StripeとPayPalは、どちらも世界中で多くの方に利用されている有名な決済サービスです。
これから決済サービスの導入を検討している方の中には、StripeとPayPalのどちらを利用すべきか悩んでいる方も多くいると思います。また、それぞれにどのような違いがあるのか気になっている方も少なくありません。
どちらが適しているのか判断するためには、StripeとPayPalの魅力をそれぞれ理解するのが大切です。
そこで今回は、StripeとPayPalの決済方法などの違いを比較し、導入するメリットやデメリットを解説します。
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目次 [非表示]
Stripeとは?

Stripeとは、2011年に設立され2016年に日本でサービスを開始したオンライン決済サービスです。
クレジットカード決済やGooglePayなどの支払いに、Stripeのプラットフォームから対応しているため、簡単に利用できます。さらに、135以上の通貨に対応しているため、グローバルに利用可能です。
Stripe内で決済をでき、日本ではクレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込・デジタルウォレットなどの決済に対応しています。
PayPalとは?

PayPalとは、1998年に設立されたオンライン決済サービスです。
Stripeと同様に、グローバルに利用できるオンライン決済サービスとして有名で、200ヵ国以上の国と地域で利用可能です。さらに、利用者数も3億人を超えており、全世界の2,400万店舗以上で利用できます。
利用する際は決済用のクレジットカードや銀行口座を登録するだけで、簡単に送金や支払いが可能です。また、ECサイトなどでクレジットカード情報を入力する必要がないため、安心して利用できます。
StripeとPayPalの違いを比較

StripeとPayPalの違いは、主に以下の通りです。
Stripe | PayPal | |
手数料 |
|
|
審査 | 業種によって異なる | 幅広い業種で利用できる |
国際取引 | 135位上の通貨に対応している | 200ヵ国以上、2,400万店舗以上で利用できる |
セキュリティ対策 |
| PCI DSS基準に従い、同様の暗号化技術を使用 |
それぞれ解説します。
手数料
StripeとPayPalの手数料は、それぞれ以下の通りです。
Stripe | PayPal | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料 |
決済手数料 | 3.6% |
|
入金手数料 | 無料 |
|
返金手数料 | 無料 | 無料 |
(参考元:価格・料金体系について|Stripe(あらゆる規模のビジネスに対応する料金体系))
(参考元:PayPalの送金・振込・出金手数料|個人向け|PayPal(ペイパルの手数料))
審査
Stripeの審査はPayPalと比較すると少し厳しく、業種によっては利用できないケースがあります。
Stripeが利用できない業種は、主に以下の通りです。
- アダルトコンテンツ
- コンテンツ制作プラットフォーム
- 金融サービス
- ギャンブルビジネス
- マリファナビジネス
- 医療品ビジネス
- 旅行ビジネス など
PayPalは、Stripeと比較すると審査がゆるくなっており、幅広い業種で利用できます。
そのため、Stripeを事業者利用したい企業で審査が通らない場合は、PayPalの審査を受けてみてください。
(参考元:よくあるご質問|Stripe support (禁止 / 制限付き業種のリスト ))
国際取引
Stripeの国際取引に関する特徴は、主に以下の通りです。
- 135以上の通貨に対応しており、通貨変換も簡単にできるため、気軽にグローバル利用できる
- 海外での買い物や通貨変換などすべて一律で手数料は3.6%に設定されている
PayPalの国際取引に関する特徴は、主に以下の通りです。
- PayPal:200ヵ国以上で利用でき、全世界2,400万店舗以上で利用できるため、Stripeよりもグローバル対応している
- ただ、Stripeより通貨返還手数料が4%と高く設定されており、決済手数料と入金手数料も国内より少し高い
お得にグローバル利用したい方はStripe、より多くの国と地域で利用したい方はPayPalがおすすめです。
セキュリティ対策
Stripeは、主に以下のセキュリティ対策を実施しています。
- AES-256ビット暗号化などの高度な暗号化方式を使用し、PCI DSSに完全準拠
- 機械学習ベースの不正検知ツール「Stripe Radar」による不正行為を検知・防止
(参考元:Stripe のセキュリティ|Stripe Documentation(組み込みに関するセキュリティガイド))
PayPalは、主に以下のセキュリティ対策を実施しています。
- PCI DSS基準に従い、同様の暗号化技術を使用した取引データの保護
- TLS(Transport Layer Security)や機械学習による不正検知などによるユーザー情報の保護
(参考元:PayPalの安全性・セキュリティ性(ペイパルのセキュリティシステム))
Stripeを導入する3つのメリット

