凝ったデザインのLPは、Webサイトやブログなどを作る際に世界中で使われているWordPressでも作成できます。
WordPressには、テーマ(HTMLやCSSを使わずにサイト全体のデザインを作れるフォルダー)とテンプレート(テーマの一部でありデザインの型)があるため、自社が作りたいLPの再現が可能です。
しかし、コーディングなどの専門知識がないとWordPressを使いこなせるか不安になってしまいますよね。
そこで本記事では、WordPressでLPを作成したいと考えている方に向けて自社に合ったテーマや選び方や、メリット・デメリットをお伝えします。
作りたいLPのイメージを膨らませつつ、どのような手順を踏めばいいかを理解しましょう。
手間なくデザイン・機能にこだわったLPを運用したい方におすすめなのは、formrunです。直感的な操作で自社の思い描くデザインを再現できます。
専門知識がなくても安心!充実のサポート体制でLP作成に取り組めます。
【合わせて読みたい記事】
>>formrunの独自ドメインフォームで簡易LPを作成!効果計測する方法
目次
LPにおすすめなWordPressテーマの選び方
WordPressのテーマを選ぶ際に考慮したいポイントは、以下の3つです。
・料金体制をチェックする
・効果測定機能の有無をチェックする
・デモ版で使いやすさをチェックする
それぞれ解説します。
料金体制をチェックする
WordPressのテーマは商品によって、支払い方法が異なります。主な料金体制は月払い・年払い・買い切りの3種類です。
月払い・年払いは、短期間しかテーマを使用しない場合におすすめできます。一方、長期間にわたってテーマを利用する場合、買い切りのほうが費用を抑えられることがあるため、よく内容をチェックしましょう。
今後も定期的にLPを作成する予定であれば買い切りか年払い、今回限りであれば月払いを選択してすぐに解約すれば、予算を抑えられます。
効果測定機能の有無をチェックする
より多くのユーザーに届くLPの作成・運用をしたい場合、効果測定の機能が搭載されているテーマを選ぶのがおすすめです。
導入したテーマに元から測定機能があれば、LPと自動的に連携されているためデータ集計が容易です。
テーマ毎にGoogle Analytics・Google Search Consoleと連携できるものや、ABテストが搭載されているなどの特徴があるため、自社に最適な効果測定の方法はどれかを基準にテーマを選んでください。
デモ版で使いやすさをチェックする
テーマ探しをする際は、デモ版をダウンロードして事前に操作感を確認しましょう。ツール導入後に、想定と違うなどといったトラブルが発生しないためです。
「カスタマイズ自由」と謳っている場合もテーマによって、カスタム可能な範囲は異なります。デモ版や無料版がある場合は、どの範囲まで自由なのか、試しに使ってみて確認してください。
業態問わず使えるLP作成におすすめなWordPressテーマ7選
業態問わずLP作成に使用できるテーマは、以下の7つです。
1.OOPS!
