Googleフォームで日付の回答をもらうには?カレンダーなしの対処法

googleform

Googleフォームには日付の入力欄を設定でき、予約受付やスケジュール調整など幅広い用途に活用されています。

ただ、指定した日付や特定の期間で選んでもらう方法が分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Googleフォームの日付設定を行う方法を画像を用いて解説します。


日付回答を柔軟に対応したいなら「formrun(フォームラン)がおすすめ!

フォーム作成ツール「formrun」では、曜日指定やフォームアクセス日からの日付指定など、日付回答を柔軟に調整できるフォームが作成可能です。

「フォームの候補日を毎回手動で変えるのは面倒…」という方は、ぜひformrunをお試しください。

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【注意】Googleフォームはカレンダーアプリと連携した日付設定はできない

Googleフォームはカレンダーアプリと連携していない

Googleフォームでは、日付の入力させる質問を作成可能です。ただし、カレンダーアプリと連動して空き日程を自動反映させる機能は備わっていません。

予定が埋まっている日を除外したり、直近の1週間だけを選べるようにしたりといった柔軟な日付設定はできません。

たとえば面談や予約受付のように、リアルタイムの空き状況に応じて日程を選ばせたい場合は、スケジュールが変更するたびに日付を手動で修正する必要があります。

カレンダー連携による日付の動的な制御ができない点は、Googleフォームの制限のひとつといえます。

Googleフォームの日付回答方法① 「日付」項目で自由に選択してもらう

ユーザーに日付を自由に選択してもらう場合であれば、Googleフォームの「日付」という質問項目を使えば、日付設定を行うことが可能です。

Googleフォームで新規質問を追加し、
質問の種類を「日付」に設定すれば、カレンダーから日付が選べるようになります。

Googleフォーム 日付

また、右下の縦に並んだ三点マークから、「時刻も不決める」にチェックが入れると、日付だけでなく時間も回答させられます。

日付の時刻設定

ただし、Googleフォームで「年を含める」のチェックが外れていると、カレンダーの入力ができなくなる点にご注意ください。

以上の設定を行うことで、下図ようにカレンダーでの日付選択が可能です。

Googleフォーム 日付

誕生日など、日程を自由に選んで欲しいときには、日付の質問項目でカレンダーから入力してもらう方法がおすすめです。

Googleフォームの日付回答方法② プルダウンで指定の日付を設定する

特定の日付から選択して欲しい場合は、プルダウンという質問項目を活用するのが有効です。プルダウンの選択肢に候補日を入れていきます。

まず、Googleフォームに新規質問を追加し、質問の種類をプルダウンに変更します。

Googleフォーム 日付

左側に出てくる「選択肢を追加」と書かれている欄に、候補日を入れていきます。

Googleフォーム 日付

設定が終わってから、回答画面を開くと、プルダウンからの入力ができるようになっています。

面談やレッスンなど、複数の候補日を指定して欲しい場合は、先ほど作成したプルダウンの質問をコピーし、質問タイトルに「第1希望」「第2希望」と追加します。

Googleフォーム 日付

質問を追加することで、下の画像のように、回答画面で第1希望、第2希望を選んでもらえるようになります。

Googleフォーム 日付

これでプルダウンを活用した、特定の日付を回答させることが可能です。

カレンダーアプリと連携したフォーム作成ならformrunがおすすめ!



フォーム作成ツール「formrun」では、下記のように日付の選択方法を柔軟に変える機能が搭載されています。

  • 選択可能な曜日の制限
  • 選択可能な期間の直接指定
  • フォームアクセス日を基準とした期間指定
  • 日程調整ツール「bookrun」と連携した日程調整

「平日だけ選んでほしい」「来週の月〜水の間だけに限定したい」といった日付の制御を行いたい場合、formrunなら直感的な操作で設定可能です。

日付制限以外にも、Googleフォームでは対応していない様々な機能が利用できます。今回、その主な機能をピックアップして紹介します。

フォーム最適化(EFO)機能が使える

formrunには、フォーム入力を最適化するEFO機能が搭載されています。

例えば、以下のような機能が利用できます。

  • 住所補完機能
  • フリガナ自動入力機能
  • 全角入力の自動半角化
  • リアルバリデーション機能

EFO機能があれば、ユーザーの入力ストレスを軽減し、離脱を防止つつ回答率を上げることが可能です。

実際、formrunのEFO機能を活用した企業のなかには、formrun通過率を2倍改善した事例があります。

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formrunのセキュリティを見てみる

テンプレートが120種類以上ある

formrunでは、120種類以上のテンプレートが用意されており、用途に合わせて最適なフォームをすぐに作成できます。

申込・予約・アンケート・採用エントリーなど、さまざまな目的のフォームを用意しており、初心者でも完成度の高いフォームを用意することが可能です。

わざわざ質問事項をイチから考えなくても、豊富なテンプレートから選んでカスタマイズすれば、理想のフォームを素早く完成できます。

formrunのテンプレート一覧を見たい方はこちら

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顧客管理まで活用できる

formrunではフォーム作成だけでなく、
フォーム回答で集まった顧客情報を一括管理できます。

顧客の対応状況をカンバン方式で管理でき、顧客のステータス状況をひと目で確認できます。

管理画面サンプル

そのため、チームでフォーム解凍後の顧客管理の抜け漏れを防ぎ、業務効率化を図ることが可能です。

formrunの顧客管理機能の詳細が知りたい方はこちら

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formrunのセキュリティを見てみる

セキュリティ対策が万全


セキュリティが高いのもformrunの魅力のポイント
です。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制など対策がとられています。