Stripeを導入するメリットは、主に以下の通りです。
- 購入者側の会員登録が不要
- 年中無休でサポート対応してもらえる
- ダッシュボードが見やすく管理しやすい
それぞれ解説します。
購入者側の会員登録が不要
Stripeは、購入者側の会員登録がなくても販売者側が会員登録をしていれば決済が可能です。また、アカウント作成は販売者のアカウントだけで運用でき、購入までの手続きもスムーズに実行が可能です。
そのため、決済時の離脱防止にもつながります。
PayPalでは、購入者側と販売者側のどちらも会員登録が必要になるため、購入者側に少し手間がかかります。
そのため、すぐに導入して決済サービスとして利用したい方は、Stripeがおすすめです。ただし、クレジットカードの登録とメールアドレスの入力は必要なため、忘れずに行いましょう。
年中無休でサポート対応してもらえる
Stripeは、年中無休でサポート対応しているため、いつでも安心して利用できます。
多くの企業が営業していない年末年始や祭日でも、すぐに不安や疑問などの対応をしてくれるため、問題解決までの時間がほとんどかかりません。さらに、サポートは日本語をはじめとした6ヵ国語での対応が可能です。
問い合わせ方法は、電話やメール、チャットなどさまざまな方法から行えるため、適した方法を選択できます。また、サポート体制は、PayPalも同様にグローバル対応しており日本語対応しています。
ダッシュボードが見やすく管理しやすい
ダッシュボードが見やすく管理しやすいのもStripeのメリットの1つです。
Stripeのダッシュボードでは、支払い履歴の検索や返金作業、不審請求への対応ができます。さらに、iOSとAndroidのどちらのOSにも対応しているため、どのデバイスからでも決済や通知が可能です。
アクセス制限を設けて管理すれば、限られた人物以外からのアクセスを防止できるため、セキュリティ性も担保できます。
Stripeのダッシュボードは、PayPalをはじめとしたさまざまな決済サービスの中でも特に見やすいため、ダッシュボード管理を重視する方にはおすすめです。
Stripeを導入するデメリット

Stripeを導入するデメリットは、主に以下の通りです。
- 決済手数料が返金されない
- APIドキュメントが英語表記になっている
Stripeは、決済手数料が返金されないため、元の決済手数料分を差し引いた額のみが返金されます。PayPalではあれば支払いを受け取ってから最長180日以内なら、全額または一部の返金に対応可能です。
さらに、日本語サポートや管理画面の利用など便利な機能が多くありますが、APIドキュメントは英語表記になっているため、英語が読めない方には使いづらさを感じるでしょう。
そのため、PayPayよりも使いづらさや機能面での不満を覚える可能性があります。
PayPalを導入する3つのメリット

PayPalを導入するメリットは、主に以下の通りです。
- セキュリティ性が高いから安心して利用できる
- 買い手保護制度があるから安心して買い物できる
- 個人での送金が簡単にできる
それぞれ解説します。
セキュリティ性が高いから安心して利用できる
PayPalは、セキュリティ性が高いため、安心して利用できます。
取引データはすべて暗号化されており、不正検知によるユーザー情報の保護も徹底しているため、不正アクセスや情報漏洩の心配がほとんどいりません。また、すべての取引が24時間、365日体制でモニタリングされています。
そのため、世界中の店舗やオンラインショップでの買い物を安心して気軽に楽しめます。
セキュリティ性は、Stripeも同様に取引データの暗号化や不正行為を検知・防止をしているため、どちらも安心して利用可能です。
買い手保護制度があるから安心して買い物できる
PayPalには、買い手保護制度があるため、安心して買い物を楽しめるようになっています。
買い手保護制度とは、主にPayPalで購入した商品・サービスに問題が生じた際に、一定の条件を補償する制度です。
PayPal買い手保護制度は、取引において、以下の問題が生じた場合に適用されることがあります。
|
(引用元:PayPal買い手保護制度)
この制度は、PayPal独自の制度でありStripeをはじめとした多くの決済サービスにはないため、PayPalの大きなメリットでもあります。
そのため、より安全に買い物を楽しみたい方はPayPalがおすすめです。
個人での送金が簡単にできる
PayPalは、友人や知人などの個人間での送金が簡単にできます。
例えば、店舗で割り勘をする際に会計金額の端数を気にせずに簡単に送金できるため、小銭を持っていない場合でも簡単に端数も含めた割り勘が可能です。
個人間での送金は、お互いにPayPayアカウントを持っている必要がありますが、アカウント登録をするだけで普段のお買い物の手間が省けます。また、個人間での送信ができる機能はStripeには実装されていません。
そのため、気軽にお金のやり取りをしたい方は、PayPayを利用してみてください。
PayPalを導入するデメリット