2.LP Creator
3.LIQUID LP
4.My song
5.Emanon Pro
6.DROP
7.FAMOUS
スピーディーにLPを作成できる「OOPS!」
OOPS!を使うと、成約率の向上が目指せるLPを少ないリソースで制作できます。
ワンカラム構成(サイトバーのないページレイアウト)のシンプルなデザインが特徴です。決まったレイアウトでテキストや画像を入れ替える作りのため、ユーザーに情報を伝えやすくアクションを促せます。
搭載されている機能は、モバイルフレンドリーや、ABテスト、インプレッション・クリック数・クリック率計測機能など計40個です。ユーザーサイドと制作者サイドを考慮した機能が充実しています。
LP制作を複数回する予定だったり、制作にあまりリソースを割けなかったりする企業におすすめです。
【OOPS!】
価格(税込):21,780円
トライアルあり:30日間
デザイン設計の自由度が高い「LP Creator」
デザインのブロックが豊富でデザイン設計の自由度が広いのが特徴のLP Creator。
2024年12月20日時点では全35種類のブロックがあり、随時デザインを追加される予定です。
LP制作の機能だけでなく、売上アップに役立つ機能付きです。
セール価格の販売に期限をつけ購買意欲を高めるカウントダウン機能は購買意欲を高める売り上げ施策に役立ちます。効果測定ができるABテストなども搭載されているため、修正・改善をしながらより効果的な施策に取り組めます。
3年間有効の「特別ライセンス」に22,000円(税込)で加入すれば、第三者のアクセスの許可が可能です。グループ企業や子会社と一緒にLPを作成したいと考えている企業におすすめします。外注でLP作成を依頼したい場合にも役立つテーマです。
【LP Creator】
価格(税込):18,700円
※ 3年間ごとの「特別ライセンス 22,000円(税込)」に加入すれば、第三者のアクセスの許可が可能
サンプルページの編集で作成も可能「LIQUID LP」
ゼロからデザインを考えるのは苦手だけどLPを作成したい方におすすめなのは、LIQUID LPです。
サンプルページと呼ばれるフォーマットを元に、自社に最適な編集ができます。ブロックを選択してゼロからデザインを作り上げることも可能です。
SEO施策のための機能(TITLE/H1/METAタグなどの内部対策など)やソーシャル連携機能があるため、専門知識がなくても多くのユーザーの目に届きやすいLPを作れます。
利用機能などに応じた3段階の料金プランが用意されているので、自社にあった料金形態でSEO内部対策を実施したい方向けのテーマです。
【LIQUID LP】
価格(税込):16,280円〜
無料サポート:30日間(メール対応)
おしゃれなLPが簡単に作成できる「My song」
My songは、コーディング知識のない初心者でもおしゃれなLP制作ができるテーマです。
集客に必要な機能を最低限に絞り搭載することで、PRしたい自社商品・サービスを明確にアピールできるデザインを実現しています。
SEO内部対策やレスポンシブデザインなどの機能付きで、ユーザーファーストのページ表示が可能です。
関連記事の自動表示機能を使えば、サービスを詳しく理解して愛着を持ってくれるファン作りに挑戦できます。
My songは、シンプルなデザインで自社商品・サービスをアピールしつつ、温度感の高いユーザーと出会いたい企業におすすめです。
【My song】
価格(税込):11,000円
※2024年12月20日時点はセール価格9,999円(税込)で提供中
無料サポート:30日間(メール対応)
Emanon Blocksでブロックエディタの拡張が可能「Emanon Pro」
ブロックエディタを拡張して、文章や画像の挿入でより自社のオリジナリティを出したい方には、Emanon Proがおすすめです。
Emanon Blocksでプラグインを購入して、既存の機能に追加で欲しい機能の連携ができます。
標準搭載されている機能はSEO内部対策・サイト表示速度の改善や、CTA設置・カラム数などのレイアウト変更があります。
集客力向上のための対策に加えて、SEO施策で活躍する機能が多いテーマです。
リーズナブルな価格帯でもSEO施策を重視したい企業に向いています。
【Emanon Pro】
価格(税込):9,800円
※無料版(Emanon Free)あり。Emanon Pro購入前にお試しで利用してみるのもおすすめ。
