ください。
Googleフォームで入力途中の回答が消える原因

Googleフォームでは入力途中の回答が自動保存されますが、フォームに保存済みの回答が消えてしまう場合があります。
その原因は、管理者が以下の操作を行った際に発生します。
- 特定の質問項目を削除した
- 質問の選択肢を変更した
- フォームの条件分岐の条件を変更した
- ユーザーのフォームへのアクセス権を削除した
上記のような原因で入力途中の回答が消えてしまった場合、回答者は再度最初からGoogleフォームに回答を入力する必要があります。
【管理者向け】Googleフォームの回答データの保存方法

ここでは、Googleフォームの管理者向けに回答データの保存方法を解説します。
基本的に、Googleフォームの回答データはGoogleフォーム編集画面の「回答」メニューで自動保存されます。

この回答メニューでは、回答結果が質問ごとにグラフ表示されたり、回答者ごとの回答内容が個別で確認できます。
回答の保存・閲覧だけであれば、Googleフォームの標準機能で十分ですが、回答データの集計・分析を行いたい場合は、以下の保存方法を活用するのがおすすめです。
- 回答データをGoogleスプレッドシートに保存する
- 回答データをPDF形式・CSVファイルで保存する
回答データをGoogleスプレッドシートに出力して保存する
1つめの保存方法として、回答データをGoogleスプレッドシートに出力する方法を解説します。
具体的な手順は下記の通りです。
- Googleフォームで「回答タブ」を開く
- 「スプレッドシートにリンク」をクリック
- 「新しいスプレッドシートを作成」または「既存のスプレッドシートを選択」にチェックを入れる
- 「作成」をクリック
以上の作業を行えば、回答データをGoogleスプレッドシートに保存できます。
この手順で作成したGoogleスプレッドシートは、Googleドライブのマイドライブ上に保存されます。必要に応じてフォルダを作成してデータを整理しましょう。 また、ユーザーから新たな回答が送信されると、スプレッドシートに自動更新されるため、常に最新の回答データが確認可能です。
Googleフォームをスプレッドシートに連携する詳しい方法についてはこちらの記事をご覧ください。
>> Googleフォームをスプレッドシートに連携する方法とは?
回答データをPDF形式・CSVファイルに出力する方法
続いて、回答データをPDF形式・CSVファイルで保存する方法を解説します。
具体的な手順は下記の通りです。
- フォーム上部の「回答タブ」をクリック
- フォーム右上の「︙」をクリック
- PDF出力するなら「すべての回答を印刷」、CSVに出力するなら「回答をダウンロード(CSV)」を選択する
- PDF出力では、表示された画面の送信先を「PDFに保存」に変更し、「保存」をクリックする
以上の作業を行えば、回答データをPDF形式またはCSVファイルで出力されます。
ビジネス用フォーム作成ツール「formrun」では、SlackやSalesforceなどの外部連携機能が充実しています。詳細については以下の記事をご覧ください。
>> フォームランの外部ツール連携について詳しく見る
Googleフォームでの回答完了率が伸びない理由

Googleフォームは無料で手軽にフォームを作成できるため、多くの方に利用されています。
しかし、「回答率を上げたい」「入力完了までスムーズに進めてもらいたい」といった場合には、少し物足りなさを感じるのではないでしょうか。
たとえば、入力中にミスを防ぐリアルタイムチェックや、住所などの自動補完、途中離脱を防ぐための入力支援機能などは、Googleフォームでは対応していません。
また、入力途中の内容を保存するにはGoogleアカウントへのログインが必要です。ログインしていないユーザーの回答途中のデータは消えてしまい、再度回答するのは面倒と思われるかもしれません。
つまり、せっかくフォームを設置しても、スムーズに入力できなかったり途中から回答が再開できなかったりして、フォーム回答率が下がってしまう可能性があります。
「もっとスムーズに入力してもらえるフォームを作りたい」
「できるだけ多くの人に回答してもらいたい」
そのような悩みをお持ちの場合には、 専用のフォーム作成ツールを検討してみるがおすすめです。
フォーム回答率を上げたいなら「formrun」がおすすめ!

弊社のフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」には、回答者がスムーズにフォームを回答できる「 フォーム最適化(EFO)機能」が搭載されています。 formrunのEFO対策では、以下の機能が利用可能です。
- 入力補助機能
- 離脱率の可視化
- 項目ごとの記入率・離脱率の分析
それぞれの機能を1つずつ解説してきます。
入力補助機能
フォーム入力時のミスや手間は、離脱の大きな要因になります。formrunには、ユーザーの負担を軽減するための入力補助機能が多数備わっています。

たとえば、郵便番号から住所を自動補完する機能や、名前のフリガナ自動入力機能、入力中にその場でエラーを知らせるリアルタイムバリデーションなどがあり、スムーズな入力体験を提供します。
こうした入力支援によって、途中離脱を防ぎ、最後まで回答してもらえるフォームを実現できます。
離脱率の可視化
フォームのどこで離脱されているのかを把握することは、改善への第一歩です。
formrunでは、フォーム全体の離脱率を可視化できるレポート機能が搭載されており、直感的なグラフでフォームの改善点を見つけられます。

「どの端末で離脱が多いか」「どの時間帯に途中離脱が増えているか」などのデータも確認できるため、具体的な対策を講じることができます。
項目ごとの記入率・離脱率の分析
ormrunでは、各項目ごとの記入率や離脱率も個別に分析できます。
たとえば、「電話番号の入力で離脱が多い」「自由記述欄で記入が止まっている」など、ユーザーがつまずいている箇所を特定できるため、不要な項目の見直しや表現の調整など、細かな改善が可能です。


こうしたデータに基づいた改善を繰り返すことで、より離脱の少ない、ユーザーに優しいフォームへとブラッシュアップできます。
フォームの回答率を高めるためには、ただ設置するだけでなく、「入力しやすさ」にこだわることが重要です。
formrunのEFO対策を行えば、ユーザーに寄り添ったフォームが作成でき、回答率の最大化が狙えます。
Googleフォームでは実現が難しいEFOも、formrunならワンクリックで導入可能です。
まずは無料で、高機能なフォームを作成してみてください。
formrunのEFOの詳細はこちら
>> EFO対策で離脱率を大幅改善
入力途中の回答が自動保存される条件を理解してGoogleフォームを運用しよう

本記事では、ユーザー向けにGoogleフォームで入力途中の回答を保存する方法と管理者向けに回答データを保存する方法などを解説しました。
Googleフォームでは、回答者がGoogleアカウントにログインしていれば、入力途中の回答は30日間自動保存されます。
逆にいえば、回答者がGoogleアカウントにログインする手間を取らないと、入力途中の回答は自動保存されません。
ビジネス用途では回答者の入力負担を極力下げることが重要なため、Googleフォームのこの仕様は、むしろ回答率を下げる要因になり得ます。
また、Googleフォームには下記のデメリットがあります。
- デザインの自由度が低く、Googleフォームだとすぐに分かってしまう
- 回答後の顧客管理機能が不十分
- 自動返信メールは回答データしか送れない
そのため、ビジネスにおけるフォーム運用は、 フォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」がおすすめです。
Sansan、BASE、hey、DMMなど幅広い規模の企業に導入されており、無料で自社に最適なフォームが作成可能です。実際、formrunユーザーの7割がGoogleフォームから乗り換えています。
Googleアカウントなら30秒で登録完了するので、ぜひこの機会にformrunをお試しください。