PayPalを導入するデメリットは、主に以下の通りです
- 通貨為替手数料が4%と割高になっている
- 後払いや分割払いに対応していない
PayPalは、グローバル利用ができる決済サービスですが、通貨為替手数料が4%とStripeよりも手数料が高くなります。また、Stripeと違い後払いや分割払いができないため、高額な買い物には不向きです。
決済手数料と入金手数料も海外では国内より少し高い傾向にあります。
そのため、利用手数料や支払い方法を考慮した上でPayPalを利用しましょう。
StripeとPayPalどっちがいいですか?

StripeとPayPalには、それぞれメリットとデメリットがあり、人によって利便性や使い勝手が異なります。さらに、どちらもグローバルに利用できる決済サービスであり、さまざまな決済方法への対応が可能です。
そのため、各種手数料や支払い方法、セキュリティ性などを考慮して選ぶのがおすすめです。また、どちらを利用するか決められずに悩んでいる方は、以下のポイントを考慮してみてください。
- できるだけ手数料を抑えてお得に利用したいならStripe
- グローバル利用を重視してできるだけ多くの場所で利用したいならPayPal
ぜひ参考にしてみてください。
決済サービスとの連携ができるフォーム作成ツール「formrun」もおすすめ!

決済サービスとの連携ができるフォーム作成ツール「formrun」の特徴は、主に以下の通りです。
- 豊富なメール機能
- 決済フォームで使えるテンプレートが豊富
- 万全のセキュリティ
それぞれ解説します。
豊富な決済機能
クレジットカード・コンビニ・口座振替・PayPay等の豊富な支払い方法がそろっているため、様々な決済方法で商品やサービスを購入することができます。 スマホからでも申し込みやすい決済フォームを作成できるだけでなく、 サブスク決済に対応しているため、スクールやジムの月謝支払いなどのさまざまな支払いをスムーズに行えます。
決済フォームで使えるテンプレートが豊富
formrun(フォームラン)は、120種類以上のテンプレートが用意されています。
アンケートフォームで使えるテンプレートは16種類あり、主に顧客アンケート、イベント・セミナーアンケート、社内アンケートなど用途に合わせたテンプレートが選べます。
formrunのテンプレートはそのまま利用できるリッチな見た目で、用途に合わせて必要な設問が最適な順番で配置されているため、設問タイトルを少し修正するだけで簡単に高クオリティのフォームを作成可能です。
テンプレートの設問に項目の追加・削除・順番の変更等もワンクリックで簡単に修正できます。
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万全のセキュリティ
セキュリティが高いのもformrun(フォームラン)の魅力のポイントです。「ISO 27001 (ISMS)」の認証取得やプライバシーマークの付与認定、SSL/ TLSによる暗号化通信、24時間365日のサーバー監視体制などさまざまな対策がとられています。
フォームは、名前や住所、メールアドレスなど重要な個人情報を取り扱います。ユーザーに安心してフォームを利用してもらうためにも、フォームのセキュリティはとても重要です。
安全なフォーム運用や個人情報の取り扱いは、顧客からの信用に大きく影響するため、セキュリティーを重視している方にはformrunの利用がおすすめです。
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StripeとPayPalはどちらもグローバル利用に適した決済サービスであり、豊富な機能や幅広い決済対応が可能です。また、セキュリティ性やサポート体制も充実しているため、安心して利用できます。
そのため、どちらの決済サービスを利用すべきか悩んでいる方も少なくありません。
これからStripeかPayPalのどちらを利用すべきか検討している方は、利用する目的やそれぞれのメリット・デメリットなどを考慮して選んでみてください。
また、決済サービスと連携するなら「formrun」がおすすめです。
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