必要コンテンツ搭載済みでカスタマイズも自由「DROP 」
DROP には、プラン・Q&A・レビュー・プランといったLPに欠かせない要素がはじめから搭載されています。
カスタマイズの幅が広く、コンテンツの場所を自由に設定できる強みを持ちます。自社のカラーを活かしたオリジナリティの高いLPをデザインしたい方におすすめです。
OOPS!を開発した会社がリリースしているテーマで、搭載されている機能はOOPS!と同様40個に上ります。
CTA計測機能・グラフ・チャート機能などでデータの集計が可能です。具体的な数値をわかりやすく可視化できるため、ユーザーに向けて納得感のある説明で商材の魅力を伝えられます。
制作・SEOのための機能・効果測定機能が欲しい、グラフ・チャートを挿入したい企業におすすめのテーマです。
【DROP】
価格(税込):29,700円
ビジュアル重視のインパクトあるデザインが特徴「FAMOUS」
ビジュアル重視で印象的なデザインのLPを作りたい方におすすめなのは、FAMOUSです。動画を用いた動きのあるLPが特徴で、ファーストビューで内容が把握できるデザイン設計が施されています。
FAMOUSは、多くの人気テーマ(OOPS!・DROP など)を開発している会社が提供しており、LP作成・運用や修正改善に役立つ機能が搭載されています。
お客様の声やQ&A・制作実績に加え、自社が紹介したい内容を挿入できるフリースペースが用意されているデザイン設計で、独自性のあるLPを作りたい企業におすすめです。
【FAMOUS】
価格(税込):28,380円
特化型LP作成におすすめなWordPressテーマ3選
LPのデザインや役立つ機能は、自社がどの業界に所属しているかによって変化します。業態に特化したLP制作におすすめのWordPressテーマは、以下の3つです。
• LIQUID APP
• TENJIKU
• VENUS
アプリのLP専用WordPressのテーマ「LIQUID APP」
アプリのダウンロードを促すことを目的としたLPの作成に適しているのは、LIQUID APPです。
プレビューをチェックしながらアプリ情報の挿入が可能です。テーマカラーやレイアウトの設定もできます。
YouTube動画をヘッダーにアップロードができるため、アプリの使い方・特徴・メリットなどを映像で伝えられます。
LIQUID APPは、累計50,000ダウンロード(2024年現在)を誇るテーマです。プロダクト・リード・サービスの3種類のページがセットで提供されているため、自社に最適なデザインを編集してすぐに公開までの手順を踏めます。
【LIQUID APP】
価格(税込):16,280円〜
※プランは3種類あり。自社の必要機能に応じて選択できます。
導入サポート:30日間のメール対応
飲食業界に特化したWordPressのテーマ「TENJIKU」
高画質の写真を使って料理や店内の様子を伝えたい飲食業界におすすめなテーマは、TENJIKUです。
画像を多く入れられるようなレイアウトでたくさんのメニューを掲載したり、臨場感のある厨房や店内の様子で高級感を演出したりして飲食店の魅力を伝えられます。
親ページでは、お子様メニュー・ランチ・ディナーメニューなど異なるメニューページの統合が可能です。メニューをユーザーに見てもらえ、店選びに悩んでいるユーザーに寄り添ったLPを作成できます。
TENJIKUは、WordPressTCD(WordPressのテーマを数多く開発している会社の有料テーマのシリーズ)のため、必要な機能が過不足なく搭載されています。
公式サイトや実店舗の中でメニューを見ているような没入感のあるLPを作りたい飲食企業に向いているテーマです。
【TENJIKU】
価格(税込):37,180円
ファッション業界に特化したWordPressのテーマ「VENUS」
VENUSは、ファッション業界に特化したテーマです。シンプルでモノクロなデザインがシックな高級感を演出します。
ブランドページのフォーマットも用意されていて、商品画像や特徴・価格などの説明を掲載できます。実際の商品を見せることでユーザーの購買意欲を掻き立てられる点が特徴です。
ローディング画面の設定や、商品の関連記事を一覧表示する仕組みなど、全40個の機能が搭載されています。
パンフレットのようなLP制作をしたいファッション業界の方におすすめのテーマです。
【VENUS】
価格(税込):19,800円
WordPressでLPをつくることのメリット・デメリット