フォームを活用する際は、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティは必須です。

formrunのセキュリティの詳細が知りたい方はこちら

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以上、formrunの主な機能を解説しました。

Googleフォームはシンプルで便利なツールですが、日付の制限や入力補助、回答データの運用管理など、ビジネス活用では対応が難しい場合があります。

formrunなら、フォームを活用したビジネスシーンで必要な機能を取り揃えています。

無料プランもご用意していますので、気軽にお試しください。

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日付を自動で更新させる設定方法

Googleフォームの標準機能では候補日の調整は手動で行う必要がありますが、GAS(Google Apps Script)を活用すると、プルダウンの日付を自動で更新可能です。

今回は、当日から7日間の候補日を自動で更新する方法を紹介します。

まず、下の画像のように選択肢に西暦を入れて今日の日付から7日間分の日付を入力します。

Googleフォーム 日付

Googleフォームの右上の縦に並んだ3点をクリックし、スクリプトエディタを選択してください。

Googleフォーム 日付

以下のスクリプトをコピーして、Googleフォームのスクリプトエディタにペーストしてください。


  function updateDropdownDates() {
  // フォームを取得
  const form = FormApp.getActiveForm();
  const items = form.getItems(FormApp.ItemType.LIST);
  
  // 「日付を選んでください」というタイトルの質問を探す
  const dateQuestionTitle = "日付を選んでください";
  let dateItem = null;
  
  for (let i = 0; i < items.length; i++) {
  if (items[i].getTitle() === dateQuestionTitle) {
  dateItem = items[i].asListItem();
  break;
  }
  }
  
  if (!dateItem) {
  throw new Error("対象のプルダウン質問が見つかりませんでした。フォームの質問タイトルが「日付を選んでください」になっているか確認してください。");
  }
  
  // 明日から7日間の日付リストを作成
  const options = [];
  const today = new Date();
  
  for (let i = 1; i <= 7; i++) {
  const targetDate = new Date(today);
  targetDate.setDate(today.getDate() + i);
  const formattedDate = Utilities.formatDate(targetDate, Session.getScriptTimeZone(), "yyyy/MM/dd(E)");
  options.push(formattedDate);
  }
  
  // プルダウンの選択肢を更新
  dateItem.setChoiceValues(options);
  }
  

スクリプトエディタに元々入っているスクリプトは、消してペーストします。

また、上のスクリプトは、回答する時点で「明日から1週間の日付を表示する」ために書かれたものです。

スクリプトのコピペが終わったら、上部のバーの保存アイコンをクリックしてください。

Googleフォーム 日付

上の写真の赤で囲った部分です。
その後、上部バーの「実行」をクリックします。

Googleフォーム 日付

「実行」をクリックしたとき、「承認が必要です。」というポップアップが出てくるので、「権限を確認」を選択してください。

また別のポップアップが出てきます。英語で表示されていたら、左下の「English(United States)」を、「日本語」に変更してください。

Googleフォーム 日付

使用するGoogleアカウントをクリックしてください。

Googleフォーム 日付

ページ下部の「許可」をクリックします。

Googleフォーム 日付

最初の画面に戻り、「実行」されます。

「実行」が完了するまで待った後、設定画面に戻ったとき、曜日が表示されていたら成功です。

Googleフォーム 日付

ここまででGASの設定が終わったので、次に、毎日日付が変わったときに、選択肢を更新するためのトリガーを設定します。

Apps Scriptの左側にマウスカーソルを合わせると出てくる、編集メニューから「トリガー」をクリックします。

Googleフォーム 日付

「結果がありません。」という画面が出てきたら、「新しいトリガーを作成します。」をクリックします。

トリガーの「イベントのソースを選択」を「時間主導型」、「時間ベースのトリガーのタイプを選択」を「日付ベースのタイマー」にして保存をクリックしてください。

Googleフォーム 日付

上の画像の赤で囲った部分が、変更したところです。

「時刻を選択」は、デフォルトのまま「午前0時~1時」にしておいてください。

保存をクリックしたとき、承認を求めるポップアップが出るので下の手順で承認します。

英語で表示されていたら、左下の「English(United States)」を、「日本語」に変更してください。

Googleフォーム 日付

使用するGoogleアカウントをクリックしてください。

Googleフォーム 日付

ページ下部の「許可」をクリックします。

Googleフォーム 日付

最初の画面に戻るので、「保存」をクリックすると完了です。

これで、Googleフォームの通知をSlackで受け取る準備が、すべて完了しました。
翌日、Googleフォームの設定画面を開いて確認してください。

Googleフォーム 日付

上の画像のように、最初の設定から1週間の日付が1日ずつずれて表示されていたら成功です。

入力しやすい日付回答でフォームを作成しよう

Googleフォームでは、カレンダーやプルダウンで日付の入力をある程度コントロールできます。

ただし、用途によっては「候補日の制限がしづらい」「自動更新の設定が手間」「スマホでカレンダーが表示されない」といった課題も出てきます。

こうした日付回答の設定を簡単、かつ柔軟に管理したいと感じた方には、formrunの活用がおすすめです。

formrunでは、あらかじめ選択肢を限定した日付入力や、カレンダー付きの日程調整をテンプレートから簡単に作成できます。

フォームアクセス日から特定の候補日を表示させるといった、Googleフォームでは実現が難しい柔軟な設定も可能です。

ビジネスで柔軟な日付回答のフォームが必要な方は、ぜひformrunを活用してみてください。