WordPressでLPをつくることのメリット・デメリット、どのような場合におすすめなのかをお伝えします。
WordPressでLPをつくることのメリット
WordPressでLPをつくるメリットは以下の4つです。
1.検索で上位表示されやすい
2.作成後の手直しも自社で簡単に可能
3.初心者でも簡単にLPが作れる
4.基本的にデザインの自由度が高く独自性を築ける
一つずつ解説します。
検索で上位表示されやすい
WordPressのLPに特化したテーマは、SEO内部対策が施されているものが多い傾向です。LPもSEO記事と同様に、多くの方の目に触れてもらうには、検索エンジンで上位に表示された方が有利ではあります。
SEOの機能が実装されていれば、SEOの作業が省けます。LPの制作や運用のリソースをできる限り抑えたい企業は、WordPressを使って制作するのがおすすめです
作成後の手直しも自社で簡単に可能
WordPressは、オンライン上ですぐにLPを手直しできる点が便利です。
例えば、外注したLPがイメージと異なったり、避けるべきワードが入っていたりしたとしても、WordPressにログインすれば文章や画像の差し替えなども自社で臨機応変にできます。
したがって、修正を迅速に自社で行えるように体制を整えておきたい場合は、WordPressを使ったLP制作がおすすめです。
初心者でも簡単にLPが作れる
WordPressにはテーマやテンプレート、プラグインなどデザインの型が用意されているため、初心者でも簡単にLPが作れます。
企業問わずおすすめのものや、業態に特化したテーマもあるため、デザイン設計やレイアウト設計に時間を取られにくい点も魅力です。
社内にコーディングに詳しい従業員がいなくても本格的なLPが制作できるため、外注費を抑えたい企業に最適です。
基本的にデザインの自由度が高く独自性を築ける
WordPressのLPに特化したテーマは、プラグインやテーマを新たに追加してデザインの型を増やせます。
業態に特化したテーマもあり、デザインのカスタマイズが幅広く独自性のあるLPを作れます。したがって、デザインやレイアウト設計にこだわり独自性を追求したい企業は、WordPressを用いたLP制作がおすすめです。
WordPressでLPをつくることのデメリット
WordPressでLPをつくることのデメリットは以下の3つです。
1.準備に手間がかかる
2.独自性が強いデザイン作成はスキルが必要
3.技術サポートの依頼は難しい
では、一つずつ解説します。
準備に手間がかかる
WordPressでLPを制作するには、サーバー契約やドメイン取得、初期設定など準備項目が複数あります。
思い立ったタイミングですぐにLP制作とはいかないため、初心者の場合は難しいかもしれません。もし、サイトの立ち上げに必要な準備をするのが苦手な方しかいない場合は、おすすめできません。
独自性が強いデザイン作成はスキルが必要
WordPressのテーマやテンプレートはデザインやカスタマイズできる範囲が広いものはありますが、独自性が強いデザイン作成はなかなか作れません。
型は決まっているため、どうしてもこれまでにないような強い独自性のあるLPは作りにくくなります。独自性を強めたいのであれば、コーディングの知識は必須なので、専門家に依頼しましょう。
技術サポートの依頼は難しい
WordPressはサイトの立ち上げや操作方法などのサポートはあっても、技術サポートは基本的にありません。
したがって、効果的なLPを制作するための技術は個人のスキルにかかっています。LP運用の知識や効果測定の知識を詳しい方に依頼するかもしくは個人で勉強をしていくしかありません。
勉強するための時間が取れない場合は、専門家に依頼しましょう。
もっと簡単にLPを作るなら「formrun」がおすすめ!
「外注費用は出せないけれど自社でLP作成できるか不安」という方にはformrunがおすすめです。
formrunは独自ドメインフォームを使用して簡易LPを作れます。LPを制作した後のABテストやGoogle Tag Managerを設置した効果測定も実施できるため、成約につなげられる効果的なLP制作が可能です。
formrunなら、直感的な操作でLPを簡単に作成でき、充実したサポート体制があるので、初心者でも安心です。準備の手間もかかりません。formrunでLPをつくってみてください。
formrunでLPを簡易的に作成したい方はこちらを参考にしてください。
>> formrunの独自ドメインフォームで簡易LPを作成!効果計測する方法